新潟 独り酒

アイリッシュパブに行くならギネスビールがいい、駅前楽天地のバー 〆のラーメン

駅前楽天地の静かなバーでクラフトビール

アイリッシュパブを出た後、行きつけの店で閉店まで長居してしまった。時間は深夜２時。これからやっている店となれば数は限られてくる。そもそもこの時すでにぐでんぐでんになっていた僕はふらふらと駅前楽天地に向かっていた。

　駅前楽天地、、、新潟駅万代口を出て左の繁華街の奥深く昭和の香り漂う看板？ゲート？が通りの頭上に掲げてある。駅前からは若干離れておりなんだか通りにある店舗の扉はどれも重く入りにくい雰囲気があると感じるのは僕だけだろうか。そんな中以前訪れた事のある店に自然と足が向いていた。

　店名が書かれた重たげな扉は開けていいのかなとちょっと不安になってしまうが、開けると狭い店内ながらカウンターの席は一席だけ残して他は埋まっていた。いい時間なのに混んでるなと思いながらカウンターに座る。飲み物を聞かれたがあまりにふわふわしてたのでメニューもしっかり見れない。抑制の無い声でおすすめでぇ！と頼んでしばらく待つと、
「湘南ゴールドです」（だったはず）
と明るい黄金色の液体が目の前に置かれた。この状態でさらにアルコールを体にくべて大丈夫なんだろうかと思っているはずなのに体は正直。
置かれたグラスに手を伸ばし一口味わうとさっぱりしながらとても強い柑橘系の風味、甘くないオレンジジュースのような味わいだった。すっきりした味のおかげで少し正気を取り戻した僕は落ち着く為にたばこに火を付け一息入れる。満席だった店内は僕ともう一人、女性のお客さんを残すだけになった。しかもなんだか女性は常連の方のようで店長さんと良い雰囲気で話している。かっこつけな僕は軽くタバコを吸い終わるとグラスを空にして店を後にした。

さてと今日は後１店舗いけるか。
かなり酔いが進んでいる。
だけど。
最後に。　
ラーメンが食べたい。