66 / 67
本格始動
第65話 坂上智樹4(※坂上智樹SIDE)
しおりを挟む
王都の森は鬱蒼として不思議と雪は少なかった。奥に行くほどひんやりとはしているが、森の保有する魔素の影響で雪が積もらないんだとか。
森に入ってから宇佐見明良は森の歩き方、というのを俺に教授してくる。
植生、魔物や獣の痕跡、気配の絶ち方、察し方。薬草の見つけ方、等々。
こいつはほんとによくやっている。反抗的な俺を引っ張って、この世界の知識を身につけて、同郷の指導をしている。
何故だ?何故そんなに頑張れる。
チートをもらったから?
王女に好かれたいから?
それだけか?
「おい、聞いてるのか?ぼうっとしてたら命落とすぞ。」
思わず思考に気を取られてた俺に、宇佐見明良から注意が飛んだ。
そういえば、こいつ、足音が全然しない。落ち葉や、雑草も生えているのに。小枝だって落っこちてるし。そこまで考えて、気配の薄いことに気付いた。意識しなければ、俺はこの森で一人で歩いてるのでは、と思ってしまうほど。
俺が歩くたびにがさりと音がする。枝に引っかかって、その枝を折ってしまったりする。
だが、そんなことは宇佐見明良にはない。
歩き方も、俺とは全然違う。
わからなかった。
そういえば、早朝のトレーニング、あとからの10人は、音を立てていなかった。
足の運び方が違っていた。
多少、オーバーワークになった時は、乱れたり、声をあげたりしていたが、そうでないときは、宇佐見明良のような走り方をしていた。
俺はこの時身にしみて、自分の力量があとの10人の誰にも及ばないとわかった。
どうしたら、あんなふうになれるんだ。
チートの差じゃない。
俺だって、強力な能力はもらっている。
そうじゃない部分だ、この差は。
あいつを見ろ、違いを探せ。
追いつかなければ、俺はここにはいられない。
今までの行為が生きているのが、恥ずかしくなるほどの、愚かしい行為だとわかってしまったから。
それからの俺は従順になった。ならざるを得ないと、言うほどのスパルタだった。
始めは丁寧に教えてくれる。
実行させられる。
出来ないと繰り返し。命の危険がないと手を出しては来ない。
魔法はあいつが、剣術はカディスに鍛えられた。
そうして、いつの間にか、身体が引き締まっていたことに気付いた。
追いつけてはいない。
マシになった程度だ。
それでも、あいつがこの集団を仕切るようになって、他の奴らの意識も変わっていったのがわかった。
食堂で見る他の奴らは皆楽しそうだ。
今までのグループではなく、今組んでいるグループごとに集まっている。
迷宮に行く前の、やる気のなさとは一転、やる気に溢れているようだった。
「智樹、ラビちゃん先輩の個人授業はどうなんだ?」
「きついんじゃね?」
「でも、一番鍛えられてんじゃねえの?」
昌樹、勝道、りくが声を掛けてきた。
久しぶりだった。
「スパルタだよ。そっちはどうなんだ?」
意外と普通に言葉が出た。迷宮以来、あまり話してはいなかったのに。
「あいつら意外とやるんだよな。ビックリしてさ。」
昌樹が言う。
「まあ、認めてやらないことはねえけど。」
勝道が口を尖らせて言った。
「まあ、まあ。前よりマシになったくらいじゃないかな。」
とりくが言う。
こいつらも顔つきが変わった。やっぱり環境なのだろうか。グループの他の面子と仲良くやっているらしいことは、こいつらを呼ぶ、そいつらの表情でわかる。
「んじゃ、呼んでるから。」
とさっさと行ってしまう。
「ああ。」
俺は手を振って見送る。その手を降ろすと握りしめた。
俺だけだ。俺だけがこの変化についていけてない。
いつの間にか、俺はボッチだ。
自業自得だとは分かっている。
だが、この世界に俺はいる価値があるんだろうか。
その日のクエストの帰り道。カディスが話しかけてきた。
「どうだ? 調子は。」
にやにやとしているこの男は、あいつより剣技では強い。
「……頼みがあるんだけど。」
そう言ったら、この男は一瞬びっくりした顔をした。
「俺に剣を教えてほしい。夜に。」
意外にも受けてくれて、その日から課外授業が始まった。
カディスはスパルタだった。昼間の指導よりもはるかに。
「あいつの邪魔をしないように、鍛えてやるから覚悟しな。」
カディスはあいつの護衛で、親しい友人のようだった。
向こうの世界でも、こっちの世界でも、俺には真の友人がいないのだ。
どうしてなんだ。
どうしたらいいんだ。
俺は、俺は……。
1人でいるのはつらいんだ。
いつの間にか、俺は泣いていたらしい。剣を打ち合ってたカディスが驚いた顔で剣を止めた。
「どうした。どこか、怪我をしたか?」
俺は首を横に振った。自分でもなんで泣いてるかわからない。こんな年で、人前で涙が出るなんて、おかしい。
「わ、わからな、い。怪我はしてな、い……。」
剣を落として、腕で涙をぬぐう。
ぽんと頭に手が置かれて、カディスの胸に抱きこまれた。
「まだ、子供だなあ。ようし、お兄ちゃんの胸で泣きな。」
後頭部を手で押さえられて、動けなかった。
馬鹿にするな、といいたかった。
でも、そういうはずの口は、嗚咽しか漏れず。
みっともなくも、男の胸で気がすむまで泣いてしまったのだった。
せめて女の子の胸だったらよかったなどと、あとで思ったのだが、どうも俺はその時は相当追い詰められていたらしい。
その日のクエストは魔物討伐だった。思ったよりも体が動いて、魔法ではなく剣で屠れた。
解体も慣れてきて、珍しく宇佐見が褒めた。
「そろそろ迷宮に行ってもいい頃かなあ。」
そう、呟いた。
カディスとはまだ特訓が続いていて、大泣きした日以来、少しカディスの態度が変わってきたような気がした。
打ち負かされて膝をついた俺に、多分にやにやした顔をして言っているんだ。
「泣いてもいいのよん。お兄さんが受け止めてあげるから。」
むっとして俺は立ち上がって斬りかかる。
「ば、馬鹿にするなよ!?」
剣を何なく受け止めてカディスはにやりと笑った。
「いい顔になってきたよ。それなら安心だな。」
いい顔ってなんだ? なんでそんな得意げな顔をしているんだ。
なんだかムカついて、めちゃくちゃに打ちかかったら、いちいち悪いところを指摘されて、さんざんに痛めつけられた。
わかっている。あの日以来俺の心の奥底の澱がなくなったのだと。
だけどそれを素直に認めるのは、とても恥ずかしいことで、きまりも悪かった。
だから、変わらぬ態度で、今だけいうことを聞いてやってるんだと、そんなふうに宇佐見には振舞う。
「迷宮にはいる時はガッキ―チームに混ざるといい。21人は人数が多いから3分の1に分けて攻略に向かう。俺か、カディスが補助につく。」
どうやら、マンツーマンの指導は終わったらしい。
冒険者ランクがDに上がって、まだ少しCには及ばないというのが俺達最初の10人だ。
それでも、宇佐見の及第点に達したようで、俺達は迷宮への挑戦のやり直しをする。
「智樹もこのグループだって?」
昌樹が言う。
「とりあえず俺がこのチームのリーダーなので、従ってもらうからね。ウッド。」
と、このチームを率いる新垣悠斗、ガッキ―が言った。ウッドは恥ずかしいからやめてほしいんだが。
「よろしく~ウッドって、ほんとラビちゃん先輩のネーミングセンス最低。」
上谷真悟が言う。しんちゃんと呼ばれていた。
「まあ、よろしく頼む。」
緊張で少し声が裏返った。皆が少し目を見張った気がしたが、一瞬あと、口々によろしくと皆から声がかかった。
その日、俺はやっと、一人ではなくなったのだった。
森に入ってから宇佐見明良は森の歩き方、というのを俺に教授してくる。
植生、魔物や獣の痕跡、気配の絶ち方、察し方。薬草の見つけ方、等々。
こいつはほんとによくやっている。反抗的な俺を引っ張って、この世界の知識を身につけて、同郷の指導をしている。
何故だ?何故そんなに頑張れる。
チートをもらったから?
王女に好かれたいから?
それだけか?
「おい、聞いてるのか?ぼうっとしてたら命落とすぞ。」
思わず思考に気を取られてた俺に、宇佐見明良から注意が飛んだ。
そういえば、こいつ、足音が全然しない。落ち葉や、雑草も生えているのに。小枝だって落っこちてるし。そこまで考えて、気配の薄いことに気付いた。意識しなければ、俺はこの森で一人で歩いてるのでは、と思ってしまうほど。
俺が歩くたびにがさりと音がする。枝に引っかかって、その枝を折ってしまったりする。
だが、そんなことは宇佐見明良にはない。
歩き方も、俺とは全然違う。
わからなかった。
そういえば、早朝のトレーニング、あとからの10人は、音を立てていなかった。
足の運び方が違っていた。
多少、オーバーワークになった時は、乱れたり、声をあげたりしていたが、そうでないときは、宇佐見明良のような走り方をしていた。
俺はこの時身にしみて、自分の力量があとの10人の誰にも及ばないとわかった。
どうしたら、あんなふうになれるんだ。
チートの差じゃない。
俺だって、強力な能力はもらっている。
そうじゃない部分だ、この差は。
あいつを見ろ、違いを探せ。
追いつかなければ、俺はここにはいられない。
今までの行為が生きているのが、恥ずかしくなるほどの、愚かしい行為だとわかってしまったから。
それからの俺は従順になった。ならざるを得ないと、言うほどのスパルタだった。
始めは丁寧に教えてくれる。
実行させられる。
出来ないと繰り返し。命の危険がないと手を出しては来ない。
魔法はあいつが、剣術はカディスに鍛えられた。
そうして、いつの間にか、身体が引き締まっていたことに気付いた。
追いつけてはいない。
マシになった程度だ。
それでも、あいつがこの集団を仕切るようになって、他の奴らの意識も変わっていったのがわかった。
食堂で見る他の奴らは皆楽しそうだ。
今までのグループではなく、今組んでいるグループごとに集まっている。
迷宮に行く前の、やる気のなさとは一転、やる気に溢れているようだった。
「智樹、ラビちゃん先輩の個人授業はどうなんだ?」
「きついんじゃね?」
「でも、一番鍛えられてんじゃねえの?」
昌樹、勝道、りくが声を掛けてきた。
久しぶりだった。
「スパルタだよ。そっちはどうなんだ?」
意外と普通に言葉が出た。迷宮以来、あまり話してはいなかったのに。
「あいつら意外とやるんだよな。ビックリしてさ。」
昌樹が言う。
「まあ、認めてやらないことはねえけど。」
勝道が口を尖らせて言った。
「まあ、まあ。前よりマシになったくらいじゃないかな。」
とりくが言う。
こいつらも顔つきが変わった。やっぱり環境なのだろうか。グループの他の面子と仲良くやっているらしいことは、こいつらを呼ぶ、そいつらの表情でわかる。
「んじゃ、呼んでるから。」
とさっさと行ってしまう。
「ああ。」
俺は手を振って見送る。その手を降ろすと握りしめた。
俺だけだ。俺だけがこの変化についていけてない。
いつの間にか、俺はボッチだ。
自業自得だとは分かっている。
だが、この世界に俺はいる価値があるんだろうか。
その日のクエストの帰り道。カディスが話しかけてきた。
「どうだ? 調子は。」
にやにやとしているこの男は、あいつより剣技では強い。
「……頼みがあるんだけど。」
そう言ったら、この男は一瞬びっくりした顔をした。
「俺に剣を教えてほしい。夜に。」
意外にも受けてくれて、その日から課外授業が始まった。
カディスはスパルタだった。昼間の指導よりもはるかに。
「あいつの邪魔をしないように、鍛えてやるから覚悟しな。」
カディスはあいつの護衛で、親しい友人のようだった。
向こうの世界でも、こっちの世界でも、俺には真の友人がいないのだ。
どうしてなんだ。
どうしたらいいんだ。
俺は、俺は……。
1人でいるのはつらいんだ。
いつの間にか、俺は泣いていたらしい。剣を打ち合ってたカディスが驚いた顔で剣を止めた。
「どうした。どこか、怪我をしたか?」
俺は首を横に振った。自分でもなんで泣いてるかわからない。こんな年で、人前で涙が出るなんて、おかしい。
「わ、わからな、い。怪我はしてな、い……。」
剣を落として、腕で涙をぬぐう。
ぽんと頭に手が置かれて、カディスの胸に抱きこまれた。
「まだ、子供だなあ。ようし、お兄ちゃんの胸で泣きな。」
後頭部を手で押さえられて、動けなかった。
馬鹿にするな、といいたかった。
でも、そういうはずの口は、嗚咽しか漏れず。
みっともなくも、男の胸で気がすむまで泣いてしまったのだった。
せめて女の子の胸だったらよかったなどと、あとで思ったのだが、どうも俺はその時は相当追い詰められていたらしい。
その日のクエストは魔物討伐だった。思ったよりも体が動いて、魔法ではなく剣で屠れた。
解体も慣れてきて、珍しく宇佐見が褒めた。
「そろそろ迷宮に行ってもいい頃かなあ。」
そう、呟いた。
カディスとはまだ特訓が続いていて、大泣きした日以来、少しカディスの態度が変わってきたような気がした。
打ち負かされて膝をついた俺に、多分にやにやした顔をして言っているんだ。
「泣いてもいいのよん。お兄さんが受け止めてあげるから。」
むっとして俺は立ち上がって斬りかかる。
「ば、馬鹿にするなよ!?」
剣を何なく受け止めてカディスはにやりと笑った。
「いい顔になってきたよ。それなら安心だな。」
いい顔ってなんだ? なんでそんな得意げな顔をしているんだ。
なんだかムカついて、めちゃくちゃに打ちかかったら、いちいち悪いところを指摘されて、さんざんに痛めつけられた。
わかっている。あの日以来俺の心の奥底の澱がなくなったのだと。
だけどそれを素直に認めるのは、とても恥ずかしいことで、きまりも悪かった。
だから、変わらぬ態度で、今だけいうことを聞いてやってるんだと、そんなふうに宇佐見には振舞う。
「迷宮にはいる時はガッキ―チームに混ざるといい。21人は人数が多いから3分の1に分けて攻略に向かう。俺か、カディスが補助につく。」
どうやら、マンツーマンの指導は終わったらしい。
冒険者ランクがDに上がって、まだ少しCには及ばないというのが俺達最初の10人だ。
それでも、宇佐見の及第点に達したようで、俺達は迷宮への挑戦のやり直しをする。
「智樹もこのグループだって?」
昌樹が言う。
「とりあえず俺がこのチームのリーダーなので、従ってもらうからね。ウッド。」
と、このチームを率いる新垣悠斗、ガッキ―が言った。ウッドは恥ずかしいからやめてほしいんだが。
「よろしく~ウッドって、ほんとラビちゃん先輩のネーミングセンス最低。」
上谷真悟が言う。しんちゃんと呼ばれていた。
「まあ、よろしく頼む。」
緊張で少し声が裏返った。皆が少し目を見張った気がしたが、一瞬あと、口々によろしくと皆から声がかかった。
その日、俺はやっと、一人ではなくなったのだった。
0
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる