最強魔導師の息子

ブレイブ

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7章 神聖の国ルチア

42魔導師 ルチアの故郷

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デュアル「あれ?今とまったく違いますね」

僕は向かう途中で買ったルチアの地図を見ているけど、地図と、まったく違う場所になっている

デスタ「それ…いつ買ったんだ?」

デュアル「昨日買いました」

デスタ「こんなに違うことあるか?」

俺も地図を見たが、見た地図はかなり違い、別の国と間違えるぐらい、違かった

ルチア「だったら私が案内するよ。私、この国出身だから」

デスタ「おお!」

デュアル「でしたらお願いします」

ルチア「任せて」











ルチア「…ここを抜けたら大通りだよ」

私は住宅街を歩きながら言った

デュアル「大きい家がたくさんありますね」

ノンブル「あれ、家なのか?」

俺はずっと巨大な倉庫だと思っていたが、それが家と分かって、困惑した

デスタ「分かってなかったのか?」

ノンブル「ああ。俺が住んでたところは小さかったからな。魔法学園の部屋ですら、広く感じてたからな」

デスタ「そうか~」

俺達が話している間に俺達は住宅街を抜けようとしていた

ルチア「……」

私は住宅街を抜け、大通りに出たけど、人がほとんど居なかったけど……

デスタ「あれなんなんだ?」

俺は大通りにある。巨大な像を見た

ルチア「あれはこの国を導いてくれた神様よ」

デスタ「そっか~」

デスタ「しっかし、誰も居ねぇな」

ルチア「居るよ」

私がそう言うと、周りに魔方陣が現れ、騎士達が現れた

デスタ「誰だこいつら?」

ルチア「この国の精鋭騎士団だよ」

私がそう言うと、眼鏡をかけた女性騎士と、その隣に知らない男性の騎士が居る

ルチア「グラシズ?なんの用?」

私が眼鏡をかけた女性騎士、グラシズに聞いた

グラシズ「我々、騎士団はルチア様を誘拐した賊(ぞく)を捕まえるだけです」

ルチア「賊?」

私が首をかしげた瞬間、騎士がデュアル達に向かって行った

デュアル「ちょッ!?」

話し合って、終わると思っていたから、僕は油断していて、ギリギリ回避したが、危うく、剣で斬られそうになった

グラシズ「ウィーク、戦わないの?」

私は隣に居る、騎士に聞いた

ウィーク「でも…姫様にけががあったら…」

グラシズ「賊だけを狙えば良いのよ」

ウィーク「なるほどな」

俺はそう言って、賊に向かった

ウィーク「オラァッ!!」

俺は賊に向かって剣を振り下ろした

デスタ「こいつ、さっきとキャラ違うぞ!」

俺は戦斧で受け止めたがさっきは弱気だった奴(やつ)が急に変わったから、俺は驚いた

デュアル「(数が多い…)」

騎士が多いのに、一人増え、攻撃の頻度が増え、僕は防御が多くなってきた

ルチア「いい加減にしてッ!!」

私は我慢の限界が来て、怒ってしまったら、皆が固まった

ルチア「グラシズ!!デュアル達は賊なんかじゃなくて私の仲間なのッ!!」

グラシズ「え?そうなのですか?」

ルチア「そうなのッ!!」

グラシズ「皆(みな)、攻撃はやめだ」

私が指示を出すと、皆、剣を納めた

ルチア「ありがと、グラシズ」

グラシズ「…いえ元々は我らの誤解です」

グラシズ「……ルチア様。クイーン様がお待ちです。行きましょう」

ルチア「皆もいい?」

グラシズ「はい」










デスタ「お前ってなんなんだ?」

俺達はあれから、さっきの騎士団と一緒に、城に入り、ルチアの部屋に俺達は入り、聞いたが…

グラシズ「ルチア様の知り合いとは言え、そのような発言は撤回してください」

デスタ「…はい」

騎士団の奴らが俺達を睨んでおり、俺は少し嫌になった

ルチア「そんな言い方ないんじゃないの?」

私はグラシズを睨み、言ったら…

???「ルチア~♪」

ルチア「わッ!?」

部屋のドアが勢いよく開いた瞬間、私の母、クイーンが抱きついてきた

クイーン「久しぶり♪」

ルチア「お久し振りです。お母様」

クイーン「まさか帰ってくるなんて」

ルチア「ダメでしたか?」

私は首をかしげて言った

クイーン「ううん、帰ってくるのが分かったなら、お祝いしようと思って」

デュアル「(父上とゼロおじさんみたい)」


ブレイブ・ゼロ「はっくしょんっ」

フェル・クロドラ・リバイアサン「風邪ですか(か)?」










クイーン「ルチアは今何をしているの?」

ルチア「仲間と一緒に旅をしています」

クイーン「楽しい?」

ルチア「はい♪」

ルチア「どれくらいかは分かりませんが、数日は滞在します」

クイーン「数日だけなの?」

ルチア「本当はずっと居たいですが、皆と旅をしたいので」

クイーン「そうね」

グラシズ「クイーン様…そろそろ」

クイーン「ええ」

ルチア「?」

さっきまで笑顔だったお母様が、真剣な表情になり、私は首をかしげた
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