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第一章始まりと星の古代迷宮
5スキルと魔法
しおりを挟むチュンチュン
「ん…………ふぅあぁ~もう朝か」
俺は朝小鳥の鳴き声が聞こえ目を覚ました。
「やっぱり夢では無かったか本当に異世界に来たんだな」
無限はベッドから起き上がり窓の外を見るて異世界に来たことを改めて確認していた。
コンコン
「はい」
「ムゲン殿おはようございます」
「おはようございます」
俺はドアからノックした音が聞こえドアを開けると騎士がドアの前に立っていた。
「朝食と国王様の謁見がありますので迎えにまいりました」
「わざわざありがとうございます」
「ではさっそく行きましょ」
俺は騎士の案内で食堂に向かった。
「あれ誰もいないが?」
無限は食堂につくと食堂には誰もいなく食堂のテーブルの上にはパン一つと手紙しか置いてなかった。
「なぜ誰もいない私が迎えに行く時は皆様はいたのに」
「まぁ、落ち着いて」
「しかし…確認してきます」
俺は騎士さんを落ち着かせてテーブルに置いてある手紙を手に取り内容を確認した。
『無限へ
私達は国王様に謁見しに向かいます。最初は無限がいないから無灯先生や鈴木君達が待ってようとしたんだけど織田君達やマリンさんの言葉で止められなかった。朝食も出されない様だったから私のパン一つ置いておくね止められなくてごめん先に行ってます
蒼花より』
「蒼花か……ありがとうなしかし織田達やってくれたなどうしたものか」
俺はパンを食べながらこの後の事考えているとさっきの騎士さんがやってきた。
「申し訳ありませんムゲン殿私が迎えに行くのが遅れたせいで国王様の謁見や食事も用意出来ず」
「気にしないで下さいそれより頼みがあるんですが」
「なんでしょう!私に出来ることがあれば何でもしましょう!」
俺は自分の部屋に戻りステータスを再確認した。
「やはりステータスは昨日と変わってないか確かスキル内容を確認してなかったな」
スキル 無限
魔力が無限になり全ての魔法が無限に使える。更には全ての耐性がつき魔法創造可能。
「成る程魔力は無限で全ての魔法や耐性が使えたりついたり魔法を創造出来ると先ずは魔力を感じないといけないな」
コンコン
「どうぞ」
「失礼します!許可が降りたので歴史書を持ってまいりました」
「ありがとうございます」
俺は騎士さんに頼んだのはこの世界の歴史書であるこの世界を知るためには歴史書を見れば大体わかる。
「私はドア付近にいますので何かあったら呼んでください」
「一ついいですか?」
「なんでしょう?」
「何故俺に構うんだ貴方とは昨日あったばっかりそれに俺は無能らしいぞ」
「……私も似たような事があり昔の私と重ねたからです」
「そうですかそう言えば名前を聞いてませんでしたね」
「私はリアン・ベールと申します」
「リアンさんですか色々ありがとうございます」
「いえそれでは、失礼します」
リアンは無限の部屋から出ていった。
「異世界でも俺と同じみたいな人がいるんだなさてと読むか」
俺はリアンさんが持ってきてくれた歴史書を読み始めた。
読み初めて約一時間歴史書を読み終え大体この世界のスキルについてや魔法について理解が出来た。
一つはこの世界にいる種族についてだマリンさんからの話で人族、エルフ族、ドワーフ族、獣人族、魔族は聞いていたが他にも種族がいる
魚人族 鬼人族 竜人族 巨人族 妖精族 小人族 妖怪族 の大きく分けて十二種族に分けられている。
他にも精霊や悪魔等も存在する。
二つ目スキルについてだこの世界では十二歳になると神殿に行き神からスキルを授けてられる他の種族は例えばとある山にある試練を乗り越えれば授けられる等種族によって授けて方が違うらしい
そして誰もが必ずスキルを持っている。
三つ目魔法だこの世界の魔法は十二種類あり総称で十二大魔法と呼ばれ
風、火、水、雷、土、氷、毒、自然、鋼、無 闇、光の以上十二の属性となっている。
特に無属性は全ての者に適正はあるが人によって使える魔法もあれば使えない魔法もあるそうだ。
「こんなものか大体理解はできたが魔法て漫画やアニメだと詠唱したり無詠唱だったりするもんな……例えば光、ライトなんて直ぐに出きるわけ」
ピカン
俺は手に光の玉のイメージをしてライトと言うとての上から光の球体が出てきた。
「・・・マジで」
本当に魔法使えたなこんなに簡単に出来るのか?いや多分出来ないな無詠唱だしそれに発動した時魔力を感じたな感覚としては肌に水が触れたような感覚だな。
「これを反復して魔法を直ぐに発動出来るようにしとくか」
俺は部屋の中で一人で魔法の練習を始めた。
最初に始めたのは属性のイメージだ手の指先で風、火、水、雷、土、氷、毒、自然、鋼、無を小さいイメージして発動させた。
無属性の場合は身体強化をイメージしているが全てうまくいっている元々漫画やアニメ等見ていたからイメージしやすかった。
「やはり魔力が無限だから身体に異常は無いし疲れもないイメージをしっかりしていれば魔力の調節は可能か…次だ」
次に右手に光を左手に闇のイメージを始めたこの二つの属性は対立する属性その二つを同時にイメージするのに途中昼食を挟みながら訓練し続けた少し時間がかかったが何とか出来るようになった。
「はぁ~流石に全属性を連続でイメージするのは精神的に疲れたな……もう夜か少し外の空気を吸いに行くか」
俺は部屋から出るとリアンさんがドアの近くに立っていた。
「ムゲン殿どうしました?」
「いや少し外の空気が吸いたくて」
「わかりました。中庭がありますので案内します」
「ありがとうございます」
俺はリアンさんの案内で中庭までやって来ると噴水の近くに女性が座っていた。
「ムゲン殿下がってください誰かいます」
「嗚呼~大丈夫です知り合いですから」
俺はリアンさんから離れ一人で噴水近くのベンチに近づき女性に声をかけた。
「よぉ、蒼花」
「無限…」
噴水近くのベンチに一人で座っていたのは蒼花だった。
「隣いいか?」
「うん、いいよ」
俺は蒼花の隣に座ったいつもの蒼花にしては少し暗い顔をしている多分俺がいない時何かあったな。
「どうした蒼花そんな暗い顔をして悩み事か?」
「!!どうして私が悩んでいるてわかったの?」
「こんなに夜遅くに一人でベンチ座っているし暗い顔をしていれば直ぐにわかる」
「無限にはわかっちゃうよね……実はね色々と不安なの」
「不安?」
「うん、国王様の謁見時魔王軍と戦うためにこれから訓練するて言われたの皆はやる気だったけど私……」
「怖いんだろ」
「!!」
「まぁ~~いきなりこの世界に来て世界を救ってくれて言われたら戸惑うし怖いよなそれが普通だ」
「無限は怖くないの?」
「勿論怖いぞだがそれよりも蒼花お前達が魔王や魔王軍によって殺される方がもっと怖いだから俺はクラスで嫌われているし無能と言われても俺は俺なりに戦うお前を守れるぐらい強くなるそれだけだ」
「フフフやっぱり無限は優しいね///」
「そうか?」
「うん、優しいよ」
「あっ!朝の時パンありがとうな」
「気にしないで……ねぇ無限…私///」
「きぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「「!!」」
蒼花が何か言おうとした瞬間突如と女性の悲鳴が聞こえた。
「一体何だ」
この時が俺の悲劇の始まりの瞬間であった。
続く
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