最強魔導師の息子

8章 犠牲の国サクリファイス

５０魔導師 三人の闇

デュアル「さて、行きますよ」

僕達はディパーチャー、ブラック､イヴの三人を助けるため､向かっている

デュアル「... こっちです」

僕は匂いを頼りに歩いている

デスタ「今のところ、機械のモンスターは居ないな」

ロザリー「油断はしないでよ」

ムート「気をつけて進もう」





デュアル「なんでしょう、あれ？」

僕が匂いを頼りに歩いていると､大きい研究所が見えてきた

？？？「お前達は！」

デュアル「ん？」

僕は声が聞こえた方を向くと、そこには

デュアル「あなた達はあの時の」

僕達がまだ学生の時に出合ってしまった黒のフードをかぶっている暗殺者達だった

ガンマ「リーダー。 依頼って」

暗殺者のリーダー「ああ。 こいつらの事だろう」

ベータ「だったらすぐに終わらせよう」

暗殺者のリーダー「やるなら好きにしろ、俺はイヴに用があるからな」

そう言って、暗殺者のリーダーは離れて言ったが、フードから見えた顔は､悪い顔をしている





ハデス「これで完璧な個体が造れる」

ハデスは笑いながら機械を操作すると、ディパーチャー、イヴ、ブラックの三人から魔力を強引に吸収した

ディパーチャー「なにをするかと思ったら、魔力を抜いただけなんだ」

ハデス「甘くみないでほしい」

ハデスは機械を操作すると､魔力が形を作っていき、魔力は三人とは少し変わっており、ディパーチャーは悪魔の翼がある姿、ブラックは青い炎を纏った姿、イヴは紫電形態になっている姿に変わっている

三人「え…」

ハデス「６年前に現れたカムイという少年が使っていた闇の能力さ」

ハデス「時間はかかったが、ようやく完成した」

ハデスはそう言って、三人を解放した

闇ディパーチャー「オカアサン、解放して良かったの？」

ハデス「ああ、失敗作を処分したいからな」

ハデス「ディパーチャーは悪魔との融合、ブラックは魔界のモンスター、ブルーデーモンと融合、イヴは紫電狼と融合したが、失敗作になったからな」

ハデス「さあ決めろ！どっちが本物か！」










デュアル「(しつこい！)」

デュアル達は暗殺者達と戦っているが、なかなか倒れない

ベータ「あの時とは違うという事が分かったかしら？」

暗殺者達はデュアル達に勝っていないが、意地なのかなにかは分からないが､ずっと耐えている

ロザリー「確かに、前より強くなっている」

ガンマ「意地ってのがあるんだよ」

ソード「我らは負けるわけにはいかない」

デュアル「んじゃ、一撃で決めた方が良いな」

デュアルは口調が変わり、魔法陣を展開した

ソード「では、それを斬ってみせよう」

デュアル「…甘くみないでほしいな！」

デュアルはエンペラーキャノンを放った

ソード「連撃斬！」

ソードはエンペラーキャノンを斬ろうと、刀を使って、連続で斬りかかったが､

ソード「なッ」

ソード含め、暗殺者はエネルギーに包まれた

デュアル「……んじゃ、行こうぜ」

デュアルはそのまま、ディパーチャーの元に戻った