人狼坊ちゃんの世話係

Tsubaki aquo

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エピソード19:3部スタート

♡うたかたの(4)

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「躾ける……?」

 不安そうにするユリアに、オレは明るく微笑んだ。

「そ。ちゃんと節度を持ったお付き合いが出来るようにな」

「あ、のっ……!?」

 彼のズボンを下着ごと膝まで下ろす。
 続いて、懐から取り出した大きめのハンカチで、ユリアに目隠しをすると、
 オレは反り立った彼の剛直に、ハチミツ色のオイルを垂らした。

「んっ……!
 ば、バンさん、躾けるって何をするつもりですか――」

「安心しろ。痛いことはしないって。
 オレがイッていいって言うまで、
 出さないように、訓練するだけだ」

 オレはデスクに広げた本を脇に退かすと、
 空いたスペースに腰掛ける。
 そうして靴と靴下を脱ぎ、
 素足をユリアの股間に伸ばした。

「ば、ばばば、バンさん……!?」

「始めるぞ」

 両足の裏で屹立を優しく包み、
 オイルを表皮に塗り込めるようにして、上下に動かす。

「わ、ぁっ、あっ、ぅあうっ……!」

「ちゃんと我慢しろよー?」

「ま、待って、バンさ……
 そんなに擦ったら……っ!」

「おいおい、もうビクビクしてんじゃねぇか。
 忍耐力なさ過ぎだろ」

「んんンッ……だ、って、足……
 き、気持ちいい……っ」

 ユリアは奥歯を食いしばると、
 体を強ばらせ、少し顎を持ち上げた。
 頬を真っ赤に染めて、
 ふぅふぅと荒い呼吸を繰り返す。

 オレは知れず舌なめずりした。

 視界が閉ざされているせいか、ユリアの声はいつもより大きく、
 されるがままの無防備な様に、嗜虐的な本能をくすぐられる。

 ヘソにくっつきそうなほど、垂直に勃った剛直は太く長大で、
 足で扱いていると、尻の奥がじくじくと疼いた。

「バンさ……も、無理だよ……っ」

「だらしねぇな」

 自分の昂ぶりは棚に上げて、オレは告げた。
 声が上ずっていたが、ユリアは必死に我慢していて気付かない。

 オレは加速する衝動のまま、
 足の親指と人差し指でユリアの肉傘の真下を挟み込み、
 グリグリと円を描くようにして刺激した。

「あっ、あぁっ、それっ……」

「我慢だぞ、ユリア」

「ふっ、ううっ……!」

「……よしよし、その調子」

 オレは肘をデスクについて、体を寝かせ、
 足の速度を上げる。

 肉竿の先端で、隘路がはくはくと開閉し、
 透明な汁が溢れ出てきた。

 ユリアはきゅっとふくらはぎを椅子の足に絡ませるようにして、
 体を強ばらせ耐えている。

「ぅ……ダメ、もう、がまん、できな……
 バンさん、もう、もうっ……!」

 悲鳴のような声が上がる。
 でも、止めてはやらない。

「うぁっ……!」

 ドクンと屹立の根本が脈動した。

 オレは仕上げとばかりに、足先で先端をいじくり回してから、
 ゆっくりと足を離した。

「はっ、ぁ……はぁ、はぁ、はぁ……」

 ユリアは水を欲する犬のように、浅い呼吸を繰り返した。

 だらだらと先走りを溢れさせながらも、
 彼はなんとか一線を越えずに、耐えきった。

「やれば出来るじゃん」

 オレは逸る気持ちを抑えつけて、
 デスクから下りた。

 彼の足の間でピクピクと震える屹立は血管が浮き上がり、
 オイルに濡れて、怪しくぬらついている……

「も、もう出してもいい? いいよね……?」

「何言ってんだよ。本番はこれからだろ」

「本番?」

 オレは下着ごとズボンを脱いで、床に放った。

 ユリアに跨がる。
 自身の手に垂らしたオイルで後孔を解してから、
 屹立を手で支え、穴口に先端を宛がい、

「ば、バンさ――」

 ついで、一息に腰を下ろした。

「うっ……ぁ、あぁっ……!」

 ユリアの腰が浮き、
 剛直の先端がずっぽりと最奥に突き刺さる。

「はぁ、すげ、バキバキ……」

 電流のような快感が脳天を突き抜け、
 熱い吐息が溢れ出た。

 中が咀嚼するように蠢き、
 ユリアの肉槍を美味そうに舐めしゃぶるのを止められない。

 すると、中の屹立が一回り膨張して、
 肉粘膜を押し広げるようにした。

 みっちりと隙間なくくっつけば、
 繋がった部分から2つの体温が溶け合っていくようだ。

「ふ、ぅう……うう……無理……これ、本当、無理……」

ユリアが掠れる声を漏らした。

「中、さっきから、ぁ、キュンキュン締め付けてきて……
 こんなの、我慢できるわけ……ない……っ」

「まあ、そうでないと躾にならねえからな」

 オレはユリアの肩を掴むと、動き始めた。
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