最強魔導師の息子

ブレイブ

文字の大きさ
上 下
44 / 61
6章 武力の国バトル

33魔導師 シュテルクストパーティーグランプリ開幕

しおりを挟む
#残酷な表現があります

デュアル「(……そろそろ夜かぁ)」

あれから僕は珍しく本を読む気もなく、いつも以上にやる気がなく、ベッドで横になったり、部屋にいる適当に仲間と何かを話していたら、夜の食事時間になった

デュアル「あっ」

部屋のドアを開けたら、ちょうどデスタも出てきた

デスタ「……」

俺はデュアルを見たが、何も言わず、下に降りた










デュアル「(知らない食べ物ばっかり)」

僕達は下に降りて、席に座っていると、テーブルに知らない食べ物がたくさん置かれた

フィーリア「うめぇな」

俺は野菜と肉が混ざった炒(いた)め料理を初めて食べたが、うまかった

ロザリー「デュアル、前にこれ作ってくれたよね?」

デュアル「そうですね。前に作りましたね」

ディパーチャー「デュアル、料理作れるの?」

私はデュアルに聞くと、デュアルは頷(うなず)いたから、私は驚いた

デュアル「はい。作れますよ」

僕は作れると言うと、デスタとロザリー以外の皆さんだけ驚いた

ディパーチャー「今度作って」

デュアル「良いですよ」










ディパーチャー「デュアル、外一緒に歩こ」

デュアル「そろそろ暗くなりますが、大丈夫ですか?」

僕達が大部屋に戻ってきてから、ディパーチャーは僕に向かって外に一緒に歩きたいと言ってきたが、そろそろ暗くなってくる時間だ

ディパーチャー「デュアルとなら大丈夫」

デュアル「何ですかそれは?」

ディパーチャー「分かんない」

デュアル「そうですか」

デュアル「では行きましょうか」

ディパーチャー「うん」










ディパーチャー「知らないところがたくさんあったね♪」

あれから私とデュアルはバトル内を歩き、いろいろ知らないものをみた

デュアル「そうですね」

あれから僕達はバトル内を歩き、いろいろ知らないものを見た

デュアル「…ディパーチャー、先に戻ってください」

僕は宿前に来ると、周りに知らない気配を感じた

ディパーチャー「どうして?」

私は首をかしげて言った

デュアル「急用ができましたから」

ディパーチャー「分かった?」

私は疑問に思いながら、宿に入った










デュアル「そろそろ用件を聞きましょうか」

僕は狭く、暗い、路地裏に入り、言った

男「バレてたか」

男B「けどよ」

男C「俺達三人で捕まえれるだろ」

デュアル「僕が何かしましたか?」

僕は声がした方を向くと、三人のナイフを持った男性がいた

男「何かはしてねぇよ」

男B「お前を奴隷にしてやるんだよ」

デュアル「奴隷?」

男C「奴隷ってのは貴族に身体を売ったり、主人の命令を実行する奴らのことだよ」

デュアル「なるほど」

男C「俺達は依頼を受けて、今ここにいるんだよ」

俺はナイフを投げた

デュアル「依頼者を答える気はありませんか?」

僕はナイフを回避し、接近した

男「簡単には教えねぇよ」

俺は道具を使って、目眩ましレベルの光を女獣人に向かって放った

デュアル「くっ」

僕は視界にまぶしい光が急に現れ、僕は距離を取った

男C「なあ、依頼者に売る前に一回ヤらねぇか?」

男B・男「良いねぇ」

デュアル「……」

男「怖くて黙っちまったか?」

デュアル「……んなわけねぇよ、俺がお前らを殺すだけだ」

俺はこいつらを殺すべきだと思う程自分の怒りを感じた

男「な、なんだよ…お前は」

目の前の女獣人の目が赤色に雰囲気が変わった

デュアル「教えねぇよ」

俺は破滅砲を一人の男に向かって放ち、破滅砲で消した

男B「ひッ」

デュアル「次はお前だ」

俺は怯えてる男に向かって接近し、魔力拳で殴り、消した

デュアル「次は~」

俺は振り向いたが…男は逃げていた

男「(あんな化け物からは逃げるのが、一番だ!)」

俺は依頼なんかより、自分の命を優先した

デュアル「待てよ」

俺は逃げた男に追いつき、足払いで男を転ばせた

デュアル「お前の依頼者は誰だ?」

俺は逃げた男を踏み、言った

男「教えるかよ」

デュアル「教えろよ」

俺は魔力刀を男の首に当てた

男「ひッ!」

デュアル「教えてくれたら、命は助けてやるよ」

男「…依頼者はゾーン家(け)の次男だ」

デュアル「ゾーン家?」

男「バトル国(こく)の王家のことだ」

デュアル「……情報はそれだけか?」

男「ああ」

デュアル「情報提供ありがとな」

俺は破滅砲で情報提供してくれた男を消した

デュアル「……限界か…」

俺の意識を維持するのが、限界を迎え、倒れた










デュアル「……ん?」

僕は目を覚ましたが、そこは暗い路地裏だった

デュアル「(…なんだこれ?)」

僕の記憶に知らない記憶がある、それは、人を三人殺(あや)めた記憶

デュアル「戻らないと…」

僕は宿に戻った










デュアル「ただいま戻りました」

僕は何事(なにごと)もなかったようにいつもの調子で宿の部屋に戻ってきてすぐに、ベッドに倒れるように横になった

ディパーチャー「大丈夫?」

デュアル「大丈夫です。慣れない場所を歩いて疲れただけです」

僕はそう言って、目を瞑(つぶ)った










デスタ「……朝か」

目を開けると、俺の身体は日の光で照らされてた

デスタ「お前ら起きろ~」

俺は目を擦りながら言ったが…

ロザリー「んん…もう朝?」

皆「……」

デスタ「…ああ」

ロザリー以外、皆すやすやと寝ていて、俺は驚いた











デュアル「……?」

起きて、目が開くと、僕の視界は暗かった

デュアル「…え///」

上を向くと、僕の顔はディパーチャーの胸に包まれていた

ディパーチャー「起きた?」

デュアル「は、はい」

僕は離れて、言った

ディパーチャー「昨日デュアルが疲れてたから抱きしめたけど、いやだった?」

デュアル「いやではないです」

僕はしゅんとしてしまったディパーチャーに言った

ディパーチャー「良かった♪」

ロザリー「皆~起きてる?」

私はデュアル達が居る部屋のドアを開けた

デュアル「僕とディパーチャーは起きてます」

ロザリー「良かった」

ロザリー「男子はデスタが居る部屋に行って、こっちは女子の部屋にするから」

デュアル「あっはい」

僕は頷いて、イヴ、スカル、ムートの身体を揺らした

イヴ「んん?」

スカル「…あ?」

ムート「…朝か?」

デュアル「起きましたか?」

僕は三人に聞いたが三人は首を縦に振った

デュアル「着替えを持ってデスタ達が居る大部屋に行きますよ」

僕はそう言って、部屋に向かった










デスタ「何で来たんだよ?」

デュアル「ロザリーから聞いてください」

僕たちが部屋に入ると、デスタが嫌な顔をして言った

デスタ「そうかよ」










デュアル「着替え終わりましたか?」

僕はディパーチャー達が居る部屋に入らず、先(ま)ずはノックをした

ロザリー「終わったよ」

私はそう言って、部屋のドアを開けた

ロザリー「それで、これからどうするの?」

デュアル「今日から始まる大会に出場しませんか?」

僕が皆に聞くと、皆、首を縦に振った










デュアル「…こっちですね」

僕はまた間違えないように、バトルの地図をちゃんと見ながら、大会を行う会場。バトルコロシアムに向かっている

デスタ「…人が多いな」

俺達と同じ目的かは分からないが、同じ方向に向かっている人がかなり多い

ロザリー「皆、迷子にならないでね」










デュアル「……此処ですね」

あれから僕は人の波に飲まれそうになったけど、無事に皆、目的の場所に着いたけど…

デスタ「…何人居るんだ?」

俺達を含め、かなりの人が待っているから、バトルに入る前のかなり長い列か、それ以上のかなり長い列ができている











デュアル「出場人数は決まってるんですかッ!?」

あれから体感十分ぐらい待って、皆で出場しようと、受付の人に聞いたが、出場人数は決まっていると言われた

受付「はい、シュテルクストパーティーグランプリはパーティーから二人までが、出場と決まっています」

受付「申し訳ありません」

デュアル「…誰にします?」

デスタ「俺が出る」

デュアル「僕も出ます」

僕は気づけば、自分が出ると言っていた

受付「紙に名前と、ランク、パーティー名(めい)を書いてください」

デスタ「はい」

俺は紙に自分の名前と、ランク、パーティー名を書いた

デュアル「分かりました」

僕は紙に自分の名前と、ランク、パーティー名を書いた

受付「ではバトルコロシアムに入ってください」










デュアル「……広いですね」

あれから僕とデスタはバトルコロシアムに入ったが、コロシアムの広さは魔法学園の闘技場より、かなり広い

デスタ「…ああ、そうだな」

俺は周りを見たが、俺とデュアル以外に対戦相手だと思う、鎧を着て、剣を構えた男と、大剣を背中に背負っている男がいる

ジャッジ「さあ!今年も始まりました。シュテルクストパーティーグランプリ!実況と審判は私ジャッジが担当します!」

ジャッジ「一回戦はパーティー名、得意な武器、剣使い&大剣使いVSパーティー名、旅する魔導師、デュアル=インパクト&デスタ=ノヴァの対決です!」

観客「なあ、インパクトって英雄王の苗字じゃないか?」

観客B「それに、ノヴァも英雄王の右腕だった英雄の苗字だぞ」

デュアル「急に騒がしくなりましたね」

さっきまで静かだったのに、審判の人が僕たちと対戦相手の情報を言った瞬間から、騒がしくなった

ジャッジ「さあ!そろそろ始めましょう!」

デュアル「デスタは大剣使いの人と戦ってください」

デスタ「了解。剣使いは任せたぜ」

ジャッジ「一回戦、始め!!」

デュアル「行きます!」

僕は踏み込み、剣使いに向かった

剣使い「速い…」

デュアル「魔力拳!」

僕は様子見として、魔力拳を剣使いの人に向かって放ったが…

剣使い「……」

デュアル「……え?」

様子見として放った魔力拳をくらった剣使いの人は倒れたから、僕は首を傾げた

デスタ「ブーストアタック!」

俺は破滅の戦斧(せんぷ)にブーストを付与して、大剣使いに向かって放ったが…

大剣使い「……」

デスタ「……は?」

たった一撃だけで、大剣使いは倒れたから、俺は驚いた

ジャッジ「な、なんと!勝負は一瞬でついたッ!?」

ジャッジ「勝者、旅する魔導師、デュアル&デスタ!」

デュアル「終わったみたいですね」

僕は勝ったけど、少しつまんなさを感じた

デスタ「そうだな。もう少し強い奴がいると言いな」

俺達はバトルコロシアムを出て、観客席に戻ろうとしたら…

ジャッジ「デュアルさんとデスタさん!」

ジャッジ「貴方方(あなたがた)にはシード権が与えられました!」

デスタ「シード権?」

デュアル「シード権って何ですか~?」

僕はシード権がなにか分からないから、ジャッジさんに聞いた

ジャッジ「シード権とは予選を突破できる権利です」

私が簡単に説明を言うと、観客席にいる人達が不満な顔をした

デュアル・デスタ「…なにか(なんか)不満はありますか(あるか)?」

僕とデスタは殺気を軽く出すと、場は静かになった

ジャッジ「……デュアルさんとデスタさんは一週間後に始まる本戦から参加してください」

私は少し震えながら言った

デュアル・デスタ「は~い」










デュアル「あっいたいた」

あれから僕達はバトルコロシアムを出て、観客席を歩き、ディパーチャー達を見つけた

ディパーチャー「デュアル、すごかったよ♪」

デュアル「ありがとうございます」

ディパーチャー「あとデスタも」

デスタ「ありがとな」

デュアル「これからどうします?」

デスタ「せっかくだから、このまま他の試合も観るか?」

俺は席に座り、言った

デュアル「そうですね。このまま観ましょう」

僕は席に座り、他の試合を観ることにした
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

おっさんの神器はハズレではない

兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

処理中です...