守ってくれとは言っていません
異世界に女子高生と共に召喚され、敵か味方か分からない相手に助けを求めている女子高生がズバッと目の前で斬られて、えってなっている間に、あれよあれよ、と、剣、盾、鎧のフル装備で、闘えってなんだそりゃ。見よう見真似もなにも、わたしの従者全員、わたしを守ってズバッと一瞬で亡くなるんで、闘い方を学べないまま、ボス戦突入。いや、ボスに集中してくれ。わたしを守らないでいいから。まじで、わたし、足手まといなだけなんで。その意味わからない私への信頼感、いったいなんなんですか?
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