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6章 武力の国バトル
34魔導師 母を嫌う娘と娘が好きな母
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デュアル「変わらないですね」
僕は試合を見たけど、対戦してる人が初戦と同じぐらいの人レベルの戦いしかない
デスタ「次は強そうだぞ」
俺はコロシアムに入ってきた双剣を背中の鞘(さや)に納めている男と、身の丈以上の盾と腰に剣を納めている男を見て言った
デュアル「確かに、強そうですね」
ジャッジ「さあ!これで今日の試合は最後だ!」
ジャッジ「最後の試合はパーティー名、エクストリームウェポン、ジョーカー=フェニックス&シールダー=セメタリーVSパーティー名、武器屋、槍使い&斧使いの対決だ!」
ジャッジ「始め!!」
ジョーカー「やるぞ」
僕は鞘から双剣を抜き、接近した
斧使い「はあッ!」
ジョーカー「弱い」
僕は一つの剣で斧を防ぎ、もう一つの剣で斧使いを斬った
斧使い「ぐっ」
ジョーカー「雑魚だな」
軽く急所を斬っただけで、斧使いは倒れたから僕は呆れた
槍使い「はああ!」
シールダー「うおお!」
俺はシールドを構えたまま、突進し、向かってきた槍使いをぶっ飛ばした
ジョーカー「クロス斬り」
僕はシールダーが飛ばした槍使いに向かって、双剣を振り、X字の斬撃をくらわせた
ジャッジ「そこまで!勝者、ジョーカー&シールダー!」
ジャッジ「貴方方にはシード権が与えられました!」
ジョーカー「行くぞ、シールダー」
僕は双剣を背中の鞘に入れて、シールダーと一緒にバトルコロシアムを出た
ジャッジ「これで今日の試合は終了しました」
デュアル「さっきの人達、強かったですね」
デスタ「あいつらもシード権を与えられたってことは」
デュアル「僕達と戦うってことですね」
デスタ「楽しみだな」
ロザリー「…あのさ」
デュアル「何ですか?」
デスタ「なんだ?」
ロザリー「喧嘩してたのに、いつ仲直りしたの?」
私は昨日喧嘩してたのに、いつの間にか仲直りしてたから、二人に聞いた
デスタ「そういや」
デュアル「僕達喧嘩してましたね」
ディパーチャー「忘れてたの?」
私がデュアルに聞くと、デュアルは首を縦に振った
デュアル「はい。すっかり忘れてました」
僕は頷(うなず)き、隠さずに言った
デスタ「…俺達もそろそろ出るか?」
周りに居る人達が、コロシアムから出ているから、俺は皆に言うと、皆はうなずいた
デスタ「なあ、これからどうするんだ?」
デュアル「夕方頃(ゆうがたごろ)まで、バトルを歩きますか?」
デスタ「道分かんのか?」
俺は煽(あお)ってはいないが、心配だから聞いた
デュアル「はい。昨日ディパーチャーと歩いたので、大丈夫です」
デスタ「なら大丈夫だな」
デュアル「ところで、どこに行きます?」
ディパーチャー「前閉まってた武具屋に行こ」
デュアル「そうですね」
デュアル「此処ですね」
あれから僕達は歩き、前は閉まっていたマーテル武器屋という名前の武具屋に着いた
フィーリア「(マーテル…もしかして)」
俺はマーテルって名前に心当たりがあった
イヴ「フィーリアさん?どうしたの?」
僕は棒立ちで立ったままのフィーリアに聞いた
フィーリア「な、なんでもねぇよ」
俺は武器屋に入った
デュアル「どれもすごそうですね」
僕は武器屋に入り、武器を見たけど、どれもすごいと思った
デスタ「ああ、すげぇな」
俺はデュアルと一緒にいろんな武器を見ていると
???「気に入ったか?」
デスタ「誰?」
後ろから声がしたから俺は振り向くと、フィーリアに似た女性がいた
マーテル「俺はマーテル。この武器屋の店長だ」
マーテル「気になる武器は外にある広場で使って良いぞ」
俺は外の広場に繋がるドアを開けた
マーテル「近距離の武器は俺が魔力で作った人型の人形、遠距離の武器は的を狙ってくれ」
デスタ「はい」
デスタ「はあっ!」
俺は大剣を振り、魔力で作られた人型に人形に向かって、大剣を振り下ろした
デスタ「すげぇ」
俺は力を全く入れてないのに、人形を真っ二つに斬れていた
フィーリア「デスタ、俺が渡した大剣は持ってるか?」
デスタ「ああ」
フィーリア「今持ってるか?」
デスタ「ああ」
俺は体験した大剣を置いてから、手元にフィーリアが渡してくれた大剣を手元に呼び出した
フィーリア「せっかくだから、比較(ひかく)してみたらどうだ?」
デスタ「それもそうだな」
俺はフィーリアがくれた大剣を構えた
デスタ「……はッ!?」
さっきと同じように、俺は別の人形に向かって、大剣を振り下ろしたが…大剣は粉々(こなごな)に砕けた
マーテル「…やるな、フィーリア」
俺は人形を見たが、人形は深く斬れていた
フィーリア「ありがとよ……おふくろ」
イヴ「…フィーリアさん?」
フィーリアさんの顔はいつもの笑った顔ではなく、僕達が知らない怒った顔だった
マーテル「大きくなったな」
俺はフィーリアの頭を撫でようとしたが…
フィーリア「やめてくれよ」
俺はなでなでしてくるおふくろの手を弾いた
マーテル「…すまない」
俺の手は弾かれ、手に痛みが走った
フィーリア「すまない?」
フィーリア「そう言ってあん時も出ていっただろうがッ!!」
俺は思っていたことを言い、その場にいることがいやになり、逃げるように去った
マーテル「フィーリア!」
マーテル「…見苦しいところを見せたな」
マーテル「君たち、聞いてくれるかな?」
イヴ「…はい」
マーテル「あれはまだフィーリアが幼い時だったな」
俺はフィーリアの友達を家に招(まね)き、過去を話すことにした
マーテル「パテル、聞いてくれ!」
パテル「マーテル?どうしたの?」
僕が自分の部屋で仕事をしていると、マーテルは一つの紙を持っている
マーテル「武力の国バトルから招待状がきたんだ」
パテル「おお!おめでとう」
マーテル「…ありがとな」
パテル「どうしたの?」
マーテルの顔は笑ってないから、僕は首をかしげた
マーテル「……行くことができるのは、一人だけなんだ」
パテル「……そうか」
マーテル「ああ、だから断ろうと思ってな」
パテル「断るの?」
マーテル「お前とフィーリアを置いていけるわけないだろ」
フィーリア(幼少期)「ママ、よんだ?」
マーテル「ん?あ、ああ」
フィーリア(幼少期)「ママが持ってるそれなに?」
マーテル「気になるのか?」
俺が聞くと、フィーリアは首を縦にふった
フィーリア(幼少期)「うん♪フィーリア気になる」
マーテル「そうか」
俺は招待状を開封し、中に入っている紙をフィーリアに見せた
フィーリア(幼少期)「バト…ル…のしょう…たい…じょう?」
マーテル「ああ。ママはバトルに招待されたんだ」
俺は頑張って読んだフィーリアの頭を撫でた
マーテル「…だけど、ママは行かないよ」
フィーリア(幼少期)「どうして?」
マーテル「二人を置いていけないからね」
マーテル「だから、行けないよ」
フィーリア(幼少期)「ねぇ、パパ」
パテル「ん?どうしたの?」
次の日、僕が仕事をしていると、フィーリアが来た
フィーリア(幼少期)「ママはバトルに行きたくないの?」
パテル「…行きたいと思うよ」
フィーリア(幼少期)「じゃあなんで行かないの?」
パテル「フィーリアが心配なんだよ」
フィーリア(幼少期)「?」
パテル「フィーリアはママがいなくなったら、寂しい?」
僕は首を傾げたフィーリアに聞いた
フィーリア(幼少期)「さびしいけど、ママがしたいことがあるならフィーリアはさびしいのがまんする」
パテル「……だ、そうだよ。マーテル」
マーテル「……本当にいいのか?フィーリア?」
俺は話が終わったタイミングで入り、フィーリアに聞いた
フィーリア(幼少期)「うん。さびしいけど…がんばる!」
マーテル「…ありがとう」
俺はフィーリアを抱きしめ、優しく頭を撫でた
マーテル「これが過去だな」
俺はフィーリアの友達に言った
イヴ「教えてくれてありがとうございます」
フィーリア「はぁ……」
フィーリア「言い過ぎちまったな…」
俺はおふくろに会えて、嬉しかったのに、なんでかは分からないが、言い過ぎてしまった
フィーリア「……縄張りに入ったみたいだな」
俺の周りにはモンスターが現れ、俺は縄張りに入ったと、分かった
イヴ・デュアル「……」
デスタ「どうした?」
皆が黙っているなか、急に、イヴが立ち上がった
イヴ「フィーリアさんの帰りが遅いので、迎えに行きます」
デスタ「…確かに、お前らなら大丈夫だな」
マーテル「大丈夫って、場所は分かるのか?」
イヴ「獣人の嗅覚はすごいですからね」
デュアル「僕も同行しましょうか?」
イヴ「僕一人で大丈夫」
フィーリア「まだまだいるな」
あれから俺はどれぐらい経ったかは分からないが、周りのモンスターは減らず、まだまだいる
フィーリア「ッ!?しまった…」
振り向くと、モンスターが持った武器が俺に向かって、振り下ろされていた
フィーリア「…あれは」
俺の周りにいるモンスターに向かって、紫の雷が落ちた
イヴ(紫電)「無事か?」
フィーリア「なんとかな」
俺は姿が変わったイヴに言った
フィーリア「なんで俺を助けに来たんだよ?」
イヴ(紫電)「仲間だからだよ」
フィーリア「だけどよ俺は…」
イヴ(紫電)「ガタガタ言うんじゃねぇ!!」
イヴ(紫電)「俺は仲間は失いたくないんだ!!」
イヴ(紫電)「……」
俺は軽く踏み込み、紫電剣で周りのモンスターを倒した
イヴ「…ふぅ」
イヴ「立てる?」
僕は手をさしだし、言った
フィーリア「ああ」
俺はイヴの手を取り、立った
マーテル「まだ帰ってこないか…」
俺は心配だから、周りを見ていると…
フィーリア「やっと帰ってこれたな」
俺はイヴと一緒にやっと帰ってこれた
マーテル「フィーリア!」
帰って来たフィーリアを見た瞬間、俺は走り、フィーリアを抱きしめた
フィーリア「…おふくろ?」
マーテル「無事か?」
フィーリア「ああ。イヴのおかげで無事だ」
マーテル「良かった。イヴ君、ありがとう」
イヴ「いえいえ」
俺はやっと安心した
マーテル「……すまなかったな」
俺はフィーリアの頭を優しく撫でた
フィーリア「……ごめんなさい」
フィーリア「俺、言い過ぎちゃったから…」
マーテル「気にしてないよ」
マーテル「…どっちも仲直りだな」
フィーリア「うん」
フィーリア「……ありがとう。母さん」
僕は試合を見たけど、対戦してる人が初戦と同じぐらいの人レベルの戦いしかない
デスタ「次は強そうだぞ」
俺はコロシアムに入ってきた双剣を背中の鞘(さや)に納めている男と、身の丈以上の盾と腰に剣を納めている男を見て言った
デュアル「確かに、強そうですね」
ジャッジ「さあ!これで今日の試合は最後だ!」
ジャッジ「最後の試合はパーティー名、エクストリームウェポン、ジョーカー=フェニックス&シールダー=セメタリーVSパーティー名、武器屋、槍使い&斧使いの対決だ!」
ジャッジ「始め!!」
ジョーカー「やるぞ」
僕は鞘から双剣を抜き、接近した
斧使い「はあッ!」
ジョーカー「弱い」
僕は一つの剣で斧を防ぎ、もう一つの剣で斧使いを斬った
斧使い「ぐっ」
ジョーカー「雑魚だな」
軽く急所を斬っただけで、斧使いは倒れたから僕は呆れた
槍使い「はああ!」
シールダー「うおお!」
俺はシールドを構えたまま、突進し、向かってきた槍使いをぶっ飛ばした
ジョーカー「クロス斬り」
僕はシールダーが飛ばした槍使いに向かって、双剣を振り、X字の斬撃をくらわせた
ジャッジ「そこまで!勝者、ジョーカー&シールダー!」
ジャッジ「貴方方にはシード権が与えられました!」
ジョーカー「行くぞ、シールダー」
僕は双剣を背中の鞘に入れて、シールダーと一緒にバトルコロシアムを出た
ジャッジ「これで今日の試合は終了しました」
デュアル「さっきの人達、強かったですね」
デスタ「あいつらもシード権を与えられたってことは」
デュアル「僕達と戦うってことですね」
デスタ「楽しみだな」
ロザリー「…あのさ」
デュアル「何ですか?」
デスタ「なんだ?」
ロザリー「喧嘩してたのに、いつ仲直りしたの?」
私は昨日喧嘩してたのに、いつの間にか仲直りしてたから、二人に聞いた
デスタ「そういや」
デュアル「僕達喧嘩してましたね」
ディパーチャー「忘れてたの?」
私がデュアルに聞くと、デュアルは首を縦に振った
デュアル「はい。すっかり忘れてました」
僕は頷(うなず)き、隠さずに言った
デスタ「…俺達もそろそろ出るか?」
周りに居る人達が、コロシアムから出ているから、俺は皆に言うと、皆はうなずいた
デスタ「なあ、これからどうするんだ?」
デュアル「夕方頃(ゆうがたごろ)まで、バトルを歩きますか?」
デスタ「道分かんのか?」
俺は煽(あお)ってはいないが、心配だから聞いた
デュアル「はい。昨日ディパーチャーと歩いたので、大丈夫です」
デスタ「なら大丈夫だな」
デュアル「ところで、どこに行きます?」
ディパーチャー「前閉まってた武具屋に行こ」
デュアル「そうですね」
デュアル「此処ですね」
あれから僕達は歩き、前は閉まっていたマーテル武器屋という名前の武具屋に着いた
フィーリア「(マーテル…もしかして)」
俺はマーテルって名前に心当たりがあった
イヴ「フィーリアさん?どうしたの?」
僕は棒立ちで立ったままのフィーリアに聞いた
フィーリア「な、なんでもねぇよ」
俺は武器屋に入った
デュアル「どれもすごそうですね」
僕は武器屋に入り、武器を見たけど、どれもすごいと思った
デスタ「ああ、すげぇな」
俺はデュアルと一緒にいろんな武器を見ていると
???「気に入ったか?」
デスタ「誰?」
後ろから声がしたから俺は振り向くと、フィーリアに似た女性がいた
マーテル「俺はマーテル。この武器屋の店長だ」
マーテル「気になる武器は外にある広場で使って良いぞ」
俺は外の広場に繋がるドアを開けた
マーテル「近距離の武器は俺が魔力で作った人型の人形、遠距離の武器は的を狙ってくれ」
デスタ「はい」
デスタ「はあっ!」
俺は大剣を振り、魔力で作られた人型に人形に向かって、大剣を振り下ろした
デスタ「すげぇ」
俺は力を全く入れてないのに、人形を真っ二つに斬れていた
フィーリア「デスタ、俺が渡した大剣は持ってるか?」
デスタ「ああ」
フィーリア「今持ってるか?」
デスタ「ああ」
俺は体験した大剣を置いてから、手元にフィーリアが渡してくれた大剣を手元に呼び出した
フィーリア「せっかくだから、比較(ひかく)してみたらどうだ?」
デスタ「それもそうだな」
俺はフィーリアがくれた大剣を構えた
デスタ「……はッ!?」
さっきと同じように、俺は別の人形に向かって、大剣を振り下ろしたが…大剣は粉々(こなごな)に砕けた
マーテル「…やるな、フィーリア」
俺は人形を見たが、人形は深く斬れていた
フィーリア「ありがとよ……おふくろ」
イヴ「…フィーリアさん?」
フィーリアさんの顔はいつもの笑った顔ではなく、僕達が知らない怒った顔だった
マーテル「大きくなったな」
俺はフィーリアの頭を撫でようとしたが…
フィーリア「やめてくれよ」
俺はなでなでしてくるおふくろの手を弾いた
マーテル「…すまない」
俺の手は弾かれ、手に痛みが走った
フィーリア「すまない?」
フィーリア「そう言ってあん時も出ていっただろうがッ!!」
俺は思っていたことを言い、その場にいることがいやになり、逃げるように去った
マーテル「フィーリア!」
マーテル「…見苦しいところを見せたな」
マーテル「君たち、聞いてくれるかな?」
イヴ「…はい」
マーテル「あれはまだフィーリアが幼い時だったな」
俺はフィーリアの友達を家に招(まね)き、過去を話すことにした
マーテル「パテル、聞いてくれ!」
パテル「マーテル?どうしたの?」
僕が自分の部屋で仕事をしていると、マーテルは一つの紙を持っている
マーテル「武力の国バトルから招待状がきたんだ」
パテル「おお!おめでとう」
マーテル「…ありがとな」
パテル「どうしたの?」
マーテルの顔は笑ってないから、僕は首をかしげた
マーテル「……行くことができるのは、一人だけなんだ」
パテル「……そうか」
マーテル「ああ、だから断ろうと思ってな」
パテル「断るの?」
マーテル「お前とフィーリアを置いていけるわけないだろ」
フィーリア(幼少期)「ママ、よんだ?」
マーテル「ん?あ、ああ」
フィーリア(幼少期)「ママが持ってるそれなに?」
マーテル「気になるのか?」
俺が聞くと、フィーリアは首を縦にふった
フィーリア(幼少期)「うん♪フィーリア気になる」
マーテル「そうか」
俺は招待状を開封し、中に入っている紙をフィーリアに見せた
フィーリア(幼少期)「バト…ル…のしょう…たい…じょう?」
マーテル「ああ。ママはバトルに招待されたんだ」
俺は頑張って読んだフィーリアの頭を撫でた
マーテル「…だけど、ママは行かないよ」
フィーリア(幼少期)「どうして?」
マーテル「二人を置いていけないからね」
マーテル「だから、行けないよ」
フィーリア(幼少期)「ねぇ、パパ」
パテル「ん?どうしたの?」
次の日、僕が仕事をしていると、フィーリアが来た
フィーリア(幼少期)「ママはバトルに行きたくないの?」
パテル「…行きたいと思うよ」
フィーリア(幼少期)「じゃあなんで行かないの?」
パテル「フィーリアが心配なんだよ」
フィーリア(幼少期)「?」
パテル「フィーリアはママがいなくなったら、寂しい?」
僕は首を傾げたフィーリアに聞いた
フィーリア(幼少期)「さびしいけど、ママがしたいことがあるならフィーリアはさびしいのがまんする」
パテル「……だ、そうだよ。マーテル」
マーテル「……本当にいいのか?フィーリア?」
俺は話が終わったタイミングで入り、フィーリアに聞いた
フィーリア(幼少期)「うん。さびしいけど…がんばる!」
マーテル「…ありがとう」
俺はフィーリアを抱きしめ、優しく頭を撫でた
マーテル「これが過去だな」
俺はフィーリアの友達に言った
イヴ「教えてくれてありがとうございます」
フィーリア「はぁ……」
フィーリア「言い過ぎちまったな…」
俺はおふくろに会えて、嬉しかったのに、なんでかは分からないが、言い過ぎてしまった
フィーリア「……縄張りに入ったみたいだな」
俺の周りにはモンスターが現れ、俺は縄張りに入ったと、分かった
イヴ・デュアル「……」
デスタ「どうした?」
皆が黙っているなか、急に、イヴが立ち上がった
イヴ「フィーリアさんの帰りが遅いので、迎えに行きます」
デスタ「…確かに、お前らなら大丈夫だな」
マーテル「大丈夫って、場所は分かるのか?」
イヴ「獣人の嗅覚はすごいですからね」
デュアル「僕も同行しましょうか?」
イヴ「僕一人で大丈夫」
フィーリア「まだまだいるな」
あれから俺はどれぐらい経ったかは分からないが、周りのモンスターは減らず、まだまだいる
フィーリア「ッ!?しまった…」
振り向くと、モンスターが持った武器が俺に向かって、振り下ろされていた
フィーリア「…あれは」
俺の周りにいるモンスターに向かって、紫の雷が落ちた
イヴ(紫電)「無事か?」
フィーリア「なんとかな」
俺は姿が変わったイヴに言った
フィーリア「なんで俺を助けに来たんだよ?」
イヴ(紫電)「仲間だからだよ」
フィーリア「だけどよ俺は…」
イヴ(紫電)「ガタガタ言うんじゃねぇ!!」
イヴ(紫電)「俺は仲間は失いたくないんだ!!」
イヴ(紫電)「……」
俺は軽く踏み込み、紫電剣で周りのモンスターを倒した
イヴ「…ふぅ」
イヴ「立てる?」
僕は手をさしだし、言った
フィーリア「ああ」
俺はイヴの手を取り、立った
マーテル「まだ帰ってこないか…」
俺は心配だから、周りを見ていると…
フィーリア「やっと帰ってこれたな」
俺はイヴと一緒にやっと帰ってこれた
マーテル「フィーリア!」
帰って来たフィーリアを見た瞬間、俺は走り、フィーリアを抱きしめた
フィーリア「…おふくろ?」
マーテル「無事か?」
フィーリア「ああ。イヴのおかげで無事だ」
マーテル「良かった。イヴ君、ありがとう」
イヴ「いえいえ」
俺はやっと安心した
マーテル「……すまなかったな」
俺はフィーリアの頭を優しく撫でた
フィーリア「……ごめんなさい」
フィーリア「俺、言い過ぎちゃったから…」
マーテル「気にしてないよ」
マーテル「…どっちも仲直りだな」
フィーリア「うん」
フィーリア「……ありがとう。母さん」
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