最強魔導師の息子

ブレイブ

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6章 武力の国バトル

37魔導師 魔眼開眼

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デュアル「そう言ってくれて、嬉しいです」

ジョーカー「それは良かった」

僕はストームを使って、接近した

ジョーカー「炎斬(えんざん)」

僕は炎を纏った双剣を振った

デュアル「ストーム」

僕はストームを使ったが…

デュアル「(おかしい…)」

僕のストームはいつもよりスピードが出ていない

ジョーカー「(どうやら気づいたみたいだな)

彼の顔に焦りが現れてきた。僕の左目にある魔眼。反転の魔眼は相手と自分の力をいれかえる魔眼、魔力を大幅に消費するが、反転することができる

デュアル「(スピードがなくても!)」

僕はバックステップでその場を離れて、大量の魔方陣を展開した

デュアル「フレイムブラスト!」

僕は展開した大量の魔方陣から、フレイムブラストを放った

ジョーカー「残念だが!」

ジョーカー「今の僕には当たらない!」

僕は今のスピードを生(い)かして、フレイムブラストを回避したが…

デュアル「そうですか?」

ジョーカー「しまッ」

デュアル「はあッ!!」

僕は回避の先を読み、短剣を振った

ジョーカー「くっ」

僕はバックステップで回避したが、浅いぐらいだが、斬られた

ジョーカー「(…彼の存在(ちから)はとんでもないな)」

僕は魔眼を介(かい)して、彼(デュアル)を見ているが、彼(かれ)の存在が危険と感じた

ジョーカー「その力、もっと見せてくれ!」

僕は接近した

デュアル「見せてやりますよ!」

僕は破滅の魔力を解放し、破滅の魔力を纏った

デュアル「ストーム!」

僕は破滅の魔力を纏ったままストームを使い、加速した

ジョーカー「(反転を上回っただと…)」

彼は反転を上回り、さっきのスピード、いや、さっさ以上のスピードで動いている

デュアル「(母上のようにはできないな…)」

僕は母上が破滅の魔力を纏った状態を真似(まね)したが、想像以上に身体への負担がある

ジャッジ「追い詰められていたデュアル選手がさっきのスピードを越え、ジョーカー選手に反撃を始めたッ!!」

デュアル「(一撃で決める!)」

僕は身体が裂けるぐらいの痛みにギリギリ耐えていたが、早くも限界が来た

ジョーカー「(何か来る!)」

僕は彼の魔力を反転させ、究極魔法障壁を展開した

デュアル「そんなもの!」

僕は両手に持っている短剣に破滅の魔力を纏わせた

デュアル「くらえッ!!」

僕は破滅の魔力を纏わせた短剣を振ると、禍々(まがまが)しい斬撃が放たれた

ジョーカー「くっ」

僕は双剣に反転させた魔力を付与し、究極魔法障壁を含めて、防いだ

デュアル「しぶとい」

ジョーカー「昔からそれが取り柄だからね!」

僕は踏み込み、接近した

デュアル「それはすごいですね」

僕は破滅の魔力を解除し、構えた

ジョーカー「乱れ斬」

僕は剣を左右に振り、左右からの斬撃を浴びせた

デュアル「くっ」

僕は短剣で防いでいるが、相手の斬撃が多く、防ぐので精一杯だ…

デスタ「デュアル!」

俺はデュアルを助けようと、その場を離れようとしたが…

シールダー「逃がさない」

デスタ「マジかよ…」

俺の左腕は変形した、盾に捕まっていた

ジョーカー「これで終わりだ!」

僕はデュアル君を壁に追い込み、彼に向かって剣を振り下ろした

ジョーカー「…くっ」

なぜか僕の身体に痛みが走った

ジョーカー「彼はッ!?」

僕は周りを探し、彼を見つけたが…

ジョーカー「……いつの間に」

彼は僕の間合いから離れていた

デュアル「……」

僕はさっきのことを思い出した










デュアル「(負けたくない!)」

僕はダメージを食らう覚悟で、短剣で反撃したが…

デュアル「…え」

僕が反撃をした瞬間、僕の周りの景色は色がなくなった










デュアル「(思い返すしてもあまり分からないな)」

僕はさっきのことを思い返したが、あまり分からなかった

ジョーカー「よそ見かい?」

僕はよそ見をしている彼に向かって剣を振ったが…

ジョーカー「ぐっ」

僕の身体にまた痛みが走った

ジャッジ「敗北寸前だったデュアル選手!逆にジョーカー選手を追い詰めたッ!!」

ジョーカー「…その目ッ!?」

僕が構えた時に分かったが、彼の左目は銀色に光っていた

ジョーカー「時の魔眼」










デスタ「やるなぁ、デュアル」

さっきからデュアルが一瞬消えたり、現れたりしているが、俺はすごいと思った

デスタ「決めるぜ」

シールダー「片腕しか使えない状態でか?」

デスタ「ああ」

俺は右腕から、パイルバンカーを出現させた

シールダー「いつの間に武器を…」

デスタ「最初からだよ」

そう、俺は勝負が始まる前からパイルバンカーを右腕に装備していたが、ずっと俺達以外見えてなかったのはインビジブルでパイルバンカーを隠してたからだ

シールダー「くっ」

私は変形させたシールドを元に戻し、防御形態に戻し、離れた

デスタ「無駄だ!」

俺は踏み込み、パイルバンカーをくらわせた

シールダー「なッ!?」

私は防御形態のシールドを構えていたが、構えていたシールドが壊れた

デスタ「降参か?」

俺は戦斧をシールダーの首元に当てた

シールダー「降参だ」

私は諦め、降参した










ジョーカー「どこからくるんだ!」

さっきから僕の視界から離れ、一瞬の内に離れ、一瞬の内に攻撃される

デュアル「(やっと分かってきた)」

僕は開眼(かいがん)した時の魔眼の能力が分かってきた。時の魔眼の能力は世界の時間停止だが、時間停止中は攻撃をしても判定がないが、移動はできるから、敵の懐(ふところ)に入ることができる

デュアル「(今のジョーカーさんと言えど、一撃で倒すのは難しい)」

デュアル「なら」

僕は時間停止を解除し、攻撃を始めた

デュアル「はあああああああッ!!」

ジョーカー「ぐッ」

デュアル「時疾風斬ッ!!」

僕は時の魔眼の能力、時間停止を利用して、四方八方(しほうはっぽう)から攻撃している

ジョーカー「…しまった」

防いでいたが、僕は双剣を離してしまった…

デュアル「降参ですか?」

僕はジョーカーさんの首元に短剣を当てた

ジョーカー「降参だ」

ジャッジ「そこまで!」 

ジャッジ「シュテルクストパーティーグランプリ、勝者はデュアル&デスタッ!!」

デュアル「勝てて良かったですね」

デスタ「ああ」

俺達は勝負を終え、安心していると

???「…なんだよ、終わっちまったのかよ…」

デスタ「…デュアル?なんか言ったか?」

俺は声が聞こえたから、デュアルに聞いたが、デュアルは首をかしげた

デュアル「……」

僕は集中して、周りの音を聞くと、上空から声が聞こえた
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