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第二章シャーカ王国
95パーティー
しおりを挟む「ゾディアこの服似合ってるか?」
「はい、とても似合っております」
俺達は受勲式を終えた後ジャダ王からパーティーに誘われその準備をしていた。
「髪は少し整えますね」
「嗚呼、頼む」
無限は椅子に座りゾディアが櫛で無限の髪を整え始めた。
「そう言えばアリア様は良かったんですか?」
「アリアさんはパーティーよりも子供達が大事て言ってた」
「そうですか、無限様これで大丈夫かと」
「ありがとう」
俺はゾディアに髪を整えてもらい立ち上がって改めて鏡で自分の服をみた。
服装は黒ズボン、白のワイシャツに青黒いベスト、白いジャケットそして表は白く裏は宇宙色のローブを着ている。
「本当にこの服着心地いいな」
「ミツロ商会の服ですからね」
この服全てはミツロさんが救ってくれたお礼として2日で仕上げたオーダーメイドの服だ。
因みにゾディアは黒の中世の紳士服をこの世界似合わせたような服を着ている。
この服装俺の普段着ている服をパーティー用アレンジにしたようだな凄いなあの商会の職人。
コンコン
「はい?」
「ムゲン様、ゾディア様お連れの女性の準備ができました」
「よし行くか」
「はい」
パーティー会場前。
「ここが会場か」
「はい」
「無限様、ゾディア」
パーティー会場前で待っていると可愛い服を着ているキュンがやってきた。
「キュン、蒼花はどうした?」
「おや、蒼花様こちらですよ」
タッ タッ タッ
蒼花が顔を赤くしながらゆっくり歩いて来た。
「ど、どうかな無限///」
蒼花は濃い青色のイブニングドレスに黒いヒールを着ていて髪も整っており大人の雰囲気が出ていた。
「綺麗だ///…………」
「///!!」
本当に綺麗な姿をしていて一瞬だけ見惚とれていた。
「ありがとう…………無限も格好いいよ///」
「ありがとう///」
「お二人とも行きましょうか」
「その前に蒼花」
「なに?」
俺はポケットから小さい箱を取り出し中身を見せた。
「これ!」
「お前にプレゼントだ」
箱に入っていたのはひし形にエメラルドが埋め込まれその回りに二つの円で囲まれていたネックレスだった。
「どうして………これ欲しかったネックレス」
「ミツロ商会でそのネックレスを欲しそうに見ていたから付き合っている記念としてプレゼントしたかったんだ」
本当はドレスもプレゼントする予定だったがミツロさんがお礼として用意していたからな、せめてアクセサリーだけは譲らなかった。
「着けてほしい」
「良いぞ」
俺は蒼花にネックレスをつけてると蒼花はネックレスを見ていた。
「ありがとう無限…………大切にするね///」
「おう」
「無限様、蒼花様そろそろ」
「じゃあ行こうか」
「うん」
無限と蒼花はお互いに腕を組ながら会場に入った。
パーティー会場。
「凄い会場ですね」
「うぁぁ」
「流石と言えますね」
「ざぁ、異世界」
俺達は会場に入ると煌びやかな内装にシャンデリアが飾られ多くのドレスや正装をした人達で溢れていた。
改めてみると凄いなよく漫画やアニメでこんなシーンあるが生で見るとキラキラしてる。
「英雄の皆さんがこられたぞ」
「「「「おぉぉ!!」」」」
貴族の一人が無限達を見てこの場にいる全員に伝えると全員が無限達に注目した。
「注目されてますね」
「緊張する」
「まぁ、仕方ないだろ」
「あっ!ムゲン殿にアオカ、キュン殿にゾディア殿、遅いですよ!」
「よっ!」
「ツバキごめん」
「どうも」
「失礼準備に時間がかかりまして」
会場を歩いているとブッフェの料理を食べているツバキが話しかけてきた。
「皆さんの服似合ってますね!」
「ツバキもドレス似合ってるぞ」
「えっ///!」
「綺麗な和服ドレス」
ツバキは赤と黒をメインとした和服ドレスを着ていた。
「あっ、ありがとうございます///」
「ツバキ顔が赤いぞどうした?」
「なっ!何でもないですこの料理美味しいです!」
ツバキは顔を赤くしながら料理を食べて始めた。
料理はブッフェ形式かどんな料理があるかな。
(ツバキもしかして……)
(これはまさかツバキ、無限様の事)
(無限様は料理の方に夢中ですね)
「無限達ここにいたか」
「おっ、ジャダ王にラテス」
「ミナさん」
無限達が話していると後ろからジャダ王とラテス、ミナそして王妃のマヤがいた。
「どうだ初めてのパーティーは」
「色々と驚いてるよ」
「そうか」
「ムゲンさん紹介したい人が」
「はじめましてこの国を救ってくれた英雄の皆さん」
「確か受勲式ジャダ王の隣にいた」
「ラテスの母、マヤ・シャーカです。この度は夫と息子そしてこの国救ってくださりありがとうございます」
「ラテス達を救ったのはゾディアだけどな」
「まぁまぁいいではありませんか」
「マヤさんは今まで何処にいたんですか?」
「私はフェレスト王国のドワーフ王と交易について話し合いをしておりました」
「成る程」
「私がいない間ラテスは大きく成長して…………本当に自慢の息子だわ!!」
「母上///!」
「王妃様!」
「始まったな」
マヤはラテスを抱き締めてラテスを誉め始めた。
「ラテスは優しいく多くの国民から慕われていて、お兄ちゃん達からいじめられていたけどそれにも屈しない精神今回のことで強くなってお母さん嬉しいわ!」
「…………ジャダ王これは」
「嗚呼~マヤは普段、冷静で品のある女性だがラテスの事になるとあゆう風に甘やかすんだ」
「成る程そうでしたか」
「大事な一人息子ですからね」
「いい母さんだね」
「そうだな…………」
俺も両親がいたらあんな風に仲良く暮らしていたのかな。
「無限達よ今宵のパーティーを十分に楽しんでくれ」
「そうさせて貰おう」
♪~♪~♪~
落ち着いた音楽と共に俺達はパーティーを楽しむことにした。
「この料理美味しい」
「本当に旨いな」
無限と蒼花はパーティーの料理を食べながら話をしていた。
「無限これも美味しいよ」
「本当か?」
「はい///」
「///」
蒼花は無限に料理をフォークで食べさせようとした。
パク
「どう///?」
「確かに旨い///」
無限は料理を美味しそうに食べた。
「料理に音楽、前いた世界じゃ絶対に味わえない体験しているな」
「そうだね…キュンとゾディアは?」
「あそこだ」
俺は指を指すとそこにはキュンはツバキとゾディアはジャダと話していた。
「二人とも楽しんでるね」
「そうだな…………なぁ蒼花」
「なに?」
「せっかくのパーティーだ踊らないか」
「うん」
俺は蒼花は料理の皿を給仕の人に渡し俺は蒼花手をそっと握ってパーティーの中心へ向かった。
「おっ!」
「あの二人が踊るぞ」
「ダンスできるのか?」
パーティーの中心では他の貴族の方々が踊っており無限と蒼花が来ると全員が注目した。
「緊張するか」
「少し…………でも無限がいるから大丈夫」
「なら始めるぞ」
無限がリードするように二人は踊り始めた。
二人は音楽と調和するように踊り周りはその美しさに驚きそして魅了されていた。
「無限ダンス上手だね」
「蒼花もな確か習い事していたんだよな」
「そう、無限はどうして踊れるの?」
「婆ちゃんから教えてもらった」
「そうなんだ」
婆ちゃん昔外国関係の仕事していて俺が昔それ聞いた時に興味もって教えてもらった。
「蒼花、楽しいか」
「凄く楽しい」
「良かった」
ダッダッダッダッ
「しっ失礼します!」
「なんだ?」
「?」
俺達が踊っていると一人の騎士が慌てた様子でパーティー内に入ってきた。
「何事だ」
「神聖キリス共和国より勇者様達がやってきました!」
「「「「!!!」」」」」」
「なんだと」
「嘘…………」
「マジかよ」
続く。
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