[R18]年上メイドはメロメロです──本庄愛衣は甘えられたい──

みやほたる

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フェラチオ奉仕と正常位

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 その日、本庄愛衣ほんじょうあいは思った。
 最近ご主人様に全然出来ていないなぁ、と。
 振り返ってみれば一週間、会話もほとんどない。大学生の年若き主はテスト勉強に勤しみ、連日夜遅くまで机に向かっている。

 (毎日あんなに一生懸命……あれではお身体に障りますのに)

 憂いにため息を吐くと、カチューシャにあしらわれた純白のフリルがふわりと揺れる。大和撫子を体現したようなサラサラの黒髪ロングとの調和は芸術品のようだ。

 (天下に名高い『綾小路ルビ』の姓を背負う不安、プレッシャー……ご主人様は未成年で、まだ学生なのに、多くを抱えすぎです)

 前のめりに背を丸めた主の姿。
 ここ数日見かけるその後ろ姿を想うたび、愛衣は痛ましさを覚えてしまう。彼の努力を一番近くで、もう十年以上も見守り続けてきた愛衣だからこその痛みがそこにはあった。
 紺のワンピースと、すらりと伸びた両脚を隠すエプロンドレスの裾をヒラヒラくねらせながら、二十二才のメイドは思案する。既に夜も遅く、家事の仕事が終了している以上、ご奉仕のレパートリーはそこまで多くない。

 (お夜食を持っていくのはきっと逆効果ですからね、食欲はいけません。刺激すべきはやはり睡眠欲と、それから……)

 クラシカルなメイド服の裾をバサバサ跳ねさせながら思考を続ける。脳内シミュレーションを幾度もこなし、頬がわずかに朱に火照り始めたところで、愛衣は決意を口にした。

 「夜伽をしましょう……!」

 呟いて、メイドとしての正装を身に纏ったまま愛衣は主の私室へ歩を進めるのだった。

    ○

 「……という経緯がありましたので、今現在、愛衣はこうしてひかるひかる様を押し倒しています。ご理解いただけましたか?」
 「いや全然わかんないんだけどっ!」

 ベッドの上、愛衣に組み伏せられた主が叫ぶ。来年成人を迎えるとは思えないほど小柄な体格の綾小路光あやのこうじひかるは、女性の愛衣でも難なくマウントポジションを取れてしまうのだ。

 「一応説明はしましたが、理解していただく必要はありません。大切なのはわたくしがご主人様を、光様を愛していて、案じていて、それ故に何かしたいと思ったということだけですから。光様が深く考える必要はありません」
 「考えなくていいって、いや心配してくれるのは嬉しいけどさ……大体愛衣はいつも美味しい料理を作ってくれるし、掃除や洗濯だって全部完璧にこなしてくれるじゃない」
 「大切な光様のお世話をさせていただいているのですから、それは当然です。普通のメイドとしての仕事に過ぎません」

 愛衣は一度そこで区切り、やや照れ恥じらいながら続きを話した。

 「で、ですが、私はただのメイドではありませんよね。光様の、光様だけの、こ、こ、、ですよね?」
 「ッ?」
 「でしたら、より多様で濃密なご奉仕を行う権利があると思います。具体的には、ご主人様にこの身を捧げたご奉仕をしたいんです」

 羞恥に頬を染めながらも愛衣は言い切る。しなだれるように光の胸板にもたれかかると、豊かに実った乳房が卑猥に形を歪めた。

 (ご主人様の身体、汗ばんでる……ちゃんと興奮してくれていて嬉しいです)

 女体の熱が移ったかのように光もまた熱い。

 「以前の夜伽奉仕からもう十日ばかりが過ぎています。その間ご主人様がオ×ニーを全くしていないことも当然確認済みです」

 光の耳朶に濡れた吐息をぶつけつつ、密着率も上げていく。両手を首の裏に回し、張りのある太腿で彼の股間を優しくまさぐったりもした。むにゅむにゅと美巨乳を押しつけるたび年若き主は息を荒くしてくれる。

 「我慢なんてしなくていいんですよ。光様はしたいこと、してほしいことをただ仰ってくれるだけでいいんですから」

 二十二才の美メイドは持ち得る武器を全て使い、年下ご主人様の籠絡にかかる。
 しかし、甘くかぐわしい牝のフェロモンを前にしても、光の理性は強固だった。

 「あ、愛衣の気持ちは嬉しいけど、でも、僕まだこれから勉強しないと……」

 辛そうな、切なそうな表情を浮かべながらも光がなんとか声を出す。健康的で性欲旺盛な青年にも関わらず、このシチュエーションになお抗おうとする凄まじい精神力だった。

 (さすがは光様です、ハニートラップには屈しませんね。綾小路の者としても、私の恋人としても、とても立派ですよ……!)

 肉欲に流されまいとする姿に感動を覚えるものの、これではご奉仕が出来ない。

 「ダメです。メイドストップです。今まで頑張ってきたご主人様には、今日は無理矢理にでもたくさん休んでもらいます」

 そう言って愛衣はずりずりと後方に移動する。ヒップを掲げた淫靡な四つん這いで光のベルトに手をかけてカチャカチャ素早くいじった直後、膝の辺りまで下着ごとズボンを一気に下げた。熟練されたメイドの技である。

 「ッ!?これは……」

 思わず息を呑んだのは、飛び出したペニスの勢いとサイズがそれほどまでに禍々しかったからだ。今までで一番かもしれない。

 (でもどうしてでしょう……不思議と怖くありません。むしろ可愛いというか、たくさんいい子いい子してあげたくなるような……)

 撫でたい、あやしたい、甘やかしたい。
 自身の内で目覚める不思議な淫欲に素直になり、愛衣は愛しき主の男根に頬を寄せる。噎せるほどの牡臭ささえ気にならなかった。

 「……やっぱりご主人様、日頃の勉強でずいぶんストレスが溜まっているようですね。オチ×ポ、こんなに膨れ上がっていますよ?」
 「そ、それは今さっきまで愛衣の身体が当たってたからで……うわァッ!」

 光が弁明しようとするも、声が途中で裏返る。愛衣が裏筋を舌で舐め上げたのだ。

 「れろっ、じゅぷっ……ふふっ、いいんですよ、ご主人様。この愛衣が、しっかりとオチ×ポ気持ちよくしてあげますからね♡」

 ガチガチに勃起した肉茎に赤い三角舌を這わせたまま愛衣が笑う。右手でペニスを固定し、晒された裏筋を再び丹念になぞると、光はもう抵抗の気力を完全に失ったようだった。

 「…………ッ」

 顔こそ見えないものの、きっとリンゴのように真っ赤に染まっているのだろう。

 「ふふっ、それではこれより、メイドの特別ご奉仕を始めさせていただきます。そのまま仰向けに寝転びながら、思う存分日々の疲れを吐き出してくださいませ、ご主人様」

 主の情けなくも愛らしい姿にきゅんと下腹が疼くのを感じながら、愛衣は本格的にペニスへの口唇奉仕、を開始する。
 ちゅっ、ちゅっ、とまずはキスの雨を降らせ、プルンと肉厚な唇で男根の輪郭を感じ取る。その合間に舌先をチロチロと這わせ、雄々しく反り立つ若竿の味を確かめる。

 「じゅっ、れるっ、んんん、んはぁ……」

 もっともっとと求めるように舌は自然と蠢き、小刻みに震える男根を舐め回した。

 (ご主人様オチ×ポ、ガチガチに勃起して男らしいのに、ビクビク震えていて可愛らしいです。このギャップがたまりません……!)

 逞しく天を衝く屹立が小さな舌粘膜にもたらされる刺激に悶えてくれるのが嬉しい。

 「はむっ、んんっ、ちゅっ……あぁっ、気持ちイィですか、ご主人様……れろっ、ちゅぱっ、オチ×ポさっきから暴れていますよぉ」
 「ああっ、だってこんなの……くぅ」

 主の言葉を遮るように、ペニスを固定していた右手を上下にゆっくりしごく。太い肉茎に絡めた細くキレイな五指が往復するたび、尿道口からはトロトロのガマン汁が溢れ出た。
 だらだら垂れ流される透明な先走りがまぶされるとペニスは一層淫靡な光を放つ。普段より量もずっと多く、愛衣の指の根元まで容赦なく犯して手コキのアシストをしてくれた。

 (オチ×ポ、もうパンパンです……これが全て、ご主人様が溜め込んだストレス、抱えてきたプレッシャーなんですね……)

 凶悪なまでに膨れ上がったペニスが苦しそうに震える。まるで意地っ張りな子供だ。

 「はむン、ちゅっ、むふン……んんぅ♡」

 愛衣はついに愛しき肉棒を深々と頬張った。唾液をたっぷりとたたえた口腔は強がる子供をあやすかのような慈愛に満ちていた。
 そのままヌラヌラと舌を動かして勃起ペニスを満遍なくしゃぶり、嬲り、ねぶる。

 「あっ、愛衣……それダメェ……!」

 光が極上の温泉に浸かったかのような蕩け声で快感を訴えてくれるのも愛衣を悦ばせる。

 (ご主人様、すごく気持ちよさそう……いいんですよ?このまま私の、恋人メイドのご奉仕で、どぴゅどぴゅ射精してくださいね♡)

 フェラチオは好きだった。多くの機能を有した口を性技のため、大好きなご主人様のペニスを気持ちよくするためだけに使うというのがメイドとしてグッとくるのだ。

 「んじゅっ、ちゅぷ、くちゅ……じゅぷ、じゅぽっ……んふん、んふっ」

 光の太腿を両手でしっかり押さえつつ、屹立を咥え込んでいた顔を上下にゆっくり動かし始めた。清廉の象徴たる純白のカチューシャフリルが卑猥にヒラヒラ揺れなびく。
 口の中に濃厚な牡の味が広がるにつれ、露出面積の少ない貞淑なメイド服に包まれた二十二才の身体が火照り、汗ばんでいった。肉杭の熱量がそのまま伝播したかのようだった。

 (あぁ、いけません♡今は光様を気持ちよくするためのご奉仕中ですのに……こんなに太くて立派なご主人様オチ×ポ舐めていたら、私まで発情してしまいますよぉ……♡)

 ブラジャーの下では既に先端突起が甘疼きして自己主張を始めている。

 「んんん……んふっ、れろっ……じゅっ、じゅっ、じゅぴっ♡」

 唾液とガマン汁にまみれた剛直に唇を吸いつかせ、輪郭をなぞるように幾度も幾度も顔を上下につかう。口を性器に見立てたピストン運動によって卑猥な濁音が立ち、それが愛衣の興奮をさらに掻き立てた。

 「くあぁっ!あっ、あっ、ううぅ!」

 膨れ上がった敏感な亀頭が硬口蓋と擦れるたびに年若き主は切なそうな声を漏らす。
 手応えを感じた愛衣は、光を射精へと駆り立てるためのラストスパートに差し掛かった。

 「じゅっ、ずじゅっ……ぢゅっ、ぢゅっ、ぢゅぽっ♡ぷじゅっ、ぢゅぽぽっ♡」

 額に張り付いた前髪を直すのも忘れて若竿を貪る。亀頭を嬲り、尿道口を突っつき、カリ首を掃くように舐め回す。堰が切れたように溢れるカウパー氏腺液も余さず啜り取る。

 「ぢゅっ、ぢゅっ、ぷじゅっ?じゅるるっ、ぷじゅるるるるっ♡」

 それは頬を浅ましく凹ませて射精をねだる本気のフェラチオ、だった。陰嚢で今まさに作られているザーメンさえも逃がさないほどの吸引だった。

 (さあ、もう射してください♡ご主人様のストレスを全部全部私にぶつけて、ぶちまけて、スッキリしてくださいませぇ♡♡)

 「あっ、ああぁ!も、もうダメだ、ごめん愛衣……イクッ……射るッ!!」

 じゅぼじゅぼと濁った水音を立てながらの濃厚フェラチオに、光はついに屈した。
 ただし、思わぬ反撃を喰らわせながら。
 ドプッ!!

 「むぐふッ!?」

 逞しい肉棒が、射精の直前ググッと腰を浮かせてメイドの隙だらけの喉奥を抉る。
 膨れたペニスがブルリと震えた直後、大量の劣情が愛衣の口内へ次々注ぎ込まれた。

 「おごっ、ごっ、ふもごっ♡んぐっ、ぐっ……ンンンッ♡」

 無防備な喉を灼かれた愛衣はえずきそうになるのを必死に堪え、止まることなく放たれる半固形の精液をこくりこくりと嚥下する。

 「ん、んんっ……んふっ、ふーっ、ふーっ」

 口腔を凌辱するペニスの圧迫感はなかなか衰えず、次第に息が苦しくなってくる。愛衣の目には涙さえも滲んでいた。

 「ふーっ、ふーっ、んんっ……レロッ♡」

 それでも決して男根を口から離そうとはせず、むしろ舌をねっとりと絡めて尿道口に残ったザーメンまでも吸い出そうとする。

 (もっと……もっと、射していいんですよ。私は光様だけの恋人メイドですからね。光様が気持ちよくなるためなら、どんなことでも受け入れるって、そう決めているんです♡)

 結局、愛衣は射精が落ち着いた後も肉棒にべろべろと舌を這わせ、絡ませ、じっくり丹念にお掃除フェラを行なった。
 今たっぷりと呑み込んだ精液がやがて自身を構成する細胞を形作ると思うと、興奮で子宮がじゅくじゅくと熱くなってしまう。

 「ふふっ♡光様のオチ×ポミルク、濃くてドロドロで、とっても美味しいです♡」

 ようやくペニスを口から離した愛衣の顔はうっとりと卑猥に蕩けていた。口の端から垂れる白濁汁を指で拭い、見せつけるようにちゅぱっと舐めてから幸せそうに微笑む。

 「お、おいしいって……」
 「本当ですよ。大好きなご主人様の子種汁は、メイドからすれば最上のご馳走であり、最高級の媚薬なんですから♡」

 その言葉を証明するように、高々と掲げられた愛衣のヒップはゆらゆら悩ましげに揺れていた。紺のワンピースに覆われた桃尻を左右にくねらせる蠱惑的な尻振りダンスに、光の若竿も急速に硬度を回復させていく。

 「くぅ、うっ……僕、また……アアッ!」

 切なそうに呻く光のふぐりをまさぐり、いたわるように優しく揉みこむ。慈愛に満ちたマッサージに肉棒は完全な勃起を遂げ、一度放出したとは思えないほどの威容を誇っていた。

 (遠慮しないでください……我慢なんて、しないでください……あなたに仕え、あなたを癒すのが、私の至上の悦びなのですから♡)

 言葉では伝えきれない想いを愛撫に込め、さわさわと光の陰嚢を甘やかす。ずしりと重い精液を全て吐き出すように煽っていく。
 二十二才のメイドの祈りに、年若き主はきちんと答えてくれた。

 「愛衣……僕の横に、仰向けになって。愛衣のオマ×コで、もっと気持ちよくなりたい」

 躊躇いながらもハッキリとした口調に女体の火照りが増すのを覚えながら、愛衣は光の隣に身を投げる。反対に、光は身体を起こしてメイドの上に跨った。その瞳は美しい獲物を前にギラギラと欲望に輝いていた。

 (ひ、光様……そんなに見つめられると、流石に恥ずかしいです……ひゃんっ♡)

 「ちゅっ、ちゅっ、んんっ……れるっ。あぁ……すごくカワイイよ、愛衣」

 視線から逃れるために顔を背けると、汗の浮いた首筋に光が吸いついてきた。昂ぶった女の身体はザラザラの舌に触れられるだけで浅ましくもビクンと反応してしまう。

 「あっ、ああぁ♡いけません、光様……♡」

 言葉とは裏腹に、愛衣は彼の頭を掻き抱き、もっともっととせがむように押しつける。
 舌での愛撫を続けながら、光の手がメイド服を内側から押し上げる美巨乳に触れた。

 「んっ、ふぁ……ああっ♡おっぱい、もっと触ってください♡直接いじってください♡」

 おねだりに応え、彼はワンピースをはだけさせてからブラジャーを捲ってくれる。
 丸出しになった豊乳はたぷんと重たげに揺れたあと卑猥に扁平する。双丘の頂では桃色の突起が硬くしこり、愛撫をおねだりするようにツンと上向きになっていた。

 (はぁ……光様の手に揉み揉みされるの、とっても気持ちイィですぅ♡先っぽも、乳首も、たくさんクリクリしてくださいぃ♡)

 小さくも逞しい手のひらによるペッティングが愛衣から牝悦を引き出していく。

 「あっ♡ああんっ……ひゃあんっ♡♡」

 ものの数分の乳責めですっかり思考は淫蕩に染まり、目尻はとろんと垂れさがっていた。

 「愛衣の顔、エッチで、いやらしくて、ホントにカワイイよ……大好きだ」
 「そ、そうなんでひゅか……?嬉しぃ♡私も、光様のことをお慕いしておりまひゅ♡」

 朱に火照った頬をさすさすと撫でてくれる主の手を握りながら、半開きの口を動かす。

 「それじゃあ、そろそろするね?」

 光の言葉にコクンと頷き、ワンピースの裾を捲って汗まみれの下半身を曝け出す。閉じ込められていたかぐわしい牝のフレグランスがむわりと部屋中に撒き散らされる。

 (あぁ……見られてる♡光様に、グチョグチョに濡れた下着見られちゃってますぅ♡)

 ショーツは失禁したかのように濡れていた。白く濁った愛液はクロッチ部分だけでは吸いきれず、純白のシーツまでも穢している。
 光が優しく脱がせると、ダラリと女蜜が橋を架けた。恥毛がべっとり濡れて張り付き、それでも隠しきれずに晒された膣口が物欲しそうにヒクヒク震える姿は実に淫靡だった。

 (も、もうダメです……これ以上は、私のほうが我慢できません♡)

 己の限界を察知した愛衣は、光の前で両脚をM字型に開き、見せつけるように自身の両手で大陰唇をくぱぁっと広げた。
 そして媚びるような甘い声で、己の立場をわきまえない卑猥なおねだりを口にする。

 「ひ、光様……私の、恋人メイドの淫乱オマ×コに、オチ×ポいっぱいズボズボしてください♡発情オマ×コで一生懸命オチ×ポにご奉仕しますから、いっしょに気持ちよくなってくださいぃ……♡」

 美メイドの浅ましいおねだりは、年若き主によって寛大に受け入れてもらえた。

 「うん。僕も早く愛衣のオマ×コに挿れたい。セックスして、気持ちよくなりたい!」

 その言葉を証明するように、愛衣の腰をがっしりと掴んでから亀頭を秘裂に押しつける。
 そこからさらにグイッと腰を前にスライドして、ついに肉棒が牝溝に侵入を開始した。

 「ああっ、あああぁ……んあアァー♡♡」

 女洞に溜まった愛液を押し出すような力強いインサートに自然と甘い喘ぎが漏れる。
 牡竿はそのままヌプヌプと潜り込み、やがてずっぽり根元まで埋まった。膨れ上がった鈴口が硬い子宮口をコツンと軽く叩く。

 (と、届いてますよ……ご主人様の、逞しい素敵な勃起オチ×ポ、ちゃんと私の弱いところにまで届いてますぅ……♡)

 蠕動する膣ヒダは男根に媚びるように巻きつき、絡みつき、その輪郭を感じ取る。一度射精したはずのペニスは再度の放出を望むかのようにビクビク痙攣していた。

 「愛衣の膣内、うねうねしてて気持ちイイ……ごめん、僕もう我慢できないよっ」

 挿入しただけで余裕がないのだろうか、光は言い終わる前にはもう抽挿を開始していた。

 「ひゃっ、ひゃうっ、あひゃうぅんん♡」

 凶悪に張り出したエラがゴリゴリ膣ヒダを削るたびに淫電流が駆け巡る。ラブジュースを掻き出すような雄々しいピストンに愛衣の肢体は敏感に反応した。やや性急なテンポだったが、その必死さこそが嬉しかった。

 「アッ、アッ、アーッ♡イイ、ですぅ……アンッ♡き、気持ちイイですよぉ……♡」

 きゅうきゅうと肉棒にまとわりついていた媚肉ごと引っ張られたかと思うと、今度は荒々しく押し戻される。本気汁に濡れながらも膣壁はそれほど強固に若竿を締めつけていた。

 (あんっ、ヒッ、はああアァッ♡強いですぅ……ご主人様オチ×ポ、極太過ぎですよぉ……こ、こんなの、感じすぎちゃうぅ……♡)

 直線的かつシンプルな律動だが、それ故に子宮へと響く牝悦は強烈だった。快楽はダイレクトに伝わり、愛衣の肢体を翻弄する。

 「ヒィッ♡奥、奥はダメェ……あっ、アンッ♡そこはゴンゴンしないでくだひゃいぃ♡」

 度重なる夜の奉仕によって開発されたスウィートスポットである子宮口リングを小突かれると、愛衣は甘い嬌声を上げながらピチピチとベッドの上で跳ねた。丸出しになった美巨乳がプルンプルンと重たげに弾み、しこった乳首の先から汗粒を飛ばす。
 そんな愛衣に煽られたかのように、小さくも骨張った男の指が乳房を揉みしだく。少し痛いくらいに潰されるのが好きな胸乳が、指の合間から乳肉をはみ出しながら嬲られる。

 「アアッ、ハアアンッ♡ダメぇ……イイ、イイ、イイですっ、気持ちイイんですぅ♡おっぱいいじめられながら奥までずんずんされるの、気持ちよすぎるんですぅ♡♡」

 胸責めをされながらのピストンは鮮烈だった。次々と分泌される女蜜が潤滑油となり、擦過の快感を何倍にも高めてくれる。結合部は白く泡立ち、グポグポと卑猥な音を鳴らしながらシーツに淫汁を垂らしていた。

 「イヤッ、イヤッ、もう壊れちゃいますっ♡わらくひっ、イッてしまいますっ……アアッ♡このままもっとしてくだひゃい♡♡」

 メイドとしての愛衣ならば絶対に口にしないようなおねだりを叫びながら、愛衣は腰をくいくいと動かしてフルピストンを、子宮へのディープキスを、小部屋を無慈悲に凌辱するザーメン爆撃をせがむ。

 「愛衣、愛衣……くぅ……ッ!」

 媚びた牝の声を聞き、光もまたますます猛ったように抽挿を行なった。二十二才の美メイドの腰をがっしりと掴み、容赦なく女洞を突き、抉り、貫いてくる。
 視界がチカチカと瞬いたとき、愛衣は自身の下腹に起こる法悦の予兆を感じ取った。

 「アアッ、申し訳ありません♡愛衣は、もうイキます♡メイドなのに、気持ちよくしたいのに、光様より先にイッてしまいます♡ごめんなさい、ごめんなさいぃ……アアアッ♡」

 はだけたメイド服に包まれた女体が、間近に迫ったアクメの波を昇り始める。
 体重を乗せた一際重く深い突きが子宮口を叩いた刺激で、愛衣はとうとう絶頂を迎えた。

 「イック……イク♡イクイクイクぅ……イック……♡♡♡」

 オーガズムの引き金を引いた瞬間、息がつまるほどの快楽が弾ける。濡れそぼった女洞はきゅうきゅうと勃起を締めつけ、精液をねだるように媚ヒダを蠕動させていた。

 (あぁっ、イッてしまいましたぁ……♡ご主人様より先にイクなんて、メイド失格なのに、気持ちよすぎます……♡♡)

 ぶるぶると肢体を震わせながら、アへトロ顔を隠すのも忘れて背徳アクメに耽る。
 しかし、それを黙って見ているほど光は理性的な主ではなかった。彼もまた、性に強欲な普通の青年に過ぎないのである。

 「ひゃあアアッ♡アッ、アッ、アアンッ♡ダメぇ、ダメです……光様……アアアッ♡」

 みちみちと絡みつく牝ヒダを掻き分け、肉棒が再び抽挿を始める。ペニスは射精直前の硬度と体積を保ち、その凶悪に張り出したエラで容赦なく膣道を押し拡げてきた。

 「ひっ、はひっ、ヒィッ♡あぁ、ま、待ってください……イッてるんです……わらくひっ、まだイッてるんですぅ……♡」
 「知ってるよ。でも、僕はまだなんだ。だからこのままもっとさせてもらうねっ!」

 さらにテンポを上げたピストンが愛衣の最奥をどすどすと容赦なく責め立てる。それは子宮まで揺するような凄まじい突きだった。

 「ほおおっ♡オオッ、オッ、ンオオオッ♡」

 絶頂のさらにその先へと誘うような激しい突きに、メイドはケダモノのように吠える。
 理性を全て崩壊させるような刺激への恐怖に、愛衣は身をよじって逃亡を図った。
 しかし、二度目の射精に全力を注ぐ年若い青年が、目の前で快楽に悶える美しい獲物をみすみす見逃すはずもない。

 「愛衣!愛衣っ!」

 顔を興奮に染めた光は愛衣の上に覆い被さり、両手を強く握った。牡の強引さでベッドに無理矢理押さえつけると、そのまま丸出しになった乳首へと吸いついてくる。

 「ヒイィッー♡アッ、アッ、おっぱい、ちゅうちゅう吸われたらぁ……♡まらイクッ♡こんらのしゅぐにイカされちゃうぅ~~♡♡」

 赤子のように桃色突起をねぶり、しゃぶり、貪る光。舌先でピンと弾いたり、前歯でコリコリと甘噛みしたりもした。
 硬くしこった乳首はそのたび性感を爆発させ、発情フェロモンを部屋中に満たしていく。

 (光様が、私を求めてくれてます。私だけを見て、前のめりになってくれています……)

 主のその懸命さが、愛衣の心を昂ぶらせる。
 生粋のメイドである愛衣にとって、ご主人様から必要とされることは至上の悦びだ。
 ましてこれほど激しく滾った欲望をぶつけられては、その肢体を随喜に火照らせ、淫蕩の滲んだ笑顔を晒すほかないのだった。

 「ご主人、様……光様ぁ……気持ちよく、なってください♡何もかも、辛いことは忘れて、私にたくさん甘えてくださいぃ……♡♡」

 背筋を反らせてさらに豊乳を押しつける。両脚を腰に回してロックし、さらなるピストンを許可するように腰を卑猥に前後に遣う。

 「ハアアッ♡ひっ、ひぐっ、ンヒィッ♡」

 奉仕欲と、愛情と、愛欲と。
 蜜のように感情が混ざり合えば、それはそのまま愛液となって肉棒を熱く濡らす。
 ベッドがギシギシと悲鳴をあげるほどの激しい律動のたび、膣口からは白く泡立った本気汁がぐぷっと卑猥な濁音を立てた。

 (凄い、凄い、凄いですっ♡今日のご主人様オチ×ポ、最高過ぎますよぉ♡私、完全に堕ちてしまいますぅ……♡♡)

 芯が通ったかのように硬直するペニスが高回転で蜜壺を穿ち、抉り、貪る。その雄々しさに愛衣はすっかりメロメロとなっていた。

 「もっと♡もっとですっ♡オチ×ポもっと深くまで挿れてくださいっ♡ご主人様のオチ×ポで愛衣のオマ×コぐちゃぐちゃにしてくださいっ♡アアッ♡イイッ、イイですっ♡」

 光の手をぎりぎりと握り返しながら、愛衣は狂乱した。美貌を汗と涙と涎に染めながら愛しき主とのセックスに陶酔した。

 「たまらないですっ♡ご主人様オチ×ポたまりませんっ♡オオッ♡オホオオオンンッ♡」

 すっかり年若き主に調教された弱点、女体の行き止まりを集中的に狙われる。
 そこから繋がる神聖な小部屋はその位置を降下させ、妊娠への準備を着々と進めていた。

 「くぅ……愛衣っ、もう射そう……このまま、膣内に射させてっ!」

 顔を苦しそうに歪めた光の腰振りが小刻みになる。ビクンビクンと跳ね回るペニスからも、射精の瞬間が近いことは明らかだった。

 「はひっ、はひっ、射してくださいっ♡このままわらくひの子宮に、ドロドロザーメン一滴残らず射精してくださいぃっ♡♡」

 男の醜い欲望を全て許すかのような甘美すぎる声音に、光はついに本能を開放させた。

 「んぐ……あぁっ、イクッ!!」

 鋭く叫んだ刹那、ペニスが完全に張り詰める。一呼吸遅れて、熱すぎるスペルマの濁流が愛衣の子宮に容赦なく注ぎ込まれた。

 「愛衣も、イグッ♡イギます……アアッ、アッ、ンアアアアァァ~~♡♡」

 身も心も溶かすようなその熱量に、愛衣も二度目のオーガズムを迎えた。覆い被さった光を跳ね上げんばかりに仰け反り、身悶える。

 (イッた、イキました……あっ、いけません♡今精子でいじめられたら、またぁ……♡)

 女の神聖な小部屋を徹底的に犯された美メイドは、またしても法悦の極みに達する。
 絶頂が絶頂を呼ぶようなエクスタシーの連鎖に呑み込まれながらも、しかし愛衣は甘美すぎる悦びにアへトロ顔を晒すのだった。

  ○

 「お勉強、いつもお疲れ様です光様。息抜きに紅茶とチーズケーキをどうぞ」

 愛衣が光の自室を訪れると、今日も今日とて彼は勉学に励んでいた。ピンと背筋を伸ばし、毅然とした態度で机に向かっている。

 「ありがとう、愛衣……んん、確かにそろそろ一旦休憩したほうがよさそうだ」

 大きく伸びをした光は愛衣の持ってきたトレーからティーカップを受け取り、一口啜る。
 ほうっと至福の息を吐いてくれることに安堵しながら、主の机を後ろから覗き込む。広げられているのは経済学の専門書ばかりで、その手の学のない愛衣には全然わからない。

 (ご主人様は、綾小路の名を背負う者として、こんなにも難しいことに邁進しているのですね。本当に素敵な殿方でございます)

 年若き主の努力する姿に胸打たれ、愛衣は自然と彼の頭を抱き寄せていた。そのまま、撫でつけるように手を動かす。

 「あ、愛衣……恥ずかしいんだけど……」
 「頑張るご主人様を時に励まし、そして時に癒してあげるのもメイドの仕事です。今は大人しく、私に頭を撫でられていてください」

 居心地悪そうに身じろぎする光をさらにぎゅうっと後ろから強く抱き締め、髪を何度も何度もナデナデする。

 「いい子……いい子♡ご主人様は、とぉっても頑張り屋さんな、いい子ですよ……♡」

 脳髄まで蕩かすような甘い甘い囁き。
 そのまま数分、光を労う言葉をかけ、頭をさすり続けたあと、愛衣は拘束を解いた。

 「大丈夫ですよ。ご主人様が積み重ねた努力の全て、私は側で見てきましたから」
 「う、うん……ありがとう。そうだね」

 照れ恥じらいながらそういった光は、紅茶を一息に煽った。そして姿勢を前傾させる。

 「そ、それじゃあ僕、もう少し勉強頑張るから。ケーキはあとでもらうね」

 愛衣は、その態度に不自然さを感じた。
 前のめりになったのは、勉強に集中したいからというよりむしろ──そう、何か見られたくないものを隠すかのような挙動だった。

 「…………ッ」

 黙々と勉強に取り組みながらも、光の耳は赤い。それが愛衣の確信に繋がる。

 「いけませんね……勉強も大事ですが、やはりリラックスが重要ですよ。メリハリをつけるからこそ効率が上がるというものです」

 先ほどまでは無意識下の内に当てていた豊乳を、今度は意識的にむにむにと押しつける。
 そのまま光のズボンのチャックを素早く下ろし、下着の前立てからずるりと男根を引っ張り出す。窮屈に押し込められていた若竿は与えられた自由に歓喜するように暴れていた。

 「ほらっ、わかりますか?身体に悪いストレスが、こんなにオチ×ポに溜まっています……これではお勉強に身が入りませんよね?」
 「いや、それは……ああうっ」

 鈴口から滲んだ先走りを掬いとり、肉棒全体に塗り広げるよう指を動かす。グチュグチュと立つ水音が部屋を淫靡に染めていく。

 「光様……♡愛衣は、光様専用の、です。ご命令さえしていただければどんなことでもしますよ……♡ご主人様オチ×ポ、マッサージしてあげますよぉ♡」

 凶悪すぎる愛衣のその提案に、性欲旺盛な青年が抗えるはずなどなかった。

 「じゃ、じゃあ、このまま手コキして……」
 「かしこまりました、ご主人様?」

 愛衣は主の命令に応えるよう、少しずつ手の動きを激しく、淫らにした。女体もさらに密着させ、瑞々しい乳房を卑猥に押し潰す。

 「いっぱいシコシコしてあげますから、今はドピュドピュ射精して、気持ちよくなりましょうねぇ……ご主人様っ♡」

 主の耳朶に、ちゅっと甘く口づけをして。
 本庄愛衣は、慈愛に満ちた柔らかな笑みを見せるのだった。
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