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魔女は最強だった
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「まったくも~、しょうのない子ね~。あなたには~、少~しお仕置きが必要ね」
ゆる~い声と共に、人形をとりつつあったの影を、小さいな黒いボール状に収め、手のひらの上収めてしまった魔女アイリーン。
あまりの呆気なさに、時が止まった。
そして、時が動き出した瞬間2人の世界に浸ってしまっていた事への羞恥心が襲ってきた。
もちろん涙なんてきれいさっぱり消し飛んだ。
なかった事に出来ないかと、抱きしめていたイグニスさんの腕をそっとはなしてみたが、より強く抱きしめられただけだった。…嬉しいけど、居た堪れません。
「…消えてしまいたい。」
恥ずかしさに呟いた戯言を、本気にした人物が2人
「そうなの~、色々迷惑かけちゃったから~分かったわ~」
「もうどこにも行かないでくれ、1人にしたいでくれ!」
さらに強く抱きしめられたが、もはや絞め技、息が吸えない。
マジ殺される。
それから、分かったって何が?「消えてしまいたい」に対してなの?違うよね!違うって言って!私本気でこの世から消えたいわけじゃないからね。
恥ずかしいの!恥ずかしいだけ‼︎
必死にイグニスさんの腕を叩きアピールするが、向こうも必死に抱き絞めてくる。
待っ…て……
ゆる~い声と共に、人形をとりつつあったの影を、小さいな黒いボール状に収め、手のひらの上収めてしまった魔女アイリーン。
あまりの呆気なさに、時が止まった。
そして、時が動き出した瞬間2人の世界に浸ってしまっていた事への羞恥心が襲ってきた。
もちろん涙なんてきれいさっぱり消し飛んだ。
なかった事に出来ないかと、抱きしめていたイグニスさんの腕をそっとはなしてみたが、より強く抱きしめられただけだった。…嬉しいけど、居た堪れません。
「…消えてしまいたい。」
恥ずかしさに呟いた戯言を、本気にした人物が2人
「そうなの~、色々迷惑かけちゃったから~分かったわ~」
「もうどこにも行かないでくれ、1人にしたいでくれ!」
さらに強く抱きしめられたが、もはや絞め技、息が吸えない。
マジ殺される。
それから、分かったって何が?「消えてしまいたい」に対してなの?違うよね!違うって言って!私本気でこの世から消えたいわけじゃないからね。
恥ずかしいの!恥ずかしいだけ‼︎
必死にイグニスさんの腕を叩きアピールするが、向こうも必死に抱き絞めてくる。
待っ…て……
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