上 下
27 / 82

欲求不満の委員長

しおりを挟む
昼休みの高橋とのお楽しみで体力がゼロになった僕は午後の授業を居眠りの中で過ごしたよ。
まあ、何時もの通りとも言うんだけどね。

そして授業を寝てやり過ごせば、当然のように放課後がやって来る。

「ふわああ、今日の授業も終わりか。今日も良く学んだな」

全然勉強はしてないけど、それでも放課後は力が抜けて開放感でほっとなるよね。

「ふ~ん、山本は毎日睡眠学習をしてるのね」

おや、委員長の奴。
今日は目線だけじゃなくて言葉でもコンタクトしてきたぞ。

「流石は委員長、よく判ってますね。
実は睡眠学習しているんですよ。
それはそうとして、僕なんかにかまってると貴重なクラスの童貞男子達が帰ってしまいますよ」

さっさと他の男の所へ行けよと暗に言ってみる。

「あら、平気よ。
今日が発情日の男はクラスにいないもの。
だから山本君と話してるのよ」

そうですか。クラスの童貞の動向は把握済みですか。

「でも、僕は非童貞だからもう委員長の興味の対象外でしょう」

「あら、私は山本君のおちんぽ様にいつだって興味があるわ。非童貞とかそんな問題じゃないのよ」

いま、僕には興味は無いって言いきったよ。この女は。

「そうですか。でも僕のおちんぽ様は取り外し不能ですので委員長にはお貸し出来かねますね」

「もう、意地悪言わないでよ。私は貴方のおちんぽ様の虜なの。だから娼館で私の身体を弄んで、いっぱい逝かせてよ」

 委員長が建前をぶん投げちゃったよ。
僕の手を自分のおっぱいに持ってって揉ませるし。

「ねええ、いいでしょう、私、もう限界なの」

「ええっと、娼館は精子の授受を行う神聖な場所なので、そのような淫らな要求を満たすのは難しかと思います」

「や・ま・も・と、建前はなしよ。
未成年は娼館での避妊が認められてるの、理由は......言うだけ野暮よね」

そりゃ知ってるよ。大人になって身体を持て余している青少女にセックスを体験させるために避妊してのセックスを認めてることぐらいは。
そして、味気ないセックスに幻滅して、愛情とセックスは別だと悟らせる場であることもね。

もっと言えば、セックス抜きの愛撫だけで女を逝かせる男集めて、それを売りにしている娼館もあるってこともね。
そしてそこにハマる女がいることもね。

そう考えると、愛撫で逝かせて、セックスでも逝かせる僕は最強かもね。
だがしかし、安売りはしないのだ。

「小林の普段の清楚な委員長姿はダミーで、本性はスケベな痴女なのはわかったけど、それなら愛撫で逝かせてくれる男を娼館でゲットした方がよくないか?
純情なクラスメートを巻き込まなくても済むしさ」

「だれが痴女でだれが純情よ。
でも、判った、言うわよ。
そういう男とも遊んだわ。
でも山本にされてからは娼館で男に愛撫されてもダメなの。
山本のちんぽに比べるとゴミなの。
だから、ねえ、いいでしょう」

困った、委員長がこんなにポンコツだとは思わなかった。
男遊びが酷いとは思ってたけど、冗談で言った男遊びを娼館でしてるなんて、あまりお近づきにはなりたくないな。

でもどうしよう?
ここは僕のちんぽに関する幻想を打ち壊すしかないかな。

「しょうがないから、祥子に少し付き合ってやるから来いよ」

僕は委員長を高橋で使った旧校舎の空き教室に連れ込んだ。

「なに、山本、ここでするの?」

委員長が嫌そうな顔で尋ねてくる。

「なんだよ、嫌なら止めるぞ」

「ま、待ってよ、ここでも良いわ。
いえ、ここでお願いします」

不機嫌な僕の顔に委員長が言葉を選ぶ。
どうしても僕のおちんぽに貫いてもらいたいようだ。

「それじゃあ、服を脱ごうか」

「えっ、ここで....ごめんなさい、脱ぎます」

僕のジト目を浴びた委員長は周りを気にしながらも恥ずかしそうに服を脱いでゆく。
窓の外からは部活の声が微かに伝わってくる。
その声につい『部活で汗を流している健全な青少女もいるんだな』と、そんな言葉が漏れてしまう。
それを聞いて委員長が余計に羞恥に塗れてしまう。

そして、委員長はブラとショーツだけの姿で僕の前に立つ。

「祥子の下着は思ったより普通だな。
もっとエロいのを着てると思ったよ」

「エロいってなによ。それよりそんなに見つめないでよ」

あんなにちんぽを欲しがっていたのに下着姿は恥ずかしいらしい。
手を前で交差してなるべく隠そうとしている

「まだ見つめてはいないぞ。見つめるってこういう事だぞ」

そんな祥子にぼくは自分の目を祥子の目にギリギリまで近づける。
僕に見つめられて祥子の目がキョドってぐるぐると回る。

「ねえ、恥ずかしいんだけど」

「もっと、恥ずかしくなろうか」

僕は祥子を抱えてあの大きな机に座らせる。
下着姿で目立つ場所にあげられた祥子は恥ずかしさに手で胸とブラを隠すように覆っている。

「両手を、太ももの裏に当てて脚を開くんだ」

おずおずと祥子の手が動き太ももに届いた祥子の手が股間を誇示するかのように脚を押し開く。
僕は押し開かれた祥子の股間に顔を近づける。

「なんだ、もうメスの匂いがするぞ。
良く見るとショーツにうっすりと縦染みも浮かんでるしな」

ここは最大限に祥子の羞恥心を煽ることにする。

「そ、そんなことないもん」

おいおい、濡れてないと困るだろう。

「なら、祥子はおまんこをしっかりと濡らさないとな。
僕とセックスをするならおまんこはヌルヌルじゃないとダメだろう」

「え、ええ、確かにそうね」

「じゃあ、オナニーをして濡らしてよ。
僕は見てるからさ」

祥子の顔が真っ赤に染まり、全身が羞恥心で細かく震えだす。
おう、肌までがほんのりと色づき出したね。

「む、無理よ、出来ない、恥ずかしいもの」

目尻に浮かぶ一筋の涙が色っぽさを加速する。

「いや、祥子はできるよ。その先に待っている快感が欲しいんだから。ほら、手を当てて」

僕は祥子の片手を祥子の股間にあてがう。

「え、えええええ、わ、判ったわよ、やるわよ」

宣言と共に祥子がショーツの上から股間を縦になぞりだす。
何度も何度も祥子の指が祥子の股間を往復する。
僕に見られながら学校の教室でオナニーをする。
その非日常が祥子の欲情を煽り恥ずかしさをどこかへやってしまう。

繰り返しなぞられる祥子のまんこは快感に染まってゆく。
ジワリと滲みだす愛液はショーツにその存在を示し、ぷっくりと浮かび上がる膨らみは愛撫を求めているクリトリスの存在を教える。

「ほら、祥子、クリちゃんが遊んでほしいって言ってるぞ」

僕の誘導で祥子の指がクリトリスを激しく擦り上げる。
その刺激のせいか祥子の腰がピク、ピクッと跳ね始める

「祥子のおっぱいを見せてよ」

クリトリスを摺り上げる指を離したくない祥子は片手で無理やりブラをずり上げると、ブラの拘束から逃れたおっぱいがプルンと現れる.

そして祥子の片手は当然のように現れた乳首に愛撫を加えだす。
乳首とクリの二点攻めに祥子が没頭してゆく。

ぼくは、祥子の下半身に眼を移すと祥子のショーツに手を掛ける。
すると当たり前のように祥子は腰を浮かすので僕は祥子のショーツも脱がしてしまう。

シューツのガードが無くなった祥子のおまんこは、それまでの祥子の愛撫でパックリと口を開き、毒々しい赤色の膣内を僕に見せつける。

その毒々しい穴に引きつけられるかの様に祥子の指が潜り込んでゆく。

「あ、あ、ああ、ああああ、グチュ、グチュ、グチュ、グチュ」

激しく祥子の膣への出入りを繰り返す指が、祥子のおまんこに淫乱な音を奏でさせ始める。

「ねえ、山本、見てるわよね。
祥子のおまんこが厭らしい音を立てて祥子の指を咥えてるところを」

「ああ、見てるぞ。
祥子のおまんこが欲情に塗れて涎を吐き出しながら祥子の指を咥え込むように蠢いているのをな」

「そう、見てるんだ。嬉しい。
もっと見て、山本が見てると祥子のおまんこが喜ぶの。
山本の視線で祥子は逝かされちゅうわ。
ねえ、見て、見て、逝く、逝く、逝く、逝くから、ああああ、逝っちゃうよおお」

「ぴゅうううううう」

ひときわ大きな声を上げた後、祥子はおまんこから潮を吹いて絶頂を迎えてしまう。

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、山本~気持ち良かったよう」

「どうだ、僕と娼館でエッチした時と同じぐらいに良かったろう」

「うん、凄かった、あの時以来の完イキだったっよ」

「そうか、逝けたんだ。やっぱり僕のちんぽは必須じゃ無かったよな」

「へっ、へえええ?」

「なあ、やっぱり僕のちんぽじゃないと逝けないと言うのは思い込みだったろう。
自分の指だけでもしっかりと逝けるんだよ。
それが判って良かったろう、じゃあな」

「ええええええ?!」

予想外の結末に驚く委員長を置いて僕は急いで教室を出ていくのだった。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた

楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。 この作品はハーメルン様でも掲載しています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

幼馴染と話し合って恋人になってみた→夫婦になってみた

久野真一
青春
 最近の俺はちょっとした悩みを抱えている。クラスメート曰く、  幼馴染である百合(ゆり)と仲が良すぎるせいで付き合ってるか気になるらしい。  堀川百合(ほりかわゆり)。美人で成績優秀、運動完璧だけど朝が弱くてゲーム好きな天才肌の女の子。  猫みたいに気まぐれだけど優しい一面もあるそんな女の子。  百合とはゲームや面白いことが好きなところが馬が合って仲の良い関係を続けている。    そんな百合は今年は隣のクラス。俺と付き合ってるのかよく勘ぐられるらしい。  男女が仲良くしてるからすぐ付き合ってるだの何だの勘ぐってくるのは困る。  とはいえ。百合は異性としても魅力的なわけで付き合ってみたいという気持ちもある。  そんなことを悩んでいたある日の下校途中。百合から 「修二は私と恋人になりたい?」  なんて聞かれた。考えた末の言葉らしい。  百合としても満更じゃないのなら恋人になるのを躊躇する理由もない。 「なれたらいいと思ってる」    少し曖昧な返事とともに恋人になった俺たち。  食べさせあいをしたり、キスやその先もしてみたり。  恋人になった後は今までよりもっと楽しい毎日。  そんな俺達は大学に入る時に籍を入れて学生夫婦としての生活も開始。  夜一緒に寝たり、一緒に大学の講義を受けたり、新婚旅行に行ったりと  新婚生活も満喫中。  これは俺と百合が恋人としてイチャイチャしたり、  新婚生活を楽しんだりする、甘くてほのぼのとする日常のお話。

クラスでバカにされてるオタクなぼくが、気づいたら不良たちから崇拝されててガクブル

諏訪錦
青春
アルファポリスから書籍版が発売中です。皆様よろしくお願いいたします! 6月中旬予定で、『クラスでバカにされてるオタクなぼくが、気づいたら不良たちから崇拝されててガクブル』のタイトルで文庫化いたします。よろしくお願いいたします! 間久辺比佐志(まくべひさし)。自他共に認めるオタク。ひょんなことから不良たちに目をつけられた主人公は、オタクが高じて身に付いた絵のスキルを用いて、グラフィティライターとして不良界に関わりを持つようになる。 グラフィティとは、街中にスプレーインクなどで描かれた落書きのことを指し、不良文化の一つとしての認識が強いグラフィティに最初は戸惑いながらも、主人公はその魅力にとりつかれていく。 グラフィティを通じてアンダーグラウンドな世界に身を投じることになる主人公は、やがて夜の街の代名詞とまで言われる存在になっていく。主人公の身に、果たしてこの先なにが待ち構えているのだろうか。 書籍化に伴い設定をいくつか変更しております。 一例 チーム『スペクター』       ↓    チーム『マサムネ』 ※イラスト頂きました。夕凪様より。 http://15452.mitemin.net/i192768/

処理中です...