続・今日から車いす…え⁉マジで言ってんの?

satomi

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新・織田家!

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 家も新しくなり、ご近所さんにはご迷惑をおかけしました。とけっこうお高いタオルセットを同じフロアの方には配った。
 元も結構広かったんだけど、その2倍!12LDKくらい?と思ってたんだけど、主寝室を広く取ってたり、子供部屋だろうなぁ(だって壁紙がプリティ♡)ってのが3部屋くらいあったし、お風呂は広い所とお客様が使う用?かなぁ?があるし、客室の中にもあるし、トイレは3つくらいあったかなぁ。広いのに1つとか地獄だからね。
 そして、キッチンはアイランドキッチンだった。いっぱい料理できるよ!……亨。私は寄りかかっちゃうからIHクッキングコンロ3口(どんだけ私に料理させるんだろう?亨がするよ?)と亨は結構本格的に料理するから火力が強い多分料理店が使うみたいなガスコンロ3口。

 そして、リビングなんだけど…ここは映画館ですか?みたいなおっきいサイズの薄型テレビが壁にかかっていました…。流石にアレには二人で唖然としちゃったなぁ。
 L字でソファがあったのはいいなぁ。のんびりできて。テレビは真正面で見たいけど。

 ダイニングはキッチン直送で料理が運べる感じで便利♡
 あと……要素要素子供もお手伝いするんだから!プンプン!!的な引き出せば足台になるようなのが何カ所かありました。キッチンとか?

 私の部屋も亨の部屋もちゃんとあって、そこはプライベート空間な感じだけど、『寝室は必ず主寝室!』と言いしばかりにプライベートルームにベッドとかはありません!机とPCとあってソファとテーブルかな?亨は弁護士の仕事も家でするみたいだから、テーブルが必要みたい。

 
 そんな新・織田家に遊びに来たコノハの第一声が「何この家?」だった……。
 気持ちはわかるけど。
「お客様用の部屋とかあるから、泊りにきてもOKだからね!」
「……それはわかったけどさぁ。とりあえず、探検してもいい?」
 と、コノハにキラキラした目で言われた。私も初めて足を踏み入れた時、探検したかったから(亨が一緒だったから踏みとどまった。大人だもん!)わかるけど。
「どうぞ。案内についてくよ」
「迷子になるわけじゃないでしょ?」
「そこまで広くはないよ~。……多分」
 結構広いと思うんだ。迷子にはならないけど、幼稚園児くらいなら、かくれんぼができるかも。主寝室とか、プライベートルームは立ち入り禁止だけど。

「うわっ、何?ここ?」
「一応我が家のリビングです」
「あんなおっきい壁掛けテレビって存在したんだねぇ」
 そこは織田家と疋田家の力を使ってると思われる。
「え?さっきもトイレ見たけど、トイレ何カ所あるの?」
「確か、3カ所かなぁ?広いと、すっごいトイレ行きたいときに近くにないと困るでしょ?」
「気持ちはわかるけどさぁ。掃除大変そう……」
「私はあんまり動けないし、亨は仕事だしで、通いでヘルパーさんに頼むことになるかな?掃除」
「だよね……家が大きい弊害。ヘルパーさんてやっぱり?」
「織田家と疋田家の面接を勝ち抜いた猛者のみができると思うよ」
「でも、ここ監視カメラ付いてなかったっけ?」
「それでもね?」
「でさぁ、風呂が何カ所もあるのは何で?今のところ2人だし今後は4人?」
「大きい所は普段使いかな?お客様が使う所とか分けたみたい」
「キッチンは随分使いやすそう…で、なんでコンロが2種類?」
「私が使うのはIHの方。寄りかかっちゃうから、引火の恐れがないでしょ?亨は本格的に料理するから、火力が強いガスコンロ」
「はぁ、なるほどねー。で、アイランドキッチンなんだー。使い勝手良さそう、いいなぁ」
「なんかいろいろと二人がいないうちに実家の両親sがちゃっちゃと決めちゃったみたい」
「家具も備え付けでしょ?モデルルームみたい」
「わかる~。コノハ今日は泊ってく?」
「うーん、予定にないから突然そんなこと言ったら、うちの父さんが卒倒するよ」
「俺がコノハちゃんの家に電話すれば大丈夫じゃない?織田って名前が強いよね?」
 亨が出かけ先から帰ってきていた。珍しく外で仕事だったらしい。
「おかえりなさい、亨さん。声まで覚えてないと思うから無理かなぁ」
「残念。ヒカルが寂しがる」
「コノハ~」
「ほら、亨さんがいるでしょ?今度ちゃんとうちの両親に泊まるかも~とか言って遊びに来るから」
「絶対だからね!」
「ヒカルは妊婦さんなのにお子様チックだなぁ。ヨシヨシ」
 コノハに頭を撫でられた。
「それじゃ、おじゃましました。げっ、こっちから見ると玄関も広い。玄関の鍵かけるとか大変ですね?」
「「リモコン操作だよ」」
「ウォークインクローゼットありですか?」
「「あり」」
「それって靴用?靴用のウォークインクローゼットって臭そう……」
「そこは管理します!」
「あ、本当にお邪魔しました!!」
 
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