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第16話 真実の愛とやらの正体
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さて。
「彷徨えるフェンリル」は、爆発とともに、屍人の群れが這い出たときには、その他冒険者に交じってかなり後方にいた。
なにしろ、数日前に冒険者登録したばかりの子ども(ひとりは16歳で一応成人年齢ではあるが)を連れているのだ。
戦闘には慎重にならざるを得ない。
こんなときに「いいところを見せよう」と張り切って、思わぬ損傷を受けたりするパーティもまま、あるのだが「彷徨えるフェンリル」は、そんなものとは無縁のようだった。
リナは最初の爆発音には耐えたが、瘴気の噴出と屍人の大量発生、それが一瞬で壊滅する様子にはさすがに、その場にへたり込んで、しばらく立ち上がれなかった。
単に刺激が強すぎる光景にショックを受けたばかりではなく、屍人を屠った技に衝撃をようだった。
「い、一流の冒険者ってあんなにすごいんですか。わたしにはとっても、む、っ無理です・・・」
「糸使い・・・しかもかなりの腕前ね。どこのパーティにいるのかしら。どこから糸を繰ってるのか、見えなかった。
ザック?」
「ちょいと離れ過ぎだな・・・が、方向はわかる。
たぶん、クローディア公爵のパーティだ。見届け役かなんだか知らねえが、こりゃ、自分で迷宮を制覇しちまう勢いだぜ。」
「しかし、すさまじいもんじゃのう。」
トッドが髭をしごきながらつぶやいた。
「こりゃ、残骸を片付けるだけで、半刻はかかるじゃろ。
それまでは、迷宮探索もおあずけじゃ。
どうじゃ、冷たい白酒に串焼きで昼飯は・・・・」
「あれを見たあとで飯を食う気になるのはたいしたもんだ。」
陰気な召喚術師が、皮肉な笑みを浮かべた。
「だが、なんだかこの・・・出陣式みたいなのは一時中止になりそうだ。ここからいったん立ち去るのがいいのは間違いないな。」
「え、それはどういう・・・・」
「あれを片付ける仕事を押し付けられると困るからだね、リア。」
ルトは、リアに手を貸してやりながら言った。
「お金になるかどうか、わからないし。命の危険はないけど、ものすごい臭いだし、服が使い物にならないくらいに汚れる。あの黒っぽい液体に触れると悪くすると熱病になることもある。」
「けっこう、世慣れてるくせに女の子に奥手なのは、不思議よね。」
ほんわかとした回復術の使い手カウラは、ふうっとリアに息を吹きかけた。
リアの体が清水をあびたようにしゃんとする。
「あ、ありがとうございます。これって回復魔法??」
「そんな大したものじゃないから。じゃ、荷物をよろしく、少し休みましょ。」
先日、フィオリナと思わぬ邂逅をはたしたあと、リアは、何かをできる状態ではなく、ルトは結局、リアを宿に連れ帰って、彼女の身の上話を一通り、聞くことになったのだ。
彼女は、王都でもわりと下町っぽい、それこそあまり治安のよくないところで育ち、地元の「ガキども」(と彼女は言った)のまとめ役をしていたらしい。
彼女の奇妙な能力(それを魔法とは知らずに使っていたらしいが)を聞きつけたとある男爵家が、けっこうな金品を代償に親から彼女を買い取った。
才能に加えて美人だったので
(とリアは言った)
とある学院にふつうより2年遅れで中途入学し、慣れない学業に苦戦しながらも、魔法ではバツグンの才を表し、また、下町育ちを珍しがる友人も増えてそれなりに楽しく学生生活を送っていたのだが。
あるとき、義父である男爵から、王子さまを誘惑して一夜をともにするように、という命令を受けた。
その王子さまの婚約者というのが、先日、道でばったり出会ってしまったクローディア家のお姫さまだった。
なぜ、婚約者がいる王子を誘惑、しかも具体的な行為(実際にリアは使ったのはもっと直接的な表現だった)までしないといけないのか。
それについては「きぞくしゃかいつーのはそういうものかあ」でリアは納得したらしい。
納得するな!と言いたいし、別に貴族社会はそんなものでもない、とルトは思った。
リアはその命令に失敗した。
王子は「まるでルトみたいに」愛想よく話しの相手はしてくれるのだが「ルトと違って」ぜんぜんこちらに関心をよせてくれなかったのだ。
まあ、それはそれで、終わったのだが。
しばらくたったの後、そのバカ王子が、なんとクローディア公爵家のお姫さまに、パーティーの席上で婚約破棄宣言をやらかしたのだ。
リアは、そのパーティーには参加していなかったのだが、きいた話によると。最初、周りはなにかの冗談だと思ったらしい。
だが、王子は本気で、「真実の愛」を見つけたので、別れると宣言し、あまりの無体を止めに入ったご学友二人をぶちのめして会場を去ったそうだ。
その真実の愛の相手として名前があがったのが、リアだった・・・・
これを知った男爵は真っ青になった。
リアが王子とはなにもなく、お茶会以来一度もあっていないと言っても耳をかさず、彼女にほとんど路銀程度の金を与えて、家から追い出したのだ・・・・
「ひどい話だと思わない? と、言うか何がなんだかわからないでしょ。
王子を誘惑させといて、それが姫さまにバレたから、追い出すなんて。
もっとわからないのが、その王子よ、なんでお茶したときにちょっと色目を使われた女がシンジツノアイなのよ。
だったら、せめてこっちが家も学校も追い出されてさ、路頭に迷ってるときに助けてくれてもいいんじゃない?」
「シンジツノアイって、あれだね。」
ルトは空中で指をくるくると回した。
「あらためて、聞くとすごいバカっぽい言い回しだね。」
「でしょ? まあ、噂にきいたけど、その王子さま婚約破棄の責任をとらされて、跡継ぎをクビになって、王宮も追い出されたらしいんだ。
だからま、」
リアは肩をすくめてみせた。
「わたしを助けようって気が、仮にあったとしてもそれどころじゃないのかも、ね。」
話だけ話してすっきりしたのか、そのあとは、ルトは防具の微調整を付き合わされた。
リアが話したように、専用の下着を着込んでから身につけるタイプの胸当て、肩当てだったので、リアが服を脱いだところにローゼたちが、買い物から帰ってきて
「え~~~と、これから?それとも済んできがえてるとこ?」
「どっちでもありません!」
「え~~~と、どっちかというと、これから?」
ということで、ルトは、タイプの違う美女三人に囲まれて、防具の調整をやらされたのだ。
わりと、リアの裸身がわりと平気だったのはフィオリナと話ができたおかげだろうか、とルトは思った。
「彷徨えるフェンリル」は、爆発とともに、屍人の群れが這い出たときには、その他冒険者に交じってかなり後方にいた。
なにしろ、数日前に冒険者登録したばかりの子ども(ひとりは16歳で一応成人年齢ではあるが)を連れているのだ。
戦闘には慎重にならざるを得ない。
こんなときに「いいところを見せよう」と張り切って、思わぬ損傷を受けたりするパーティもまま、あるのだが「彷徨えるフェンリル」は、そんなものとは無縁のようだった。
リナは最初の爆発音には耐えたが、瘴気の噴出と屍人の大量発生、それが一瞬で壊滅する様子にはさすがに、その場にへたり込んで、しばらく立ち上がれなかった。
単に刺激が強すぎる光景にショックを受けたばかりではなく、屍人を屠った技に衝撃をようだった。
「い、一流の冒険者ってあんなにすごいんですか。わたしにはとっても、む、っ無理です・・・」
「糸使い・・・しかもかなりの腕前ね。どこのパーティにいるのかしら。どこから糸を繰ってるのか、見えなかった。
ザック?」
「ちょいと離れ過ぎだな・・・が、方向はわかる。
たぶん、クローディア公爵のパーティだ。見届け役かなんだか知らねえが、こりゃ、自分で迷宮を制覇しちまう勢いだぜ。」
「しかし、すさまじいもんじゃのう。」
トッドが髭をしごきながらつぶやいた。
「こりゃ、残骸を片付けるだけで、半刻はかかるじゃろ。
それまでは、迷宮探索もおあずけじゃ。
どうじゃ、冷たい白酒に串焼きで昼飯は・・・・」
「あれを見たあとで飯を食う気になるのはたいしたもんだ。」
陰気な召喚術師が、皮肉な笑みを浮かべた。
「だが、なんだかこの・・・出陣式みたいなのは一時中止になりそうだ。ここからいったん立ち去るのがいいのは間違いないな。」
「え、それはどういう・・・・」
「あれを片付ける仕事を押し付けられると困るからだね、リア。」
ルトは、リアに手を貸してやりながら言った。
「お金になるかどうか、わからないし。命の危険はないけど、ものすごい臭いだし、服が使い物にならないくらいに汚れる。あの黒っぽい液体に触れると悪くすると熱病になることもある。」
「けっこう、世慣れてるくせに女の子に奥手なのは、不思議よね。」
ほんわかとした回復術の使い手カウラは、ふうっとリアに息を吹きかけた。
リアの体が清水をあびたようにしゃんとする。
「あ、ありがとうございます。これって回復魔法??」
「そんな大したものじゃないから。じゃ、荷物をよろしく、少し休みましょ。」
先日、フィオリナと思わぬ邂逅をはたしたあと、リアは、何かをできる状態ではなく、ルトは結局、リアを宿に連れ帰って、彼女の身の上話を一通り、聞くことになったのだ。
彼女は、王都でもわりと下町っぽい、それこそあまり治安のよくないところで育ち、地元の「ガキども」(と彼女は言った)のまとめ役をしていたらしい。
彼女の奇妙な能力(それを魔法とは知らずに使っていたらしいが)を聞きつけたとある男爵家が、けっこうな金品を代償に親から彼女を買い取った。
才能に加えて美人だったので
(とリアは言った)
とある学院にふつうより2年遅れで中途入学し、慣れない学業に苦戦しながらも、魔法ではバツグンの才を表し、また、下町育ちを珍しがる友人も増えてそれなりに楽しく学生生活を送っていたのだが。
あるとき、義父である男爵から、王子さまを誘惑して一夜をともにするように、という命令を受けた。
その王子さまの婚約者というのが、先日、道でばったり出会ってしまったクローディア家のお姫さまだった。
なぜ、婚約者がいる王子を誘惑、しかも具体的な行為(実際にリアは使ったのはもっと直接的な表現だった)までしないといけないのか。
それについては「きぞくしゃかいつーのはそういうものかあ」でリアは納得したらしい。
納得するな!と言いたいし、別に貴族社会はそんなものでもない、とルトは思った。
リアはその命令に失敗した。
王子は「まるでルトみたいに」愛想よく話しの相手はしてくれるのだが「ルトと違って」ぜんぜんこちらに関心をよせてくれなかったのだ。
まあ、それはそれで、終わったのだが。
しばらくたったの後、そのバカ王子が、なんとクローディア公爵家のお姫さまに、パーティーの席上で婚約破棄宣言をやらかしたのだ。
リアは、そのパーティーには参加していなかったのだが、きいた話によると。最初、周りはなにかの冗談だと思ったらしい。
だが、王子は本気で、「真実の愛」を見つけたので、別れると宣言し、あまりの無体を止めに入ったご学友二人をぶちのめして会場を去ったそうだ。
その真実の愛の相手として名前があがったのが、リアだった・・・・
これを知った男爵は真っ青になった。
リアが王子とはなにもなく、お茶会以来一度もあっていないと言っても耳をかさず、彼女にほとんど路銀程度の金を与えて、家から追い出したのだ・・・・
「ひどい話だと思わない? と、言うか何がなんだかわからないでしょ。
王子を誘惑させといて、それが姫さまにバレたから、追い出すなんて。
もっとわからないのが、その王子よ、なんでお茶したときにちょっと色目を使われた女がシンジツノアイなのよ。
だったら、せめてこっちが家も学校も追い出されてさ、路頭に迷ってるときに助けてくれてもいいんじゃない?」
「シンジツノアイって、あれだね。」
ルトは空中で指をくるくると回した。
「あらためて、聞くとすごいバカっぽい言い回しだね。」
「でしょ? まあ、噂にきいたけど、その王子さま婚約破棄の責任をとらされて、跡継ぎをクビになって、王宮も追い出されたらしいんだ。
だからま、」
リアは肩をすくめてみせた。
「わたしを助けようって気が、仮にあったとしてもそれどころじゃないのかも、ね。」
話だけ話してすっきりしたのか、そのあとは、ルトは防具の微調整を付き合わされた。
リアが話したように、専用の下着を着込んでから身につけるタイプの胸当て、肩当てだったので、リアが服を脱いだところにローゼたちが、買い物から帰ってきて
「え~~~と、これから?それとも済んできがえてるとこ?」
「どっちでもありません!」
「え~~~と、どっちかというと、これから?」
ということで、ルトは、タイプの違う美女三人に囲まれて、防具の調整をやらされたのだ。
わりと、リアの裸身がわりと平気だったのはフィオリナと話ができたおかげだろうか、とルトは思った。
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ご覧いただきありがとうございます。なんとか完結しました。彼らの物語はまだ続きます。後日談https://www.alphapolis.co.jp/novel/807186218/844632510
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