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その壱.幼少期編
【友達は図書室】
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私が幼少期から中学2年まで住んでいた田舎街
H県Y市はこれまで書いた通り
びっくりするほどの過疎地だった。
一番近くの同級生の家まで車で約30分
近所に年上の先輩はいたが
なかなか一緒に遊ぶ機会はない。
夏休みになろうものなら本当に毎日
大自然が友達だった。
そんな中で唯一の楽しみが
夏休み前に図書室で借りる本たち。
夏休みに限って5冊ほど借りることが出来るので
私は小説から図鑑、漫画で読む日本の歴史など
何冊も分厚い本を借りていた。
確か先生が特別に更に数冊借りてもいいよと
許可をくれたので
10冊くらいは借りていたかも知れない。
中でもお気に入りはコナン・ドイルの小説
シャーロック・ホームズシリーズは
片っ端から読み漁り
次に夢中になったのが
チャレンジャー教授なる登場人物が主役の
「失われた世界」
こちらはいわゆる「ジュラシックパーク」に
通じる恐竜を探しに行く物語で
小学生の私の冒険心を大きく揺さぶった。
今でも大変好きな作品であり
いつか2次創作で
続編すら書いてみたいとすら思っている。
恐竜に関してはいわゆるジュラ紀や
白亜紀はもちろんのこと
カンブリア期からデボン期、3畳期と言った
古生代にも関心を持つようになった。
他にも「◯◯のひみつ」的な学習漫画
この本のおかげで動物、魚、昆虫、鳥など
生き物に詳しくなったり
またとんでもないほどの雑学を
知識として得ることが出来た。
他にも一種類の動物に特化した写真メインの本や
日本の歴史を漫画で読めるシリーズなど
途轍もない情報量と教養を図書室から学んだ。
田舎暮らしで人と関わる機会が少なかった弊害からか
人見知りなのはなかなか治らなかったが
こうしてかけがえのない知識を得られたのは
今となっては本当によかったと思っている。
長期休みの時だけでなく
普段の昼休みや放課後も図書室にはよく行っていた。
今でも古書を販売しているお店で
古びた雑誌の匂いを嗅ぐと
あの頃を思い出して懐かしい気持ちになる。
あ、念のためお断りしておきますが
友達が少ない、と言うのは
私のパーソナリティーに
問題があるというわけではなく
人口が少ないので
必然的に友人が増えないのですよ(笑)
H県Y市はこれまで書いた通り
びっくりするほどの過疎地だった。
一番近くの同級生の家まで車で約30分
近所に年上の先輩はいたが
なかなか一緒に遊ぶ機会はない。
夏休みになろうものなら本当に毎日
大自然が友達だった。
そんな中で唯一の楽しみが
夏休み前に図書室で借りる本たち。
夏休みに限って5冊ほど借りることが出来るので
私は小説から図鑑、漫画で読む日本の歴史など
何冊も分厚い本を借りていた。
確か先生が特別に更に数冊借りてもいいよと
許可をくれたので
10冊くらいは借りていたかも知れない。
中でもお気に入りはコナン・ドイルの小説
シャーロック・ホームズシリーズは
片っ端から読み漁り
次に夢中になったのが
チャレンジャー教授なる登場人物が主役の
「失われた世界」
こちらはいわゆる「ジュラシックパーク」に
通じる恐竜を探しに行く物語で
小学生の私の冒険心を大きく揺さぶった。
今でも大変好きな作品であり
いつか2次創作で
続編すら書いてみたいとすら思っている。
恐竜に関してはいわゆるジュラ紀や
白亜紀はもちろんのこと
カンブリア期からデボン期、3畳期と言った
古生代にも関心を持つようになった。
他にも「◯◯のひみつ」的な学習漫画
この本のおかげで動物、魚、昆虫、鳥など
生き物に詳しくなったり
またとんでもないほどの雑学を
知識として得ることが出来た。
他にも一種類の動物に特化した写真メインの本や
日本の歴史を漫画で読めるシリーズなど
途轍もない情報量と教養を図書室から学んだ。
田舎暮らしで人と関わる機会が少なかった弊害からか
人見知りなのはなかなか治らなかったが
こうしてかけがえのない知識を得られたのは
今となっては本当によかったと思っている。
長期休みの時だけでなく
普段の昼休みや放課後も図書室にはよく行っていた。
今でも古書を販売しているお店で
古びた雑誌の匂いを嗅ぐと
あの頃を思い出して懐かしい気持ちになる。
あ、念のためお断りしておきますが
友達が少ない、と言うのは
私のパーソナリティーに
問題があるというわけではなく
人口が少ないので
必然的に友人が増えないのですよ(笑)
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