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助っ人
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巨人の頭上に炸裂した雷。それは、ネッドが放った雷玉であった。魔人対策に、以前の製品より出力を大幅にアップした代物である。
ゴーレムは、その威力にひざまずき、なお体勢を前かがみにした。ネッドはジャンプ一番、巨人の背中を駆けあがり、後頭部に渾身の蹴りをブチかます。ゴーレムは大きな音を立て一敗地にまみれた。
「おい、何やってんだ!?」
余りに予想外の出来事を目の当たりにしたライルが叫ぶ。
「加勢に来たんだよ」
ゴーレムの正面に躍り出たネッドが答えた。
「バカ野郎! 状況が分かってんのか。死にに出てきたようなもんだぞ」
「諦めちゃダメだ!」
二人のやりとりを後ろで聞きながら、呆気にとられるマルチェナ達。
「だけど、どうすんだ? どうしようもねぇぞ!」
「オレに考えがある。聞く気はあるか!?」
ネッドの急すぎる申し出に、躊躇するライル。
ライルは、思う。
なんだ、まるっきりわからねぇ。この化け物相手にどんなやり方があるっていうんだ。でも俺の心が、生き延びられるかも知れないって叫んでやがる……!
一流の戦士ライルの魂が、自らの主人に”こいつに賭けてみよう”という気にさせた。
「ちくしょう。余計な真似しやがって。俺は知らねぇぞ。お前たちはどうする?」
ライルが、振り返る。
「リーダーは、あなたよ。あなたがやるっていうなら、付き合ってあげるわ!」
マルチェナが、間髪入れずに呼応した。後の二人もそれに続く。
「よし、乗ったぜ! 指示してくれ」
ネッドに全てを駆けたライルの声が辺りに響く。だがそんな間にもゴーレムは機能を取り戻し、立ち上がろうとしていた。
「ハンマー持ちの人! オレと戦士が隙を作る。奴の胸当てに一発ブチかましてくれ」
ネッドは、ヌーンの方を見て叫んだ。
「えっ? でもこのハンマーじゃ、心臓の制御魔石まで届かないよ!」
散々、巨人にハンマーを当てて来た女戦士が疑問をぶつける。
「いいんだ、少しでも制御魔石に近づければ! 魔法使いの人! 全力の電撃を用意しておいて、オレの合図を待て! 僧侶の人は彼女が全力を振るえるように、魔力を回復させてくれ!」
ネッドは、次々と彼らに指示を出した。
「野郎ども、いいな!」
「おおっ!」
ライルが仲間を鼓舞し、皆が応える。
「じゃぁ、行くぞ!」
ネッドの掛け声と共に、ライルがフラフラと立ち上がったメタルゴーレムに向かってダッシュした。彼の剣ではゴーレムにほんの浅い傷しかつけられないが、それでも敵の注意を引く目的は十分達する事が出来る。
ネッドもソードクーガーの太刀を振るい参戦した。金属を自在に斬り裂く機能はまだ十分には回復しておらず、今はあと一回しか使えない。だがその特殊機能を使わなくても、ライルの”極みエッジ”と同等の切れ味を見せる優れた剣である。
「やるねぇ!」
ゴーレムのパンチを華麗に避けながら、ネッドの動きにライルが感心する。
二人は初めての共闘とは思えないコンビネーションで、ついに巨人の左胸の防御をガラ空きにさせた。
「今だ!」
「おーし!!」
奇しくもネッドとライルの声が揃い、ヌーンがそれに呼応する。
ヌーンは、圧縮筋肉のバネをフルに生かし飛び上がる。そして斜め上に構えたハンマーを思い切り振り抜いた。柄がしなると錯覚するくらいの勢いで、ハンマーはゴーレムの胸当てを直撃する。
凄まじい轟音と共に、胸当ての表面が瞬時に錆びて穴があいた。だがヌーンが指摘したように、心臓部にはまだほど遠い。
出来るか?
ネッドは僅かに懸念を抱いたが、今は自分とライルたちを信じるしかない。
「魔法は!?」
ネッドがマルチェナの方を振り返り、声を張り上げた。
「とっくにOKよ1」
カンナンの回復魔法で、魔力を十分に取り戻していたマルチェナは、既に電撃の光を帯びている杖をゴーレムに向けている。
全ての準備が整ったと判断したネッドは、ソードクーガーの特殊機能をオンにした。
「戦士の二人!今度はオレの為に道を作ってくれ。もう一度、奴の胸を晒して!」
ライルとヌーンは、もう迷わない。この助っ人の剣さばきと死地に飛び込んできた気概を見て、命を預けるに足る人物と確信していたからだ。
今度は二人がネッドの為にゴーレムを翻弄する。一流の戦士二人の攻撃は、ほどなく巨人に二度目の隙を作った。
それを見計らったネッドは、早駆けの靴の機能をプラスして大きく跳躍する。そして再びさらけ出された巨人の胸、先ほどヌーンが空けた穴を目指してソードクーガーの剣を渾身の力で突き刺した。
剣は”つか”の手前までゴーレムの体にめり込んだが、まだ心臓部の魔石には到達していない。だがそれはネッドにとって、想定内の話であった。
「マルチェナさん、突き刺さった剣を撃て!!」
ネッドが叫ぶ。
マルチェナは用意万端の最大電撃を、ゴーレムの胸に突き立てられている剣めがけて発射した。
凄まじい音と共に放たれた雷がソードクーガーの剣を打つと、それは剣を通じて巨人の内部を直撃した。ゴーレムの内部で何かが破裂した音が響く。胸を押さえて苦しむ巨人は、轟音をたて仰向けに地面へと崩れ落ちた。
ネッドの作戦は成功した。
単純に電撃を撃ったのでは、その電気は拡散し、一時的に敵の動きを封じるに過ぎない。だが、剣の切っ先が制御魔石のすぐ傍まで達していたために、剣が避雷針の役目を果たし、殆どロスのない状態で多大な電気がゴーレムを動かす装置を直撃し破壊したのだった。
ゴーレムは、その威力にひざまずき、なお体勢を前かがみにした。ネッドはジャンプ一番、巨人の背中を駆けあがり、後頭部に渾身の蹴りをブチかます。ゴーレムは大きな音を立て一敗地にまみれた。
「おい、何やってんだ!?」
余りに予想外の出来事を目の当たりにしたライルが叫ぶ。
「加勢に来たんだよ」
ゴーレムの正面に躍り出たネッドが答えた。
「バカ野郎! 状況が分かってんのか。死にに出てきたようなもんだぞ」
「諦めちゃダメだ!」
二人のやりとりを後ろで聞きながら、呆気にとられるマルチェナ達。
「だけど、どうすんだ? どうしようもねぇぞ!」
「オレに考えがある。聞く気はあるか!?」
ネッドの急すぎる申し出に、躊躇するライル。
ライルは、思う。
なんだ、まるっきりわからねぇ。この化け物相手にどんなやり方があるっていうんだ。でも俺の心が、生き延びられるかも知れないって叫んでやがる……!
一流の戦士ライルの魂が、自らの主人に”こいつに賭けてみよう”という気にさせた。
「ちくしょう。余計な真似しやがって。俺は知らねぇぞ。お前たちはどうする?」
ライルが、振り返る。
「リーダーは、あなたよ。あなたがやるっていうなら、付き合ってあげるわ!」
マルチェナが、間髪入れずに呼応した。後の二人もそれに続く。
「よし、乗ったぜ! 指示してくれ」
ネッドに全てを駆けたライルの声が辺りに響く。だがそんな間にもゴーレムは機能を取り戻し、立ち上がろうとしていた。
「ハンマー持ちの人! オレと戦士が隙を作る。奴の胸当てに一発ブチかましてくれ」
ネッドは、ヌーンの方を見て叫んだ。
「えっ? でもこのハンマーじゃ、心臓の制御魔石まで届かないよ!」
散々、巨人にハンマーを当てて来た女戦士が疑問をぶつける。
「いいんだ、少しでも制御魔石に近づければ! 魔法使いの人! 全力の電撃を用意しておいて、オレの合図を待て! 僧侶の人は彼女が全力を振るえるように、魔力を回復させてくれ!」
ネッドは、次々と彼らに指示を出した。
「野郎ども、いいな!」
「おおっ!」
ライルが仲間を鼓舞し、皆が応える。
「じゃぁ、行くぞ!」
ネッドの掛け声と共に、ライルがフラフラと立ち上がったメタルゴーレムに向かってダッシュした。彼の剣ではゴーレムにほんの浅い傷しかつけられないが、それでも敵の注意を引く目的は十分達する事が出来る。
ネッドもソードクーガーの太刀を振るい参戦した。金属を自在に斬り裂く機能はまだ十分には回復しておらず、今はあと一回しか使えない。だがその特殊機能を使わなくても、ライルの”極みエッジ”と同等の切れ味を見せる優れた剣である。
「やるねぇ!」
ゴーレムのパンチを華麗に避けながら、ネッドの動きにライルが感心する。
二人は初めての共闘とは思えないコンビネーションで、ついに巨人の左胸の防御をガラ空きにさせた。
「今だ!」
「おーし!!」
奇しくもネッドとライルの声が揃い、ヌーンがそれに呼応する。
ヌーンは、圧縮筋肉のバネをフルに生かし飛び上がる。そして斜め上に構えたハンマーを思い切り振り抜いた。柄がしなると錯覚するくらいの勢いで、ハンマーはゴーレムの胸当てを直撃する。
凄まじい轟音と共に、胸当ての表面が瞬時に錆びて穴があいた。だがヌーンが指摘したように、心臓部にはまだほど遠い。
出来るか?
ネッドは僅かに懸念を抱いたが、今は自分とライルたちを信じるしかない。
「魔法は!?」
ネッドがマルチェナの方を振り返り、声を張り上げた。
「とっくにOKよ1」
カンナンの回復魔法で、魔力を十分に取り戻していたマルチェナは、既に電撃の光を帯びている杖をゴーレムに向けている。
全ての準備が整ったと判断したネッドは、ソードクーガーの特殊機能をオンにした。
「戦士の二人!今度はオレの為に道を作ってくれ。もう一度、奴の胸を晒して!」
ライルとヌーンは、もう迷わない。この助っ人の剣さばきと死地に飛び込んできた気概を見て、命を預けるに足る人物と確信していたからだ。
今度は二人がネッドの為にゴーレムを翻弄する。一流の戦士二人の攻撃は、ほどなく巨人に二度目の隙を作った。
それを見計らったネッドは、早駆けの靴の機能をプラスして大きく跳躍する。そして再びさらけ出された巨人の胸、先ほどヌーンが空けた穴を目指してソードクーガーの剣を渾身の力で突き刺した。
剣は”つか”の手前までゴーレムの体にめり込んだが、まだ心臓部の魔石には到達していない。だがそれはネッドにとって、想定内の話であった。
「マルチェナさん、突き刺さった剣を撃て!!」
ネッドが叫ぶ。
マルチェナは用意万端の最大電撃を、ゴーレムの胸に突き立てられている剣めがけて発射した。
凄まじい音と共に放たれた雷がソードクーガーの剣を打つと、それは剣を通じて巨人の内部を直撃した。ゴーレムの内部で何かが破裂した音が響く。胸を押さえて苦しむ巨人は、轟音をたて仰向けに地面へと崩れ落ちた。
ネッドの作戦は成功した。
単純に電撃を撃ったのでは、その電気は拡散し、一時的に敵の動きを封じるに過ぎない。だが、剣の切っ先が制御魔石のすぐ傍まで達していたために、剣が避雷針の役目を果たし、殆どロスのない状態で多大な電気がゴーレムを動かす装置を直撃し破壊したのだった。
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