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痛み
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マスターにはバカにされたが、最近、俊とはイイ感じだった。
今までは二週間程度に一度の逢瀬だったのに、最近は五日、三日と呼び出される機会が増えた。
とうとう俺との関係を考えてくれ始めたのか!! と俺は舞い上がっていた。
いつにもまして、俊は激しかった。
この前会ったのは三日前。それなのに我慢できないとばかりに、ラブホの部屋に入った途端、壁に押し付けられて口づけられた……
キスは好きだ……恋人気分にさせてくれる……
互いの服を脱がせあう……ネクタイを解くのが好きだった……
背広を床に落とし、ネクタイを解いて、シャツをはだける……
そうして、体を沈めると俊のモノに唇を這わせながら、ズボンを脱がせて……
みるみるうちに硬度を増したそれは、俺のモノをも硬くした……
見上げると俊は、いつもポケットに用意しているというゴムの袋を口を使って破ると、早々に装着を始めた。
まだ舐め足りない俺は少々不満に思いながら立ち上がる。
「後ろ向け……」
切羽詰まった声での命令に、恐々従う。
嫌な予感は的中で、俊は背後からいきなり挿入を始めた……
ゴムに塗られたジェルだけの滑りで挿れるのだから、そこを使い慣れていない俺には、ただただ痛みをもたらすだけの行為だ。
「痛い……痛いって! 俊……」
泣き言を言ってみるが、聞く耳は持たない様子だった……
自分の欲望だけに夢中の俊に、俺の意見はどうでもいい……
マスターの、ばっかじゃないの。という声が聞こえた気がした……
分かってるさ、俊は俺のことなんかなんとも思っちゃいない……
だからこんな乱暴な真似ができるんだ……
でも、それでもいいからそばにいたい俺がいる……
尽くす女は大事にされないって雑誌に書いてあったけど、そうなんだろうな。って思う……
俺はいつだって誰かに恋をしていて、でもいつも片思いで……
付き合ったとしてもいつも、裏切られて終わった……
痛みがあるのはそこだけじゃない……心も痛んでいた……
今までは二週間程度に一度の逢瀬だったのに、最近は五日、三日と呼び出される機会が増えた。
とうとう俺との関係を考えてくれ始めたのか!! と俺は舞い上がっていた。
いつにもまして、俊は激しかった。
この前会ったのは三日前。それなのに我慢できないとばかりに、ラブホの部屋に入った途端、壁に押し付けられて口づけられた……
キスは好きだ……恋人気分にさせてくれる……
互いの服を脱がせあう……ネクタイを解くのが好きだった……
背広を床に落とし、ネクタイを解いて、シャツをはだける……
そうして、体を沈めると俊のモノに唇を這わせながら、ズボンを脱がせて……
みるみるうちに硬度を増したそれは、俺のモノをも硬くした……
見上げると俊は、いつもポケットに用意しているというゴムの袋を口を使って破ると、早々に装着を始めた。
まだ舐め足りない俺は少々不満に思いながら立ち上がる。
「後ろ向け……」
切羽詰まった声での命令に、恐々従う。
嫌な予感は的中で、俊は背後からいきなり挿入を始めた……
ゴムに塗られたジェルだけの滑りで挿れるのだから、そこを使い慣れていない俺には、ただただ痛みをもたらすだけの行為だ。
「痛い……痛いって! 俊……」
泣き言を言ってみるが、聞く耳は持たない様子だった……
自分の欲望だけに夢中の俊に、俺の意見はどうでもいい……
マスターの、ばっかじゃないの。という声が聞こえた気がした……
分かってるさ、俊は俺のことなんかなんとも思っちゃいない……
だからこんな乱暴な真似ができるんだ……
でも、それでもいいからそばにいたい俺がいる……
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