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エピソード18
♡秘められた蜜の味(4)
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「あ、ぁ……ンっ……く、うぁあ……っ!」
ぐちゅ、にちぃ、と音を立てて、
待ちわびた熱がオレの中に埋まっていく。
「ん……ぁ……すご……バンさんの中、熱い……ッ」
歯を食いしばったユリアが、ゆっくり、ゆっくりと腰を進めた。
ひどく緩やかな挿入は、もどかしく
苦しいほど切なくて、おかしくなりそうだった。
「なんで、そんな……ゆっくりっ……」
一息に貫いて欲しいのに。
最奥を抉るように突き下ろして、
何も考えられなくなるほど、めちゃくちゃにして欲しいのに……
「だ、って……痛いと……嫌だからっ……」
じりじりと内壁を擦りながら、掘削される。
それは拷問じみた快感だった。
尻を振って、少しでも奥に飲み込もうとするけれど、
ユリアはその度に腰を引いてしまう。
すると、また入口からやり直しだ。
オレは彼の昂ぶりを全て飲み込むまで耐えるしかない。
鬼だ。
鬼がいる。
「はぁ、はぁ、はぁっ……バカッ……
頼む。頼むからっ……」
引く結んだ唇の端から、飲み下せなかった唾液が溢れ出た。
それを拭う余裕もなく、オレは自身の皮膚に爪を立てる。
「んぐっ……う……」
初めてのくせに。
なんで、こんな……オレが、乱されなきゃならねぇんだよ。
「半分、入ったよ……もう少しだから……
切れてないよね? 痛くないよね?」
「は、ぁ……あぁぁ……」
頭の中が灼き切れそうだ。
ユリアは挿入に必死で、オレの状態には気付いていない。
視界がグラグラしている。
全身の血が沸騰したように、どこもかしこも熱い。
おかしくなる。
おかひくなる。
も、ホントに、やばい、やば……
「……は、入った……。
全部、入ったよ、バンさん」
朦朧とした意識に、掠れた声が響く。
「あ……?」
ぼんやりと彼を見上げれば、ユリアは驚いたように目を見開き、
やがて、はわはわと唇を戦慄かせた。
「……ど、した?」
「バンさん……それ、それ……嘘でしょ……
そんなの、可愛すぎる……っ」
下腹部の辺りが、生温かい。
不思議に思って視線を移せば、そこには白い水溜まりが出来ていて――
「ふあっ……!?」
ズンッと最奥を穿たれて、短い嬌声が漏れ出た。
ユリアはオレの両足を抱え直すと、間を置かずに動き始める。
「あっ、あっ、あぁあっ!」
「ねえっ、挿れただけで、イッちゃったの……っ?
こんなっ……お漏らしみたいに……たくさん出して……っ、
バンさん、エッチ過ぎるよ……ッ!」
「ひ、ぁっ……まっ……ユリ、アっ……!」
「ど、しよ……は、ぁっ……ごめん、ごめんね、バンさんっ、
優しくしたいのにっ……あなたの、中……ぅ、気持ち良すぎて……っ、
ん、くっ……ふ、ぁっ……腰、止まらないっ……!」
律動がどんどん激しくなっていく。
入口から最奥まで、いや、もっと奥まで、肉壁の隅々までを擦り上げられ、
湧き上がってくる強過ぎる快感に、オレは戸惑った。
「ユリア……ぁ、いい、そこっ……んぅうっ……」
一突きごとに、絶頂へ押し上げられる。
もう先端から何が噴き上がっているのか、分からない。
「バンさん……とろけた顔してる……っ、
ここ? ここが、気持ち良いの? ここ、擦ると……
中がキュンキュンする……可愛い……本当に可愛いっ……」
「あ、ぁっあっ……気持ち、いぃっ……
すげ……ぁ、奥……はっ、ひあぁっ……!
尻、すげっ……いい、ユリア……ユリアっ……」
ぐちゃぐちゃに突き下ろされて、全身がとろけていく。
「バンさっ……うぁっ……!」
激しく、深く、中を出入りしている屹立がビクビクと脈打ち始めた。
一回りもソレは体積を増して、
浮き上がる血管まで感じるほど、オレたちは隙間なく繋がった。
「で……出ちゃうっ……ごめんね、バンさ……っ、
もっと……もっと、たくさん……
あなたのこと、気持ち良くしたいのにっ……限界だよ……っ!
肌と肌がぶつかる音が、更に速度を増す。
ベッドが今にも壊れそうなほど、激しく軋んでいた。
「ごめん、ごめんね、バンさん……ごめ……ん、んんっ……
大好きだよっ、バンさんっ……バンさっ……
くっ……う、ぅううっ……!」
息を詰まらせたユリアが、大きく躍動し、オレをキツく抱きしめる。
――押し潰されるかと思った。
傘張る先端が、普通では届かない場所をこじ開け、
ずっぷりと突き刺さる。
「かはっ……!」
刹那、意識が飛んだ。
抽送が止まり、濁流のように激しい熱液が噴き上がる。
「あ、ぁっ……ああぁあっ……!」
連続で注ぎ込まれる白濁に、ぐぅと足の爪先が丸まった。
体が強張り、やがて、ゆっくりと弛緩していき……
目の前がチカチカしていた。
結合部の隙間から、注がれた膨大な量の精が滲み出ているのが分かる。
「は、ぁ、はぁ、はぁっ……」
ユリアは荒い呼吸を繰り返しながら、
オレの両足を下ろすと頬にキスを落とした。
胸が苦しいほど熱い。
オレは泣きそうな気持ちで、ユリアの背に手を回す。
「……どうだった? 初めてのエッチ」
しばらく快楽の余韻を味わってから、オレはそんな質問を投げた。
……なんとなく、悔しかったからだ。
ユリアはオレの頬に顔を寄せると、ポツリと言った。
「……お花畑みたいでした」
「なんだそりゃ」
「バンさんは? ちゃんと気持ち良くなれてました?」
「なってなかったら、こんなにイかねぇよ」
お腹から内腿にかけて、自分で放った白濁でベタベタだ。
それに今もまだ、時折、後孔がヒクヒクと痙攣している。
「……良かった」
ユリアはホッと胸を撫で下ろした。
オレはそんな彼の背をしばらくさすってから、体をずらし彼の下から抜け出した。
「バンさん?」
小首を買いゲルユリアの体を上向けに寝転がらせる。
「初めての夜が、1度キリなんてことねぇだろ?」
「ンッ!」
白濁で濡れた雄を両手で握り締め、上下に扱く。
ぐちゅぐちゅと淫らな音を立てて、手は滑らかに動き、
ソコはすぐに硬度を増した。
「あっ、はぁっ、2回も……して、……いいの?
バンさん……つらくない……?」
「好きな相手とするのに、つらいわけねぇだろ?
2回でも3回でも……干からびるまでしたいくらいだ」
散々お預けを喰らったのだから。
「……分かりました。頑張ります」
ユリアが鼻息荒く頷く。
オレは思わず苦笑をこぼした。
「ああ、でも、次はオレの番だ。
お前は寝っ転がってろよ?
オレがお前のこと――天国に連れていってやる」
体はこれ以上ないほど気だるいが、
今、男娼時代のテクニックを使わずして、いつ使うというのだろう。
……まあ、単にやられっぱなしが、癪なだけだが。
「さて。2回戦目、始めるか」
オレはユリアに跨がると、反り立つ屹立に手を添え、
膝を屈して尻を下ろしていく……
半日後、オレは自分の言い放った言葉を心から後悔するのだが、
この時は、まだ自分の失言に気付いていなかった。
……本当に、干からびかけたのだ。
* * *
瞼を持ち上げると、隣で裸の使用人――バンと言ったか――が
昏々と寝入っていた。
それなりに気配に敏感なヤツのはずだが、
主人が隣で人狼化したと言うのに、阿呆のように半口を開けて体を丸めている。
俺は体を起こすと、視線を窓に移した。
カーテンの隙間からは、目映い陽光が差し込んでいる。
不思議な気持ちだった。
最後に日の光を目にしたのはいつだっただろう。
俺が目覚める時はいつでも、欠けのない丸い月が天にぶら下がっていたのに。
「……」
俺は鉤爪を出すと、眠りこける使用人に伸ばした。
何故、今、俺が目覚めたのかは知れない。けれど、これはチャンスだ。
このままコイツから心臓を取り上げてしまえばいい。
そうして、今度こそ蘇生など出来ないようにバラバラにして、
燃やしてしまおう。
そんな考えとは裏腹に、俺の手は使用人の髪にそっと触れていた。
「ん……」
吐息をこぼし、使用人が寝返りを打つ。
慌てて手を引いた俺は、小首を傾げた。
「……?」
俺は使用人に視線を移す。
首筋には赤い痕がいくつも散っていた。
……そういえば、昨晩、だいぶ盛っていたのだったか。
「……くだらん」
そう吐き捨てると、俺は横になった。
ベッドがギシリと悲鳴のような音を立てる。
俺は、まだ……
コイツの心臓を抉り取り、元通り自分の中に戻すことができるのか、
確信できない。
だから、まだ殺さない。
そう考えて、瞼を閉じた。
心臓さえ取り戻せれば、コイツに用などないのだ。
2部 おしまい
To Be Continued
ぐちゅ、にちぃ、と音を立てて、
待ちわびた熱がオレの中に埋まっていく。
「ん……ぁ……すご……バンさんの中、熱い……ッ」
歯を食いしばったユリアが、ゆっくり、ゆっくりと腰を進めた。
ひどく緩やかな挿入は、もどかしく
苦しいほど切なくて、おかしくなりそうだった。
「なんで、そんな……ゆっくりっ……」
一息に貫いて欲しいのに。
最奥を抉るように突き下ろして、
何も考えられなくなるほど、めちゃくちゃにして欲しいのに……
「だ、って……痛いと……嫌だからっ……」
じりじりと内壁を擦りながら、掘削される。
それは拷問じみた快感だった。
尻を振って、少しでも奥に飲み込もうとするけれど、
ユリアはその度に腰を引いてしまう。
すると、また入口からやり直しだ。
オレは彼の昂ぶりを全て飲み込むまで耐えるしかない。
鬼だ。
鬼がいる。
「はぁ、はぁ、はぁっ……バカッ……
頼む。頼むからっ……」
引く結んだ唇の端から、飲み下せなかった唾液が溢れ出た。
それを拭う余裕もなく、オレは自身の皮膚に爪を立てる。
「んぐっ……う……」
初めてのくせに。
なんで、こんな……オレが、乱されなきゃならねぇんだよ。
「半分、入ったよ……もう少しだから……
切れてないよね? 痛くないよね?」
「は、ぁ……あぁぁ……」
頭の中が灼き切れそうだ。
ユリアは挿入に必死で、オレの状態には気付いていない。
視界がグラグラしている。
全身の血が沸騰したように、どこもかしこも熱い。
おかしくなる。
おかひくなる。
も、ホントに、やばい、やば……
「……は、入った……。
全部、入ったよ、バンさん」
朦朧とした意識に、掠れた声が響く。
「あ……?」
ぼんやりと彼を見上げれば、ユリアは驚いたように目を見開き、
やがて、はわはわと唇を戦慄かせた。
「……ど、した?」
「バンさん……それ、それ……嘘でしょ……
そんなの、可愛すぎる……っ」
下腹部の辺りが、生温かい。
不思議に思って視線を移せば、そこには白い水溜まりが出来ていて――
「ふあっ……!?」
ズンッと最奥を穿たれて、短い嬌声が漏れ出た。
ユリアはオレの両足を抱え直すと、間を置かずに動き始める。
「あっ、あっ、あぁあっ!」
「ねえっ、挿れただけで、イッちゃったの……っ?
こんなっ……お漏らしみたいに……たくさん出して……っ、
バンさん、エッチ過ぎるよ……ッ!」
「ひ、ぁっ……まっ……ユリ、アっ……!」
「ど、しよ……は、ぁっ……ごめん、ごめんね、バンさんっ、
優しくしたいのにっ……あなたの、中……ぅ、気持ち良すぎて……っ、
ん、くっ……ふ、ぁっ……腰、止まらないっ……!」
律動がどんどん激しくなっていく。
入口から最奥まで、いや、もっと奥まで、肉壁の隅々までを擦り上げられ、
湧き上がってくる強過ぎる快感に、オレは戸惑った。
「ユリア……ぁ、いい、そこっ……んぅうっ……」
一突きごとに、絶頂へ押し上げられる。
もう先端から何が噴き上がっているのか、分からない。
「バンさん……とろけた顔してる……っ、
ここ? ここが、気持ち良いの? ここ、擦ると……
中がキュンキュンする……可愛い……本当に可愛いっ……」
「あ、ぁっあっ……気持ち、いぃっ……
すげ……ぁ、奥……はっ、ひあぁっ……!
尻、すげっ……いい、ユリア……ユリアっ……」
ぐちゃぐちゃに突き下ろされて、全身がとろけていく。
「バンさっ……うぁっ……!」
激しく、深く、中を出入りしている屹立がビクビクと脈打ち始めた。
一回りもソレは体積を増して、
浮き上がる血管まで感じるほど、オレたちは隙間なく繋がった。
「で……出ちゃうっ……ごめんね、バンさ……っ、
もっと……もっと、たくさん……
あなたのこと、気持ち良くしたいのにっ……限界だよ……っ!
肌と肌がぶつかる音が、更に速度を増す。
ベッドが今にも壊れそうなほど、激しく軋んでいた。
「ごめん、ごめんね、バンさん……ごめ……ん、んんっ……
大好きだよっ、バンさんっ……バンさっ……
くっ……う、ぅううっ……!」
息を詰まらせたユリアが、大きく躍動し、オレをキツく抱きしめる。
――押し潰されるかと思った。
傘張る先端が、普通では届かない場所をこじ開け、
ずっぷりと突き刺さる。
「かはっ……!」
刹那、意識が飛んだ。
抽送が止まり、濁流のように激しい熱液が噴き上がる。
「あ、ぁっ……ああぁあっ……!」
連続で注ぎ込まれる白濁に、ぐぅと足の爪先が丸まった。
体が強張り、やがて、ゆっくりと弛緩していき……
目の前がチカチカしていた。
結合部の隙間から、注がれた膨大な量の精が滲み出ているのが分かる。
「は、ぁ、はぁ、はぁっ……」
ユリアは荒い呼吸を繰り返しながら、
オレの両足を下ろすと頬にキスを落とした。
胸が苦しいほど熱い。
オレは泣きそうな気持ちで、ユリアの背に手を回す。
「……どうだった? 初めてのエッチ」
しばらく快楽の余韻を味わってから、オレはそんな質問を投げた。
……なんとなく、悔しかったからだ。
ユリアはオレの頬に顔を寄せると、ポツリと言った。
「……お花畑みたいでした」
「なんだそりゃ」
「バンさんは? ちゃんと気持ち良くなれてました?」
「なってなかったら、こんなにイかねぇよ」
お腹から内腿にかけて、自分で放った白濁でベタベタだ。
それに今もまだ、時折、後孔がヒクヒクと痙攣している。
「……良かった」
ユリアはホッと胸を撫で下ろした。
オレはそんな彼の背をしばらくさすってから、体をずらし彼の下から抜け出した。
「バンさん?」
小首を買いゲルユリアの体を上向けに寝転がらせる。
「初めての夜が、1度キリなんてことねぇだろ?」
「ンッ!」
白濁で濡れた雄を両手で握り締め、上下に扱く。
ぐちゅぐちゅと淫らな音を立てて、手は滑らかに動き、
ソコはすぐに硬度を増した。
「あっ、はぁっ、2回も……して、……いいの?
バンさん……つらくない……?」
「好きな相手とするのに、つらいわけねぇだろ?
2回でも3回でも……干からびるまでしたいくらいだ」
散々お預けを喰らったのだから。
「……分かりました。頑張ります」
ユリアが鼻息荒く頷く。
オレは思わず苦笑をこぼした。
「ああ、でも、次はオレの番だ。
お前は寝っ転がってろよ?
オレがお前のこと――天国に連れていってやる」
体はこれ以上ないほど気だるいが、
今、男娼時代のテクニックを使わずして、いつ使うというのだろう。
……まあ、単にやられっぱなしが、癪なだけだが。
「さて。2回戦目、始めるか」
オレはユリアに跨がると、反り立つ屹立に手を添え、
膝を屈して尻を下ろしていく……
半日後、オレは自分の言い放った言葉を心から後悔するのだが、
この時は、まだ自分の失言に気付いていなかった。
……本当に、干からびかけたのだ。
* * *
瞼を持ち上げると、隣で裸の使用人――バンと言ったか――が
昏々と寝入っていた。
それなりに気配に敏感なヤツのはずだが、
主人が隣で人狼化したと言うのに、阿呆のように半口を開けて体を丸めている。
俺は体を起こすと、視線を窓に移した。
カーテンの隙間からは、目映い陽光が差し込んでいる。
不思議な気持ちだった。
最後に日の光を目にしたのはいつだっただろう。
俺が目覚める時はいつでも、欠けのない丸い月が天にぶら下がっていたのに。
「……」
俺は鉤爪を出すと、眠りこける使用人に伸ばした。
何故、今、俺が目覚めたのかは知れない。けれど、これはチャンスだ。
このままコイツから心臓を取り上げてしまえばいい。
そうして、今度こそ蘇生など出来ないようにバラバラにして、
燃やしてしまおう。
そんな考えとは裏腹に、俺の手は使用人の髪にそっと触れていた。
「ん……」
吐息をこぼし、使用人が寝返りを打つ。
慌てて手を引いた俺は、小首を傾げた。
「……?」
俺は使用人に視線を移す。
首筋には赤い痕がいくつも散っていた。
……そういえば、昨晩、だいぶ盛っていたのだったか。
「……くだらん」
そう吐き捨てると、俺は横になった。
ベッドがギシリと悲鳴のような音を立てる。
俺は、まだ……
コイツの心臓を抉り取り、元通り自分の中に戻すことができるのか、
確信できない。
だから、まだ殺さない。
そう考えて、瞼を閉じた。
心臓さえ取り戻せれば、コイツに用などないのだ。
2部 おしまい
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