異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai

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第二章シャーカ王国

101出発に向けて

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「これで全部か?」

「そうですね」

「あんまり物少ない」

「基本アイテムボックスに入れて整理してますからね」

ガロンとの戦いから数日が経ち俺達は次の所に向かう準備をしていた。

「荷物の整理は終わったしお前らこの後どうする」

「私は部屋でゆっくりとします」

「出発は明日なので私はこれから必要な物を買いに行きます」

「蒼花は」

「私は………無限といたい///」

「そうかなら一緒に出掛けるか」

「うん」

「じゃあ着替えてくる」

「私も」

俺は空間魔法で作った着替え室で着替えた。

「待たせたな」

「うんうん、待ってないよ」

俺はこの国に来た時買った服で蒼花も同じ買った服の青色の上着と白いスカートを着てきた。

「じゃ行くか」

「……うん」

俺と蒼花は手をつなぎ出発した。

「最初はどこ行くの?」

「最初は冒険者ギルドだな」

「何しに行くの?」

「そろそろ次の場所に行く報告と素材を売りにな」

「ツバキいるかな」

「わからん」

俺達はそのままに冒険者ギルドに向かった。

冒険者ギルドについた俺達は中に入るといつものように冒険者達は騒がしいしていた。

「おっ!ムゲンじゃねぇか!」

「どうしたんだそんな格好して」

「デートか」

「まぁ、そんなところだ」

「///」

知り合いの冒険者達にからかわれながらも受付に行くとミワさんがいた。

「あら、ムゲンさんにアオカさんこんにちは」

「ミワさんこんにちは」

「こんにちは」

「こんな時間に珍しいですね今日はどうされたんですか?」

「実は明日、次の場所に行こうと思ってなその挨拶しに来た」

「「「「えっ!?」」」」

無限の言葉にギルドにいる全員が驚いた。

「マジか」

「寂しくなるな」

「ギルドの英雄が」

「本当何ですか?」

「もっと色々な所に行きたいので」

「そうですか…………」

ガタ

するとミワは椅子から立ち上がり俺達に頭を下げた。

「改めてアオカさん先日の魔族と悪魔達の襲撃から我々を助けていただきありがとうございます」

「…………頭を上げて下さい私は皆さんを守りたくてしただげですので」

「そうですか」

「まぁ、またこの国に来るからその時はまた依頼の受付をよろしくお願いします」

「はい、喜んで」

「いつでも帰ってこいよ!」

「俺達の救世主!」

「アオカちゃんがいないとこのギルドのアイドルいないぞ!」

「ムゲン!また来いよ」

多くの冒険者が俺達の旅を応援してくれた。

「じゃあ行きますね」

「ではまた」

「はい」

無限と蒼花はギルドを後にした。

「そう言えば金狼の奴らは」

「あの襲撃後、ムゲン達の力の差を思い知って強くなろうと依頼を受けているそうだ」

「ライはアオカちゃんの事パーティーに誘うとか言ってたぞ」

「「「「絶対無理だろ!」」」」」

「…………アイツらが帰ってくる時ムゲン達の旅を邪魔するから押さえるか」

「賛成!!」

ギルド内では無限と蒼花が付き合ってる事は全員知っていてそれを応援する者達が多くいるのだ。

「無限そろそろお腹空かない」

「そうだな…………プラムに行かないか」

「行く」

冒険者ギルドを出た後俺と蒼花はプラムに向かった。

「ついたな」

「お店も無事か再開できているね」

「入るか」

プラムの目の前についた俺達は店の中に入ると店の中は繁盛していた。

「いらっしゃい、あら!ムゲンさんにアオカさん」

「どうもハナさん」

「こんにちは」

「お兄ちゃんが来た!」

「久しぶりだなタケ」

「空いている席にどうぞ」

無限と蒼花は空いてる席に座りメニューを見た。

「さぁ~て何にするかな」

「私はミートパスタにしょうかな」

「俺は…………ハンバーグかなすいません!」

「はい、二人とも注文は何かしら」

「俺はハンバーグで」

「私はミートパスタをお願いします」

「わかったわ」

注文を終えてハナは厨房の方に行った。

「いいお店だね」

「そうだなまたこの国に来た時に食べに行こう」

「その時は皆で来ようね」

「嗚呼」

無限と蒼花は料理が来るまで色々と話していた。

「お待たせしましたハンバーグとミートパスタね」

「おっ!来たな」

「いい匂い」

「それじゃあ」

「「いただきます」」

俺達は食事を始めた。

「本当にここの料理は旨いな」

「うん、私達がいた世界にと同じくらい美味しい」

「本当に美味しそうに食べるね二人とも」

「ハナさん」

料理を食べているとハナさんが話しかけてきた。

「仕事はいいんですか?」

「大丈夫よそれよりもちょっといいかい」

「何ですか?」

すると厨房から調理服を着た目付きが悪い男が現れた。

「この人は?」

「私の旦那さ」

「初めましてだな俺はここのプラムの料理を作ってるスギだ」

「ムゲン・フドウだ。料理を堪能させて貰ってるよ」

「アオカ・ナカノです。料理とても美味しいです」

「それはありがとう」

「それでハナさんの旦那さんが何のようだ?」

「ムゲンだったな、お前達がこの国に来た時魔物からハナと息子を助け更には先日の魔族と悪魔達から守ってくれてありがとう」

スギはコック帽を取り無限に頭を下げた。

「頭を上げて下さい俺達は当然の事をしただけだ」

「私達は皆さんを助けたかったそれだけです」

「本当にハナの言った通りの人達だな」

「ねぇそうでしょ」

「嗚呼、今日の料理の代金は無料でいいゆっくり食べてくれ」

「おいおい、それは」

「いいのよ助けて貰ったお礼」

「無限」

「…………わかりましたお言葉に甘えます。それと俺達明日にはこの国を出て次の場所に行きます」

「えっ!」

「お兄ちゃん達どっか行くの?」

無限達が次の場所に行くことを伝えるとハナ達は驚いていた。

「そう…………寂しくなるわね」

「またこの国にきます」

「その時はまた料理を食べに来ます」

「それまで料理の腕を上げとかないとな」

「お兄ちゃんまた来たら色々話聞かせて」

「嗚呼、いいぞ」

その後ハナ達と色々話ながら食事をして店を後にした。

「さて、最後は教会だな」

「お城には行かないの」

「ラテス達は今日の教会に用があるって前に言ってたからそれにジャダ王はすでに知ってる」

「………私達がいなくて大丈夫かな」

「大丈夫だ……この国はそんなに弱くない」

「無限が言うなら信じる」

「あっ!ムゲンさんにアオカさん」

しばらく歩いていると教会に着くと入り口にはラテス達とアリアがいた。

「よぉ、ラテスにアリアさん」

「こんにちは」

「どうも」

「二人ともどうしたんですか?」

「少し報告にな中で話さないか」

「わかりました」

俺達は教会の中に入りラテス達とアリアさんにこの国を明日出ることを報告した。

「明日にですか」

「嗚呼、そうだ」

「子供達が寂しがります特にカイはムゲンさんの事気に入ってますから」

「アイツには前から伝えてあるから大丈夫だ」

「またこの国に来ます」

「そうですかまた来てくださいね」

「必ずな」

「ですがムゲンさんが作ってくれた料理が食べられないのは残念ですね」

「私は食べたこと無いんですが」

「なら作ろうか」

「「えっ!?」」

「無限料理するの?」

「嗚呼、全員に笑顔で見送って貰いたいからな」

続く。
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