114 / 114
おまけ
アルムベルクの昼下がり
しおりを挟むリリアの十七の誕生日からひと月。
アルムベルクの四月はまだ肌寒い。ようやく動物たちが冬眠から目覚め、活動を始める季節だ。
領主屋敷では薪を節約したいというリリアの意向で、二人は広間ではなくマティアスの寝室で寛いでいた。
昨夜遅くに隣のギースベルト領での会議から帰ってきたマティアスが、朝から何か物言いたげに時々視線を向けてくる。
マティアスの描いた刺繍図面に丁寧に針を刺していた手を止めて、リリアはマティアスに顔を向ける。
「マティアス様、流石に気になります」
「…………なんでも、ない」
マティアスは気まずそうな顔で斜め向かいのソファに座る妻から目を逸らす。
リリアは四分の一ほど作業の進んだショールを脇机に置いた。
「マティアス様、なんでも話し合うって、お約束じゃないですか」
「そういう、なんていうか、話し合う必要のある事じゃない」
「でも、言いたいことがおありなんですよね」
催促するリリアを見ないまま、マティアスは拗ねたように答えた。
「貴女に、お願いしたいことがあったんだが、………よく、考えたら、変態みたいなことだった」
「変態みたいなお願いごと」
「………だから言えない」
「どうぞ!」
「おい」
期待に満ちた瞳で見つめるリリアにマティアスは苦い顔で言う。
「貴女はなんで、俺が変態っぽいと喜ぶんだ」
「そうでしたか?」
「そうだろう。期待してもだめだ。………軽蔑されたくないから、言いたくない」
「軽蔑なんて、しません。
寧ろ、ときめくと思います」
「今の自分の発言に疑問はないのか」
首を傾げてじっとマティアスのお願いごとを待っているリリアに、マティアスは暫く逡巡していたが、やがてしどろもどろに言い訳から話し始める。
「その、別に、無理にしたいとか、そういうわけではない」
「はい」
「………胸、に、顔を、うずめたい……」
「……………………」
「やっぱりいい」
「なんなんですか」
「今、思い切り引いただろう」
「引いてません」
嘘だ、やっぱり言うんじゃなかった、と耳を赤くして抗議するマティアスに、リリアは難しい顔で口をへの字にした。
「引いてはいませんが、口に突っ込みたいとかならまだしも……よりによって、ぱふぱふをご所望だなんて」
「なんだそれは」
「女性の胸に顔をうずめる行為の名称です」
「名称? こんなことに正式名称があるのか?」
「マティアス様。
マティアス様ごときヒヨッコが思いつく程度の変態行為には、須く先人の付けた名称があるのですよ」
「なんで貴女が誇らしげなんだ。
というか、変態の勉強は控えてくれと言ったじゃないか」
「ですが、誠に遺憾ながら、わたくしのささやかな胸では、マティアス様の頭を挟むなんて、とても」
「頭を挟みたいとまでは言ってない」
「豊かな乳房で頭部を挟むのがぱふぱふの正式な手続きのはずです」
意味がわからない。
乳房で、頭を、挟む?
一瞬何かがぐらついたが、リリアができないと言うことならマティアスにとってはどうでもいい情報である。
ていうか口に突っ込むって何をだ。
リリアの口に突っ込む?
頭は口には入らないから違う。
指か?
興味ないどころか考えたこともない。
指を突っ込んでどうするんだ。
指をリリアの口に………いや待て何を考えてるんだ。変態の汚染力が怖すぎる。
「…………………挟みたいとは言っていない」
指のことはいったん忘れることにする。
「うずめるだけなら、いつもなさってるではないですか」
「それは閨でのことじゃないか。こんな昼間から、服着たままの女性の胸に顔をうずめたいなんて、変態だろう……」
自分で言っていて軽く傷つく。
「服? 服、着たままで良いんですか」
「なんで脱ぐことになってるんだ」
リリアが怪訝な顔で首を傾ぐ。
「マティアス様。もしかしてそれは、ただのハグでは」
「!?」
そんな馬鹿な。
じゃあこの罪悪感のような感情はなんだというのか。
「ハグなら、胸である必要はないだろう! もっとなにか、変態なことのはずだ」
必死で己の変態性を言い募る自分の言動が最早よく分からない。
「よく分かりませんけど、良いですよ」
「なんでもかんでもすぐに了承するんじゃない」
「嫌じゃないので、とりあえずしてみれば良いと思います」
リリアが両手を広げた。
「どうぞ」
「……少しでも、嫌なら、ちゃんとそう言うか」
「お約束します」
躊躇いがちに手を伸ばしてリリアを抱き上げる。
寝台の大きなクッションに細い身体を横たえて、いつものように腕の間に閉じ込める。
妙に緊張する。
顔が触れるまであと少しの距離を、理性とかプライドとか羞恥心とか、あと何か得体の知れない感情が阻んでいる。
躊躇うマティアスの頭をリリアが両腕で優しく抱き込んだ。
顔が、胸元に埋まる。
リリアの身体に乗り直すようにして細い身体に腕を回す。初めは遠慮していた指がリリアの背中にしがみつく。
黙ったまま頭を擦り付けるマティアスに、リリアが控えめに問うた。
「……あの、今日は予定の日じゃないですけど、しますか?」
「………………このままがいい」
普段のマティアスならこんな提案を貰えば飛びつくのに、今は不思議なほどその気になれない。
リリアは顔を上げようとしないマティアスの頭を抱きしめて背中を優しくとんとんと叩いた。
子どものように甘やかされて、マティアスはようやく自分が柄にもなく落ち込んでいたのだと気づく。
「何か、あったんですか?」
「……………あとで、話す」
今はただ、このままリリアの腕に包まれていたかった。
アルムベルクの北部には、北部の領だけで守られる協定がある。昨日の春の会議ではその協定の更新が行われた。
初めて参加する北部全体の会議で、マティアスは自分なりに協定について勉強していたし、北部の面々の名前と経歴も頭に入れておいた。
マティアスは、北部全体の会議では北部全体の発展のための話し合いをするものだと思い込んでいた。だから、中央街道に近いロンベルク領に街道の中継地を作ってはどうかと提案してみたのだ。金を出し合って街道を整備すれば、北部全体の流通が改善され、数年内には投資額以上のメリットが見込める。
表面上は穏やかに進行していた会議はその一言でひっくり返った。
是非前向きに検討しようではないか。ではどこがいくら負担するのか。メリットの少ない領はどうするのか。ロンベルクの利が大きすぎるのではないか。現状を見込んで投資済みのものには補填をするのか。
そして、北部の中では発言権の大きい、現在の交易の中心地であるエルスハイマーの領主は、憤怒の炎を老獪な笑みで包んでマティアスに詰め寄った。
―――それでは、我がエルスハイマー領の失うものについては、提案したアルムベルクが責任をとってくれるのでしょうな。
結局、その場を収めたのは、マティアスの補佐官をしているブルーノだった。
ブルーノは以前マティアスにこの話をされてから、王都と連絡を取り合っていたようだった。こつこつと根回しした結果、ビュッセル商会の新しい工場をエルスハイマーに誘致する内諾をとり、王宮の官吏に半製品の関税について確認をとり、外交部には輸出品の競合状況を問い合わせ、エルスハイマーにも減収以上の金を落とす話をとりつけていた。
それだけの情報を一気に出した後、肝心の工場誘致については北部領が抵抗している女性労働の規制撤廃に満場一致で同意しなければ全て無かったことになり、結果としてロンベルクの中継地の話も棚上げだと締め括った。
当然のように結論は持ち越しとなり、今月中に起案したアルムベルクに回答を貰うこととして、会議は終了した。
ひと月で全ての領が結論を出すことは難しい。特に今まで女性の労働力を搾取していた豪商からの反発を抑えるのにどこも苦労するだろう。
賛同が得られれば忙しくはなるが、北部全体のメリットは大きい。得られなければ誰も得も損もしない。
どちらに転んでもアルムベルクには被害のないところに落ち着いた。
マティアスは、北部全体の会議では北部全体の発展のための話し合いをするものだと思い込んでいた。幼少の頃から王家の人間として教育を受け、政は人民の生活が全体として良くなる道を考える癖がついている。
会議という場において、誰もが自分の利益のみを求めるという当たり前のことが、また、多数の利益になることでも力関係でねじ伏せられるということが分かっていなかった。
危うくエルスハイマーとアルムベルクの関係を壊すところだったマティアスは、帰りの馬車でブルーノに詫びた。
ところがブルーノは逆にマティアスに黙って動いていたこと、マティアスのアルムベルク統治に於いて王族の肩書を持ち出さないという主義に反したことについて頭を下げたのだった。
どれくらいの時間そうしていたのか、マティアスはふと我に返った。
リリアの手は変わらずマティアスの頭や肩を優しく撫でたり叩いたりしている。
幼子のような甘え方をしてしまった自分が急に恥ずかしくなり、慌てて身体を持ち上げた。
「―――すまない、みっともないことをした」
リリアはクッションに横たわったまま首を傾げる。
「ご期待に添えましたか」
重かった頭も肩も心も意外なほどに軽い。
「…………めちゃくちゃ元気出た」
「良かったです」
覆い被さられたまま、リリアがにっこり微笑む。
その笑顔に愛しさが溢れて、マティアスはやんわりとリリアの身体を抱きしめ直した。今はこの身体に触れることに何の抵抗も感じない。
そうしてマティアスは先程の罪悪感の正体に気づく。
「貴女の身体を、利用するような真似をして、すまない……」
愛しているからこそではあったが、愛ではなかった。リリアの身体に触れて、ただ一方的に癒されたかった。
胸に抱かれている間、立場も能力も関係なく、存在を望まれているのだと信じられた。
女性の胸の威力はすごい。
「マティアス様だから、甘えてくださるの、嬉しいですよ」
ふふ、と楽しそうに笑って、リリアは抱きしめられたままマティアスの背中をぽんぽんと叩いた。
「すごく重くて、びっくりしました」
「すまない」
「いつも乗っかってるとき、ずっと体重かけないようにしてくださってたんだなって」
マティアスは眉を下げる。
「…………その、いつも思うんだが、乗っかるとか突っ込むとかじゃなくて、もう少し言い方に情緒を含めてもらえないか」
「じょうちょ」
「初耳の単語みたいな言い方をする……」
「マティアス様は、情緒のないわたくしは、お嫌いですか」
「………あってもなくても、好きだよ」
「わたくしも、変態でもそうでなくてもマティアス様が好きですよ。次の変態のお願いごと、楽しみにしてます」
「…………………そうか」
それはもしかして、変態の俺の方が好きなのではないのか。
なんとなく気付いていたが、多分リリアはマティアスより上級者である。もしかしたら、指を突っ込ませろと言ったら喜ぶのかもしれない。
気づけばもう昼下がりである。
食事をとって、リリアに出来の悪い夫の失敗談を話してしまおう。事なきを得たのだからきっと笑って聞いてくれる。そして、ブルーノにどう感謝を示すのか相談したい。
この人がいてくれて、側にいられて、本当に良かった。
午前中とは打って変わって幸せな気分の中でマティアスは、もう少しだけ、と腕の中の細い身体を抱きしめ直した。
.
0
お気に入りに追加
127
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
能力『ゴミ箱』と言われ追放された僕はゴミ捨て町から自由に暮らすことにしました
御峰。
ファンタジー
十歳の時、貰えるギフトで能力『ゴミ箱』を授かったので、名門ハイリンス家から追放された僕は、ゴミの集まる町、ヴァレンに捨てられる。
でも本当に良かった!毎日勉強ばっかだった家より、このヴァレン町で僕は自由に生きるんだ!
これは、ゴミ扱いされる能力を授かった僕が、ゴミ捨て町から幸せを掴む為、成り上がる物語だ――――。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
【完結】異世界で急に前世の記憶が蘇った私、生贄みたいに嫁がされたんだけど!?
長船凪
ファンタジー
サーシャは意地悪な義理の姉に足をかけられて、ある日階段から転落した。
その衝撃で前世を思い出す。
社畜で過労死した日本人女性だった。
果穂は伯爵令嬢サーシャとして異世界転生していたが、こちらでもろくでもない人生だった。
父親と母親は家同士が決めた政略結婚で愛が無かった。
正妻の母が亡くなった途端に継母と義理の姉を家に招いた父親。
家族の虐待を受ける日々に嫌気がさして、サーシャは一度は修道院に逃げ出すも、見つかり、呪われた辺境伯の元に、生け贄のように嫁ぐはめになった。
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
幼妻は、白い結婚を解消して国王陛下に溺愛される。
秋月乃衣
恋愛
旧題:幼妻の白い結婚
13歳のエリーゼは、侯爵家嫡男のアランの元へ嫁ぐが、幼いエリーゼに夫は見向きもせずに初夜すら愛人と過ごす。
歩み寄りは一切なく月日が流れ、夫婦仲は冷え切ったまま、相変わらず夫は愛人に夢中だった。
そしてエリーゼは大人へと成長していく。
※近いうちに婚約期間の様子や、結婚後の事も書く予定です。
小説家になろう様にも掲載しています。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
とても興味深く一気に読ませて頂きました。
番外編も面白かったです。
今後の二人のお話もまた読めたら嬉しいです。
感想ありがとうございます!
思ったより長い話になってしまったのに番外編まで読んでいただけて嬉しいです。
そのうちマティアスとリリアのちょっと長めのおまけを更新すると思いますので、よろしくお願いします。