4 / 387
駆け出し転生者ウタ
マルティネス
しおりを挟む
しばらく森の中を歩くと、街の入り口が見えてきた。途中、魔物とか何度か襲われたが、全部アリアさんが倒してくれました……。
「や、やっと街なんですね……」
「そうだな。というか、お前も少しは頑張れ。この世界では、自分の身は自分で守らないと」
「そうですよねぇ……はぁ」
「ため息つく暇があれば、下じゃなくて前を見て歩け。余所見は危険のもとになる」
「それ、現代の若者に聞かせたい言葉ですよ……」
街の入り口には検問があり、身分証明書の提示を求められたが、アリアさんがどうにかしてくれた(ちなみに彼女はなぜか顔パスである)
訳の分からないまま異世界に来て、そこで親切にしてくれる人に会えて本当によかった。というか、アリアさんがいなければ、僕はとっくに死んでいる。
この街の中は結界が張られていて、基本的には安心らしい。基本的には、というのは、低級の魔物は入ってこないが、それ以外のなにかは入ってくるからだそうだ。
具体的にどういうことかというと、この街において一番の危険は『人』である、ということだ。
ここはこの辺りを治めている国の王都らしく、他国から攻められることも十分にあり得る。日本と違って安全は確保されてないから人々が警戒するのも無理はない。
……って、話をしながら街の中を歩んでいく。いつの間にかアリアさんは黒いベレー帽のようなものをかぶり、少し周りを気にしながら歩いていた。
「……アリアさん? どうかしましたか?」
「ばかっ、名前を呼ぶな!」
「ご、ごめんなさいっ!」
必死にペコペコする僕を理不尽にでも思ったのか、アリアさんは気まずそうな顔をで頬をかいた。
「あー……いや、大丈夫だ。悪かったな。ほら、そこを曲がったところが私の家だ」
そう言われて、角を曲がる。そこには、大きな大きなお屋敷が建っていた。
西洋的な造りのそのお屋敷はアリアさんが言っていた通りかなり大きく、確かに二人で住むには大きすぎるかなーなんて……。
「でかすぎませんかっ!?」
「まぁ……そう、だな」
そうだなで済むレベルじゃないって! でかいって! なにこれ!? 宮殿レベルなんだけど! てかお屋敷って言ったけどさ? これはほぼ城だよね? 城ですか?!
少し僕に気を使っているのか、遠慮がちに門の前へ行くアリアさん。門の横にある四角いパネルのようなものにアリアさんが触れると、そこから白い光が溢れだし、やがて門が開いた。
「……戸惑うだろうが、とりあえず入ってくれ。話しはそれからちゃんとする」
「はぁ……」
それにしても、大きなお屋敷だ。本当にここに二人なのだろうか? これだけのお屋敷なのだから、使用人の一人や二人、いてもおかしくなさそうだが……。
お屋敷の扉は、さっきの門とは違って簡単に開いた。中は広々とした吹き抜けになっており、階段が三つもある。二階にも数えきれないほどのドアがあるのがパッと見で分かった。
「ひ……ひぇぇ……」
「私の部屋は二階だ。上にあがって――」
「アリア。帰ってきたのか」
広い屋敷中に響く、低く重い声。はっとして声のした方を向くと、左側の通路から、威厳のある、アリアさんと同じ髪をした男性が入ってきた。正直、めっちゃ怖いです。心拍数が異常値だしてます。
「……父上」
「父上……?!」
ってことは……この人がアリアさんのお父さん!? な、何て恐ろしい……。
アリアさんのお父さんは僕らにゆっくりと近づき、赤い瞳でこちらを見据えた。
(ひえぇぇぇぇ……)
「君は、何者だ?」
「あああああの、ええええっと……」
ダメだ。まるで言葉が出てこない! 自分のヘタレはいつになっても恨むものだ。
……しかし、今回はさすがにおかしいと、自分でも分かっていた。異常なまでの威圧感……。逃れることの出来ない、恐怖。
「……父上、彼は」
「アリア、お前は黙っていろ。俺はこいつと話がしたいんだ」
むりむりむりむりむりむり!!!
せ、せっかくアリアさんが助け船を出してくれたのに! 乗れなかった! 沈められちゃった!
「しかし」
「いいから黙っていろ。……君は、何者だ?」
「てててっ……てっ……」
「て?」
「てん、てて転生、者…………です」
震えながらそう答える。そう答えた瞬間、今まで感じていた威圧感がすっと軽くなる。
(……え?)
「転生者か……。なるほど。それなら俺の知らない顔でも問題ないわけだ」
「だから私はさっきからそれを伝えようと」
「分かっている。しかしお前はお人好し過ぎる部分もあるからな。自分の目で確かめないと気がすまないんだ」
「え……え?」
突然にしてなくなった威圧。
そしてこの会話。
……え? なに? わけわかんないよ?
「改めて自己紹介しよう。俺はマルティネス・エヴァン。アリアの父で、この国の王でもある」
「あっ……は、はじめましてー。僕は柳原羽汰っていって…………」
……一瞬聞き流してしまったけど、今、なんていった? え? 王? 王って言った? 王って……あの王? 奥羽山脈の間違いとかじゃないよね?
もちろん、そんなわけない。
「えええええええっ!? え? じゃあもしかしてアリアさんって……この国の…………?」
アリアさんは少し苦く笑って言った。
「……ここはマルティネス帝国。私、マルティネス・アリアは、この国の次期女王だ」
「うぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」
……こっちの世界に来てから、叫びすぎな気がする。
「や、やっと街なんですね……」
「そうだな。というか、お前も少しは頑張れ。この世界では、自分の身は自分で守らないと」
「そうですよねぇ……はぁ」
「ため息つく暇があれば、下じゃなくて前を見て歩け。余所見は危険のもとになる」
「それ、現代の若者に聞かせたい言葉ですよ……」
街の入り口には検問があり、身分証明書の提示を求められたが、アリアさんがどうにかしてくれた(ちなみに彼女はなぜか顔パスである)
訳の分からないまま異世界に来て、そこで親切にしてくれる人に会えて本当によかった。というか、アリアさんがいなければ、僕はとっくに死んでいる。
この街の中は結界が張られていて、基本的には安心らしい。基本的には、というのは、低級の魔物は入ってこないが、それ以外のなにかは入ってくるからだそうだ。
具体的にどういうことかというと、この街において一番の危険は『人』である、ということだ。
ここはこの辺りを治めている国の王都らしく、他国から攻められることも十分にあり得る。日本と違って安全は確保されてないから人々が警戒するのも無理はない。
……って、話をしながら街の中を歩んでいく。いつの間にかアリアさんは黒いベレー帽のようなものをかぶり、少し周りを気にしながら歩いていた。
「……アリアさん? どうかしましたか?」
「ばかっ、名前を呼ぶな!」
「ご、ごめんなさいっ!」
必死にペコペコする僕を理不尽にでも思ったのか、アリアさんは気まずそうな顔をで頬をかいた。
「あー……いや、大丈夫だ。悪かったな。ほら、そこを曲がったところが私の家だ」
そう言われて、角を曲がる。そこには、大きな大きなお屋敷が建っていた。
西洋的な造りのそのお屋敷はアリアさんが言っていた通りかなり大きく、確かに二人で住むには大きすぎるかなーなんて……。
「でかすぎませんかっ!?」
「まぁ……そう、だな」
そうだなで済むレベルじゃないって! でかいって! なにこれ!? 宮殿レベルなんだけど! てかお屋敷って言ったけどさ? これはほぼ城だよね? 城ですか?!
少し僕に気を使っているのか、遠慮がちに門の前へ行くアリアさん。門の横にある四角いパネルのようなものにアリアさんが触れると、そこから白い光が溢れだし、やがて門が開いた。
「……戸惑うだろうが、とりあえず入ってくれ。話しはそれからちゃんとする」
「はぁ……」
それにしても、大きなお屋敷だ。本当にここに二人なのだろうか? これだけのお屋敷なのだから、使用人の一人や二人、いてもおかしくなさそうだが……。
お屋敷の扉は、さっきの門とは違って簡単に開いた。中は広々とした吹き抜けになっており、階段が三つもある。二階にも数えきれないほどのドアがあるのがパッと見で分かった。
「ひ……ひぇぇ……」
「私の部屋は二階だ。上にあがって――」
「アリア。帰ってきたのか」
広い屋敷中に響く、低く重い声。はっとして声のした方を向くと、左側の通路から、威厳のある、アリアさんと同じ髪をした男性が入ってきた。正直、めっちゃ怖いです。心拍数が異常値だしてます。
「……父上」
「父上……?!」
ってことは……この人がアリアさんのお父さん!? な、何て恐ろしい……。
アリアさんのお父さんは僕らにゆっくりと近づき、赤い瞳でこちらを見据えた。
(ひえぇぇぇぇ……)
「君は、何者だ?」
「あああああの、ええええっと……」
ダメだ。まるで言葉が出てこない! 自分のヘタレはいつになっても恨むものだ。
……しかし、今回はさすがにおかしいと、自分でも分かっていた。異常なまでの威圧感……。逃れることの出来ない、恐怖。
「……父上、彼は」
「アリア、お前は黙っていろ。俺はこいつと話がしたいんだ」
むりむりむりむりむりむり!!!
せ、せっかくアリアさんが助け船を出してくれたのに! 乗れなかった! 沈められちゃった!
「しかし」
「いいから黙っていろ。……君は、何者だ?」
「てててっ……てっ……」
「て?」
「てん、てて転生、者…………です」
震えながらそう答える。そう答えた瞬間、今まで感じていた威圧感がすっと軽くなる。
(……え?)
「転生者か……。なるほど。それなら俺の知らない顔でも問題ないわけだ」
「だから私はさっきからそれを伝えようと」
「分かっている。しかしお前はお人好し過ぎる部分もあるからな。自分の目で確かめないと気がすまないんだ」
「え……え?」
突然にしてなくなった威圧。
そしてこの会話。
……え? なに? わけわかんないよ?
「改めて自己紹介しよう。俺はマルティネス・エヴァン。アリアの父で、この国の王でもある」
「あっ……は、はじめましてー。僕は柳原羽汰っていって…………」
……一瞬聞き流してしまったけど、今、なんていった? え? 王? 王って言った? 王って……あの王? 奥羽山脈の間違いとかじゃないよね?
もちろん、そんなわけない。
「えええええええっ!? え? じゃあもしかしてアリアさんって……この国の…………?」
アリアさんは少し苦く笑って言った。
「……ここはマルティネス帝国。私、マルティネス・アリアは、この国の次期女王だ」
「うぇぇぇぇぇぇぇ!!!???」
……こっちの世界に来てから、叫びすぎな気がする。
0
お気に入りに追加
77
あなたにおすすめの小説
聖女の紋章 転生?少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です!
幸之丞
ファンタジー
2023/11/22~11/23 女性向けホットランキング1位
2023/11/24 10:00 ファンタジーランキング1位 ありがとうございます。
「うわ~ 私を捨てないでー!」
声を出して私を捨てようとする父さんに叫ぼうとしました・・・
でも私は意識がはっきりしているけれど、体はまだ、生れて1週間くらいしか経っていないので
「ばぶ ばぶうう ばぶ だああ」
くらいにしか聞こえていないのね?
と思っていたけど ササッと 捨てられてしまいました~
誰か拾って~
私は、陽菜。数ヶ月前まで、日本で女子高生をしていました。
将来の為に良い大学に入学しようと塾にいっています。
塾の帰り道、車の事故に巻き込まれて、気づいてみたら何故か新しいお母さんのお腹の中。隣には姉妹もいる。そう双子なの。
私達が生まれたその後、私は魔力が少ないから、伯爵の娘として恥ずかしいとかで、捨てられた・・・
↑ここ冒頭
けれども、公爵家に拾われた。ああ 良かった・・・
そしてこれから私は捨てられないように、前世の記憶を使って知識チートで家族のため、公爵領にする人のために領地を豊かにします。
「この子ちょっとおかしいこと言ってるぞ」 と言われても、必殺 「女神様のお告げです。昨夜夢にでてきました」で大丈夫。
だって私には、愛と豊穣の女神様に愛されている証、聖女の紋章があるのです。
この物語は、魔法と剣の世界で主人公のエルーシアは魔法チートと知識チートで領地を豊かにするためにスライムや古竜と仲良くなって、お力をちょっと借りたりもします。
果たして、エルーシアは捨てられた本当の理由を知ることが出来るのか?
さあ! 物語が始まります。
公爵家御令嬢に転生?転生先の努力が報われる世界で可愛いもののために本気出します「えっ?私悪役令嬢なんですか?」
へたまろ
ファンタジー
『祝』第17回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞!
ここは、とある恋愛ゲームの舞台……かもしれない場所。
主人公は、まったく情報を持たない前世の知識を持っただけの女性。
王子様との婚約、学園での青春、多くの苦難の末に……婚約破棄されて修道院に送られる女の子に転生したただの女性。
修道院に送られる途中で闇に屠られる、可哀そうな……やってたことを考えればさほど可哀そうでも……いや、罰が重すぎる程度の悪役令嬢に転生。
しかし、この女性はそういった予備知識を全く持ってなかった。
だから、そんな筋書きは全く関係なし。
レベルもスキルも魔法もある世界に転生したからにはやることは、一つ!
やれば結果が数字や能力で確実に出せる世界。
そんな世界に生まれ変わったら?
レベル上げ、やらいでか!
持って生まれたスキル?
全言語理解と、鑑定のみですが?
三種の神器?
初心者パック?
肝心の、空間収納が無いなんて……無いなら、努力でどうにかしてやろうじゃないか!
そう、その女性は恋愛ゲームより、王道派ファンタジー。
転生恋愛小説よりも、やりこみチートラノベの愛読者だった!
子供達大好き、みんな友達精神で周りを巻き込むお転婆お嬢様がここに爆誕。
この国の王子の婚約者で、悪役令嬢……らしい? かもしれない?
周囲の反応をよそに、今日もお嬢様は好き勝手やらかす。
周囲を混乱を巻き起こすお嬢様は、平穏無事に王妃になれるのか!
死亡フラグを回避できるのか!
そんなの関係ない!
私は、私の道を行く!
王子に恋しない悪役令嬢は、可愛いものを愛でつつやりたいことをする。
コメディエンヌな彼女の、生涯を綴った物語です。
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐@書籍発売中
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
【完結】僕の恋人が、僕の友人と、蕩けそうな笑顔でダンスを踊るから
冬馬亮
恋愛
パーシヴァルは、今夜こそ、恋人のケイトリンにプロポーズをしようと密かに決意していた。
ダンスをしながら、プロポーズのタイミングを考えていたものの、踊り終えたところでパーシヴァルに、隣国に留学していた親友のダニエルが声をかけてくる。
パーシヴァルはダニエルにケイトリンを紹介。流れで2人はダンスを踊ることになるのだが・・・
パーシヴァルは見てしまった。
愛する人の耳元で思わせぶりに何かを囁くダニエルと、可愛らしく頬を染め、蕩ける笑顔でダニエルを見上げるケイトリンを。
※なろうさんでも掲載しています。
さようなら、家族の皆さま~不要だと捨てられた妻は、精霊王の愛し子でした~
みなと
ファンタジー
目が覚めた私は、ぼんやりする頭で考えた。
生まれた息子は乳母と義母、父親である夫には懐いている。私のことは、無関心。むしろ馬鹿にする対象でしかない。
夫は、私の実家の資産にしか興味は無い。
なら、私は何に興味を持てばいいのかしら。
きっと、私が生きているのが邪魔な人がいるんでしょうね。
お生憎様、死んでやるつもりなんてないの。
やっと、私は『私』をやり直せる。
死の淵から舞い戻った私は、遅ればせながら『自分』をやり直して楽しく生きていきましょう。
聖女なので公爵子息と結婚しました。でも彼には好きな人がいるそうです。
MIRICO
恋愛
癒しの力を持つ聖女、エヴリーヌ。彼女は聖女の嫁ぎ制度により、公爵子息であるカリス・ヴォルテールに嫁ぐことになった。しかしカリスは、ブラシェーロ公爵子息に嫁ぐ聖女、アティを愛していたのだ。
カリスはエヴリーヌに二年後の離婚を願う。王の命令で結婚することになったが、愛する人がいるためエヴリーヌを幸せにできないからだ。
勝手に決められた結婚なのに、二年で離婚!?
アティを愛していても、他の公爵子息の妻となったアティと結婚するわけにもいかない。離婚した後は独身のまま、後継者も親戚の子に渡すことを辞さない。そんなカリスの切実な純情の前に、エヴリーヌは二年後の離婚を承諾した。
なんてやつ。そうは思ったけれど、カリスは心優しく、二年後の離婚が決まってもエヴリーヌを蔑ろにしない、誠実な男だった。
やめて、優しくしないで。私が好きになっちゃうから!!
ブックマーク・いいね・ご感想等、ありがとうございます。誤字もお知らせくださりありがとうございます。修正します。ご感想お返事ネタバレになりそうなので控えさせていただきます。
王子様を放送します
竹 美津
ファンタジー
竜樹は32歳、家事が得意な事務職。異世界に転移してギフトの御方という地位を得て、王宮住みの自由業となった。異世界に、元の世界の色々なやり方を伝えるだけでいいんだって。皆が、参考にして、色々やってくれるよ。
異世界でもスマホが使えるのは便利。家族とも連絡とれたよ。スマホを参考に、色々な魔道具を作ってくれるって?
母が亡くなり、放置された平民側妃の子、ニリヤ王子(5歳)と出会い、貴族側妃からのイジメをやめさせる。
よし、魔道具で、TVを作ろう。そしてニリヤ王子を放送して、国民のアイドルにしちゃおう。
何だって?ニリヤ王子にオランネージュ王子とネクター王子の異母兄弟、2人もいるって?まとめて面倒みたろうじゃん。仲良く力を合わせてな!
放送事業と日常のごちゃごちゃしたふれあい。出会い。旅もする予定ですが、まだなかなかそこまで話が到達しません。
ニリヤ王子と兄弟王子、3王子でわちゃわちゃ仲良し。孤児の子供達や、獣人の国ワイルドウルフのアルディ王子、車椅子の貴族エフォール君、視力の弱い貴族のピティエ、プレイヤードなど、友達いっぱいできたよ!
教会の孤児達をテレビ電話で繋いだし、なんと転移魔法陣も!皆と会ってお話できるよ!
優しく見守る神様たちに、スマホで使えるいいねをもらいながら、竜樹は異世界で、みんなの頼れるお父さんやししょうになっていく。
小説家になろうでも投稿しています。
なろうが先行していましたが、追いつきました。
【本編完結】聖女は辺境伯に嫁ぎますが、彼には好きな人が、聖女にはとある秘密がありました。
彩華(あやはな)
恋愛
王命により、グレンディール・アルザイド辺境伯に嫁いだ聖女シェリル。彼には病気持ちのニーナと言う大事な人がいた。彼から提示された白い結婚を盛り込んだ契約書にサインをしたシェリルは伯爵夫人という形に囚われることなく自分の趣味の薬作りを満喫してながら、ギルドに売っていく。ある日病気で苦しむニーナの病気を治した事でシェリルの運命は変わっていく。グレンディールがなにかと近づくようになったのだ。そんな彼女はとある秘密を抱えていた・・・。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる