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第二章:恋人義姉とイチャイチャになるまで

恋人義姉の手コキ&フェラチオご奉仕 その①

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 (百花さん、ホントに僕のこと好きでいてくれたんだ……もう片想いじゃないんだ!)

 百花の告白が博嗣の心を穏やかな幸福で満たしていた。愛し合った者同士の抱擁ほうようを、いつまでもいつまでも続けていたいと思う。
 しかし男というのは難儀なんぎ厄介やっかいな生き物だ。

 「……博嗣くんの、ここ。おっきくなっていますね。私のおっぱいに抱きしめられて、その……興奮、しちゃったんですか……?」

 百花が手のひらで、ギンギンに勃起した牡棒を押圧してくる。緩い刺激であるにも関わらず、若竿はビクビクと情けなく痙攣した。
 れた女体をエプロンのみに包んだ美熟女に抱きしめられ、愛を告げられ、それで興奮しない男などいるはずがない。

 「ご、ごめん百花さん。これは、その……」
 「違うんですか?言ってくれれば、私が気持ちよぉく、性欲処理してあげますけど?」

 挑発的に潤んだ瞳にますます血液が股間に集う。ドクドクと、もう一つの心臓のようだ。

 (で、でも……せっかく百花さんが僕を好きって言ってくれたんだ。こんなこと朝からお願いして、愛想尽かれたくないよ……!)

 魅惑的な提案を何とか振り払おうとする。
 しかしその逡巡しゅんじゅんを見逃す未亡人ではない。

 「もう……私の言葉をもっと信頼してください……私は、博嗣くんに全てを捧げています。そしてそれは、私自身の願いなんです」

 百花はそう告げると、自ら博嗣にひざまずいた。
 裸エプロンの義姉がファスナーを下ろし、前立てからペニスをずるりと引きずり出す。

 「わぁ……やっぱり、おっきぃ……博嗣くんのオチン×ン、凄く立派で、男らしいです」

 裏筋を見せつけるように反り返った屹立に顔を近づけ、百花は吐息交じりの声を出す。はあはあと熱く乱れた呼吸は、彼女もまた興奮していることの証左しょうさに他ならない。
 爽やかな朝に似つかわしくない淫蕩いんとうな空間、背徳的な雰囲気に頭がくらくらするようだ。

 「何か、要望はありますか?博嗣くんは百花のどこで気持ちよくなりたいんですか?」

 そう聞かれても鈍い思考では咄嗟とっさに応えられない。頭に回るはずの血液は全て勃起に集中し、ただビクビクと縦に震えるばかりだ。

 「……それでは、最初は私に任せてください。何かやってほしいことが思いついたら、途中でも遠慮なく言っていいですからね」

 何もリクエストできず、そのくせ期待に震える博嗣の愚息に、百花が手を伸ばした。
 たおやかな五指が肉茎に絡みつく。そのまま、シコシコと硬い尖りを擦りはじめた。

 「くっ、ううぅ……百花さん、それぇ……」
 「どう、でしょうか?痛くありませんか?ちゃんと気持ちよく、なれていますか?」

 気遣うような上目遣いを向ける百花にゾクゾク込み上げる快波。つま先にまで力が入り、分身ともども一層ピンと張り詰めてしまう。

 「大丈夫みたいですね……シコシコぉ、シコシコぉ……この調子でいっぱい刺激しますから、どんどん気持ちよくなってください」

 博嗣の反応に安堵したのか、義姉は余裕のある笑顔を見せた。手コキも少しずつ速くなり、確実に屹立を射精へと追い込んでいく。

 (あぁ、百花さんが僕のを握って、しごいてぇ……こんなの気持ちよすぎる……!)

 十年近く焦がれ続けた初恋相手の手淫。特別な技巧などなくとも愉悦は充分すぎた。見下ろす格好だから、量感たっぷりの乳丘によって作られた魅惑の谷間も全て丸見えだった。

 「す、凄いですねぇ……博嗣くんのオチン×ン、さっきよりさらにおっきくなっていますぅ……それに熱くて、火傷しちゃいそう」

 昂ぶり続けた興奮に、博嗣の男根はかつてないほどの威容を誇っている。

 「でも……こんなにガチガチなのに、先っぽはトロットロに濡れていてぇ……ふふっ、なんだか可愛いですねぇ……」

 指摘通り、鈴口からはだらだらと我慢汁が溢れていた。透明な粘液が、まるで涎のように糸を引いて床を汚していく。
 カウパー氏腺液は天然のローションとして機能し、擦過さっかの快感を何倍にも跳ね上げていた。手コキのなかにもヌチャヌチャという卑猥な水音が混じり、いよいよ限界が差し迫る。

 「百花さん……僕、もうちゃいそうだ」

 快楽に脳髄のうずいが痺れるなか、声を絞りだす。
 しかし百花はそれを許してはくれなかった。

 「ごめんなさい、博嗣くん……でも、もう少しだけ我慢してください。そうしたらもっともっと気持ちよくしてあげますから」
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