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第一章始まりと星の古代迷宮

1異世界召喚

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異世界召喚

よく漫画やアニメ、ゲーム等のストーリーであるあるな展開又は転移であるが、例えば車に引かれて異世界に転移したやクラスの友人と話していたら突然光に包まれて異世界に召喚された。など多種多様であるが、異世界に召喚や転移したらチートスキルやら魔法等使える。代表的で言えば【勇者】、【賢者】、【聖女】等のスキルを貰えたり異世界ではダメなスキルでも鍛えたら最強のスキルを貰えたりするそして魔王を討伐したり世界を救ったり変革を起こしたりする

そしてこの俺、不動無限【ふどうむげん】は現在異世界にクラスごと召喚されて……

「この者ムゲン・フドウを!!追放する!!」

追放と言うなの処刑されそうになっている…………ふざけんなーーー!!

事の始まりは2日前に遡る

冬の雪が降るこの季節に大学の進学にむけて俺、不動無限は友人達と勉強をしていた。

「しかしこの前読んだ漫画は面白かったでござるな」

「いや~流石無限の勧める漫画は素晴らしいな」

「お前らなそんな話は放課後にしろよな今は勉強しろ尾田そこの問題数式間違っているぞ」

「おっ!これはどうも」

「いいじゃないか勉強ばかりだと疲れるぜ」

眼鏡掛けている細い男は鈴木尾田【すずきおた】
俺のオタク仲間でアニメや漫画の情報など話している。

この筋肉が有り余っている男は波動謙信【はどうけんしん】一緒に体を動かしたりする。

二人とも俺の友人である。

「しかし無限よくこんな状況で俺達の勉強を教えられるな」

「ん、どう言うことだ?」

「周りを見るで御座るよ」

「……あ~いつものか」

俺は周りを見ていると殆どからから冷たい視線を感じていた二人も俺の事を考えて教えてくれたんだろうが最初から気づいていた。

この学園は少し特殊な学園で有名な会社や政治家の息子やお嬢様が社会勉強の為に登校したりしているが反面ヤンキーやギャルなどの不良を更正させる為の学園だったりするが俺達の普通の生徒も多くいるその中でもこのクラスの比率は

ご令息三人、護衛男三人

ご令嬢が二人、護衛女子二人

不良男六人 女五人

俺達一般生徒は男五人女子四人
合計三十人のクラスで成り立っている。

俺はその中でも尾田と謙信ともう二人以外からは嫌われ者するとされている嫌われている理由は2ヶ月前になるがそんな事考えていると不良(男)達が俺達の所にやってきた。

「おい!屑ども喉乾いたから飲みもん買ってこいよ」

「俺コーラ」

「俺は麦茶だな」

「おいおいさっさと買ってこいよ!!」

「勿論お前達の金でな!」

「速くしろよ」

「ひぃ!無限殿!謙信殿!」

「はぁ~断る」

「嫌だね自分で買ってこいよ」

「「「「「はぁ!!」」」」」

「聞こえなかったのか無能お前達みたいなのを俺達が優しく使ってやってんだぞ」

金髪の豹のようなこの男不良グループのリーダー荒木竜信【あらきりゅうしん】

「そうだ兄貴の言う通りださっさと買いに行けよ!」

銀髪のイケイケ野郎は不良グループの副リーダー
海野獅子【かいのしし】

後はどうでもいいが不良グループは事あるごとに俺達をイジメようとする。

「わからないのか?俺達は勉強しているそれにもうすぐ授業だから買いに行けない」

「知るかよそれともまた誰かに命令していいんだぞ!」

すると荒木は机を蹴って俺達の私物が散らばる脅しだな『お前がやらないと誰かが犠牲になるぞ』て事だろ俺がそれをわかってての脅しか相変わらず面倒だなさて、今日はどうするか……いつものように俺が買いに行くか。

「やめないかお前達!!そろそろ先生が来るぞ」

「「「「あぁ!?」」」」」

すると不良(男)グループ達を止めたのは

銀髪の髪色が特徴のまさに優等生感がある男
織田明 【おだあきら】
こいつの親は有名な政治家で更にはこのクラスの学級委員長イケメンだから女子からの告白は数知れずそして俺達を出汁しにして自分の株をあげている野郎

「ああ!やんのか織田!」

「俺達の邪魔するのか」

「兄貴やっちまいましょ」

「辞めといた方が得策だ荒木」

「そうそう僕達とやるのかい?」

すると織田の前に二人の男が立ちふさがる一人は黒髪の眼鏡もう一人は少し茶髪のぽっちゃり体型

眼鏡の方は豊緑学【とよみまなぶ】親は弁護士で裁判では負け無しと言われるほど有名

ぽっちゃりの方は徳大力【とくだりき】親は経済界のトップ有名な家電やら食品等を取り扱う企業の社長

「なんだよ豊緑と徳大お前らもやるのか」

「なんでそいつを庇うんだ」

「彼らはクラスメイトだ学級委員長として見過ごせない」

「俺は勉強の邪魔をされたからねその腹いせ」

「僕はクラスメイトと仲良くさせたいから止めただけだ」

「荒木流石に不味いて」

「先生が来る前に下がろうぜ」

『お前ら!席に着け授業が始まるぞ!』

「チッ!」

「行くぞ」

「「「「「「きぁーーー!!」」」」」」

「流石織田君よ!」

「豊緑君クールだわ~」

「徳大君もクラスの中を取り持つ為に前にでるなんて男前ーー!」

他のクラスの女子達がこの光景を見てキャアキャア言っているがうるさ毎日見てて飽きないのか。

「大丈夫か鈴木、波動」

「相変わらずオタクが助けて貰った事を感謝しろよ」

「まぁまぁ大事にはならなくて良かったね」

「助かったでござる」

「ありがとう」

俺だけ無視ですか俺が一番の被害を受けているんだがさて、物を拾うか。

スッ

「ん!?」

俺は散らばった教科書や筆記用具を拾おうとすると一人の女子が教科書を拾ってくれた。

「拾うの手伝う」

「ありがとうな蒼花」

「気にしないで」

この黒髪のショートヘアーの女子は中野蒼花【なかのあおか】クラスの女子の中で唯一俺に話しかけてくれる女子。

一年前からの付き合いである。

ガラガラガラ

「お前ら!席に着け!!授業一分前だぞ準備しろよ」

教室の扉から俺達のクラス担任の無灯先生がやってきた。

俺達のクラス担任無灯炎【むとうえん】体格がでかく体育教師かと思われるが社会科の先生である

「さて、尾田、謙信昼休み後いつもの所でな」

「了解でござる」

「おう!」

「蒼花拾ってくれて助かった」

「うん」

キーーンコーーンカーーンコーーン

チャイムがなると俺達はそれぞれの席に着き授業を受けようと教科書を開いた

「今日は」

先生が黒板に文字を描こうとしたその時突然部屋全体が光始めた

「なんだ!!」

「えっ!何!」

「うお!!教室が光ってる!!」

「皆!落ち着け!今は外に!」

「ダメで御座る!扉が開かないで御座るよ!」

「一体なんだ」

「やだ!怖い!」

さて、これの状況を考えて漫画やアニメ、ラノベを読んでいる俺にはわかるこれってまさか……

次の瞬間部屋全体が光に包まれた

「せ…成功だ!」

「やったぞ!!」

「これで世界を救えるぞ!!」

「神よ!感謝いたします!」

俺達は周りの声で目を覚ますと周りにはローブをや鎧を着た人達が大勢いたやっぱり

「勇者様!!どうかこの世界を魔王からお救いください!!」

異世界召喚だよな~

続く
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