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その後の日々
衝撃の事実
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『じゃあ、こっちに来る?』
「えっ?」
突然目の前に花が舞った。
色鮮やかな花以外は白い。真っ白な空以外山も建物も何もない。白い空と色とりどりの花だけ、確かに声が聞こえたはずなのに誰も居ない。
重かった心も、ぐちゃぐちゃだった頭も目の前の状況の変化への対応に必死になっていた。
「私、死んじゃったの?」
リュートを置いて…死んじゃった
『死んでないよ~君の番は置いてきちゃってるけどね~』
突然目の前に顔が⁈
あまりの事に「ひっ⁈」と声にならない声がもれ座り込んで、見上げたその人は何から何まで白い人だった。
『大丈夫?あっ!ごめんね~近すぎちゃった~』
あはははと笑う白い人は口調は軽いが纏っている雰囲気はとても軽い感じではない。
『君なかなか感がいいね~
やっぱりいいね~益々気に入ったよ~』
ん?…白い人は何故?
…えっ!考えてる事が
『当たり~
分かっちゃうんだ~』
「神様…」
『ん~神様か、そうなのかなぁ~
ん~ちょっとちがうかなぁ~』
その白い人は創造主と言うのが1番近いらしい。幾つもの世界を創造してきた凄い人?だった。でも私がいた元の世界の創造主とは別で、想像力豊かな世界を沢山作ってきた凄い創造主なんだって…創造主ってそんなに沢山いるのかな。ありがたみ…が…みなまで言うまい。
創造主様…リュートの世界の…
「あっあの!すみませんでした。本当にごめんなさい。」
『なんで謝るの?』
私ってこの世界の異物って事だよね。創造主様が作った世界に勝手に入り込んだ…要らない物だ。
突然創造主様は笑い出した。
『なるほどそう言う事~』
唖然としている私を他所に
おかしくてしょうがないらしくて、笑いが収まるまでかなりかかった。
『はー、可笑しい。
君は異物?じゃないよ~。だって私がこの世界に呼んだんだからさ~』
えっ?よんだ?って…呼んだっでこと?
『そうだよ~』
何の為に?
『もちろん私に、私の世界に必要だからだよ~』
えっ?えっ?それじゃあ、リュートが私を見つけたのも?
『そうだよ~それに君の世界から何人かの人がこちらに渡ってきたのも私の世界で必要だからだよ~』
…それじゃあ
『そうだよ~君も他の子達も私が必要だから呼んだんだよ~
まあ、僕の世界じゃない世界に行った子もいるけどね~』
私のいた世界で流行っていたらしい異世界のお話は創造主様達が、自分達の、世界に呼ぶ為の下準備みたいなものだった。
もちろん私は、記憶も何もかも吹っ飛ばして真っ白になりフリーズした。
「えっ?」
突然目の前に花が舞った。
色鮮やかな花以外は白い。真っ白な空以外山も建物も何もない。白い空と色とりどりの花だけ、確かに声が聞こえたはずなのに誰も居ない。
重かった心も、ぐちゃぐちゃだった頭も目の前の状況の変化への対応に必死になっていた。
「私、死んじゃったの?」
リュートを置いて…死んじゃった
『死んでないよ~君の番は置いてきちゃってるけどね~』
突然目の前に顔が⁈
あまりの事に「ひっ⁈」と声にならない声がもれ座り込んで、見上げたその人は何から何まで白い人だった。
『大丈夫?あっ!ごめんね~近すぎちゃった~』
あはははと笑う白い人は口調は軽いが纏っている雰囲気はとても軽い感じではない。
『君なかなか感がいいね~
やっぱりいいね~益々気に入ったよ~』
ん?…白い人は何故?
…えっ!考えてる事が
『当たり~
分かっちゃうんだ~』
「神様…」
『ん~神様か、そうなのかなぁ~
ん~ちょっとちがうかなぁ~』
その白い人は創造主と言うのが1番近いらしい。幾つもの世界を創造してきた凄い人?だった。でも私がいた元の世界の創造主とは別で、想像力豊かな世界を沢山作ってきた凄い創造主なんだって…創造主ってそんなに沢山いるのかな。ありがたみ…が…みなまで言うまい。
創造主様…リュートの世界の…
「あっあの!すみませんでした。本当にごめんなさい。」
『なんで謝るの?』
私ってこの世界の異物って事だよね。創造主様が作った世界に勝手に入り込んだ…要らない物だ。
突然創造主様は笑い出した。
『なるほどそう言う事~』
唖然としている私を他所に
おかしくてしょうがないらしくて、笑いが収まるまでかなりかかった。
『はー、可笑しい。
君は異物?じゃないよ~。だって私がこの世界に呼んだんだからさ~』
えっ?よんだ?って…呼んだっでこと?
『そうだよ~』
何の為に?
『もちろん私に、私の世界に必要だからだよ~』
えっ?えっ?それじゃあ、リュートが私を見つけたのも?
『そうだよ~それに君の世界から何人かの人がこちらに渡ってきたのも私の世界で必要だからだよ~』
…それじゃあ
『そうだよ~君も他の子達も私が必要だから呼んだんだよ~
まあ、僕の世界じゃない世界に行った子もいるけどね~』
私のいた世界で流行っていたらしい異世界のお話は創造主様達が、自分達の、世界に呼ぶ為の下準備みたいなものだった。
もちろん私は、記憶も何もかも吹っ飛ばして真っ白になりフリーズした。
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