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第3章 終局に向かって
第二十二話 亡き者達
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「くっ......」
俺は何もできなかった。
眼の前の光景をただ見ていることしかできなかった。
俺がもっと気を付けていれば、鏡牙は死なずに済んだんだ。
俺はその後、気が付くと部屋のベッドに入っていた。
そして、俺はゆっくりと眠りについた。
「ん? また夢の中か......」
俺は辺りを警戒したが、辺りにユーリの姿は無かった。
だが前を向いた時、目の前には鏡牙がいた。
「鏡牙!?」
そういうと鏡牙は、ふっと笑い後ろを向いて歩き始めた。
「待ってくれ! 鏡牙」
「はっ......」
俺は、目を覚ました。
そうか、やっぱりただの夢だったのか......
ユーリが見せていた夢の世界ではなかったのか。
「あっ!」
そうえばあの血を吹き忘れた、もし誰かに見られると別の意味で大問題になってしまう。
俺は急いであの通路に向かった。
「あれっ?」
昨日の血の跡は一切残ってはいなかった。
窓ガラスも元に戻っていた。
まるで昨日の事など無かったかのように。
「一体何が......」
ここは別の通路?
いや、確かにここで合っているはず。
もしや他の誰かが、あの場所の後始末を?
とすればこんな事が出来る奴は一人しかいない。
おそらく、犯人はユーリだろう。
どんな方法かは、わからないけどユーリが犯人なのは間違いないだろう。
「くそっ、早くレイズニアに向かわなければ」
しかし何故、鏡牙はレイズニアへ行こうとしたのだろう?
向こうで何か手掛かりがあるかもしれない。
俺はとにかく、リアンと一緒に外に出た。
「ねぇシン、鏡牙は?」
「あー、実は......」
俺は、昨日の事をリアンに説明した
「そんな......鏡牙が」
リアンはそう言い、ショックを受けていた。
効いてるリアンも辛いかもしれないが、話しているこっちも辛いんだ。
あの時、俺がもっと気を付けていればと思うと......
「シン、早くレイズニアに向かいましょ」
「ああ、アイツのためにも一刻も早くユーリを止めなければ」
俺達は港を後にして、レイズニアへ向かった。
道中に何度もユーリの手先と戦ったが、昨日のようなスライムは現れなかった。
アイツはユーリとは無関係なのか?
昨日のスライムの事を考えていると、見覚えのある門が見えてきた。
「お久しぶりですね、あの筒は役に立ってますか?」
「ああ、あれが無いとランク三の回復薬は作れないからな」
「はは、取りあえずここだと危ないので場所を変えませんか?」
そういうと俺達は彼女に連れられ、廃墟に連れられた。
「なあ、ここは危ないんじゃないか?」
「いえ、この先にエレアさんや他のみんないますよ」
え、でも辺りには建物の残骸しか......
彼女は辺りの床を見渡すと、一か所だけ取っ手が付いてる所を見つけると、その床の取っ手を掴んで開けた。
「何しているんですか? この地下の先ですよ」
マジか、まさか地上ではなく地下にいたとは......
しかもはしごで降りるのか。
俺達は、はしごで地下に降りた。
そして降りた先で俺は驚いた。
「なんだこれは!?」
中は例えるなら、地下鉄のホームのようになっていた。
辺りには木製のドアが付いてあるので、おそらく誰か住んでいるのだろう。
リアンも辺りをキョロキョロ見渡していた。
「こっちですよー」
俺達は彼女について行くと、奥の大きい扉の前で止まった。
すると、彼女はドアを軽くノックした。
「誰?」
「私よ、魔道具屋のフュナよ」
すると、ドアが開いて中から暗い表情をしたエレアが現れた。
「お疲様、あれ? もしかしてシン?」
「ああ、久しぶり」
そういうと、エレアは表情が少し明るくなった。
「取りあえず中に入って」
俺達はエレアにそう言われ、中に入って少し広い客間に案内された。
「そうえばフュナ、シンに自己紹介した?」
「あ、すっかり忘れていたわ」
なんていうか、本当に今更って感じだな。
「改めて、私は魔道具屋のフュナ・リーンよ、よろしく」
「俺は華崎秦、こちらこそよろしく」
「私はリアン・シュトリ、リアンでいいわ」
さて、今更過ぎる自己紹介も終えたし、そろそろ本題に入るか。
「エレア、一体何が起きたんだ? 見たところ建物は全滅ですべて廃墟になっていたが......」
「ええ、二週間くらい前に魔物の集団が町を襲ってきたの」
ユーリの奴か、俺達がレイズニアに行くからそこに罠を仕掛ける気か......
としたらあまり長居をしない方がいいな。
だけど鏡牙は何の目的でレイズニアを目指していたんだろう。
もしかしたら、決戦の用意以外に何か他の用事があったのだろうか?
「エレア、そうえばリスタさんとフェルさんは?」
そう聞くと、エレアの表情が一気に暗くなった。
「あー、シン、そのことなんだけど......」
「フェナ、そこから先は私が話すわ」
エレアは、小さくつぶやくようにそう言った。
すると、フェナは黙り込んだ。
「さっきこの街に魔物達が押し寄せてきたって言ったよね? その時、お父さんはお客さん達や他の人たちをこの地下に誘導していたんだけど、その時に......」
俺はただ無心にエレアの話を聞いていた。
「お母さんはそれを聞いてどこかに行ったっきりで......]
途中でリアン耐えきれなくなってエレアも口を閉じた。
正直途中から罪悪感しかなかった。
「シンは、この後どうするの?」
エレアはそう聞いてきた。
「ああ、取りあえず一日はこっちで過ごそうと思う」
「それにしてもどうしてレイズニアに?」
フェナがそう聞いてきた。
「ああ、それは仲間が何かここに用があったらしくてね」
「その人は何処にいるの?」
フェナのその一言に対してリアンが少しその言葉に動揺した。
やはりリアンも気にしているのだろうな。
「実はそいつもこの前魔物に襲われてな、名前は鏡牙っていう奴だ」
フェナは鏡牙の名を聞いて首を傾げた。
「鏡牙? 確か何年か前に同じ名前の人が住んでいたような......」
なに!?
もしかしたらなにか手掛かりがあるかもしれない。
「フェナ、鏡牙について教えてもらいたいんだが......」
その後、俺達は鏡牙の事について少し教えてもらった。
どうやらアイツは婚約者がいたらしいが、前に変わった人が鏡牙を訪ねてきてその日以来、婚約者が病気で亡くなって、鏡牙も人が変わったようだ。
その婚約者の名はリアナというらしく、この街の外に墓があるらしい。
もしかしたら、鏡牙はそのリアナの所に行こうとしていたのかもしれないな。
「確かこの辺のはず......」
あの後、俺とリアンは鏡牙の代わりに墓参りに行くことにした。
場所はフェナ聞いたが、どうやら町の外れに墓所はあるらしい。
「あっ、もしかしてあそこじゃない?」
リアンがそう言った先には、石で作られた大きな門があった。
しかも石の壁で覆ってあるところからして、間違いないだろう。
俺達は、木製のドアを開けて中に入った。
すると、辺りには名前が刻まれた十字架がいくつか立っていた。
「さてと、この中から探すのか」
俺達は鏡牙の婚約者の十字架を探し始めた。
しかし、本当に鏡牙の奴は死んだのか?
実際に見たわけじゃないから、全てが夢なんじゃないかと、たまにそう考えてしまう時がある。
俺は、いつの間にか現実逃避するようになっていた。
疲れているのかな、俺は......
しばらくして、俺達はリアナと書かれた十字架を見つけた。
「ここか、鏡牙の婚約者の墓は」
本来なら俺達じゃなくて鏡牙がここに来るはずだったんだろうな。
俺達は花束を供えて、その場を離れた。
辺りを見ると日が暮れていた。
「しかし、何だこの嫌な予感は......」
「何か感じるの?」
「ああ、何かまた面倒事に巻き込まれそうな気がするんだ」
早くレイズニアに戻ろう。
またユーリの手先に狙われると面倒だしな。
俺は懐中時計を見た。
すると、針は十八時を指していた。
「早く戻らないと、夜になるとこの辺りは気味が悪いのよ」
確かにリアンの言う通り、町外れで人の気配もないし何より、場所が墓所なら確かに夜は怖いな。
俺達は急いで、レイズニアへ帰った。
「何とか着いたわね......」
「そうだね」
俺は時計を見ると、針は二十時を指していた。
久々にエレアの手料理が食べられるかと思ったけど、もう流石に無理かな?
取りあえず地下に行くか。
その後俺達は、はしごで地下に潜り、エレア達の居る家に向かった。
俺は何もできなかった。
眼の前の光景をただ見ていることしかできなかった。
俺がもっと気を付けていれば、鏡牙は死なずに済んだんだ。
俺はその後、気が付くと部屋のベッドに入っていた。
そして、俺はゆっくりと眠りについた。
「ん? また夢の中か......」
俺は辺りを警戒したが、辺りにユーリの姿は無かった。
だが前を向いた時、目の前には鏡牙がいた。
「鏡牙!?」
そういうと鏡牙は、ふっと笑い後ろを向いて歩き始めた。
「待ってくれ! 鏡牙」
「はっ......」
俺は、目を覚ました。
そうか、やっぱりただの夢だったのか......
ユーリが見せていた夢の世界ではなかったのか。
「あっ!」
そうえばあの血を吹き忘れた、もし誰かに見られると別の意味で大問題になってしまう。
俺は急いであの通路に向かった。
「あれっ?」
昨日の血の跡は一切残ってはいなかった。
窓ガラスも元に戻っていた。
まるで昨日の事など無かったかのように。
「一体何が......」
ここは別の通路?
いや、確かにここで合っているはず。
もしや他の誰かが、あの場所の後始末を?
とすればこんな事が出来る奴は一人しかいない。
おそらく、犯人はユーリだろう。
どんな方法かは、わからないけどユーリが犯人なのは間違いないだろう。
「くそっ、早くレイズニアに向かわなければ」
しかし何故、鏡牙はレイズニアへ行こうとしたのだろう?
向こうで何か手掛かりがあるかもしれない。
俺はとにかく、リアンと一緒に外に出た。
「ねぇシン、鏡牙は?」
「あー、実は......」
俺は、昨日の事をリアンに説明した
「そんな......鏡牙が」
リアンはそう言い、ショックを受けていた。
効いてるリアンも辛いかもしれないが、話しているこっちも辛いんだ。
あの時、俺がもっと気を付けていればと思うと......
「シン、早くレイズニアに向かいましょ」
「ああ、アイツのためにも一刻も早くユーリを止めなければ」
俺達は港を後にして、レイズニアへ向かった。
道中に何度もユーリの手先と戦ったが、昨日のようなスライムは現れなかった。
アイツはユーリとは無関係なのか?
昨日のスライムの事を考えていると、見覚えのある門が見えてきた。
「お久しぶりですね、あの筒は役に立ってますか?」
「ああ、あれが無いとランク三の回復薬は作れないからな」
「はは、取りあえずここだと危ないので場所を変えませんか?」
そういうと俺達は彼女に連れられ、廃墟に連れられた。
「なあ、ここは危ないんじゃないか?」
「いえ、この先にエレアさんや他のみんないますよ」
え、でも辺りには建物の残骸しか......
彼女は辺りの床を見渡すと、一か所だけ取っ手が付いてる所を見つけると、その床の取っ手を掴んで開けた。
「何しているんですか? この地下の先ですよ」
マジか、まさか地上ではなく地下にいたとは......
しかもはしごで降りるのか。
俺達は、はしごで地下に降りた。
そして降りた先で俺は驚いた。
「なんだこれは!?」
中は例えるなら、地下鉄のホームのようになっていた。
辺りには木製のドアが付いてあるので、おそらく誰か住んでいるのだろう。
リアンも辺りをキョロキョロ見渡していた。
「こっちですよー」
俺達は彼女について行くと、奥の大きい扉の前で止まった。
すると、彼女はドアを軽くノックした。
「誰?」
「私よ、魔道具屋のフュナよ」
すると、ドアが開いて中から暗い表情をしたエレアが現れた。
「お疲様、あれ? もしかしてシン?」
「ああ、久しぶり」
そういうと、エレアは表情が少し明るくなった。
「取りあえず中に入って」
俺達はエレアにそう言われ、中に入って少し広い客間に案内された。
「そうえばフュナ、シンに自己紹介した?」
「あ、すっかり忘れていたわ」
なんていうか、本当に今更って感じだな。
「改めて、私は魔道具屋のフュナ・リーンよ、よろしく」
「俺は華崎秦、こちらこそよろしく」
「私はリアン・シュトリ、リアンでいいわ」
さて、今更過ぎる自己紹介も終えたし、そろそろ本題に入るか。
「エレア、一体何が起きたんだ? 見たところ建物は全滅ですべて廃墟になっていたが......」
「ええ、二週間くらい前に魔物の集団が町を襲ってきたの」
ユーリの奴か、俺達がレイズニアに行くからそこに罠を仕掛ける気か......
としたらあまり長居をしない方がいいな。
だけど鏡牙は何の目的でレイズニアを目指していたんだろう。
もしかしたら、決戦の用意以外に何か他の用事があったのだろうか?
「エレア、そうえばリスタさんとフェルさんは?」
そう聞くと、エレアの表情が一気に暗くなった。
「あー、シン、そのことなんだけど......」
「フェナ、そこから先は私が話すわ」
エレアは、小さくつぶやくようにそう言った。
すると、フェナは黙り込んだ。
「さっきこの街に魔物達が押し寄せてきたって言ったよね? その時、お父さんはお客さん達や他の人たちをこの地下に誘導していたんだけど、その時に......」
俺はただ無心にエレアの話を聞いていた。
「お母さんはそれを聞いてどこかに行ったっきりで......]
途中でリアン耐えきれなくなってエレアも口を閉じた。
正直途中から罪悪感しかなかった。
「シンは、この後どうするの?」
エレアはそう聞いてきた。
「ああ、取りあえず一日はこっちで過ごそうと思う」
「それにしてもどうしてレイズニアに?」
フェナがそう聞いてきた。
「ああ、それは仲間が何かここに用があったらしくてね」
「その人は何処にいるの?」
フェナのその一言に対してリアンが少しその言葉に動揺した。
やはりリアンも気にしているのだろうな。
「実はそいつもこの前魔物に襲われてな、名前は鏡牙っていう奴だ」
フェナは鏡牙の名を聞いて首を傾げた。
「鏡牙? 確か何年か前に同じ名前の人が住んでいたような......」
なに!?
もしかしたらなにか手掛かりがあるかもしれない。
「フェナ、鏡牙について教えてもらいたいんだが......」
その後、俺達は鏡牙の事について少し教えてもらった。
どうやらアイツは婚約者がいたらしいが、前に変わった人が鏡牙を訪ねてきてその日以来、婚約者が病気で亡くなって、鏡牙も人が変わったようだ。
その婚約者の名はリアナというらしく、この街の外に墓があるらしい。
もしかしたら、鏡牙はそのリアナの所に行こうとしていたのかもしれないな。
「確かこの辺のはず......」
あの後、俺とリアンは鏡牙の代わりに墓参りに行くことにした。
場所はフェナ聞いたが、どうやら町の外れに墓所はあるらしい。
「あっ、もしかしてあそこじゃない?」
リアンがそう言った先には、石で作られた大きな門があった。
しかも石の壁で覆ってあるところからして、間違いないだろう。
俺達は、木製のドアを開けて中に入った。
すると、辺りには名前が刻まれた十字架がいくつか立っていた。
「さてと、この中から探すのか」
俺達は鏡牙の婚約者の十字架を探し始めた。
しかし、本当に鏡牙の奴は死んだのか?
実際に見たわけじゃないから、全てが夢なんじゃないかと、たまにそう考えてしまう時がある。
俺は、いつの間にか現実逃避するようになっていた。
疲れているのかな、俺は......
しばらくして、俺達はリアナと書かれた十字架を見つけた。
「ここか、鏡牙の婚約者の墓は」
本来なら俺達じゃなくて鏡牙がここに来るはずだったんだろうな。
俺達は花束を供えて、その場を離れた。
辺りを見ると日が暮れていた。
「しかし、何だこの嫌な予感は......」
「何か感じるの?」
「ああ、何かまた面倒事に巻き込まれそうな気がするんだ」
早くレイズニアに戻ろう。
またユーリの手先に狙われると面倒だしな。
俺は懐中時計を見た。
すると、針は十八時を指していた。
「早く戻らないと、夜になるとこの辺りは気味が悪いのよ」
確かにリアンの言う通り、町外れで人の気配もないし何より、場所が墓所なら確かに夜は怖いな。
俺達は急いで、レイズニアへ帰った。
「何とか着いたわね......」
「そうだね」
俺は時計を見ると、針は二十時を指していた。
久々にエレアの手料理が食べられるかと思ったけど、もう流石に無理かな?
取りあえず地下に行くか。
その後俺達は、はしごで地下に潜り、エレア達の居る家に向かった。
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