169 / 248
宴の後始末 魔道院の後継者
7、賢者ウィルニア対愚者の盾
しおりを挟む
決裂までの時間は、呆れるほどに短かった。
つまり。
と、黒いスケルトンの振るう大鎌を交わしながら、勇者クロノは思う。
ボルテック殿は、いまの体の使い方に慣れていないのだ。
以前の老人の姿なら、好々爺然として、話せば、嫌味程度に受け止められても、いまの筋骨隆々の偉丈夫が同じことを言ったら。
それは完全に脅迫として、変わりはない。
そして、賢者クロノは、侮辱にはわりとおおらかに対応するのだが、脅迫にはやや過剰すぎるくらいに反応してしまうのだ。
「お主がいやと言っても、首根っこをつかんで引きずり出すくらいの覚悟で来とる。」
「ごたごた抜かしても、首根っこつかんでここから、引きずり出すつもりなんだか?」
前者ならまだ、ウィルニアでも先を促したかと思うのだが。
ウィルニアの、召喚に応じて出現したこのシャーリーと呼ばれたアンデットは、恐ろしく強かった。
攻撃する度に、分身を作りだし、その数に限りがないのだ。
「黒雷」
クロノの破砕を加えた電撃魔法が、一体を捉えて粉砕した。
だがもはや、シャーリーが何体いるのかも追い切れない。
なかには、一回り大きな個体もいる。
八本に増えた手に、てんでに鎌を構えて振り回していた。
相手をしたいるのは、敵が強いとうれしくなるアウデリアだ。両手斧で縦横無尽に繰り出される斬撃をふせいでいる。
ヨウィスは、片手にリヨンを、抱いてまま糸を振るっている。
こちらは、分身したシャーリーの一体を絡めて操っている。筋肉も神経もないアンデットをどうやって「糸繰り」しているのだろうか。
「アウデリア! ヨウィス!
コイツらには魔法が有効です!」
クロノは叫んだ。
「単なる物理打撃では、骨が集まって再生してしまう。」
「そうは、いってもねえ?」
そう言うのは「ぼく」のヨウィスだろう。
いつもの、ヨウィスは滅多に笑顔を見せない。
「もともと、魔力は『収納』に全振りしちゃってるんだ。」
「誘導針」からの「黒雷」。
一群のシャーリーがまとめて消滅する。
しかし、別の群れのシャーリーが鎌を振り下ろした。
振り下ろした鎌からもうひとり、またシャーリーが生まれ、きしる様な笑いとも悲鳴ともつかない声をあげて殺到する。
ミトラ真流、瞬き。その場からかき消えたように見えたクロノの姿は、ブレつつもシャーリーの斜め後ろに現れ、剣を一線。その首を栗落とす。
シャリーの黒い骨は尋常な硬さではない。だ、クロノの愛用の聖剣はよくそれに耐えた。
「あと、一応、聖属性、光属性は『効く』ようです。」
クロノは叫んだ。
「これは困ったねえ。」
ヘラヘラと笑いながら、「ぼく」のヨウィスが言った。
「聖職者なんて胡散臭いものは、『愚者の盾』にはいないんだ。」
「ヨウィス。」
抱きかかえられたリヨンが声をだした。
この前、聖光教会で会ったときよりは、よほどスムーズに話せるようになっていることに、クロノは驚いた。
「わたし、せいしょくしゃ」
「生殖・・・」
妙な言い方をして赤くなったのは、「わたし」のヨウィスの方だろうか。
「あとて、たくさん食べさせてね。」
伸びをするように、ヨウィスの耳元でささやいてから、リヨンは歌った。
伸びのあるいい声だった。
神の慈愛を、ひとの信頼を、ひとびとの絆を歌い上げるそれは、西の地方で愛らしい女神を信仰する宗教がその祭典で歌う聖歌。
シャーリーたちは誰一人、倒れも身悶えもしなかったが、明らかにその歌声を嫌がり、その動きが鈍くなる。
アウデリアが八本腕のシャーリーを叩き壊した。
クロノも続け様に「瞬き」を使い、さらに「誘導針」を使った「黒雷」で、数体を屠る。
だが、黒い骸骨は増え続ける一方だ。
何しろ、動くたびに数が増えるのだから。しかもネズミ算式に。
“この戦い、終わりがあるのか?”
クロノは心の中で悲鳴を上げた。
“ボルテック老師! 説得するならば早くしてくれっ!”
そのころ。
ボルテックとウィルニアは、攻撃魔法の打ち合いから、召喚獣とボルッテクの拳の対決、さらに迷宮ないの転移魔法と陣の設置について、一歩たりとも譲らぬ論戦を続け、それに一定の解決を見出した後は、魂の存在とその統合、分離について、悪魔でも青ざめるような情け無用の論議を戦わせていた。
ウィルニアにとっては、それは一つの魂を二つの肉体と人格に分離したリンドという実例があったし、ボルテックも一人の体の中に、「わたし」と「ぼく」という二つの人格を持つヨウィスを真近に見てきている。
この舌戦は、果を知らず(それでもウィルニアは一応、ホストだということを忘れず、飲み物くらいは出した)ともに一歩も引かずに持論を戦わせた。
その激しさは迷宮を揺るがし、真摯なことにおいては神をも慄かせた。
いつ果てることのない戦いではあった。
ここで、ひとつ思い出していただきたいのだが、ウィルニアの召喚する英霊のアンデッドは、必ずしも彼に服属しているわけではない。
魔道の契約による隷属、または強制ではなく、信じられないことに、信愛における依頼によって召喚され、その任務を行なっているのだ。
つまり、強制化における思考、判断力の減衰といった事象は起こりにくく、これがいま、全員を救うこととなった。
荒れ狂う三名の「愚者の盾」を遠目に、手の空いたシャーリーの一人が、二人に話しかけてきたのである。
「ウィルニア。お話中、すいませんが、まだわたし戦ってないといけませんか?」
ウィルニアは、これはしまった!とは思ったらしい。
(実際に彼はのちにそう述懐している。)
「そろそろお茶にしようと、みなに伝えてくれ。ボルテック、一緒に夕食はどうだ?」
「構わんが。ところで、さっき話したヨウィスだが、いま実際に連れてきているのだ。」
「素晴らしい! 興味深いじゃないか。 一杯やりながら少しインタビューをさせてもらおう。
そうそう、我が旧友勇者も再開を祝して飲みに行く約束をしたっきりだ。」
シャーリーはため息をついた。
(比喩的な表現であって今の彼女には呼吸器官はない)
ウィルニアにとって気の合う人間など、クロノとバズス・リウを入れても千年ぶりなのだ。
それにしても少なくともこの2時間近い戦いは一体なんだったのか。アンデットとはいえ、世の無常を感じるシャーリーであった。
つまり。
と、黒いスケルトンの振るう大鎌を交わしながら、勇者クロノは思う。
ボルテック殿は、いまの体の使い方に慣れていないのだ。
以前の老人の姿なら、好々爺然として、話せば、嫌味程度に受け止められても、いまの筋骨隆々の偉丈夫が同じことを言ったら。
それは完全に脅迫として、変わりはない。
そして、賢者クロノは、侮辱にはわりとおおらかに対応するのだが、脅迫にはやや過剰すぎるくらいに反応してしまうのだ。
「お主がいやと言っても、首根っこをつかんで引きずり出すくらいの覚悟で来とる。」
「ごたごた抜かしても、首根っこつかんでここから、引きずり出すつもりなんだか?」
前者ならまだ、ウィルニアでも先を促したかと思うのだが。
ウィルニアの、召喚に応じて出現したこのシャーリーと呼ばれたアンデットは、恐ろしく強かった。
攻撃する度に、分身を作りだし、その数に限りがないのだ。
「黒雷」
クロノの破砕を加えた電撃魔法が、一体を捉えて粉砕した。
だがもはや、シャーリーが何体いるのかも追い切れない。
なかには、一回り大きな個体もいる。
八本に増えた手に、てんでに鎌を構えて振り回していた。
相手をしたいるのは、敵が強いとうれしくなるアウデリアだ。両手斧で縦横無尽に繰り出される斬撃をふせいでいる。
ヨウィスは、片手にリヨンを、抱いてまま糸を振るっている。
こちらは、分身したシャーリーの一体を絡めて操っている。筋肉も神経もないアンデットをどうやって「糸繰り」しているのだろうか。
「アウデリア! ヨウィス!
コイツらには魔法が有効です!」
クロノは叫んだ。
「単なる物理打撃では、骨が集まって再生してしまう。」
「そうは、いってもねえ?」
そう言うのは「ぼく」のヨウィスだろう。
いつもの、ヨウィスは滅多に笑顔を見せない。
「もともと、魔力は『収納』に全振りしちゃってるんだ。」
「誘導針」からの「黒雷」。
一群のシャーリーがまとめて消滅する。
しかし、別の群れのシャーリーが鎌を振り下ろした。
振り下ろした鎌からもうひとり、またシャーリーが生まれ、きしる様な笑いとも悲鳴ともつかない声をあげて殺到する。
ミトラ真流、瞬き。その場からかき消えたように見えたクロノの姿は、ブレつつもシャーリーの斜め後ろに現れ、剣を一線。その首を栗落とす。
シャリーの黒い骨は尋常な硬さではない。だ、クロノの愛用の聖剣はよくそれに耐えた。
「あと、一応、聖属性、光属性は『効く』ようです。」
クロノは叫んだ。
「これは困ったねえ。」
ヘラヘラと笑いながら、「ぼく」のヨウィスが言った。
「聖職者なんて胡散臭いものは、『愚者の盾』にはいないんだ。」
「ヨウィス。」
抱きかかえられたリヨンが声をだした。
この前、聖光教会で会ったときよりは、よほどスムーズに話せるようになっていることに、クロノは驚いた。
「わたし、せいしょくしゃ」
「生殖・・・」
妙な言い方をして赤くなったのは、「わたし」のヨウィスの方だろうか。
「あとて、たくさん食べさせてね。」
伸びをするように、ヨウィスの耳元でささやいてから、リヨンは歌った。
伸びのあるいい声だった。
神の慈愛を、ひとの信頼を、ひとびとの絆を歌い上げるそれは、西の地方で愛らしい女神を信仰する宗教がその祭典で歌う聖歌。
シャーリーたちは誰一人、倒れも身悶えもしなかったが、明らかにその歌声を嫌がり、その動きが鈍くなる。
アウデリアが八本腕のシャーリーを叩き壊した。
クロノも続け様に「瞬き」を使い、さらに「誘導針」を使った「黒雷」で、数体を屠る。
だが、黒い骸骨は増え続ける一方だ。
何しろ、動くたびに数が増えるのだから。しかもネズミ算式に。
“この戦い、終わりがあるのか?”
クロノは心の中で悲鳴を上げた。
“ボルテック老師! 説得するならば早くしてくれっ!”
そのころ。
ボルテックとウィルニアは、攻撃魔法の打ち合いから、召喚獣とボルッテクの拳の対決、さらに迷宮ないの転移魔法と陣の設置について、一歩たりとも譲らぬ論戦を続け、それに一定の解決を見出した後は、魂の存在とその統合、分離について、悪魔でも青ざめるような情け無用の論議を戦わせていた。
ウィルニアにとっては、それは一つの魂を二つの肉体と人格に分離したリンドという実例があったし、ボルテックも一人の体の中に、「わたし」と「ぼく」という二つの人格を持つヨウィスを真近に見てきている。
この舌戦は、果を知らず(それでもウィルニアは一応、ホストだということを忘れず、飲み物くらいは出した)ともに一歩も引かずに持論を戦わせた。
その激しさは迷宮を揺るがし、真摯なことにおいては神をも慄かせた。
いつ果てることのない戦いではあった。
ここで、ひとつ思い出していただきたいのだが、ウィルニアの召喚する英霊のアンデッドは、必ずしも彼に服属しているわけではない。
魔道の契約による隷属、または強制ではなく、信じられないことに、信愛における依頼によって召喚され、その任務を行なっているのだ。
つまり、強制化における思考、判断力の減衰といった事象は起こりにくく、これがいま、全員を救うこととなった。
荒れ狂う三名の「愚者の盾」を遠目に、手の空いたシャーリーの一人が、二人に話しかけてきたのである。
「ウィルニア。お話中、すいませんが、まだわたし戦ってないといけませんか?」
ウィルニアは、これはしまった!とは思ったらしい。
(実際に彼はのちにそう述懐している。)
「そろそろお茶にしようと、みなに伝えてくれ。ボルテック、一緒に夕食はどうだ?」
「構わんが。ところで、さっき話したヨウィスだが、いま実際に連れてきているのだ。」
「素晴らしい! 興味深いじゃないか。 一杯やりながら少しインタビューをさせてもらおう。
そうそう、我が旧友勇者も再開を祝して飲みに行く約束をしたっきりだ。」
シャーリーはため息をついた。
(比喩的な表現であって今の彼女には呼吸器官はない)
ウィルニアにとって気の合う人間など、クロノとバズス・リウを入れても千年ぶりなのだ。
それにしても少なくともこの2時間近い戦いは一体なんだったのか。アンデットとはいえ、世の無常を感じるシャーリーであった。
0
ご覧いただきありがとうございます。なんとか完結しました。彼らの物語はまだ続きます。後日談https://www.alphapolis.co.jp/novel/807186218/844632510
お気に入りに追加
132
あなたにおすすめの小説
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる