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人形始末
酔肴亭
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かつて。
と言っても最近の話である。
グランダの前王とその妻、今は王太后となったメアは、王太子であるハルトを廃嫡し、自分の血を分けた子である次男のエルマートを王位につけるため、「魔王宮」でのパーティ育成を競わせた。
その際に、西域から呼ばれた冒険者パーティが「燭乱天使」。銀級ながらその戦力は、騎士団に相当すると言われ、さらには、暗殺、破壊工作なんでもござれの悪名高きパーティであった。
本当ならば、王位継承の争いなどには、絶対に関わらせてはいけない連中であったのだが、裏で全てを画策していた王妃メアは、闇森の魔女ザザリの転生体であった。
ザザリとしては、いかに凄腕との評判とはいえ、たかだか、人間の冒険者パーティ、いざとなればどうにでも出来ると思っていたのか。
ここらは、当の本人に聞いても定かではない。
彼女は、当時、前世の自分と現世の自分が、記憶、人格共にごちゃごちゃになる「転生酔い」の真っ只中であり、彼女の計画では、実子であるエルマートに、これは前世の実子であるバズス=リウの魂を移植することで、リウの意識を保ったまま、魔素の過剰流出を抑え、「魔王宮」からリウを解放できる、と思い込んでいた。
それは、エルマートがリウに魂を吸収されること。つまりは転生すら許される消滅以外の何者でもなかったのだが、当時のメアはそのことすら理解できない状態であった。
さて。
「聖者」の二つ名を持つマヌカは、メアに呼び寄せられた「燭乱天使」の一人である。
髪は短くし、ボスのクリュークに倣ってか、スーツ姿を好む。
冒険者パーティ「フェンリルの咆哮」との戦いで、使役獣のほとんどを失ったが、本人は無事であった。
夕食を兼ねて、居酒屋に腰を落ち着けたマヌカは、クリュークの様子を問われて
「まあ、命は取り留めたようだ。
だが戦いに出られるとしても、相当先になりそうだな。」
と、答えた。
ルトの見たところ、経済的に困窮している様子は無い。
スーツはびしりとプレスが効いているし、髪もプロの手が入ったものだ。
「なんだ、じろじろと。」
と、言って、マヌカは笑った。
目の前では、寒さの厳しいグランダでは、通年メニューの、香辛料を効かせた鍋から、湯気がたっていた。
「なぜ、リカル商会に?」
と、ルトは尋ねた。
「偶然だ。」
と、マヌカは断言したが、すぐに言葉を裏返した。
「いや、純粋に偶然ではないな。ヤツカ峠の賊について、いささか興味がわいたので、接触の機会を持ちたかったのは事実だ。
この前、賊にしてやられた銀級パーティ『鬼爪轍』とは、面識があってな。」
マヌカは薄く笑う。
「どうも戦い方と言い、容貌といい、あまりにもフィオリナを彷彿とさせるものが多すぎる。
だが、フィオリナは遠くランゴバルドに居るはずだ。」
「確かめてどうする?」
フィオリナが、尋ねた。
「おまえらのチームにでもスカウトするか?」
「近い。というか、ほぼ当たりだ。
わたしたちは、クリュークにかわるリーダーを求めている。」
「それでヤツカ峠の山賊をスカウトしようと?
ふざけた話だ。」
「ふざけているのは、おまえら『踊る道化師』の方だろう?」
マヌカは、鍋から骨つき肉を取り上げた。小鉢に置いたそれに、刻んだ根菜の浮いたスープをかけて、フィオリナに差し出す。
「わたしたち『燭乱天使』は、本気でクリュークに替わるリーダーを求めている。
クリュークは・・・少なくとも今までのようには戦えない。クリュークに負けないほど、強大で、容赦なく、己の欲望のために愛するものでも手にかけられる非情なリーダーを探しているのだ。」
「わ、わたしは別に・・・自分の欲望に負けて愛するものを手にかけたりはしないのだけれど・・・・」
フィオリナの目が泳いでいた。
「ものの例えだな。わたしたちが新しいリーダーにと、狙っていた人材は、オルガ姫だ。」
ルトとフィオリナは顔を見合わせた。
「そうだ! 銀灰皇国の闇姫オルガ!だ。
おまえたち『踊る道化師』の一員になったそうだな!」
「それは、本人の希望で・・・・」
「わたしたちの方が早くから目をつけていたんだ!」
ルトは、マヌカがぐいとあおった杯に、酒をついでやりながら言った。
「あれは・・・銀灰の壊乱帝から、彼女の護衛を頼まれたついでだよ。仲間にしてしまった方が守りやすいからね。
そもそも、オルガをリーダーに担いでしまったら、そのまま銀灰皇国の、オルガ派以外の一切合切から、刺客を向けられるのだけれど、わかってる?」
「最高じゃないか!」
と、スーツの美女は、叫んだ。空の盃をルトに差し出す。
ルトは、酒を注ごうとしたが、そうではなくて、ご返杯の意味だった。
「で、ここにフィオリナがいる以上、ヤツカの賊の正体はなんだと思う?」
と、ルトが問うと、マヌカは少し考えた。
結構、召し上がっているはずなのだが、顔には赤みもささず、酔った様子もない。
「・・・おそらくは、人形。」
賢者、という言葉は、あのお調子者の魔道院の学院長ではなく、彼女にこそふさわしいな、とルトが思ったほど、マヌカの表情は、叡智に溢れていた。
「我らの仲間、“カンバス”リヨンが、フィオリナやルトの能力を模した魔道人形軍団と戦っている。
おそらくは、制作者は行方不明のボルテック卿。」
炯々と目を光らせて、マヌカは、ルトの肩を掴んだ。
「生捕りにするぞ。手を貸すのだ、いいな、ハルト殿下・・・いや『踊る道化師』ルト。」
と言っても最近の話である。
グランダの前王とその妻、今は王太后となったメアは、王太子であるハルトを廃嫡し、自分の血を分けた子である次男のエルマートを王位につけるため、「魔王宮」でのパーティ育成を競わせた。
その際に、西域から呼ばれた冒険者パーティが「燭乱天使」。銀級ながらその戦力は、騎士団に相当すると言われ、さらには、暗殺、破壊工作なんでもござれの悪名高きパーティであった。
本当ならば、王位継承の争いなどには、絶対に関わらせてはいけない連中であったのだが、裏で全てを画策していた王妃メアは、闇森の魔女ザザリの転生体であった。
ザザリとしては、いかに凄腕との評判とはいえ、たかだか、人間の冒険者パーティ、いざとなればどうにでも出来ると思っていたのか。
ここらは、当の本人に聞いても定かではない。
彼女は、当時、前世の自分と現世の自分が、記憶、人格共にごちゃごちゃになる「転生酔い」の真っ只中であり、彼女の計画では、実子であるエルマートに、これは前世の実子であるバズス=リウの魂を移植することで、リウの意識を保ったまま、魔素の過剰流出を抑え、「魔王宮」からリウを解放できる、と思い込んでいた。
それは、エルマートがリウに魂を吸収されること。つまりは転生すら許される消滅以外の何者でもなかったのだが、当時のメアはそのことすら理解できない状態であった。
さて。
「聖者」の二つ名を持つマヌカは、メアに呼び寄せられた「燭乱天使」の一人である。
髪は短くし、ボスのクリュークに倣ってか、スーツ姿を好む。
冒険者パーティ「フェンリルの咆哮」との戦いで、使役獣のほとんどを失ったが、本人は無事であった。
夕食を兼ねて、居酒屋に腰を落ち着けたマヌカは、クリュークの様子を問われて
「まあ、命は取り留めたようだ。
だが戦いに出られるとしても、相当先になりそうだな。」
と、答えた。
ルトの見たところ、経済的に困窮している様子は無い。
スーツはびしりとプレスが効いているし、髪もプロの手が入ったものだ。
「なんだ、じろじろと。」
と、言って、マヌカは笑った。
目の前では、寒さの厳しいグランダでは、通年メニューの、香辛料を効かせた鍋から、湯気がたっていた。
「なぜ、リカル商会に?」
と、ルトは尋ねた。
「偶然だ。」
と、マヌカは断言したが、すぐに言葉を裏返した。
「いや、純粋に偶然ではないな。ヤツカ峠の賊について、いささか興味がわいたので、接触の機会を持ちたかったのは事実だ。
この前、賊にしてやられた銀級パーティ『鬼爪轍』とは、面識があってな。」
マヌカは薄く笑う。
「どうも戦い方と言い、容貌といい、あまりにもフィオリナを彷彿とさせるものが多すぎる。
だが、フィオリナは遠くランゴバルドに居るはずだ。」
「確かめてどうする?」
フィオリナが、尋ねた。
「おまえらのチームにでもスカウトするか?」
「近い。というか、ほぼ当たりだ。
わたしたちは、クリュークにかわるリーダーを求めている。」
「それでヤツカ峠の山賊をスカウトしようと?
ふざけた話だ。」
「ふざけているのは、おまえら『踊る道化師』の方だろう?」
マヌカは、鍋から骨つき肉を取り上げた。小鉢に置いたそれに、刻んだ根菜の浮いたスープをかけて、フィオリナに差し出す。
「わたしたち『燭乱天使』は、本気でクリュークに替わるリーダーを求めている。
クリュークは・・・少なくとも今までのようには戦えない。クリュークに負けないほど、強大で、容赦なく、己の欲望のために愛するものでも手にかけられる非情なリーダーを探しているのだ。」
「わ、わたしは別に・・・自分の欲望に負けて愛するものを手にかけたりはしないのだけれど・・・・」
フィオリナの目が泳いでいた。
「ものの例えだな。わたしたちが新しいリーダーにと、狙っていた人材は、オルガ姫だ。」
ルトとフィオリナは顔を見合わせた。
「そうだ! 銀灰皇国の闇姫オルガ!だ。
おまえたち『踊る道化師』の一員になったそうだな!」
「それは、本人の希望で・・・・」
「わたしたちの方が早くから目をつけていたんだ!」
ルトは、マヌカがぐいとあおった杯に、酒をついでやりながら言った。
「あれは・・・銀灰の壊乱帝から、彼女の護衛を頼まれたついでだよ。仲間にしてしまった方が守りやすいからね。
そもそも、オルガをリーダーに担いでしまったら、そのまま銀灰皇国の、オルガ派以外の一切合切から、刺客を向けられるのだけれど、わかってる?」
「最高じゃないか!」
と、スーツの美女は、叫んだ。空の盃をルトに差し出す。
ルトは、酒を注ごうとしたが、そうではなくて、ご返杯の意味だった。
「で、ここにフィオリナがいる以上、ヤツカの賊の正体はなんだと思う?」
と、ルトが問うと、マヌカは少し考えた。
結構、召し上がっているはずなのだが、顔には赤みもささず、酔った様子もない。
「・・・おそらくは、人形。」
賢者、という言葉は、あのお調子者の魔道院の学院長ではなく、彼女にこそふさわしいな、とルトが思ったほど、マヌカの表情は、叡智に溢れていた。
「我らの仲間、“カンバス”リヨンが、フィオリナやルトの能力を模した魔道人形軍団と戦っている。
おそらくは、制作者は行方不明のボルテック卿。」
炯々と目を光らせて、マヌカは、ルトの肩を掴んだ。
「生捕りにするぞ。手を貸すのだ、いいな、ハルト殿下・・・いや『踊る道化師』ルト。」
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