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第116話 千年前の亡霊
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クローディア公爵閣下とそのご令嬢は、階段へ消えていく一行を、見送った。
ルルとミカーラは半ば呆然としている。
ボルテックの曾孫を名乗る拳士は面白そうにそれを眺めていた。
「最強のパーティを作れ・・・・か。」
クローディアは呻く。
「よくぞ、やったものだ・・・・これが最初からの殿下の狙いか?」
「そうとしか考えられん。」
ボルテックは、にっと笑う。
「魔道院がツテをたどって集めるつもりの英雄級のパーティだろうが、これに比べれば見劣りするわ。」
「あの・・・・」
王室の若き影長は、おそるおそる尋ねた。
「あれが、ハルト王子で連れていたメンバーが、彼のパーティということで間違いないのでしょうか?」
「そうだ。」
クローディアは、ルルを安心させるようにその頭に手をおいた。
ルルは、老侍従の扮装をといていないので、これはなかなかにシュールな眺めとなった。
「細かなことは知らんでよい。わたしもわからん。
だが、彼らは、ルトと迷宮内で知り合い、そして、意気投合して地上へと帰還した。
正規のギルドで正規の手続きをした正規の冒険者たちだ。
そして、残念ながら、誰がどう言おうが、あれに勝てるパーティはない。」
「単純に戦闘力だけが、パーティのすべてではないから!」
フィオリナがぶつぶつと文句を言う。なにやら呪いの言葉にも似ていた。
「迷宮探索ひとつにしても、戦いだけが全部じゃないから!」
詠唱破棄だったので、魔法の名前すらわからない。
とにかく、リウが虚空を睨むとそこに、複雑な迷路とかした後宮のマップがうかびあがる。
長年、冒険者たちが夢にみた呪文がここに完成したのだ。
唱えたのは、かつて魔王と呼ばれた人物によって、であったが。
「ついでなら、罠とか宝箱も表示してくれればいいのに。」
贅沢な注文をルトがつけると、リウは真面目に返した。
「いや、危険があるから罠で、価値があるから宝箱だろう?
なにか仕掛けはあるかもしれないが、オレたちには別に危険なものではないし、宝箱も価値のあるものははいっていないから表示されないんだろう。」
「罠や宝箱探しは『斥候』の役目ですよね! わたし一度やってみたかったんです。
行ってきます!」
ギムリウスは、自分の体がコンパクトで動きやすいのがそれだけで楽しい様子である。
いさんで飛び出したその左右の壁から、槍衾が飛び出し。
ギムリウスの華奢な体を
貫かなかった。
たかだか、迷宮内の罠にわざわざ付与魔法のかかった槍をセットしておく者がいるだろうか?
いないだろうし、ならば階層主であるギムリウスにとって、鋼鉄のやりも棒状のスナック菓子もたいして代わりはない。
「ちょっとくすぐったかったのです。」
それからもギムリウスは、落とし穴に落ち、火にあぶられ、毒霧をふきかけられ、およそあらゆる罠にハマりながら、見事に斥候の大役をはたした。
さすがに同じ罠にわざわざはまってみようという者はだれもいなかったので、これはこれで、よかったのである。
先に入った者たちを襲ったという「ボロを着た剣士」はひとりも姿をみせなかった。
「これでは、散歩とかわらない!」
リウが文句を言った。
腰の剣が勝手にカタカタと鳴ったのは同意を示したのだろう。
たしかそれは、フィオリナの無名剣のはずだった。
リウの腰にそれがあるということは、もともとリウの剣だったのだろう。
“冒険をはじめたらまずは、フィオリナの新しい剣さがしだな”
とルトは、考えた。
「どうやら、そこがこの階層の終点らしい。」
アモン・・・神竜姫リアモンドが足をとめた。
王子であるルトには、見覚えのある光景ではある。
簡単な宴会ならば充分な程度の大部屋。
窓から差し込む日差し。
ドアを開ければ、果樹園の間を一本道が、離宮へと続く。
「仕掛け的には、こうだな。わたしたちが全員入ると同時にここは、切り離された空間となる。用意された階層主に勝たないとここから出ることはできない。」
「階層主らしきやつはいないです?」
「本体は最深部において、影を投影してくるんだろう。わたしたちも昔やってたやり方だ。」
かまわず、アモンは足を踏み入れる、続いてギムリウス、ロウ、そしてリウ。
ルトが最期に入ると同時に、入ってきた扉が消失した。
同時に。
リウは倒れかけたルトを支えた。
「大丈夫です、ちょっと。」
「いや、顔色が悪い・・・いったいなにが。」
リウには「それ」を感じることができない。毒? 呪詛? 大気の成分にも以上はない・・・
「魔素、です。リウさま。」
ロウが指摘した。
「魔素の濃度がかつての魔王宮なみです。なにも準備のない人間には息を吸うのも困難なはずです。」
「と、言うことです。」
ルトは笑って、リウの手から逃れた。
「もともと、人間だって魔素はもってますからね。急に濃くなったのでちょっと息が苦しくなっただけです。」
「おまえ、オレを警戒してないか?」
リウは、ジト目でルトを睨んだ。
「オレはなにもおまえを手籠にしようとか全然思ってないし、ちょっとしたスキンシップは、仲間同士なんだから問題ないと思うんだが・・・」
「ホントですかあ? それより・・・きますよ!」
空間が揺らいだ。
現れたのは、ボロボロのマントに身を包んだ剣士、五人。
さらにそれらを一回り大きくしたような巨人が一人、身長ほどもある大剣を軽々と片手で操っていた。
「おい、
どうでもいいが、これとやらせる気か?」
リウが、がっかりしたようにつぶやいて、のろのろと剣を抜きかけた、そこへ巨人が体当たりをするように切り込んだ。
受け止めたリウの体が後ろに飛ばされた。
アモンは自分と、自分をすり抜けてルトに、むかって突進する二人の首根っこを捕まえた。そのまま、床に叩きつけようとしたが、はたせず、逆に蹴りと肘打ちをくらって、くびを傾げる。
「なんだ? 」
ロウの甲虫弾を弾き返した剣士がせまる。ロウの、伸ばした爪と長剣が、噛み合い、そしてそれは全く力負けを、しない。
「手加減しすぎ」
ルトは、叫んで、咳き込んだ。
「魔族です。魔素で強化されている。」
「いやなことを思い出させてくれる。」
リウはくちびるの端を吊り上げた。
見たものは、彼にそんな笑みを浮かばせたことを命果てるまで、後悔し、続けることだろう。
それはそんな微笑みだった。
巨人は、大剣に炎を纏わせた。
雄叫びをあげて、リウに打ちかかる。
リウは大きく息を吸い込んだ。
打ちかかろうとした巨人は、とたんによろけた。
大地を踏み締めた巌の如き巨体がみるみるやせ衰えていく。燃える剣を支えることはもうできず、剣は手から滑り落ち、そのまま、彼の体を指し貫いた。
髭を蓄えた顔も骸骨に薄皮を貼り付けたような相貌にかわっている。
がくがく、と痙攣したあと、巨人はそのまま絶命した。
いや、死体は粒子となって消えて、あとに「巨人の剣」と印されたアイテムが残ったから、これは本当の意味で命を取ったのではないだろう。
ギムリウスは、骨を思わせる白い剣で、一人を指し貫き、ロウは、両手から伸びた爪で相手を剣ごと切り裂き、アモンの拳は一人の頭を砕き、もう一人の胸を貫いていた。
最後の一人は、魔法を用意していた。
紫の稲妻が彼の剣に走り、そのままルトめがけて発射された。
ルトの目の前に現れた魔法陣がそれを吸収し、剣士の足もとに現れた魔法陣がそれを放出した。
全身から火花を発し、体はふるえ、目や口、鼻孔からも煙を吹き出しながらも、剣士はすすんだ。
横殴りの一閃はルトでなければ、致命傷になったかもしれない。のけぞって剣をさけながら投じた短剣は、剣士の喉を貫く。
それでも剣士はとまらない。
体当たりをされる瞬間、ルトはわずかによろめいた。
剣士の体当たりを受け流すように、くるりと回ったルトは、そのまま剣士の腕をつかんだ。
自分の回転に巻き込むように、剣士を投げとばす。
骨が折れる音は、枯れ木のそれに似ている。
倒れた剣士の首をルトが踏みつけた。脛骨がおれ、それでもなお、そいつは立ち上がる。
立ち上がろうとする。
剣士の首に突き刺さった短剣の柄を握りしめ、目一杯ひきさいた。
首が半ば両断され・・・・それでそいつはやっと粒子へと帰った。
「手加減しすぎだぞ、ルト。」
リウが明るく、いやに明るく言った。
「そいつは魔素で強大化した魔族だ。千年前に人類を滅ぼしかけたやつらなんだぞ。」
ルルとミカーラは半ば呆然としている。
ボルテックの曾孫を名乗る拳士は面白そうにそれを眺めていた。
「最強のパーティを作れ・・・・か。」
クローディアは呻く。
「よくぞ、やったものだ・・・・これが最初からの殿下の狙いか?」
「そうとしか考えられん。」
ボルテックは、にっと笑う。
「魔道院がツテをたどって集めるつもりの英雄級のパーティだろうが、これに比べれば見劣りするわ。」
「あの・・・・」
王室の若き影長は、おそるおそる尋ねた。
「あれが、ハルト王子で連れていたメンバーが、彼のパーティということで間違いないのでしょうか?」
「そうだ。」
クローディアは、ルルを安心させるようにその頭に手をおいた。
ルルは、老侍従の扮装をといていないので、これはなかなかにシュールな眺めとなった。
「細かなことは知らんでよい。わたしもわからん。
だが、彼らは、ルトと迷宮内で知り合い、そして、意気投合して地上へと帰還した。
正規のギルドで正規の手続きをした正規の冒険者たちだ。
そして、残念ながら、誰がどう言おうが、あれに勝てるパーティはない。」
「単純に戦闘力だけが、パーティのすべてではないから!」
フィオリナがぶつぶつと文句を言う。なにやら呪いの言葉にも似ていた。
「迷宮探索ひとつにしても、戦いだけが全部じゃないから!」
詠唱破棄だったので、魔法の名前すらわからない。
とにかく、リウが虚空を睨むとそこに、複雑な迷路とかした後宮のマップがうかびあがる。
長年、冒険者たちが夢にみた呪文がここに完成したのだ。
唱えたのは、かつて魔王と呼ばれた人物によって、であったが。
「ついでなら、罠とか宝箱も表示してくれればいいのに。」
贅沢な注文をルトがつけると、リウは真面目に返した。
「いや、危険があるから罠で、価値があるから宝箱だろう?
なにか仕掛けはあるかもしれないが、オレたちには別に危険なものではないし、宝箱も価値のあるものははいっていないから表示されないんだろう。」
「罠や宝箱探しは『斥候』の役目ですよね! わたし一度やってみたかったんです。
行ってきます!」
ギムリウスは、自分の体がコンパクトで動きやすいのがそれだけで楽しい様子である。
いさんで飛び出したその左右の壁から、槍衾が飛び出し。
ギムリウスの華奢な体を
貫かなかった。
たかだか、迷宮内の罠にわざわざ付与魔法のかかった槍をセットしておく者がいるだろうか?
いないだろうし、ならば階層主であるギムリウスにとって、鋼鉄のやりも棒状のスナック菓子もたいして代わりはない。
「ちょっとくすぐったかったのです。」
それからもギムリウスは、落とし穴に落ち、火にあぶられ、毒霧をふきかけられ、およそあらゆる罠にハマりながら、見事に斥候の大役をはたした。
さすがに同じ罠にわざわざはまってみようという者はだれもいなかったので、これはこれで、よかったのである。
先に入った者たちを襲ったという「ボロを着た剣士」はひとりも姿をみせなかった。
「これでは、散歩とかわらない!」
リウが文句を言った。
腰の剣が勝手にカタカタと鳴ったのは同意を示したのだろう。
たしかそれは、フィオリナの無名剣のはずだった。
リウの腰にそれがあるということは、もともとリウの剣だったのだろう。
“冒険をはじめたらまずは、フィオリナの新しい剣さがしだな”
とルトは、考えた。
「どうやら、そこがこの階層の終点らしい。」
アモン・・・神竜姫リアモンドが足をとめた。
王子であるルトには、見覚えのある光景ではある。
簡単な宴会ならば充分な程度の大部屋。
窓から差し込む日差し。
ドアを開ければ、果樹園の間を一本道が、離宮へと続く。
「仕掛け的には、こうだな。わたしたちが全員入ると同時にここは、切り離された空間となる。用意された階層主に勝たないとここから出ることはできない。」
「階層主らしきやつはいないです?」
「本体は最深部において、影を投影してくるんだろう。わたしたちも昔やってたやり方だ。」
かまわず、アモンは足を踏み入れる、続いてギムリウス、ロウ、そしてリウ。
ルトが最期に入ると同時に、入ってきた扉が消失した。
同時に。
リウは倒れかけたルトを支えた。
「大丈夫です、ちょっと。」
「いや、顔色が悪い・・・いったいなにが。」
リウには「それ」を感じることができない。毒? 呪詛? 大気の成分にも以上はない・・・
「魔素、です。リウさま。」
ロウが指摘した。
「魔素の濃度がかつての魔王宮なみです。なにも準備のない人間には息を吸うのも困難なはずです。」
「と、言うことです。」
ルトは笑って、リウの手から逃れた。
「もともと、人間だって魔素はもってますからね。急に濃くなったのでちょっと息が苦しくなっただけです。」
「おまえ、オレを警戒してないか?」
リウは、ジト目でルトを睨んだ。
「オレはなにもおまえを手籠にしようとか全然思ってないし、ちょっとしたスキンシップは、仲間同士なんだから問題ないと思うんだが・・・」
「ホントですかあ? それより・・・きますよ!」
空間が揺らいだ。
現れたのは、ボロボロのマントに身を包んだ剣士、五人。
さらにそれらを一回り大きくしたような巨人が一人、身長ほどもある大剣を軽々と片手で操っていた。
「おい、
どうでもいいが、これとやらせる気か?」
リウが、がっかりしたようにつぶやいて、のろのろと剣を抜きかけた、そこへ巨人が体当たりをするように切り込んだ。
受け止めたリウの体が後ろに飛ばされた。
アモンは自分と、自分をすり抜けてルトに、むかって突進する二人の首根っこを捕まえた。そのまま、床に叩きつけようとしたが、はたせず、逆に蹴りと肘打ちをくらって、くびを傾げる。
「なんだ? 」
ロウの甲虫弾を弾き返した剣士がせまる。ロウの、伸ばした爪と長剣が、噛み合い、そしてそれは全く力負けを、しない。
「手加減しすぎ」
ルトは、叫んで、咳き込んだ。
「魔族です。魔素で強化されている。」
「いやなことを思い出させてくれる。」
リウはくちびるの端を吊り上げた。
見たものは、彼にそんな笑みを浮かばせたことを命果てるまで、後悔し、続けることだろう。
それはそんな微笑みだった。
巨人は、大剣に炎を纏わせた。
雄叫びをあげて、リウに打ちかかる。
リウは大きく息を吸い込んだ。
打ちかかろうとした巨人は、とたんによろけた。
大地を踏み締めた巌の如き巨体がみるみるやせ衰えていく。燃える剣を支えることはもうできず、剣は手から滑り落ち、そのまま、彼の体を指し貫いた。
髭を蓄えた顔も骸骨に薄皮を貼り付けたような相貌にかわっている。
がくがく、と痙攣したあと、巨人はそのまま絶命した。
いや、死体は粒子となって消えて、あとに「巨人の剣」と印されたアイテムが残ったから、これは本当の意味で命を取ったのではないだろう。
ギムリウスは、骨を思わせる白い剣で、一人を指し貫き、ロウは、両手から伸びた爪で相手を剣ごと切り裂き、アモンの拳は一人の頭を砕き、もう一人の胸を貫いていた。
最後の一人は、魔法を用意していた。
紫の稲妻が彼の剣に走り、そのままルトめがけて発射された。
ルトの目の前に現れた魔法陣がそれを吸収し、剣士の足もとに現れた魔法陣がそれを放出した。
全身から火花を発し、体はふるえ、目や口、鼻孔からも煙を吹き出しながらも、剣士はすすんだ。
横殴りの一閃はルトでなければ、致命傷になったかもしれない。のけぞって剣をさけながら投じた短剣は、剣士の喉を貫く。
それでも剣士はとまらない。
体当たりをされる瞬間、ルトはわずかによろめいた。
剣士の体当たりを受け流すように、くるりと回ったルトは、そのまま剣士の腕をつかんだ。
自分の回転に巻き込むように、剣士を投げとばす。
骨が折れる音は、枯れ木のそれに似ている。
倒れた剣士の首をルトが踏みつけた。脛骨がおれ、それでもなお、そいつは立ち上がる。
立ち上がろうとする。
剣士の首に突き刺さった短剣の柄を握りしめ、目一杯ひきさいた。
首が半ば両断され・・・・それでそいつはやっと粒子へと帰った。
「手加減しすぎだぞ、ルト。」
リウが明るく、いやに明るく言った。
「そいつは魔素で強大化した魔族だ。千年前に人類を滅ぼしかけたやつらなんだぞ。」
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