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冒険者活動と鍛錬の日々
第17話 課題
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いつもの時間に目が覚めた。身体が無意識に動く。身支度を終えてストレッチ、軽く体を温めてジョギング。いつも通りのメニューを終えて人のいない魔術師の鍛練場へ向かった。
魔力の確認を終えると魔法の制御の訓練を行う。無意識レベルで魔法が発動しないと死ぬ。
身に沁みた。
もちろん、身体能力をあげて剣技や体術もあげる。
でも盾を落とした時、剣が斬れなくなった時、魔力さえあれば魔法は使える。使えない時も効かない魔獣もいるがそれでも、魔法は大きな力だ。なんとか、使いこなしたい。マルティナのように。
ほんとに全くいいところがなかった。
格上だと感じたらとにかく逃げるでよかったのに。
俺がタゲ取っている間にたった一つの勝機をものにしたカディス。
あの瞬間、俺は彼の気配も殺気も気づかなかった。
たとえ、防戦に手いっぱいでも気付かなきゃいけなかった。
でも気付かなかった。
それは、同レベルかそれ以上のスキルを持った者には敵わないということだ。
カディスは味方のうちはいい。でも敵対したら?
アーリアが冒険者として俺の側にいる時にそんなことになってしまったら?
俺は思ったより、死の恐怖に震えたことが、堪えてるらしい。
ぐるぐると回る思考がその証拠だ。
魔法の威力と増えた魔力の制御。
自分に課題を課して、カディスと合流し、依頼をこなした。
「いやあ、青春はいいですなあ。」
「ほんとですね。田村殿はなかなか鋭いお人のようだ。」
何か脇でカディスと田村さんが和んでる。
アーリアがじっと俺を見ている。
「眉と眉の真ん中に皺が寄っていますよ?」
白い綺麗な指先で額に触れる。俺は硬直した。その眉間を指先で優しく撫でて手が離れていく。
「これでいいです。考えごとは帰ってからの方がいいです。」
にっこりと特別の笑顔でアーリアが言う。暗い森の中なのに、金髪がきらきら輝いて見える。
やばい、俺も目医者に行かないと!!
あ、異世界に眼科医はいないわ…
「わかった。危険が増すからな。」
俺はアーリアの忠告に従い、気合を入れ直す。休憩を終えて森の奥に進んだ。
その日も危なげなく依頼を終えて二人のランクはEになった。
その日はアーリアと一緒にフリネリアもきていた。
「ウサミ殿何か変わったことはないか?」
やや硬い表情のフリネリアはアーリアを気にしながら何でもないように聞いた。
「いや。俺の周りは特にないな。んで? “彷徨い人”関連で何かあんのか?」
フリネリアは両手を組んで視線を外して一拍おいて言った。
「まだ、増えてるんだ。」
え? いま11人……俺とタツト君入れると13人いるよね。
「はっきり言ってキャパシティを超える。訓練に協力してもらいたい。」
俺は息を吐きだして頷く。心配そうなアーリアが、俺とフリネリアを交互に見た。
ああ。本当に困っているんだ。俺だって、そんなに力量があるわけでもない。同郷ということと、少し早くこの世界に来た経験があるだけ。それでも、アーリアの役に立てるなら、微力ながら力を貸したい。
「いいよ。とりあえず、後から合流して最初からいる人たちに付いて行かれそうもない人をちょいとみるよ。」
アーリアの顔がすまなそうな、苦しげな表情になる。俺の存在を隠して欲しいと頼んだが、果たされないことに関しての事だろう。それとも、ちゃんと指導できる人材を用意できないことの悔しさみたいなものだろうか。
「アーリア様も混ざったらいい。フリネリアと一緒に。教師が足りないんだろ? 今いる10人はチョイと問題児ばかりな感じだからな。そうならないようにしたいんじゃないの?でも全日は協力しない。」
カディスから技を盗みきっていないし、経験が足りてない。
「カリキュラムを組んで計画的にやろう。トップダウンに日本人は慣れている。空気読まないと嫌われる世界だからな。異世界に来た先輩として振る舞えばいいか。」
最初が肝心だ。じゃないと、流される。俺の訓練の時間は余り削りたくはない。
「俺の立ち位置は12番目に合流したことにしよう。後半組のトップだ。ここで先発組と二カ月の開きがある。後半組は先発組と組ませない方がいいと思う。さて、今後半組はどうしている?」
カディスはどういうふうに動けと言われてるんだろう。
『俺はお前の護衛なんだよ。わかったか?』
小声が聞こえた。こ、こわい!!
声だけ飛ばす技能ってなんだよ!?しかも心読んだだろ!?護衛か。アーリア様々だ。
「とりあえず生活の仕方から学んでいるぞ。いまは3人ほど。ウサミ殿くらいか下の少年ばかりだ。」
俺は少し考える。
「俺の好きにしていいなら、そこそこ使えるようにするよ。その代わり田村さんゲットな。こっちの組と合流させて欲しい。あ、座学の時は田村さんそっちの組に行ってもらうけど。」
フリネリアが笑った。
「ウサミ殿は勇者というより参謀向きだな。裏方で活きるタイプだったか?」
俺は肩を竦めた。
「俺はコミュ障なんですよ。今でも美人との会話は足がガタガタ震えるわ、ドキドキするわ、散々なんですよ?裏で仕事する方があがらなくて済む。もちろん俺は勇者って柄じゃないですよ。俺毎回言ってますよね?」
意外な顔をされた。確かにこの世界に来てからは人の縁に恵まれてる。
上手く相手の懐に入って話すことも出来るようになった。
でももともとの俺はオタクなんだ。
厨二病的なこの状況にドキドキしてカッコつけたいだけなのかもしれない。
「アキラ様、ありがとうございます。本当に心苦しいのですが……」
思った通りの結果を得られてアーリアは罪悪感とフリネリアは安堵の表情を浮かべている。王に何か言われたのじゃないだろうか。それとも“彷徨い人”の数に、先に控える邪王戦を憂えたのだろうか。
俺はまだまだだ。
でも、この世界に何かを成すべきと呼ばれたなら、何かをするつもりはある。アーリアとの出会いを夢にしないために。
俺の合流のため、後発組が常識をそこそこ勉強し終えたところで合流する。カリキュラムは俺が受けた物をもとに軽めに作成した。カディスとフリネリアとに協力を願う。
魔法は俺が教えるしかない。
俺の眼があれば、各人に適した魔法を教えられる。マルティナほどじゃないから、偉そうにはできないんだけど。
合流するとなると、アーリアと行っていた冒険者活動を減らすしかない。その代わり、アーリアは(たくさんの護衛付きで)魔法や剣の訓練に顔を出すことになった。
最後にと、アーリアと田村さんのいつもの4人メンバーで、依頼を受けて向かったその。
王都のほど近い森の中で、俺達は思ってもみなかった事態に遭遇する。
魔力の確認を終えると魔法の制御の訓練を行う。無意識レベルで魔法が発動しないと死ぬ。
身に沁みた。
もちろん、身体能力をあげて剣技や体術もあげる。
でも盾を落とした時、剣が斬れなくなった時、魔力さえあれば魔法は使える。使えない時も効かない魔獣もいるがそれでも、魔法は大きな力だ。なんとか、使いこなしたい。マルティナのように。
ほんとに全くいいところがなかった。
格上だと感じたらとにかく逃げるでよかったのに。
俺がタゲ取っている間にたった一つの勝機をものにしたカディス。
あの瞬間、俺は彼の気配も殺気も気づかなかった。
たとえ、防戦に手いっぱいでも気付かなきゃいけなかった。
でも気付かなかった。
それは、同レベルかそれ以上のスキルを持った者には敵わないということだ。
カディスは味方のうちはいい。でも敵対したら?
アーリアが冒険者として俺の側にいる時にそんなことになってしまったら?
俺は思ったより、死の恐怖に震えたことが、堪えてるらしい。
ぐるぐると回る思考がその証拠だ。
魔法の威力と増えた魔力の制御。
自分に課題を課して、カディスと合流し、依頼をこなした。
「いやあ、青春はいいですなあ。」
「ほんとですね。田村殿はなかなか鋭いお人のようだ。」
何か脇でカディスと田村さんが和んでる。
アーリアがじっと俺を見ている。
「眉と眉の真ん中に皺が寄っていますよ?」
白い綺麗な指先で額に触れる。俺は硬直した。その眉間を指先で優しく撫でて手が離れていく。
「これでいいです。考えごとは帰ってからの方がいいです。」
にっこりと特別の笑顔でアーリアが言う。暗い森の中なのに、金髪がきらきら輝いて見える。
やばい、俺も目医者に行かないと!!
あ、異世界に眼科医はいないわ…
「わかった。危険が増すからな。」
俺はアーリアの忠告に従い、気合を入れ直す。休憩を終えて森の奥に進んだ。
その日も危なげなく依頼を終えて二人のランクはEになった。
その日はアーリアと一緒にフリネリアもきていた。
「ウサミ殿何か変わったことはないか?」
やや硬い表情のフリネリアはアーリアを気にしながら何でもないように聞いた。
「いや。俺の周りは特にないな。んで? “彷徨い人”関連で何かあんのか?」
フリネリアは両手を組んで視線を外して一拍おいて言った。
「まだ、増えてるんだ。」
え? いま11人……俺とタツト君入れると13人いるよね。
「はっきり言ってキャパシティを超える。訓練に協力してもらいたい。」
俺は息を吐きだして頷く。心配そうなアーリアが、俺とフリネリアを交互に見た。
ああ。本当に困っているんだ。俺だって、そんなに力量があるわけでもない。同郷ということと、少し早くこの世界に来た経験があるだけ。それでも、アーリアの役に立てるなら、微力ながら力を貸したい。
「いいよ。とりあえず、後から合流して最初からいる人たちに付いて行かれそうもない人をちょいとみるよ。」
アーリアの顔がすまなそうな、苦しげな表情になる。俺の存在を隠して欲しいと頼んだが、果たされないことに関しての事だろう。それとも、ちゃんと指導できる人材を用意できないことの悔しさみたいなものだろうか。
「アーリア様も混ざったらいい。フリネリアと一緒に。教師が足りないんだろ? 今いる10人はチョイと問題児ばかりな感じだからな。そうならないようにしたいんじゃないの?でも全日は協力しない。」
カディスから技を盗みきっていないし、経験が足りてない。
「カリキュラムを組んで計画的にやろう。トップダウンに日本人は慣れている。空気読まないと嫌われる世界だからな。異世界に来た先輩として振る舞えばいいか。」
最初が肝心だ。じゃないと、流される。俺の訓練の時間は余り削りたくはない。
「俺の立ち位置は12番目に合流したことにしよう。後半組のトップだ。ここで先発組と二カ月の開きがある。後半組は先発組と組ませない方がいいと思う。さて、今後半組はどうしている?」
カディスはどういうふうに動けと言われてるんだろう。
『俺はお前の護衛なんだよ。わかったか?』
小声が聞こえた。こ、こわい!!
声だけ飛ばす技能ってなんだよ!?しかも心読んだだろ!?護衛か。アーリア様々だ。
「とりあえず生活の仕方から学んでいるぞ。いまは3人ほど。ウサミ殿くらいか下の少年ばかりだ。」
俺は少し考える。
「俺の好きにしていいなら、そこそこ使えるようにするよ。その代わり田村さんゲットな。こっちの組と合流させて欲しい。あ、座学の時は田村さんそっちの組に行ってもらうけど。」
フリネリアが笑った。
「ウサミ殿は勇者というより参謀向きだな。裏方で活きるタイプだったか?」
俺は肩を竦めた。
「俺はコミュ障なんですよ。今でも美人との会話は足がガタガタ震えるわ、ドキドキするわ、散々なんですよ?裏で仕事する方があがらなくて済む。もちろん俺は勇者って柄じゃないですよ。俺毎回言ってますよね?」
意外な顔をされた。確かにこの世界に来てからは人の縁に恵まれてる。
上手く相手の懐に入って話すことも出来るようになった。
でももともとの俺はオタクなんだ。
厨二病的なこの状況にドキドキしてカッコつけたいだけなのかもしれない。
「アキラ様、ありがとうございます。本当に心苦しいのですが……」
思った通りの結果を得られてアーリアは罪悪感とフリネリアは安堵の表情を浮かべている。王に何か言われたのじゃないだろうか。それとも“彷徨い人”の数に、先に控える邪王戦を憂えたのだろうか。
俺はまだまだだ。
でも、この世界に何かを成すべきと呼ばれたなら、何かをするつもりはある。アーリアとの出会いを夢にしないために。
俺の合流のため、後発組が常識をそこそこ勉強し終えたところで合流する。カリキュラムは俺が受けた物をもとに軽めに作成した。カディスとフリネリアとに協力を願う。
魔法は俺が教えるしかない。
俺の眼があれば、各人に適した魔法を教えられる。マルティナほどじゃないから、偉そうにはできないんだけど。
合流するとなると、アーリアと行っていた冒険者活動を減らすしかない。その代わり、アーリアは(たくさんの護衛付きで)魔法や剣の訓練に顔を出すことになった。
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