9 / 39
第9話『聖獣様の「はじめて」3』
しおりを挟む
「あ、ジル、ジル、もっと、もっと」
「あー…腰の使い方上手、レン」
寝そべったジルの上に跨ったレンが、ジルの引き締まった腹に手をついて、がくがくと脚を震わせながら腰を回す。
悦いところにあたると、ひきつけを起こしたように身体を震わせる。
「ほら」
ジルは腰を突き上げた。
レンの奥に、雄が突き刺さる。
「ああっ、奥は、奥は、」
「気持ちいいなら、いいって言えって教えただろ」
「いい、奥すき、もっと、もっと」
半身を起こして、性欲に溺れた聖獣の腰を掴んで突き上げる。
「ジル、すき、すき」
「セックスが好きなの?それとも俺?」
「じ、ジルが、好き、ジル、私だけのっ」
色々と教え込んだ。
ますますレンは、性欲に溺れて淫乱になっていく。
「ジルだから、せっくす、すきっ」
「そっかー。俺もレンのこと好きだよ?」
「あ、うれしっ」
腰を回しながら、甘い喘ぎ声を出す聖獣を抱きしめる。
1000年の時を生きる彼は、もはやただの性欲に溺れた、淫乱な生き物だ。
幻獣は受肉して肉体を得た時、環境に合わせて自己を更新していく。
だから、ジルが抱けば抱くほど、レンはそれに合わせて性欲に溺れていく。
「あ、ああああっ」
ふっくらとした乳首をはじいてやると、レンが背をそらした。
それを逃がさないように力強く抱きしめて、ちゅ、ちゅ、と吸う。
「逃げるな」
「あ、あ、」
「逃げるな、って言った」
「あ、ごめんなさいっ」
「さいっしょっから乳首感じてたよな。レンの身体、どうなってんの」
「ジルが、わたしの、ねこだからっ、ジルにされたら、きもちよく、て」
「そっかー。俺がレンの猫だから感じたんだー?」
意地悪に笑って、ジルは連続で腰を突き上げた。
すっかり快楽を覚えて、どん欲に敏感になった奥を突きあげられて、レンが悲鳴をあげる。
「あ、あ、奥ぅっ」
「奥も最初から覚えたよな。うん、優秀優秀。次は何教えようかなー…射精せずに行くの覚えようか」
ジルは用意していた紐で、射精を前に震えるレンの雄の根元を縛り上げた。
「ああああ、ジル、だしたいいいぃぃっ」
「だーめ」
「なんで、なんでっ」
痙攣するレンの肩に、噛みつく。耳元でささやく。
「出さずにいけるようになったら、何回も何回もできるようになるよ?レンの大好きなセックス」
「…っ」
「俺も知らないけど。射精よりもっと気持ちいいんだって。気持ちよすぎて射精できなくなるんだって」
途端に、抵抗がやんだ。
ぎゅ、と震える手がジルを抱きしめてくる。
「それ、…教えてくれ」
「徹底的に教えてやるよ。淫乱な聖獣様」
レンだけは、絶対にジルを裏切らない。
裏切れないように、高潔な彼を快楽に溺れさせる。
「ジル、ジル、もういくうっ」
「いっちゃう?出したら許さねえぞ」
正常位で、ぐ、と紐の端を引いて、ジルは更にきつくレンの雄を締め上げた。
それがいたかったのか、レンが四肢をばたつかせる。
「いた、いたいっ、ジルそれ痛いっ」
「だったら、射精せずにいけるようになろうな?そしたらもう、紐いらないから」
優しく言って、腰は激しく突く。
「―――っ!!」
レンが声にならない声をあげて、背中をそらす。
ジルの目論見どおり、彼は射精せずに達したようだった。
ドライオーガズムだ。
「やだ、これなんかちがうっ、あ、とまんないっ」
「はい、よくできました。…でも一回じゃ覚えきれないだろ?」
「あ、あああっ」
「何回も何回も、身体が覚えるまで教え込んでやる。…でも、覚えたら何回でもできるようになるからっ、」
ぱんっ。
「意味ないかな?」
ぱんっ。
「あっ、あああっ、ジル、ジル、まだいってるから、いってるからああっ」
「いってるから、いいんだろ。ほら、もっといけ。俺はまだ、いってないんだから」
奥をつつかれて、レンが背をそらした。
深いオーガズムの波が、突かれるたびに波のように胎内から湧き上がる。
「あ、うあっ、とまんな、くるうっ」
「狂え」
「あ、あ、おかしくなるっ」
「おかしくなれ」
「あ、ジル、ジルっ」
縋るようにレンの手がジルの背に回る。
何かをこらえるようにぎり、と背中に爪が突き立てられた。
戦場で多くの古傷を残した背中に、またひとつ、傷が増える。
レンがつけるそれがひとつ増えるたび、ジルは満足する。
いつもはしまっている爪を伸ばして、強請るように勃起した乳首をつついてみた。
冷たい感触に、レンがジルに立てている爪の力が強く鳴る。
「あ、ちくび、いいっ、ちくびすきぃっ」
その時だった。
ドアをノックする音がした。
びくり、とレンが噛みつかれた跡ばかりが残る身体を震わせた。
ジルはその体を抱き起す。
「どーぞ」
「やだ、ジル」
「何が?」
腰を回す。
「……いいって、よくないだろ」
レクゼルが気まずそうだった。
ジルは笑った。
「いいって言っただろ。俺が」
「あ、じるっ、だめ、みられてるっ」
「見られてるのに感じるんだ、淫乱」
「…そういうプレイに俺を使うな」
ぼすっ。
ジルの頭に何かが当たった。
手紙だった。
「…何、これ」
「召喚士ギルドからお前宛。じゃ、俺は確かに渡したから」
レクゼルは素早くドアを閉めて去っていった。
レンとつながったまま、ジルはとりあえず手紙を開いてみた。
「あ、あ」
レンはベッドに倒れたまま、ジルの雄を咥えこんで身体をひくつかせている。
繋がっている部分も、中途半端に挿さっているジルを奥へ導こうと、淫猥に蠢いていた。
手紙を見てジルは顔をしかめる。
レンに関する聴取を行いたいという、召喚士ギルドからの呼び出しだった。
「めんどくさ」
だが、いかなければ冒険者ギルドにも迷惑をかける。
最近はいらついて依頼は受けずにひたすらレンを犯すだけの爛れた日々を送っていたが、冒険者ギルドはジルの稼ぎ口で、恩がある。
ここで面目を潰したくはなかった。
とりあえず手紙を机の方に投げ出した。
焦らされたレンが自分で自分の脚を持ち上げる。
ジルに、接合部を見せつけるように。
「うごいて、うごいてくれ、ジル」
「ああ、ごめん。待たせた」
ぱん、思い切り腰を送り込んだ。
焦らされていた奥を突かれて、レンが歓喜の悲鳴をあげる。
「あああっ、奥すきいぃ、もっとぉ」
「そんなに、好きっ?」
「ジル、すき、すき」
「ああ、俺のほう?」
ジルの中の征服欲と独占欲が満たされていく。
この聖獣だけは、自分のものだ。
喘ぎながら、レンが甘い声の中で、叫んだ。
「…お前が、私を、あっ、こんな、からだに、したんだから、せきにん、とれっ、あ、あ、」
「勿論」
手放す気は、ない。
さんざんレンを鳴かせて、胎内にもいっぱい出した後、ジルははぁ、と息をついた。
噛み跡だらけのその体を見ると、満足と罪悪感が湧き上がってくる。
「…ごめん」
何もかもがぐちゃぐちゃで、レンを犯しているようで―実際、レンに縋ることしか、できない。
白い腕が、ジルへと伸ばされて、ジルの頬にあてられた。
「いい。これでいい」
「…っ」
懺悔するように、その手に自分の手を重ねて、ジルはうつむいた。
涙が、頬を伝う。
「…俺は、俺は」
「…いい。好きだ、ジル。私は絶対に、お前を裏切らない」
「レン、俺は」
「お前は、私が好きか?」
「…好き。愛してる」
レンが笑った。
「初めて言われたし、初めて言ってくれたな、それ」
「…レン」
「私も返そう。愛してる」
自分たちは壊れている、と思った。
それでも、壊れることしか出来ない。
「あー…腰の使い方上手、レン」
寝そべったジルの上に跨ったレンが、ジルの引き締まった腹に手をついて、がくがくと脚を震わせながら腰を回す。
悦いところにあたると、ひきつけを起こしたように身体を震わせる。
「ほら」
ジルは腰を突き上げた。
レンの奥に、雄が突き刺さる。
「ああっ、奥は、奥は、」
「気持ちいいなら、いいって言えって教えただろ」
「いい、奥すき、もっと、もっと」
半身を起こして、性欲に溺れた聖獣の腰を掴んで突き上げる。
「ジル、すき、すき」
「セックスが好きなの?それとも俺?」
「じ、ジルが、好き、ジル、私だけのっ」
色々と教え込んだ。
ますますレンは、性欲に溺れて淫乱になっていく。
「ジルだから、せっくす、すきっ」
「そっかー。俺もレンのこと好きだよ?」
「あ、うれしっ」
腰を回しながら、甘い喘ぎ声を出す聖獣を抱きしめる。
1000年の時を生きる彼は、もはやただの性欲に溺れた、淫乱な生き物だ。
幻獣は受肉して肉体を得た時、環境に合わせて自己を更新していく。
だから、ジルが抱けば抱くほど、レンはそれに合わせて性欲に溺れていく。
「あ、ああああっ」
ふっくらとした乳首をはじいてやると、レンが背をそらした。
それを逃がさないように力強く抱きしめて、ちゅ、ちゅ、と吸う。
「逃げるな」
「あ、あ、」
「逃げるな、って言った」
「あ、ごめんなさいっ」
「さいっしょっから乳首感じてたよな。レンの身体、どうなってんの」
「ジルが、わたしの、ねこだからっ、ジルにされたら、きもちよく、て」
「そっかー。俺がレンの猫だから感じたんだー?」
意地悪に笑って、ジルは連続で腰を突き上げた。
すっかり快楽を覚えて、どん欲に敏感になった奥を突きあげられて、レンが悲鳴をあげる。
「あ、あ、奥ぅっ」
「奥も最初から覚えたよな。うん、優秀優秀。次は何教えようかなー…射精せずに行くの覚えようか」
ジルは用意していた紐で、射精を前に震えるレンの雄の根元を縛り上げた。
「ああああ、ジル、だしたいいいぃぃっ」
「だーめ」
「なんで、なんでっ」
痙攣するレンの肩に、噛みつく。耳元でささやく。
「出さずにいけるようになったら、何回も何回もできるようになるよ?レンの大好きなセックス」
「…っ」
「俺も知らないけど。射精よりもっと気持ちいいんだって。気持ちよすぎて射精できなくなるんだって」
途端に、抵抗がやんだ。
ぎゅ、と震える手がジルを抱きしめてくる。
「それ、…教えてくれ」
「徹底的に教えてやるよ。淫乱な聖獣様」
レンだけは、絶対にジルを裏切らない。
裏切れないように、高潔な彼を快楽に溺れさせる。
「ジル、ジル、もういくうっ」
「いっちゃう?出したら許さねえぞ」
正常位で、ぐ、と紐の端を引いて、ジルは更にきつくレンの雄を締め上げた。
それがいたかったのか、レンが四肢をばたつかせる。
「いた、いたいっ、ジルそれ痛いっ」
「だったら、射精せずにいけるようになろうな?そしたらもう、紐いらないから」
優しく言って、腰は激しく突く。
「―――っ!!」
レンが声にならない声をあげて、背中をそらす。
ジルの目論見どおり、彼は射精せずに達したようだった。
ドライオーガズムだ。
「やだ、これなんかちがうっ、あ、とまんないっ」
「はい、よくできました。…でも一回じゃ覚えきれないだろ?」
「あ、あああっ」
「何回も何回も、身体が覚えるまで教え込んでやる。…でも、覚えたら何回でもできるようになるからっ、」
ぱんっ。
「意味ないかな?」
ぱんっ。
「あっ、あああっ、ジル、ジル、まだいってるから、いってるからああっ」
「いってるから、いいんだろ。ほら、もっといけ。俺はまだ、いってないんだから」
奥をつつかれて、レンが背をそらした。
深いオーガズムの波が、突かれるたびに波のように胎内から湧き上がる。
「あ、うあっ、とまんな、くるうっ」
「狂え」
「あ、あ、おかしくなるっ」
「おかしくなれ」
「あ、ジル、ジルっ」
縋るようにレンの手がジルの背に回る。
何かをこらえるようにぎり、と背中に爪が突き立てられた。
戦場で多くの古傷を残した背中に、またひとつ、傷が増える。
レンがつけるそれがひとつ増えるたび、ジルは満足する。
いつもはしまっている爪を伸ばして、強請るように勃起した乳首をつついてみた。
冷たい感触に、レンがジルに立てている爪の力が強く鳴る。
「あ、ちくび、いいっ、ちくびすきぃっ」
その時だった。
ドアをノックする音がした。
びくり、とレンが噛みつかれた跡ばかりが残る身体を震わせた。
ジルはその体を抱き起す。
「どーぞ」
「やだ、ジル」
「何が?」
腰を回す。
「……いいって、よくないだろ」
レクゼルが気まずそうだった。
ジルは笑った。
「いいって言っただろ。俺が」
「あ、じるっ、だめ、みられてるっ」
「見られてるのに感じるんだ、淫乱」
「…そういうプレイに俺を使うな」
ぼすっ。
ジルの頭に何かが当たった。
手紙だった。
「…何、これ」
「召喚士ギルドからお前宛。じゃ、俺は確かに渡したから」
レクゼルは素早くドアを閉めて去っていった。
レンとつながったまま、ジルはとりあえず手紙を開いてみた。
「あ、あ」
レンはベッドに倒れたまま、ジルの雄を咥えこんで身体をひくつかせている。
繋がっている部分も、中途半端に挿さっているジルを奥へ導こうと、淫猥に蠢いていた。
手紙を見てジルは顔をしかめる。
レンに関する聴取を行いたいという、召喚士ギルドからの呼び出しだった。
「めんどくさ」
だが、いかなければ冒険者ギルドにも迷惑をかける。
最近はいらついて依頼は受けずにひたすらレンを犯すだけの爛れた日々を送っていたが、冒険者ギルドはジルの稼ぎ口で、恩がある。
ここで面目を潰したくはなかった。
とりあえず手紙を机の方に投げ出した。
焦らされたレンが自分で自分の脚を持ち上げる。
ジルに、接合部を見せつけるように。
「うごいて、うごいてくれ、ジル」
「ああ、ごめん。待たせた」
ぱん、思い切り腰を送り込んだ。
焦らされていた奥を突かれて、レンが歓喜の悲鳴をあげる。
「あああっ、奥すきいぃ、もっとぉ」
「そんなに、好きっ?」
「ジル、すき、すき」
「ああ、俺のほう?」
ジルの中の征服欲と独占欲が満たされていく。
この聖獣だけは、自分のものだ。
喘ぎながら、レンが甘い声の中で、叫んだ。
「…お前が、私を、あっ、こんな、からだに、したんだから、せきにん、とれっ、あ、あ、」
「勿論」
手放す気は、ない。
さんざんレンを鳴かせて、胎内にもいっぱい出した後、ジルははぁ、と息をついた。
噛み跡だらけのその体を見ると、満足と罪悪感が湧き上がってくる。
「…ごめん」
何もかもがぐちゃぐちゃで、レンを犯しているようで―実際、レンに縋ることしか、できない。
白い腕が、ジルへと伸ばされて、ジルの頬にあてられた。
「いい。これでいい」
「…っ」
懺悔するように、その手に自分の手を重ねて、ジルはうつむいた。
涙が、頬を伝う。
「…俺は、俺は」
「…いい。好きだ、ジル。私は絶対に、お前を裏切らない」
「レン、俺は」
「お前は、私が好きか?」
「…好き。愛してる」
レンが笑った。
「初めて言われたし、初めて言ってくれたな、それ」
「…レン」
「私も返そう。愛してる」
自分たちは壊れている、と思った。
それでも、壊れることしか出来ない。
0
お気に入りに追加
29
あなたにおすすめの小説
帝国皇子のお婿さんになりました
クリム
BL
帝国の皇太子エリファス・ロータスとの婚姻を神殿で誓った瞬間、ハルシオン・アスターは自分の前世を思い出す。普通の日本人主婦だったことを。
そして『白い結婚』だったはずの婚姻後、皇太子の寝室に呼ばれることになり、ハルシオンはひた隠しにして来た事実に直面する。王族の姫が19歳まで独身を貫いたこと、その真実が暴かれると、出自の小王国は滅ぼされかねない。
「それなら皇太子殿下に一服盛りますかね、主様」
「そうだね、クーちゃん。ついでに血袋で寝台を汚してなんちゃって既成事実を」
「では、盛って服を乱して、血を……主様、これ……いや、まさかやる気ですか?」
「うん、クーちゃん」
「クーちゃんではありません、クー・チャンです。あ、主様、やめてください!」
これは隣国の帝国皇太子に嫁いだ小王国の『姫君』のお話。
出戻り聖女はもう泣かない
たかせまこと
BL
西の森のとば口に住むジュタは、元聖女。
男だけど元聖女。
一人で静かに暮らしているジュタに、王宮からの使いが告げた。
「王が正室を迎えるので、言祝ぎをお願いしたい」
出戻りアンソロジー参加作品に加筆修正したものです。
ムーンライト・エブリスタにも掲載しています。
表紙絵:CK2さま
第十王子は天然侍従には敵わない。
きっせつ
BL
「婚約破棄させて頂きます。」
学園の卒業パーティーで始まった九人の令嬢による兄王子達の断罪を頭が痛くなる思いで第十王子ツェーンは見ていた。突如、その断罪により九人の王子が失脚し、ツェーンは王太子へと位が引き上げになったが……。どうしても王になりたくない王子とそんな王子を慕うド天然ワンコな侍従の偽装婚約から始まる勘違いとすれ違い(考え方の)のボーイズラブコメディ…の予定。※R 15。本番なし。
[離婚宣告]平凡オメガは結婚式当日にアルファから離婚されたのに反撃できません
月歌(ツキウタ)
BL
結婚式の当日に平凡オメガはアルファから離婚を切り出された。お色直しの衣装係がアルファの運命の番だったから、離婚してくれって酷くない?
☆表紙絵
AIピカソとAIイラストメーカーで作成しました。
薬師は語る、その・・・
香野ジャスミン
BL
微かに香る薬草の匂い、息が乱れ、体の奥が熱くなる。人は死が近づくとこのようになるのだと、頭のどこかで理解しそのまま、身体の力は抜け、もう、なにもできなくなっていました。
目を閉じ、かすかに聞こえる兄の声、母の声、
そして多くの民の怒号。
最後に映るものが美しいものであったなら、最後に聞こえるものが、心を動かす音ならば・・・
私の人生は幸せだったのかもしれません。※「ムーンライトノベルズ」で公開中
新しい道を歩み始めた貴方へ
mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。
そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。
その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。
あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。
あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……?
子悪党令息の息子として生まれました
菟圃(うさぎはたけ)
BL
悪役に好かれていますがどうやって逃げられますか!?
ネヴィレントとラグザンドの間に生まれたホロとイディのお話。
「お父様とお母様本当に仲がいいね」
「良すぎて目の毒だ」
ーーーーーーーーーーー
「僕達の子ども達本当に可愛い!!」
「ゆっくりと見守って上げよう」
偶にネヴィレントとラグザンドも出てきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる