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番外編
バナナの日SS
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2020/8/7にTwitterに上げたやつです。
バナナの日、という事でお察し頂けるかと思いますが、リィナがフェリクスさんのバナナにあんあん言わされるお話です。
一見真面目を装っていますが(装えているのかは謎)ギャグなので笑いながら読んで頂けると幸いです。
こんなノリは無理!と思ったらそっ閉じして下さいm(_ _)m
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
「わぁっ今朝はパンケーキなんですね」
美味しそう、と声を弾ませているリィナの前には、小さめに焼かれた綺麗な黄金色のパンケーキが二枚。
そしてその上にはリィナの一口分のサイズにカットされたたくさんのフルーツがホイップクリームと共に盛られている。
対するフェリクスの前には焦げ目も愛嬌とばかりの、リィナの物の五倍はありそうな巨大なパンケーキに、適当すぎるサイズにカットされたフルーツがどちゃっと乗っかっていて、更にパンケーキの皿の横には山盛りなフルーツバスケットがどんと置かれている。
リィナはパンケーキにシロップをたっぷりかけて、ナイフで切ったパンケーキとフルーツを一欠片フォークに刺して、最後に少しホイップクリームを付けると、それを口に入れる。
フェリクスはその間にざくっと大きくカットしたパンケーキにフルーツを挟み込むようにして、ばくばくとたったの数口で一切れ目を平らげている。
そうしてリィナが一枚目のパンケーキを食べ終わる頃にはフェリクスの皿はすっかり空っぽになって、その手はフルーツバスケットに伸びていた。
リンゴに皮ごとかぶりついているフェリクスにリィナが少し驚いたような表情を見せていたけれど、フェリクスはそれには気づかず、次にバナナに手を伸ばす。
まさかバナナも皮ごと……? と、何となくフェリクスの手元を見つめていると、リィナの手が止まった事に気付いたフェリクスがどうした? と声をかけてくる。
「あ、いえ……そのまんま齧って食べる事もできるんですね……と思いまして」
「そりゃー……って、まぁリィナはそうか」
フェリクスは手元のバナナの皮を剥くと食うか? とリィナに向かって差し出した。
バナナは剥くのね、と思いながら、リィナは差し出されたバナナに口を寄せる。
少し躊躇ってからぱくんと口にして、これで良いのよね……? と目だけでフェリクスを見上げてみる。
目が合ったフェリクスが一瞬片眉を持ち上げて、そして小さく口端を持ち上げて頷いたから、リィナはそのままバナナを一口齧ってみる。
嬉しそうに笑んで、こんな風に食べると何だか美味しさが増しますねと楽しそうにしているリィナに、そうだろ、とほんの少し目を細めて、フェリクスはばくりと残りのバナナに齧り付いた。
❊❊❊ ✽ ❊❊❊
「フェリクス様、お仕事は大丈夫ですか?」
朝食を終えて食堂を出たところで、リィナはなぜだかフェリクスにひょいと抱えられた。
どうやらそのままフェリクスの部屋に向かっているらしいと気付いて、リィナはそんな事を聞いてみる。
「最近はそんなに忙しいって事もねーしな。少しくらい大丈夫だ」
フェリクスの部屋に入って、案の定ベッドに下ろされる。
昨晩もたくさんしたけれど足りなかったのかしら? と思いながらもリィナがフェリクスに向かって腕を伸ばせば、その腕を取られて引き寄せられて、噛みつくような口付けをされる。
「んっ……フェリクス様……っどうか、なさったのですか……?」
何故だか余裕のなさそうなフェリクスの手は、既にワンピースの上からリィナの双丘をやわやわと揉んでいる。
「バナナを咥えてるリィナがエロ過ぎたせい、だな」
「………え?」
唇を食まれて舐められて、塞がれたと思ったら舌を絡め取られる。
そうして散々にリィナの唇と口内を貪ったフェリクスは、リィナの口端から溢れている唾液を拭うと、ニヤリと悪そうな笑みを浮かべた。
「リィナ、俺のバナナも咥えてみせろ」
「フェリクス様の、ばなな……?」
不思議そうな顔をしたリィナの腰を引き寄せて、フェリクスは自身の昂りを押し付ける。
「あっ………」
リィナの頬がぱっと染まって、そして意味を理解した途端にお腹の奥がきゅんっと熱くなった。
リィナがフェリクスの足の間に手を伸ばして前を寛げると、既に硬くなっていたフェリクスのそこがぶるんっと首をもたげる。
そっと指先で撫でてみると、ぴくりと震えた。
リィナはそれを愛おしげに見つめて、そして根元をゆるりと握るとフェリクスを見上げる。
「食べて良いですか?──フェル様のバナナ」
ちゅ、と先端に口付けてフェリクスを見上げてみると、目だけで頷き返された。
リィナはそっと先端を口に含んでみる。
さっき食べたバナナよりも、ずっとずっと熱くて硬くて、太い。
リィナは一度口を離すと、根元を握り直す。
そしてこくんと喉を鳴らしてから、ゆっくりと口に含み直した。
根元まで全部たべたかったけれど、リィナの小さな口ではちっとも届かない。
フェリクスの手に導かれるままちゅぷちゅぷと小さな音をさせて愛撫を続けていたリィナは、ふと不思議に思う。
いつもリィナの中で暴れ回ってリィナを高みに押し上げてしまうこれが、こんな食べ方で大丈夫なのかしら、と。
その証拠にフェリクスの手はゆったりとリィナの頭を撫でている。
だからリィナは、ゆっくりだった動きを少し速めてみた。
「っん………んっ、んっ」
擦れる速さと共に水音も変わって、フェリクスの手もぴくんと跳ねた。
口の中のバナナは、また少し硬くなって大きくなった。
何だかそれが嬉しくて、リィナは一生懸命頭を動かす。
じゅぷ、じゅぽ、と響く水音に、フェリクスが時折漏らす堪えるような吐息が加わって、リィナをより興奮させて行く。
「んっ……んくっ!」
少し勢いを付けすぎて喉の奥を突いてしまったリィナが苦しそうに顔を顰めたその時、フェリクスの手がリィナの顎を掴んで口を離させる。
「ふぇるさま……もっと………」
「いや、充分だ──なぁリィナ。そろそろ下の口でも咥えたいんじゃねーか?」
ころんとベッドに転がされて、スカートを捲り上げられたと思ったらぱかりと足を開かされる。
「あぁ、ほらな? 涎まみれじゃねーか」
くちゅっと下着の脇から入ってきた指で下の口を撫でられて、リィナはふるりと身体を震わせた。
「欲しい、です……ふぇるさまのバナナ……。下のお口にも食べさせてください」
❊❊❊ ✽ ❊❊❊
「あぁんっ、おっき……!ふぇるさまのばなな、おっきぃの……!」
「美味いか?」
「ん、おいし……おいし、から………っもっと……もっとください、ふぇるさま………! 太くておっきぃの……っもっと………あぁぁっ!!」
がつがつと腰を打ち付けられて、リィナはあられもなく見悶える。
フェリクスはリィナの膝裏を持ち上げると、リィナの一番奥をがつんと突き上げて、抉るように腰を回す。
嬌声を上げたリィナの腟内がぎゅうっと収縮したかと思ったら、一気に弾けた。
「あぁぁぁ──っ!!」
フェリクスが腰を引くと、背を反らせたリィナの中から体液が勢いよく溢れ出して、シーツに水溜まりを作っていく。
「ふぁ……ん……っ」
くてんとベッドに背を預けたリィナに見せつけるように、フェリクスはリィナの愛液にまみれている自身を指で拭う。
「はっ……リィナの涎でベタベタだ……しかも一人で気持ち良くなりやがって」
フェリクスは濡れた指をリィナの口に含ませる。
リィナはぺちゃ、と音をさせながらフェリクスの指をキレイにすると、まだひくひくと余韻を引き摺っているそこを揺らしてみせた。
「ふぇるさま、おかわり……ください……。ふぇるさまも、きもちよくなって……?」
リィナの誘いにフェリクスはぺろりと唇を舐めると、リィナの足を抱え直す。
「そうだな……まだ俺のミルクも飲ませてねーしな 」
「ん、フェルさまのミルク……のませてくださ………ぁあんっ!」
ずず、と予告無く挿入されて、リィナがびくんと身体をしならせる。
「あぁっ、あっ、あっ、ふぇるさま……っま、た……っまたイッちゃう……!」
「こら、まだイクな」
「やぁっ……むり……っむりです……! だめぇ!」
リィナの懇願するような声の直後、フェリクスはずるっと一気にリィナの中から自身のモノを引き出した。
「やぁぁっ!!」
まるで栓が抜かれたエールのように勢いよくぷしゅっと溢れさせて、シーツに新たな水溜まりを作っているリィナに意地悪く笑ってみせると、フェリクスはリィナの蕩けきった腟内に指を二本、ぐちゅっと挿れる。
「あぁ──っ!」
「イクなっつったのに……だらしのねぇ口には、これで充分なんじゃないか?」
じゅぷじゅぷと指を出し入れするフェリクスに、リィナは首を振る。
「やっ……いやです……ふぇるさまの……ふぇるさまのおっきぃの、ください……ふぇるさまのミルク、のませて……っ!」
「すげぇな、涎が止まらねぇ……何だ、またイッてんのか?」
「だ、て……ふぇるさま、いじわる……っ」
ポロポロと涙を零し始めたリィナに、フェリクスは仕方ねーなと溜息など落として見せると、リィナの蜜口に先端を擦り付ける。
「欲しいか?」
くちくちと水音をさせながら問われて、リィナはこくこくと頷いた。
「ほしいです……ふぇるさまのばなな食べさせてください……ミルクも、たくさんのませ……──っ!!」
ずんっと一気に最奥まで埋められて、リィナが高い声を上げて仰け反る。
「ほら、これで満足か?」
ぱんぱんと身体のぶつかりあう音に、もうなんの意味も成さないリィナの嬌声が重なる。
激しく擦れ合う二人の接合部はとめどなく溢れるリィナの蜜を泡立たせながらいやらしい水音を立てて、リィナの肌を滑り落ちてシーツを濡らしていく。
「すげぇな、リィナ。さっさと寄越せと、中がうねりまくってるぞ?」
「んっ、んっ、ほ、し……っほしい……で……っあぁっ!」
リィナの中が、ぎゅうっとフェリクスを締め上げる。
「あぁ……っくれてやるっ──しっかり飲めよ!」
フェリクスが思い切り腰を打ち付けるとぱぁんと高い音が響いて、もう何度目になるか分からないリィナの絶頂を誘った。
「あぁぁっ……!!」
ぎゅうっとリィナの中が収縮して、フェリクスはそれに誘われるまま、リィナの最奥で白濁を放った。
びゅるびゅるびゅるっと勢い良く中に注がれて、リィナは悦びの声を上げる。
「あぁん……っ! みるく……っふぇるさまのばななから……みるく……っ たくさん……でて………っ!」
何度か腰を打ち付けてフェリクスが全てを吐き出し終えると、リィナはうっとりと微笑んだ。
「ふぇるさまのみるく……あったかいです……」
「──美味かったか?」
「はい、とっても………」
フェリクスがリィナの足を下ろしてゆっくりとリィナの中から自身を引き抜くと、リィナの中からこぷりと白濁が溢れ出す。
その感覚に、リィナは切なそうに眉を下げた。
「みるく、こぼれちゃいました……」
「何だ? まだ飲みてぇか?」
くくっとフェリクスが喉を鳴らすと、リィナはもじ、と腰を揺らす。
「でも……おしごと………」
「そんなに忙しくねーからな。一回や二回くらいなら余裕だが……」
どうする? と問われて、リィナはフェリクスに向かって腕を伸ばす。
「おかわり、ください……おっきぃバナナと、あったかいミルク……もっと欲しいです………」
❊❊❊ ✽ ❊❊❊
翌朝───
食卓に乗っているグラスに注がれたバナナミルクを目にしたリィナがぽぽぽっと頬を染めて、
そしてそんなリィナを眺めてニヤニヤしているフェリクスに、アンネたちが不思議そうに首を傾げたとか──
~おしまい~
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
男性向けであるような、女の子が「おちxxミルク欲しいのぉ!」と叫びながらあんあんしてるようなのが書きたかったんです。
反省は………ほんの少しだけしてます。
後悔はしていません(`・ω・´)キリッ!!! ←
強いて言えば読者様方がこれがOKならこういうのももっとやりたいな、とは思っています(え)
バナナの日、という事でお察し頂けるかと思いますが、リィナがフェリクスさんのバナナにあんあん言わされるお話です。
一見真面目を装っていますが(装えているのかは謎)ギャグなので笑いながら読んで頂けると幸いです。
こんなノリは無理!と思ったらそっ閉じして下さいm(_ _)m
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
「わぁっ今朝はパンケーキなんですね」
美味しそう、と声を弾ませているリィナの前には、小さめに焼かれた綺麗な黄金色のパンケーキが二枚。
そしてその上にはリィナの一口分のサイズにカットされたたくさんのフルーツがホイップクリームと共に盛られている。
対するフェリクスの前には焦げ目も愛嬌とばかりの、リィナの物の五倍はありそうな巨大なパンケーキに、適当すぎるサイズにカットされたフルーツがどちゃっと乗っかっていて、更にパンケーキの皿の横には山盛りなフルーツバスケットがどんと置かれている。
リィナはパンケーキにシロップをたっぷりかけて、ナイフで切ったパンケーキとフルーツを一欠片フォークに刺して、最後に少しホイップクリームを付けると、それを口に入れる。
フェリクスはその間にざくっと大きくカットしたパンケーキにフルーツを挟み込むようにして、ばくばくとたったの数口で一切れ目を平らげている。
そうしてリィナが一枚目のパンケーキを食べ終わる頃にはフェリクスの皿はすっかり空っぽになって、その手はフルーツバスケットに伸びていた。
リンゴに皮ごとかぶりついているフェリクスにリィナが少し驚いたような表情を見せていたけれど、フェリクスはそれには気づかず、次にバナナに手を伸ばす。
まさかバナナも皮ごと……? と、何となくフェリクスの手元を見つめていると、リィナの手が止まった事に気付いたフェリクスがどうした? と声をかけてくる。
「あ、いえ……そのまんま齧って食べる事もできるんですね……と思いまして」
「そりゃー……って、まぁリィナはそうか」
フェリクスは手元のバナナの皮を剥くと食うか? とリィナに向かって差し出した。
バナナは剥くのね、と思いながら、リィナは差し出されたバナナに口を寄せる。
少し躊躇ってからぱくんと口にして、これで良いのよね……? と目だけでフェリクスを見上げてみる。
目が合ったフェリクスが一瞬片眉を持ち上げて、そして小さく口端を持ち上げて頷いたから、リィナはそのままバナナを一口齧ってみる。
嬉しそうに笑んで、こんな風に食べると何だか美味しさが増しますねと楽しそうにしているリィナに、そうだろ、とほんの少し目を細めて、フェリクスはばくりと残りのバナナに齧り付いた。
❊❊❊ ✽ ❊❊❊
「フェリクス様、お仕事は大丈夫ですか?」
朝食を終えて食堂を出たところで、リィナはなぜだかフェリクスにひょいと抱えられた。
どうやらそのままフェリクスの部屋に向かっているらしいと気付いて、リィナはそんな事を聞いてみる。
「最近はそんなに忙しいって事もねーしな。少しくらい大丈夫だ」
フェリクスの部屋に入って、案の定ベッドに下ろされる。
昨晩もたくさんしたけれど足りなかったのかしら? と思いながらもリィナがフェリクスに向かって腕を伸ばせば、その腕を取られて引き寄せられて、噛みつくような口付けをされる。
「んっ……フェリクス様……っどうか、なさったのですか……?」
何故だか余裕のなさそうなフェリクスの手は、既にワンピースの上からリィナの双丘をやわやわと揉んでいる。
「バナナを咥えてるリィナがエロ過ぎたせい、だな」
「………え?」
唇を食まれて舐められて、塞がれたと思ったら舌を絡め取られる。
そうして散々にリィナの唇と口内を貪ったフェリクスは、リィナの口端から溢れている唾液を拭うと、ニヤリと悪そうな笑みを浮かべた。
「リィナ、俺のバナナも咥えてみせろ」
「フェリクス様の、ばなな……?」
不思議そうな顔をしたリィナの腰を引き寄せて、フェリクスは自身の昂りを押し付ける。
「あっ………」
リィナの頬がぱっと染まって、そして意味を理解した途端にお腹の奥がきゅんっと熱くなった。
リィナがフェリクスの足の間に手を伸ばして前を寛げると、既に硬くなっていたフェリクスのそこがぶるんっと首をもたげる。
そっと指先で撫でてみると、ぴくりと震えた。
リィナはそれを愛おしげに見つめて、そして根元をゆるりと握るとフェリクスを見上げる。
「食べて良いですか?──フェル様のバナナ」
ちゅ、と先端に口付けてフェリクスを見上げてみると、目だけで頷き返された。
リィナはそっと先端を口に含んでみる。
さっき食べたバナナよりも、ずっとずっと熱くて硬くて、太い。
リィナは一度口を離すと、根元を握り直す。
そしてこくんと喉を鳴らしてから、ゆっくりと口に含み直した。
根元まで全部たべたかったけれど、リィナの小さな口ではちっとも届かない。
フェリクスの手に導かれるままちゅぷちゅぷと小さな音をさせて愛撫を続けていたリィナは、ふと不思議に思う。
いつもリィナの中で暴れ回ってリィナを高みに押し上げてしまうこれが、こんな食べ方で大丈夫なのかしら、と。
その証拠にフェリクスの手はゆったりとリィナの頭を撫でている。
だからリィナは、ゆっくりだった動きを少し速めてみた。
「っん………んっ、んっ」
擦れる速さと共に水音も変わって、フェリクスの手もぴくんと跳ねた。
口の中のバナナは、また少し硬くなって大きくなった。
何だかそれが嬉しくて、リィナは一生懸命頭を動かす。
じゅぷ、じゅぽ、と響く水音に、フェリクスが時折漏らす堪えるような吐息が加わって、リィナをより興奮させて行く。
「んっ……んくっ!」
少し勢いを付けすぎて喉の奥を突いてしまったリィナが苦しそうに顔を顰めたその時、フェリクスの手がリィナの顎を掴んで口を離させる。
「ふぇるさま……もっと………」
「いや、充分だ──なぁリィナ。そろそろ下の口でも咥えたいんじゃねーか?」
ころんとベッドに転がされて、スカートを捲り上げられたと思ったらぱかりと足を開かされる。
「あぁ、ほらな? 涎まみれじゃねーか」
くちゅっと下着の脇から入ってきた指で下の口を撫でられて、リィナはふるりと身体を震わせた。
「欲しい、です……ふぇるさまのバナナ……。下のお口にも食べさせてください」
❊❊❊ ✽ ❊❊❊
「あぁんっ、おっき……!ふぇるさまのばなな、おっきぃの……!」
「美味いか?」
「ん、おいし……おいし、から………っもっと……もっとください、ふぇるさま………! 太くておっきぃの……っもっと………あぁぁっ!!」
がつがつと腰を打ち付けられて、リィナはあられもなく見悶える。
フェリクスはリィナの膝裏を持ち上げると、リィナの一番奥をがつんと突き上げて、抉るように腰を回す。
嬌声を上げたリィナの腟内がぎゅうっと収縮したかと思ったら、一気に弾けた。
「あぁぁぁ──っ!!」
フェリクスが腰を引くと、背を反らせたリィナの中から体液が勢いよく溢れ出して、シーツに水溜まりを作っていく。
「ふぁ……ん……っ」
くてんとベッドに背を預けたリィナに見せつけるように、フェリクスはリィナの愛液にまみれている自身を指で拭う。
「はっ……リィナの涎でベタベタだ……しかも一人で気持ち良くなりやがって」
フェリクスは濡れた指をリィナの口に含ませる。
リィナはぺちゃ、と音をさせながらフェリクスの指をキレイにすると、まだひくひくと余韻を引き摺っているそこを揺らしてみせた。
「ふぇるさま、おかわり……ください……。ふぇるさまも、きもちよくなって……?」
リィナの誘いにフェリクスはぺろりと唇を舐めると、リィナの足を抱え直す。
「そうだな……まだ俺のミルクも飲ませてねーしな 」
「ん、フェルさまのミルク……のませてくださ………ぁあんっ!」
ずず、と予告無く挿入されて、リィナがびくんと身体をしならせる。
「あぁっ、あっ、あっ、ふぇるさま……っま、た……っまたイッちゃう……!」
「こら、まだイクな」
「やぁっ……むり……っむりです……! だめぇ!」
リィナの懇願するような声の直後、フェリクスはずるっと一気にリィナの中から自身のモノを引き出した。
「やぁぁっ!!」
まるで栓が抜かれたエールのように勢いよくぷしゅっと溢れさせて、シーツに新たな水溜まりを作っているリィナに意地悪く笑ってみせると、フェリクスはリィナの蕩けきった腟内に指を二本、ぐちゅっと挿れる。
「あぁ──っ!」
「イクなっつったのに……だらしのねぇ口には、これで充分なんじゃないか?」
じゅぷじゅぷと指を出し入れするフェリクスに、リィナは首を振る。
「やっ……いやです……ふぇるさまの……ふぇるさまのおっきぃの、ください……ふぇるさまのミルク、のませて……っ!」
「すげぇな、涎が止まらねぇ……何だ、またイッてんのか?」
「だ、て……ふぇるさま、いじわる……っ」
ポロポロと涙を零し始めたリィナに、フェリクスは仕方ねーなと溜息など落として見せると、リィナの蜜口に先端を擦り付ける。
「欲しいか?」
くちくちと水音をさせながら問われて、リィナはこくこくと頷いた。
「ほしいです……ふぇるさまのばなな食べさせてください……ミルクも、たくさんのませ……──っ!!」
ずんっと一気に最奥まで埋められて、リィナが高い声を上げて仰け反る。
「ほら、これで満足か?」
ぱんぱんと身体のぶつかりあう音に、もうなんの意味も成さないリィナの嬌声が重なる。
激しく擦れ合う二人の接合部はとめどなく溢れるリィナの蜜を泡立たせながらいやらしい水音を立てて、リィナの肌を滑り落ちてシーツを濡らしていく。
「すげぇな、リィナ。さっさと寄越せと、中がうねりまくってるぞ?」
「んっ、んっ、ほ、し……っほしい……で……っあぁっ!」
リィナの中が、ぎゅうっとフェリクスを締め上げる。
「あぁ……っくれてやるっ──しっかり飲めよ!」
フェリクスが思い切り腰を打ち付けるとぱぁんと高い音が響いて、もう何度目になるか分からないリィナの絶頂を誘った。
「あぁぁっ……!!」
ぎゅうっとリィナの中が収縮して、フェリクスはそれに誘われるまま、リィナの最奥で白濁を放った。
びゅるびゅるびゅるっと勢い良く中に注がれて、リィナは悦びの声を上げる。
「あぁん……っ! みるく……っふぇるさまのばななから……みるく……っ たくさん……でて………っ!」
何度か腰を打ち付けてフェリクスが全てを吐き出し終えると、リィナはうっとりと微笑んだ。
「ふぇるさまのみるく……あったかいです……」
「──美味かったか?」
「はい、とっても………」
フェリクスがリィナの足を下ろしてゆっくりとリィナの中から自身を引き抜くと、リィナの中からこぷりと白濁が溢れ出す。
その感覚に、リィナは切なそうに眉を下げた。
「みるく、こぼれちゃいました……」
「何だ? まだ飲みてぇか?」
くくっとフェリクスが喉を鳴らすと、リィナはもじ、と腰を揺らす。
「でも……おしごと………」
「そんなに忙しくねーからな。一回や二回くらいなら余裕だが……」
どうする? と問われて、リィナはフェリクスに向かって腕を伸ばす。
「おかわり、ください……おっきぃバナナと、あったかいミルク……もっと欲しいです………」
❊❊❊ ✽ ❊❊❊
翌朝───
食卓に乗っているグラスに注がれたバナナミルクを目にしたリィナがぽぽぽっと頬を染めて、
そしてそんなリィナを眺めてニヤニヤしているフェリクスに、アンネたちが不思議そうに首を傾げたとか──
~おしまい~
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
男性向けであるような、女の子が「おちxxミルク欲しいのぉ!」と叫びながらあんあんしてるようなのが書きたかったんです。
反省は………ほんの少しだけしてます。
後悔はしていません(`・ω・´)キリッ!!! ←
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