最強魔導師の息子

ブレイブ

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8章 犠牲の国サクリファイス

49魔導師 三人の保護者

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ディパーチャー「此処が部屋で」

あれから私はデュアル達に家を案内している





ディパーチャー「デュアル、一緒に寝よ?」

デュアル「はい」

ディパーチャー「ありがと」

デュアル「いえいえ」

デュアル「(元気がない)」

僕の隣で横になったディパーチャーを見たが、いつもの顔に見えるが、元気がなく、悲しそうに見える





デュアル「!」

朝になり、僕とムートは起き、今僕は短剣を振っているが、邪悪な気配を感じ、短剣を投げた

デュアル「誰ですか?」

ハデス「私はディパーチャー、ブラック、イヴの三人の保護者だ」

ハデス「それにしても、朝からとんでもない挨拶だねぇ」

私は機械でできたモンスター(駒)を使って、短剣を防いだ

デュアル「…保護者が何の用ですか?」

ハデス「用はディパーチャー達の保護かな?」

デュアル「保護でしたら、そのような雰囲気は出ないとおもいますが?」

ハデス「やれやれ……ばれたか」

私は指示をすると、駒達は一斉に移動した

デュアル「くっ」

僕は短剣で防いでいるが、さっき投げてしまった短剣がないため、いつものように動けない

ムート「デュアル!」

我はドラゴンブレスを放ち、モンスターを消した

デュアル「なッ」

ムートのおかげでモンスターは消えたが、ディパーチャー達を保護しようとしている女性は居なかった

ハデス「いや~おかげで回収できたよ」

私は機械でできたモンスター(駒)を利用して、その隙に回収したディパーチャー、ブラック、イヴの三人を見せた

デュアル「返して!!」

僕は踏み込み、強引だが、三人を取ろうとしたが、

ハデス「それは無理な相談だ」

デュアル「くッ」

女性の身体は転送され、僕達の前から居なくなった





ディパーチャー「……此処は?」

私が目覚めた場所はあの家ではなく、檻だった

ブラック「……戻ってきちまったんだな」

イヴ「……僕達、どうなるんだろ?」

ハデス「三人とも、おはよう」

私は三人がいる檻に来た

ディパーチャー「……お母さん」

ハデス「(まだ私を母と思ってくれているのか)」





デスタ「ディパーチャー達が拐われたッ!?」

デュアル「……はい」

ロザリー「ごめんなさい、私達のせいで」

デュアル「いえ、これは僕が」 

ムート「今はそんな事言っている場合ではない」

ノンブル「……まあ、場所は分からないよな」

俺はため息をついた

デュアル「僕は分かります」

僕が言うと、ムートが首をかしげた

ムート「ホントか?」

デュアル「僕は獣人ですからね」

デスタ「んじゃ、さっそく行こうぜ」
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