55 / 248
第54話 再会
しおりを挟む
『迷宮にて恐ろしい幻惑魔法にかかり』、『互いに同士討ちをするところだった』クローディアとクリュークは、宮中にて再会し、互いの無事を喜び合った。
第二階層の階層主を単独で撃破するという伝説の英雄のような働きを行ったフィオリナは、後日、あらためて爵位とそれに伴う領地が下される旨、王より明言があった。
おそらくは、伯爵位を用意し、王の直轄領の一部を伯爵領に当てるのだろう。
当人がどう思っているかはわからないが、少なくとも王と王妃にとっては、エルマートとフィオリナの結婚は既定の路線のようだった。
いずれエルマートの配偶者になる相手になら、爵位でも領地でもいくら与えても、すべて回収出来る。
フィオリナが持ち帰った階層主の首は、詳細に記録をとられたあと、そのまま串にさされて陽光に晒された。
強い陽射しの中、それはシュウシュウと煙をあげて、燃え、無残な髑髏となり、それもまた千々に砕けて消えていった。
「はじまってみれば、案ずるよりも順調にいくものだ。」
理由が明確でなかろうが、薄氷を履むような勝利であろうが、見かけ上物事がうまくいっていれば、上機嫌なのがグランダ王である。
世継ぎに予定していたエルマートが転移で、迷宮奥に飛ばされて、なんとか帰還を果たしたものの、今度は同行したクローディア公爵家令嬢が行方不明。
銀級パーティが次々と負傷者相次いで使い物にならなくなる中、父親であるクローディア公爵自らが、クリュークとともに捜索に乗り出し、九死に一生をえて、かろうじて娘の救出に成功した。
というほうが、正しいのだが、王の頭の中は「攻略開始後、わずか数日で第二層階層主を撃破」という結果しかないようだった。
「第三層への入口はいつ発見できるのだ?」
王の表情は為政者のそれではなく、新しい玩具を欲しがるこどもに似ている。
「父上」
意外にも冷静に声をかけたのはエルマートだった。
顔色はまだ優れないものの、しっかりとした口調で進言する。
「第一層の変異種への対応策をまず講じたうえで、第二層への攻略を開始いたしましょう。
特に新たに出現した爪先が刃物になっている変異種、さらに第二層への入口を守るマグマの中に棲息する変異種をなんとかしませんと、無理やり二層に侵入しても、進むことも退くこともできぬというありさまになりかねません。」
列席者が口々にこの発言をを褒め称える。
王も王妃も満足そうだった。
「第一階層の主は、大型の蜘蛛の魔獣です。」
フィオリナは、一応ドレスのようなものに着替えている。
ようなもの、と言ったのは、元はドレスだったのを、手足をギプスで固めるために、あちこちを切り裂いてしまっていたからだ。
露出している肌も包帯がまかれ、痛々しいことこの上ない。
なぜ、このような可憐な令嬢が、変異種を蹴散らし、第二階層からエルマートを救い出し、階層主を斃して帰還できたのか。
おそらくは。
王国への忠誠心と、エルマート王子への愛が奇跡を生んだのだ。
と、まあ、勝手に思っておいてもらえばよい。
腹の中でなにを思おうと、しとやかな態度を崩さぬことくらいは、フィオリナには容易い。
やれば出来る子なのだ、フィオリナは。
やる気がないことがこのところ多いだけで。
「自ら『神獣』と名乗っておりました。
第一階層の蜘蛛の魔獣、またその変異種を作り出しているのは、かの神獣ギムリウスだと推察されます。
わたくしたちとの戦闘で手傷を負わせましたが、止めはさせておりません。
いまも迷宮の何処かに潜んでいることは間違いございませんが、直接の対峙を避けることは可能にございます。」
「ほうほう」
ボルネック卿が身を乗り出した。
「それはいかなる?」
「そのあまりにも巨大な体躯のため、でございます。
やつと戦ったのは、迷宮の中とは思えぬ、広大なまでの大空間。
あの巨体を動かすためには通常の通路はもちろん、広間ですら不足です。
逆にそのような大空間を避ければ、あえて倒す必要はない、かと。」
「なるほど。
しかし、そやつを倒さぬ限り、変異種をはじめとする蜘蛛は際限なく生み出されるのでは?」
「真に危険なのは、変異種と呼ばれる特異な能力を持たされた蜘蛛。」
フィオリナは、言葉を選びながら続ける。
「現在、第一階層で活動中なのは、二種類。
便宜上、ヤイバの蜘蛛と炎熱蜘蛛と名付けましょう。
ヤイバの蜘蛛は知性を持ち、こちらと会話が可能です。
強敵には違いありませんが、緋のドルバーザが手傷を追わせ、撃退しております。
かの蜘蛛は、ドルバーザを中心に専用の討伐チームを作り、活動を牽制しつつ、倒す機会を伺えば、一般の冒険者との接触はさけられるか、と。
もうひとつ、第二階層への入口があるマグマの湖の中に潜む炎熱蜘蛛は、あの場所から離れることはできません。
二つ以上のチームで共同し、ひとつが炎熱蜘蛛の注意をひきつけつつ、もう片方のチームが、第二階層の入口を突破する手法で、第二階層への侵入は可能かと思われます。」
「勇敢で美しいだけではなく、聡明でもある。」
王は機嫌よく、クローディアに話しかけた。
「公はよいお子を持たれた。」
「過分なお言葉、ありがたく頂戴いたします。」
「では、フィオリナさまのご提案をもって、今後の『魔王宮』攻略の指針といたしましょう。」
クリュークが言う。
「ヤイバの蜘蛛の討伐隊には、ドルバーザ殿に依頼を出すとともに、調査と情報収集の助けとして『緑の指』を当てます。
第二階層への侵入は、我々・・・・」
チラリとエルマートを見やる。
「『栄光の盾』とクローディア公爵閣下の『白狼』とで当たります。」
「うむ。悪くないだろう。」
王は鷹揚に頷いた。
「だが、エルマートはまだ身体が回復しておらず、また、クローディア公爵の『白狼』もまた、フィオリナほか負傷者がでているはずだ。
第二階層への攻略は、みなの回復を待って行うことでよいか?」
「陛下のご配慮に感謝いたします。
クリュークは深々と頭を下げた。
「わたしもすでに何名かを西方域より増援としてこちらに向かわせております。
数日のうちには、迷宮内での戦闘に長けた強者が到着いたします。」
「ふうむ?」
ボルテック卿がにやにやと笑いながら、クリュークを見た。
「さすがに『魔王宮』を相手に出し惜しみはなしと悟ったか?
して、誰を呼んだ? “絵師”ニコルはあまり戦闘向きとは言えんと思うが?」
「“竜殺”ゴルバ、“神獣使い”ラキエ、“聖者”マヌカ」
どよめきが広がる。
いずれも半ば伝説となった英雄たちではないか。
クリュークという男はそこまで大物だったのか!
「魔王をも屠れそうな者たちよな。」
王は興奮を隠せぬように、身を乗り出した。
「クローディア、お主はどうじゃ? いやお主自身の技前、そして今回見せてもらったフィオリナの力、たしかに素晴らしいものだが、なにか補強は考えてもおるか?」
「我が『白狼』に加入ではなく、あくまで迷宮攻略への助力を乞う、という形になりますが。」
王はクリュークの対抗馬として、クローディアを持ち上げている。
周りのものたちは、そう理解していた。
かのバルゴール強欲伯のように少し先が見える者は、クリュークという得体の知れない人物に国が意のままにされるよりは、外様なれど由緒正しいクローディア公爵家のほうが、いろいろにマシだろうと秘かに思っていた。
「さすがは、クローディア公爵!
そこまですでにお考えとは!」
バルゴールは大袈裟に手を打った。
クローディア公爵推しの彼としては、クリュークがあげたとんでもないビッグネームに匹敵はしないまでも、そこそこ名のしれた冒険者を、いち早く手配した、というところで、クローディアを持ち上げるつもりであった。
「いや、バルゴール伯爵。わたしくはつたない伝を辿って、応援を依頼したのみ。
組織として、熟練の冒険者を自在に呼べるクリューク殿とは比較にはなりません。
そもそもわたしがかの者に連絡を取ったのが、つい一昨日のこと。
到着はいましばらくあとになるかと…」
その時であった。
会議室のドアが音をたてて開かれ、息も絶え絶えの衛兵が転がり込んできたのは。
「せ、西域より、陛下にご面会を」
第二階層の階層主を単独で撃破するという伝説の英雄のような働きを行ったフィオリナは、後日、あらためて爵位とそれに伴う領地が下される旨、王より明言があった。
おそらくは、伯爵位を用意し、王の直轄領の一部を伯爵領に当てるのだろう。
当人がどう思っているかはわからないが、少なくとも王と王妃にとっては、エルマートとフィオリナの結婚は既定の路線のようだった。
いずれエルマートの配偶者になる相手になら、爵位でも領地でもいくら与えても、すべて回収出来る。
フィオリナが持ち帰った階層主の首は、詳細に記録をとられたあと、そのまま串にさされて陽光に晒された。
強い陽射しの中、それはシュウシュウと煙をあげて、燃え、無残な髑髏となり、それもまた千々に砕けて消えていった。
「はじまってみれば、案ずるよりも順調にいくものだ。」
理由が明確でなかろうが、薄氷を履むような勝利であろうが、見かけ上物事がうまくいっていれば、上機嫌なのがグランダ王である。
世継ぎに予定していたエルマートが転移で、迷宮奥に飛ばされて、なんとか帰還を果たしたものの、今度は同行したクローディア公爵家令嬢が行方不明。
銀級パーティが次々と負傷者相次いで使い物にならなくなる中、父親であるクローディア公爵自らが、クリュークとともに捜索に乗り出し、九死に一生をえて、かろうじて娘の救出に成功した。
というほうが、正しいのだが、王の頭の中は「攻略開始後、わずか数日で第二層階層主を撃破」という結果しかないようだった。
「第三層への入口はいつ発見できるのだ?」
王の表情は為政者のそれではなく、新しい玩具を欲しがるこどもに似ている。
「父上」
意外にも冷静に声をかけたのはエルマートだった。
顔色はまだ優れないものの、しっかりとした口調で進言する。
「第一層の変異種への対応策をまず講じたうえで、第二層への攻略を開始いたしましょう。
特に新たに出現した爪先が刃物になっている変異種、さらに第二層への入口を守るマグマの中に棲息する変異種をなんとかしませんと、無理やり二層に侵入しても、進むことも退くこともできぬというありさまになりかねません。」
列席者が口々にこの発言をを褒め称える。
王も王妃も満足そうだった。
「第一階層の主は、大型の蜘蛛の魔獣です。」
フィオリナは、一応ドレスのようなものに着替えている。
ようなもの、と言ったのは、元はドレスだったのを、手足をギプスで固めるために、あちこちを切り裂いてしまっていたからだ。
露出している肌も包帯がまかれ、痛々しいことこの上ない。
なぜ、このような可憐な令嬢が、変異種を蹴散らし、第二階層からエルマートを救い出し、階層主を斃して帰還できたのか。
おそらくは。
王国への忠誠心と、エルマート王子への愛が奇跡を生んだのだ。
と、まあ、勝手に思っておいてもらえばよい。
腹の中でなにを思おうと、しとやかな態度を崩さぬことくらいは、フィオリナには容易い。
やれば出来る子なのだ、フィオリナは。
やる気がないことがこのところ多いだけで。
「自ら『神獣』と名乗っておりました。
第一階層の蜘蛛の魔獣、またその変異種を作り出しているのは、かの神獣ギムリウスだと推察されます。
わたくしたちとの戦闘で手傷を負わせましたが、止めはさせておりません。
いまも迷宮の何処かに潜んでいることは間違いございませんが、直接の対峙を避けることは可能にございます。」
「ほうほう」
ボルネック卿が身を乗り出した。
「それはいかなる?」
「そのあまりにも巨大な体躯のため、でございます。
やつと戦ったのは、迷宮の中とは思えぬ、広大なまでの大空間。
あの巨体を動かすためには通常の通路はもちろん、広間ですら不足です。
逆にそのような大空間を避ければ、あえて倒す必要はない、かと。」
「なるほど。
しかし、そやつを倒さぬ限り、変異種をはじめとする蜘蛛は際限なく生み出されるのでは?」
「真に危険なのは、変異種と呼ばれる特異な能力を持たされた蜘蛛。」
フィオリナは、言葉を選びながら続ける。
「現在、第一階層で活動中なのは、二種類。
便宜上、ヤイバの蜘蛛と炎熱蜘蛛と名付けましょう。
ヤイバの蜘蛛は知性を持ち、こちらと会話が可能です。
強敵には違いありませんが、緋のドルバーザが手傷を追わせ、撃退しております。
かの蜘蛛は、ドルバーザを中心に専用の討伐チームを作り、活動を牽制しつつ、倒す機会を伺えば、一般の冒険者との接触はさけられるか、と。
もうひとつ、第二階層への入口があるマグマの湖の中に潜む炎熱蜘蛛は、あの場所から離れることはできません。
二つ以上のチームで共同し、ひとつが炎熱蜘蛛の注意をひきつけつつ、もう片方のチームが、第二階層の入口を突破する手法で、第二階層への侵入は可能かと思われます。」
「勇敢で美しいだけではなく、聡明でもある。」
王は機嫌よく、クローディアに話しかけた。
「公はよいお子を持たれた。」
「過分なお言葉、ありがたく頂戴いたします。」
「では、フィオリナさまのご提案をもって、今後の『魔王宮』攻略の指針といたしましょう。」
クリュークが言う。
「ヤイバの蜘蛛の討伐隊には、ドルバーザ殿に依頼を出すとともに、調査と情報収集の助けとして『緑の指』を当てます。
第二階層への侵入は、我々・・・・」
チラリとエルマートを見やる。
「『栄光の盾』とクローディア公爵閣下の『白狼』とで当たります。」
「うむ。悪くないだろう。」
王は鷹揚に頷いた。
「だが、エルマートはまだ身体が回復しておらず、また、クローディア公爵の『白狼』もまた、フィオリナほか負傷者がでているはずだ。
第二階層への攻略は、みなの回復を待って行うことでよいか?」
「陛下のご配慮に感謝いたします。
クリュークは深々と頭を下げた。
「わたしもすでに何名かを西方域より増援としてこちらに向かわせております。
数日のうちには、迷宮内での戦闘に長けた強者が到着いたします。」
「ふうむ?」
ボルテック卿がにやにやと笑いながら、クリュークを見た。
「さすがに『魔王宮』を相手に出し惜しみはなしと悟ったか?
して、誰を呼んだ? “絵師”ニコルはあまり戦闘向きとは言えんと思うが?」
「“竜殺”ゴルバ、“神獣使い”ラキエ、“聖者”マヌカ」
どよめきが広がる。
いずれも半ば伝説となった英雄たちではないか。
クリュークという男はそこまで大物だったのか!
「魔王をも屠れそうな者たちよな。」
王は興奮を隠せぬように、身を乗り出した。
「クローディア、お主はどうじゃ? いやお主自身の技前、そして今回見せてもらったフィオリナの力、たしかに素晴らしいものだが、なにか補強は考えてもおるか?」
「我が『白狼』に加入ではなく、あくまで迷宮攻略への助力を乞う、という形になりますが。」
王はクリュークの対抗馬として、クローディアを持ち上げている。
周りのものたちは、そう理解していた。
かのバルゴール強欲伯のように少し先が見える者は、クリュークという得体の知れない人物に国が意のままにされるよりは、外様なれど由緒正しいクローディア公爵家のほうが、いろいろにマシだろうと秘かに思っていた。
「さすがは、クローディア公爵!
そこまですでにお考えとは!」
バルゴールは大袈裟に手を打った。
クローディア公爵推しの彼としては、クリュークがあげたとんでもないビッグネームに匹敵はしないまでも、そこそこ名のしれた冒険者を、いち早く手配した、というところで、クローディアを持ち上げるつもりであった。
「いや、バルゴール伯爵。わたしくはつたない伝を辿って、応援を依頼したのみ。
組織として、熟練の冒険者を自在に呼べるクリューク殿とは比較にはなりません。
そもそもわたしがかの者に連絡を取ったのが、つい一昨日のこと。
到着はいましばらくあとになるかと…」
その時であった。
会議室のドアが音をたてて開かれ、息も絶え絶えの衛兵が転がり込んできたのは。
「せ、西域より、陛下にご面会を」
0
ご覧いただきありがとうございます。なんとか完結しました。彼らの物語はまだ続きます。後日談https://www.alphapolis.co.jp/novel/807186218/844632510
お気に入りに追加
132
あなたにおすすめの小説
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。

お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる