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ポピッカ発動!
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オーガの雄叫びがダンジョン内に響き渡った直後、一同は信じられない光景を目の当たりにした。ポピッカ達を襲っていたボヨムルが、一転、オーガのいる方向へ猛スピードで飛んで行ったのだ。
これはどう見ても呼びかけに応えた形である。だがオーガとは全く違う種族であり、従来の生息区域に接点のないボヨムルが、オーガの呼びかけに応えるはずがない。
だが、これは紛れもない現実だ。
そして、パーティー全員の脳裏によぎるもの。それはゲルドーシュの危機である。彼は今、オーガと力比べをしている真っ最中だ。どちらも一歩として譲らない。下手に均衡を破れば、それは致命的な痛手となるだろう。
かといってこのまま黙っていれば、ボヨムルは動けないゲルドーシュの背後から、鎧の隙間を狙い、首筋や脇腹に毒の染み出した触手の銛を打ち込むに違いない。奴の毒は侮りがたい効果がある。被害を受けた者は数秒で全身に痺れが回ってしまうのだ。
そうなれば、もはやゲルドーシュに勝ち目はない。
助けに行きたいところだが、今、廃魔法使いに背中を見せれば、奴はボクを確実に仕留めに来るだろう。なりふり構わぬ激しい攻撃を背後から受けてはボクにとっても致命傷だし、そもそもそれではゲルドーシュを助ける事すら出来なくなる。
望みはポピッカ一人だ。しかし、それとて難しい。ボヨムルのもう一つの厄介なところは、そのスピードである。空中を飛んでいく事もあり、先ほど戦ったゾルハウンドを凌ぐ速さといって良い。ポピッカとゲルドーシュとの距離を考えた場合、今から全力でダッシュしても追いつけるものではない。
また彼女が射撃系の魔法を使えたとしても、ゲルドーシュに当たらないよう精密射撃をする時間は既にない。
完全なボクのミスだ。長い間、何のトラブルもなくダンジョンを探索出来てきた事が油断、いや感覚のマヒにつながっていたと考えざるを得ない。これも妨害者の術中にはまってしまったという事なのか。
ゲルドーシュの敗北が確実だと思われたその時、またもや思いもかけない出来事がボクの目の前で繰り広げられた。
ポピッカが自らの作った障壁を内側よりすり抜けると、突如として彼女の背中から二枚の羽根が飛びだしたのである。ポピッカが使ったあの魔使具人形と同じく、それは半透明で緑がかっており、薄っすらと光っている。詠唱はおろか、魔句呂コーラーを使った形跡すらない静寂からの発動だ。
その美しい羽根がひときわ輝き出すや否や、ポピッカは薄緑色の光の矢の如く放たれて、一瞬でゲルドーシュと背中合わせとなり、きわどいところでボヨムルの到着に間に合った。そして到着と共に背中の羽根は、光の粒となって消え失せる。
「お、おめぇ、どうして!?」
背中越しにその様子を見て、呆気にとられるゲルドーシュ。
「自分の相手に集中しなさい!」
ポピッカが叫ぶ。
機先を制された形になったボヨムルだが、そんな事は一向に構わぬとばかり、醜い怪物は頭の触手銛を僧侶めがけて繰り出してきた。
「ヘキサ!」
ポピッカの魔句呂コーラーが反応したのだろう。彼女の前面に六角形の半透明シールドが幾つも連なって展開される。凄まじい音を発し、六角形の壁にボヨムルの銛がはじき返された。
だがこの執念深いモンスターは五つの触手銛を縦横無尽に振りまわす。少しでも気を抜けば、すぐに毒銛の餌食となるのは必至である。
ポピッカは六角形のシールドを巧みに並べ替え、ボヨムルの攻勢を無力化する。彼女の使った”ヘキサシールド”は、一辺が20センチ程度ある六角形で半透明の板をつなぎ合わせ防御盾とするものだ。つなぎ合わせ方によって変幻自在の盾となり、トリッキーな攻撃にも容易に対応する事が出来る。
戦いは、しばし膠着状態に入った。
ゲルドーシュとオーガ、ポピッカとボヨムル、そしてボクと廃魔法使い。それぞれが一瞬の隙を見せる事も許されない攻防を繰り広げている。
見たところ、ザレドスの周りには未だに障壁が張り巡らされているようだ。恐らくは残留オプションをつけた障壁なのだろう。これならば暫くザレドスは安全だ。ボクは廃魔法使いを見据えて、戦いのシミュレーションを繰り返す。これで戦況を立て直して……。
しかし、そうは問屋が卸さなかった。
業を煮やしたボヨムルが、思いもかけない攻勢に打って出たのだ。触手の先端付近から毒を直接噴射したのである。五つの銛先から雨のように降りそそぐ毒。これを全てヘキサシールドで押し留めるのは不可能だ。
それに、やはり下等な生物である。その毒液が味方のオーガに掛かる事など気にもかけていない。しかし毒の量と体躯への影響は比例する。ポヨムルから距離が一番遠く、体も大きいオーガへのダメージは最小限になるだろう。まさかそこまで考えた末の毒液噴射とは思えぬが、奴らにとっては結果オーライというところなのだろうか。
今まさに大量の毒液が、ゲルドーシュとポピッカに襲い掛かろうとした時、何を考えたのかポピッカはヘキサシールドの魔法を解いた。
「リバース!」
再び彼女の魔句呂コーラーが反応し、その手から青白い光が布のように辺りに広がって毒液の全てを包み込む。しかしおぞましい液体は消え去る事なく、光の布をすり抜けて戦士と僧侶の身に降りかかった。
「うわっ!」
毒液の恐ろしさを知っているゲルドーシュが思わず叫ぶ。
「大丈夫。毒液の効果をリバースで治癒薬に変えましたわ!」
うまい! 毒液を防ぎぎれないと踏んだ彼女は、リバースの魔法によって毒を薬に反転させたのだ。もちろんその効果はオーガにも及ぶが、一番遠いところに位置するためその恩恵は逆に最小限となってしまう。
おぞましい鳴き声を上げながら、再び触手銛による打撃を繰り返すボヨムル。ポピッカも再度ヘキサシールドを展開して応戦する。
これはどう見ても呼びかけに応えた形である。だがオーガとは全く違う種族であり、従来の生息区域に接点のないボヨムルが、オーガの呼びかけに応えるはずがない。
だが、これは紛れもない現実だ。
そして、パーティー全員の脳裏によぎるもの。それはゲルドーシュの危機である。彼は今、オーガと力比べをしている真っ最中だ。どちらも一歩として譲らない。下手に均衡を破れば、それは致命的な痛手となるだろう。
かといってこのまま黙っていれば、ボヨムルは動けないゲルドーシュの背後から、鎧の隙間を狙い、首筋や脇腹に毒の染み出した触手の銛を打ち込むに違いない。奴の毒は侮りがたい効果がある。被害を受けた者は数秒で全身に痺れが回ってしまうのだ。
そうなれば、もはやゲルドーシュに勝ち目はない。
助けに行きたいところだが、今、廃魔法使いに背中を見せれば、奴はボクを確実に仕留めに来るだろう。なりふり構わぬ激しい攻撃を背後から受けてはボクにとっても致命傷だし、そもそもそれではゲルドーシュを助ける事すら出来なくなる。
望みはポピッカ一人だ。しかし、それとて難しい。ボヨムルのもう一つの厄介なところは、そのスピードである。空中を飛んでいく事もあり、先ほど戦ったゾルハウンドを凌ぐ速さといって良い。ポピッカとゲルドーシュとの距離を考えた場合、今から全力でダッシュしても追いつけるものではない。
また彼女が射撃系の魔法を使えたとしても、ゲルドーシュに当たらないよう精密射撃をする時間は既にない。
完全なボクのミスだ。長い間、何のトラブルもなくダンジョンを探索出来てきた事が油断、いや感覚のマヒにつながっていたと考えざるを得ない。これも妨害者の術中にはまってしまったという事なのか。
ゲルドーシュの敗北が確実だと思われたその時、またもや思いもかけない出来事がボクの目の前で繰り広げられた。
ポピッカが自らの作った障壁を内側よりすり抜けると、突如として彼女の背中から二枚の羽根が飛びだしたのである。ポピッカが使ったあの魔使具人形と同じく、それは半透明で緑がかっており、薄っすらと光っている。詠唱はおろか、魔句呂コーラーを使った形跡すらない静寂からの発動だ。
その美しい羽根がひときわ輝き出すや否や、ポピッカは薄緑色の光の矢の如く放たれて、一瞬でゲルドーシュと背中合わせとなり、きわどいところでボヨムルの到着に間に合った。そして到着と共に背中の羽根は、光の粒となって消え失せる。
「お、おめぇ、どうして!?」
背中越しにその様子を見て、呆気にとられるゲルドーシュ。
「自分の相手に集中しなさい!」
ポピッカが叫ぶ。
機先を制された形になったボヨムルだが、そんな事は一向に構わぬとばかり、醜い怪物は頭の触手銛を僧侶めがけて繰り出してきた。
「ヘキサ!」
ポピッカの魔句呂コーラーが反応したのだろう。彼女の前面に六角形の半透明シールドが幾つも連なって展開される。凄まじい音を発し、六角形の壁にボヨムルの銛がはじき返された。
だがこの執念深いモンスターは五つの触手銛を縦横無尽に振りまわす。少しでも気を抜けば、すぐに毒銛の餌食となるのは必至である。
ポピッカは六角形のシールドを巧みに並べ替え、ボヨムルの攻勢を無力化する。彼女の使った”ヘキサシールド”は、一辺が20センチ程度ある六角形で半透明の板をつなぎ合わせ防御盾とするものだ。つなぎ合わせ方によって変幻自在の盾となり、トリッキーな攻撃にも容易に対応する事が出来る。
戦いは、しばし膠着状態に入った。
ゲルドーシュとオーガ、ポピッカとボヨムル、そしてボクと廃魔法使い。それぞれが一瞬の隙を見せる事も許されない攻防を繰り広げている。
見たところ、ザレドスの周りには未だに障壁が張り巡らされているようだ。恐らくは残留オプションをつけた障壁なのだろう。これならば暫くザレドスは安全だ。ボクは廃魔法使いを見据えて、戦いのシミュレーションを繰り返す。これで戦況を立て直して……。
しかし、そうは問屋が卸さなかった。
業を煮やしたボヨムルが、思いもかけない攻勢に打って出たのだ。触手の先端付近から毒を直接噴射したのである。五つの銛先から雨のように降りそそぐ毒。これを全てヘキサシールドで押し留めるのは不可能だ。
それに、やはり下等な生物である。その毒液が味方のオーガに掛かる事など気にもかけていない。しかし毒の量と体躯への影響は比例する。ポヨムルから距離が一番遠く、体も大きいオーガへのダメージは最小限になるだろう。まさかそこまで考えた末の毒液噴射とは思えぬが、奴らにとっては結果オーライというところなのだろうか。
今まさに大量の毒液が、ゲルドーシュとポピッカに襲い掛かろうとした時、何を考えたのかポピッカはヘキサシールドの魔法を解いた。
「リバース!」
再び彼女の魔句呂コーラーが反応し、その手から青白い光が布のように辺りに広がって毒液の全てを包み込む。しかしおぞましい液体は消え去る事なく、光の布をすり抜けて戦士と僧侶の身に降りかかった。
「うわっ!」
毒液の恐ろしさを知っているゲルドーシュが思わず叫ぶ。
「大丈夫。毒液の効果をリバースで治癒薬に変えましたわ!」
うまい! 毒液を防ぎぎれないと踏んだ彼女は、リバースの魔法によって毒を薬に反転させたのだ。もちろんその効果はオーガにも及ぶが、一番遠いところに位置するためその恩恵は逆に最小限となってしまう。
おぞましい鳴き声を上げながら、再び触手銛による打撃を繰り返すボヨムル。ポピッカも再度ヘキサシールドを展開して応戦する。
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