425 / 531
第8部 残念姫の顛末
第402話 運命の変わる日
しおりを挟む
深夜。
崩壊した大聖堂跡は、静まりかえっている。その一角。そこだけは、瓦礫が片付けられている。
そこに、異形のものたちが集まりつつある。
例えば、さまざまな衣装に身を包んだ男女たち。
それからいずれも一体で、国を滅ぼせる古竜の化身なのだ。
明かりは、魔力によるものだった。
単なる光魔法ではない。
その光源は、参列者にしか見えない。
古竜たちは朗々と詩を吟じている。声量も音域も普通の人間のではなかったが、参列者以外がそれを聞くことはなかった。
遠い昔の恋の物語。
魔王にさらわれた婚約者を求めて、世界を冒険する公子の物語だ。
感情豊かに奏でるように、語られる詩は、この詩を知る参列者たちから、白い目で見られた。
歌えないなら、抑揚をつけて詩のひとつも唄えば良いのでは。
と、発案したのはぼくらのラウレスくんであったが、さすがにアモンによって幽閉された状態では、全員にきちんと教えられる詩などいくつもなかった。
たまたま、気に入って、全文を空で覚えていたのが、この「ミリーシャの銀水晶」という一片だったのだ。
公子が、許嫁を奪還したところで終わっときゃいいだろう、とラウレスくんは考えて、実際、そこで、竜たちは詩をやめて、まあ、一応喝采はもらったのだが、問題は、この詩があまりにも有名すぎたことだった。
少なくとも人間の参加者は知っている。
公子が奪還したはずの婚約者は、魔王が忘れられず、公子との結婚式を控えたある日に、出奔、魔王の元に走るのだ。
この度の状況、ほぼそのままである。
あらゆる手を講じて、結局、何もできなかった神獣、神竜、魔女、真祖が鬱々として入場する中、それさえもぶち壊す恐ろしいものが、乱入した。
いや、乱入は可哀想かもしれない。
ちゃんと招待状を持った参列者だったし、新郎新婦の恩師である。だが彼女は、片手に酒瓶を下げていた。おつきの男装の麗人が、それを取り上げるのだが、再び奪還してはらっぱ飲みを繰り返す。
「ルールス殿下っ!」
とおつきの麗人、ネイアはついに人前ではあまり使わない呼び方で注意した。
「クローディア大公やグランダ王もいらっしゃっています。あまりにみっともない・・・」
「ふざけるな!」
と、可憐な酔っ払いは叫んだ。
「人の結婚式に、素面でこの格好で出席できるかあ!」
ルールスのドレスは、彼女によく似合っていた。小柄な体躯を包む白いドレスは、凝った刺繍で全体を引き立て、ふんわりと広がった裾をネイアが少し持ち上げている。
「花嫁衣裳・・・・だな。」
「ウエディングドレスだなあ。」
もちろん、これがウエディングドレス、という決まりきった意匠があるわけではない。
王侯貴族ならば、もっとそれぞれの国に伝わる正式な地方色、民族色豊かな衣装が、こういった式での「正装」と見なされることが多いし、あるいは、水色がすき、ピンクがすきと、単純な好みでドレスを選ぶのも、ミトラやランゴバルドのような大都市ならば当たり前のことだった。しかし、ルールスのドレスは「誰が見てもウエディングドレス」という芝居ならば、必ず花嫁を演じる役者が着るであろう、また、絵本のなかで、結婚式のシーンがあれば必ず、花嫁がまとうザ・ウエディングドレスの典型だったのだ。
「こんなものをシラフで着てられるかあっ!」
泣きわめくルールスを、はいはいどうどうと席まで運ぶネイアはある意味手馴れたものであった。
というわけで、もともと誰にも祝福されぬ結婚式は、厳粛であることさえ、許されず、バタバタと始まったのである。
式の段取りとはどんなものなのだろう。
アキルは、オルガに尋ねてみたが、彼女も首を捻った。
「銀灰では、優秀な子が得られるか
どうかがすべてだからな。養い親というものはあって、それが当たり前の国での親に当たるのだろうが。」
「えーっ? ほんとのお母さんやお父さんは?」
「次の子を産むための準備にかかる。とはいっても女性の場合は休息期間がある訳だが。」
オルガは、アキルの視線に気がついて、咳払いしてから続けた。
「まあ、そこいらは、特に優秀血統をもつと言われる王侯貴族の一部だけじゃな。
あとは、そんなに大きな違いはない。
それぞれの信望する神様に、結婚の報告と祝福を依頼し、その後は、新郎新婦のお披露目をかねた宴会が、開かれる。列席者はお祝いを兼ねて祝儀をわたすのが通例た。」
「オルガっち!
どうしよう、わたしお金もってないよ!」
「まあ、異世界ではない習慣かもしれないが」
「そ、そうなのだ。結婚式にご祝儀持ってく、習慣などないのだっ!」
ウソだ、な。と、オルガは思った。
忘れてたのを誤魔化してるだけだ。
それにしてもここには、受付もなく、参加者をチェックするものもいない。
来たものから空いた席に座り、美しい聖女が料理と酒を運んでくるのを嬉々として腹に収めはじめる。
「そ、そうだ。かみさまっ!」
と、アキルが叫んだ。が、喧騒のなかで無視された。
「祝福を与える神様が必要だよね!」
と、アキルは腰を浮かすのだが、冒険者学校の制服のままで、おまえは何をするつもりなのだ。
オルガは、アキルを座らせると、首を振った。
「おまえは人間なんだぞ。
それに、ヴァルゴールに祝福される結婚式など、きいたことがないわ。」
「いや、わたしは『契約と隷属の神』」だよ。びったりじゃないか。」
「なら、おまえはこの結婚を祝福してやるのか?」
「うんにゃ。ぶち壊す。」
「なおさら、でるな!」
そう言えば、とアキルは考えた。使徒だってあれだけ数がいれば結婚してるやつもいるはずなのだが、一度も光臨を要望されたことがない。
けっこう、アレか。
拝む内容で、神様を使い分けてやがるのか。
先にも述べた通り、席はバラバラだったが、ほぼ埋まりつつある。
黒いドレスに身を包んだザザリが、グランダ王たちとともにはいってきた。
アウデリアとクローディア大公も一緒だ。アウデリアは鎧のうえからマントを羽織ってそれで終わりのつもりらしい。
ドロシーが駆け込んできた。
ウエストの締まったドロシーはきっとパーティドレスだって似合っただろうに、アライアス家の侍女服のままだった。ロウ=リントはドロシーをエスコートするように、腰に手を回して、こちらは男装だ。
呆れたことに、リウがやってきた。
アモンに連れられて。
まとった豪奢な服はかつての魔族の国の礼装。ただし、今のリウの体格に合わせて調整されている。
まるで、童話の世界から抜け出てきたような美少年っぷりだった。
しっかりと腕を組んだアモンは、彼より頭半分背が高い。
こちらはお気に入りの、水着のような肌にピッタリした衣装の上から、「神竜騎士団」のロングジャケットを羽織っていた。
リウは、ザザリの手招きで、グランダ王と一緒の席に座り、アモンは、ケケケっと奇声を上げながら酒を煽るルールスの向いに腰を下ろした。
崩壊した大聖堂跡は、静まりかえっている。その一角。そこだけは、瓦礫が片付けられている。
そこに、異形のものたちが集まりつつある。
例えば、さまざまな衣装に身を包んだ男女たち。
それからいずれも一体で、国を滅ぼせる古竜の化身なのだ。
明かりは、魔力によるものだった。
単なる光魔法ではない。
その光源は、参列者にしか見えない。
古竜たちは朗々と詩を吟じている。声量も音域も普通の人間のではなかったが、参列者以外がそれを聞くことはなかった。
遠い昔の恋の物語。
魔王にさらわれた婚約者を求めて、世界を冒険する公子の物語だ。
感情豊かに奏でるように、語られる詩は、この詩を知る参列者たちから、白い目で見られた。
歌えないなら、抑揚をつけて詩のひとつも唄えば良いのでは。
と、発案したのはぼくらのラウレスくんであったが、さすがにアモンによって幽閉された状態では、全員にきちんと教えられる詩などいくつもなかった。
たまたま、気に入って、全文を空で覚えていたのが、この「ミリーシャの銀水晶」という一片だったのだ。
公子が、許嫁を奪還したところで終わっときゃいいだろう、とラウレスくんは考えて、実際、そこで、竜たちは詩をやめて、まあ、一応喝采はもらったのだが、問題は、この詩があまりにも有名すぎたことだった。
少なくとも人間の参加者は知っている。
公子が奪還したはずの婚約者は、魔王が忘れられず、公子との結婚式を控えたある日に、出奔、魔王の元に走るのだ。
この度の状況、ほぼそのままである。
あらゆる手を講じて、結局、何もできなかった神獣、神竜、魔女、真祖が鬱々として入場する中、それさえもぶち壊す恐ろしいものが、乱入した。
いや、乱入は可哀想かもしれない。
ちゃんと招待状を持った参列者だったし、新郎新婦の恩師である。だが彼女は、片手に酒瓶を下げていた。おつきの男装の麗人が、それを取り上げるのだが、再び奪還してはらっぱ飲みを繰り返す。
「ルールス殿下っ!」
とおつきの麗人、ネイアはついに人前ではあまり使わない呼び方で注意した。
「クローディア大公やグランダ王もいらっしゃっています。あまりにみっともない・・・」
「ふざけるな!」
と、可憐な酔っ払いは叫んだ。
「人の結婚式に、素面でこの格好で出席できるかあ!」
ルールスのドレスは、彼女によく似合っていた。小柄な体躯を包む白いドレスは、凝った刺繍で全体を引き立て、ふんわりと広がった裾をネイアが少し持ち上げている。
「花嫁衣裳・・・・だな。」
「ウエディングドレスだなあ。」
もちろん、これがウエディングドレス、という決まりきった意匠があるわけではない。
王侯貴族ならば、もっとそれぞれの国に伝わる正式な地方色、民族色豊かな衣装が、こういった式での「正装」と見なされることが多いし、あるいは、水色がすき、ピンクがすきと、単純な好みでドレスを選ぶのも、ミトラやランゴバルドのような大都市ならば当たり前のことだった。しかし、ルールスのドレスは「誰が見てもウエディングドレス」という芝居ならば、必ず花嫁を演じる役者が着るであろう、また、絵本のなかで、結婚式のシーンがあれば必ず、花嫁がまとうザ・ウエディングドレスの典型だったのだ。
「こんなものをシラフで着てられるかあっ!」
泣きわめくルールスを、はいはいどうどうと席まで運ぶネイアはある意味手馴れたものであった。
というわけで、もともと誰にも祝福されぬ結婚式は、厳粛であることさえ、許されず、バタバタと始まったのである。
式の段取りとはどんなものなのだろう。
アキルは、オルガに尋ねてみたが、彼女も首を捻った。
「銀灰では、優秀な子が得られるか
どうかがすべてだからな。養い親というものはあって、それが当たり前の国での親に当たるのだろうが。」
「えーっ? ほんとのお母さんやお父さんは?」
「次の子を産むための準備にかかる。とはいっても女性の場合は休息期間がある訳だが。」
オルガは、アキルの視線に気がついて、咳払いしてから続けた。
「まあ、そこいらは、特に優秀血統をもつと言われる王侯貴族の一部だけじゃな。
あとは、そんなに大きな違いはない。
それぞれの信望する神様に、結婚の報告と祝福を依頼し、その後は、新郎新婦のお披露目をかねた宴会が、開かれる。列席者はお祝いを兼ねて祝儀をわたすのが通例た。」
「オルガっち!
どうしよう、わたしお金もってないよ!」
「まあ、異世界ではない習慣かもしれないが」
「そ、そうなのだ。結婚式にご祝儀持ってく、習慣などないのだっ!」
ウソだ、な。と、オルガは思った。
忘れてたのを誤魔化してるだけだ。
それにしてもここには、受付もなく、参加者をチェックするものもいない。
来たものから空いた席に座り、美しい聖女が料理と酒を運んでくるのを嬉々として腹に収めはじめる。
「そ、そうだ。かみさまっ!」
と、アキルが叫んだ。が、喧騒のなかで無視された。
「祝福を与える神様が必要だよね!」
と、アキルは腰を浮かすのだが、冒険者学校の制服のままで、おまえは何をするつもりなのだ。
オルガは、アキルを座らせると、首を振った。
「おまえは人間なんだぞ。
それに、ヴァルゴールに祝福される結婚式など、きいたことがないわ。」
「いや、わたしは『契約と隷属の神』」だよ。びったりじゃないか。」
「なら、おまえはこの結婚を祝福してやるのか?」
「うんにゃ。ぶち壊す。」
「なおさら、でるな!」
そう言えば、とアキルは考えた。使徒だってあれだけ数がいれば結婚してるやつもいるはずなのだが、一度も光臨を要望されたことがない。
けっこう、アレか。
拝む内容で、神様を使い分けてやがるのか。
先にも述べた通り、席はバラバラだったが、ほぼ埋まりつつある。
黒いドレスに身を包んだザザリが、グランダ王たちとともにはいってきた。
アウデリアとクローディア大公も一緒だ。アウデリアは鎧のうえからマントを羽織ってそれで終わりのつもりらしい。
ドロシーが駆け込んできた。
ウエストの締まったドロシーはきっとパーティドレスだって似合っただろうに、アライアス家の侍女服のままだった。ロウ=リントはドロシーをエスコートするように、腰に手を回して、こちらは男装だ。
呆れたことに、リウがやってきた。
アモンに連れられて。
まとった豪奢な服はかつての魔族の国の礼装。ただし、今のリウの体格に合わせて調整されている。
まるで、童話の世界から抜け出てきたような美少年っぷりだった。
しっかりと腕を組んだアモンは、彼より頭半分背が高い。
こちらはお気に入りの、水着のような肌にピッタリした衣装の上から、「神竜騎士団」のロングジャケットを羽織っていた。
リウは、ザザリの手招きで、グランダ王と一緒の席に座り、アモンは、ケケケっと奇声を上げながら酒を煽るルールスの向いに腰を下ろした。
0
お気に入りに追加
556
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる