43 / 62
6章 武力の国バトル
32魔導師 パーティーの名前決めと喧嘩
しおりを挟む
フィーリア「これが外の景色かぁ」
フィーリア「イヴ、他にどんな場所があるんだ!!」
俺ははじめて外の景色を見るから、興奮しているか分かっているが、他になにがあるか気になり、イヴに聞いた
イヴ「……」
フィーリア「イヴ?」
俺は窓際に座っていて、さっきの調子とは違うイヴを揺らした
イヴ「ん?フィーリアさん?どうしたの?」
僕はそう言ったけど、フィーリアさんは少し驚いた顔をしていた
フィーリア「ボーッとしてたが、大丈夫か?」
イヴ「ちょっと考え事してただけだから、大丈夫だよ」
ディパーチャー「デュアル、あとどれぐらいで着くの?」
デュアル「そうですね」
僕は地図を開いて、窓から景色を見てから、地図で現在地を確認した
デュアル「今は此処ですね」
僕は現在地を指さしたけど、バトルまでかなり距離がある
ディパーチャー「遠いね…」
デュアル「…野宿するしかないですね」
僕は馬車内にある時計と、窓から外を見たけど、外は暗くなりかけている
デュアル「テンペストホース。止まってください」
僕は森近くまで来てから、テンペストホースに言うと、テンペストホースはちゃんと止まってくれた
デスタ「止まった?」
デュアル「今日は野宿だからです」
フィーリア「野宿っなんだ?」
デュアル「外で寝て夜を過ごすことです」
フィーリア「食べ物は?」
デュアル「此処にあります」
僕は馬車にある扉を開けて、たくさんある食料を見せた
フィーリア「ありすぎないか?」
デュアル「ゼロおじさんがたくさんくれました」
デュアル「それに、少ない方ですよ城(いえ)の備蓄(びちく)に比べれば」
フィーリア「…いろいろすげぇな」
ノンブル「だんだん慣れてくるぞ」
俺は引いているフィーリアに言った
デュアル「どうぞ」
僕は馬車を出て、テンペストホースにご飯を上げてから言った
フィーリア「野宿ってはじめてだが、そんなに難しくないな」
あれから俺達は森に火が移らない場所で火をつけて、飯(めし)を食べている
フィーリア「……てかお前ら、路銀(ろぎん)はあるのか?」
俺は食べ終わって、みんなに聞くと、みんな首を縦に振った
デュアル「あります」
フィーリア「…いくら持ってるんだ?」
俺は奪うつもりはないが、いくら持っているか気になり、デュアルに聞いた
デュアル「…馬車に置いているので、見せますね」
僕はみんなを見たけど、僕含めて、皆食べ終わっていたから、馬車に戻るついでに見せることにした
デュアル「これが、僕が持っている路銀です」
僕は馬車にある小さいテーブルに金貨が100枚入った袋を5袋置いた
フィーリア「こ、これお前一人分の路銀か?」
デュアル「はい。おこずかいから出しました」
僕が路銀を見せたら、デスタ、ロザリー以外はかなり驚いていた
ノンブル「あ、ありすぎないか?」
俺は貴族のことは少し慣れてきたが、目の前にある路銀については驚きを隠せない
デュアル「…確かにそうですね」
僕は今さらだが、持ってくる量が多いと思い、元の場所に路銀を戻した
ディパーチャー「ふわぁ」
ディパーチャー「皆、そろそろ寝よ」
デュアル「そうですね」
僕は馬車が襲われないように、魔法障壁ドームを展開した
ディパーチャー「おやすみ~」
私は窓際に座って寝た
デュアル「僕達も寝ましょう」
僕は馬車の窓にある全てのカーテンを閉めた
デュアル「……やっぱりそうですよね」
僕は窓際とは違う場所で寝てたけど、窓際で寝てたディパーチャーが僕の腕に抱きついたまま、すやすやと寝ているけど、僕の腕がディパーチャーの柔らかくて、大きい胸で挟まれている
デュアル「…少しはこっちのことも考えてください」
僕はディパーチャーを起こさないようにゆっくり腕を抜き、ディパーチャーから離れて着替えた
デュアル「ディパーチャー、起きてください」
僕はいつも通りの方法でディパーチャーを起こし始めた
ディパーチャー「んん」
ディパーチャー「もう朝?」
デュアル「朝です」
僕はカーテンを開けて、言った
デュアル「僕は既に着替えたので、着替えてくださいね」
僕はそう言って、ディパーチャーと自分用の食料を持って、馬車を出ようしたけど…
ディパーチャー「一人にしないで…」
デュアル「…僕はディパーチャーから離れませんよ」
ディパーチャーが僕の服を悲しそうな顔をして、掴んでいるから、一緒にいることにした
ディパーチャー「ほんと?」
デュアル「はい。本当です」
ディパーチャーが僕をキラキラした目で見た
ディパーチャー「デュアル、大好き♪」
私は嬉しくてデュアルに抱きついた
デュアル「そ、それは嬉しいですけど」
ディパーチャー「けど?」
デュアル「早く朝ごはんを食べましょう」
僕はそう言って、抱きしめられてる状態からスルリと抜けた
ディパーチャー「うん♪」
私は服を脱ぎ始めた
デュアル「……」
僕はすぐに後ろを向いた
デュアル「着替えは終わりましたか?」
僕は後ろを向いたまま言った
ディパーチャー「終わったよ」
デュアル「では朝ごはんを食べましょうか」
僕は前を向き、朝ごはんの食料を持って、言った
ディパーチャー「うん♪」
デュアル「皆さん、どうしました?」
僕とディパーチャーが外に出ると、皆いたが、戸惑っていた
デスタ「お前が昨日寝る前に展開した魔法障壁ドーム、あれのせいであんまり動けないんだよ」
デュアル「忘れてました」
僕は指を鳴らして、魔法障壁ドームを解除した
デスタ「やっとかよ」
デュアル「皆さん、朝ごはんは食べましたか?」
僕が皆に聞くと、皆、首を縦に振った
ディパーチャー「デュアル、早く食べよ」
デュアル「そうですね」
フィーリア「なあ、あいつらってお前らと同じ幼なじみって奴なのか」
俺はデスタとロザリーに聞いたが、二人は首を横に振った
ロザリー「ディパーチャーは普段おとなしいけど、デュアルと一緒だと変わるんだよね」
フィーリア「変わる?」
ロザリー「うん。デュアルと一緒だと、デュアルと一緒に行動したり、一緒に寝てたり、一緒にご飯を食べたりって感じでいつもデュアルと一緒なんだよね」
デスタ「いつも距離が近いよな」
デュアル・ディパーチャー「ごちそうさまでした」
デュアル「皆さん、行きましょうか」
僕はテンペストホースにご飯を上げてから、馬車に乗り、言った
デュアル「テンペストホース、行きましょう」
ディパーチャー「デュアル、いつぐらいに着く?」
デュアル「このスピードなら昼にはつきそうですね」
僕は休憩したから元気になったテンペストホースを見ながら言った
デュアル「見えてきました」
あれから数時間後、僕達の次の目的地、武力の国、バトルが見えてきた
デスタ「なんか馬車多くないか?」
俺達の馬車の周りにはたくさんの馬車がいる
デュアル「何かあるのでしょうか?」
僕は疑問に思いながらも、呼ばれる順番を待った
兵士A「次の者」
デュアル「(やっとですね)」
あれから30分ぐらい経って、僕達の馬車がやっと入り口までこれた
兵士A「入国許可証、もしくはギルドカードを見せよ」
デュアル「分かりました」
僕は懐(ふところ)からギルドカードを見せた
兵士A「他に乗っている者はいるか?いるなら他の者も見せろ」
デスタ「お前ら、持ってるよな」
俺は皆に聞くと、フィーリアだけ首をかしげた
フィーリア「ギルドカードってなんだ?」
デスタ「知らねぇのか?」
フィーリア「ああ」
デュアル「持っていない人がいない場合はどうしたらいいんですか?」
兵士A「バトルにあるギルドで発行すればいい」
デュアル「分かりました」
デュアル「此処ですね」
あれから馬車は置き、僕達はバトルの地図を買い、今バトルにあるギルドについた
フィーリア「なあ、お前ら、一緒に来てくれないか?こんな広いところに始めてだから」
俺は皆に聞いたが、皆、首を縦に振ってくれた
フィーリア「結構広いな」
俺は始めてギルドって場所に入ったが、結構広かった
イヴ「あそこで登録ができるよ」
僕はフィーリアさんに言うと、フィーリアさんはすぐに僕が言った場所に向かった
フィーリア「なあ、此処で登録ができるのか?」
受付嬢「はい。こちらで登録できます」
フィーリア「登録ってすぐにできるのか?」
受付嬢「はい」
フィーリア「…これなんだ?」
俺は何かを渡されたか、分からなかった
受付嬢「それはギルドカードです。魔力を付与すれば、カードが変わります」
フィーリア「なるほどな」
俺はギルドカードってやつに魔力を付与すると、ギルドカードにアルファベットのFが現れた
イヴ「できた?」
フィーリア「ああ」
俺はギルドカードをイヴに見せた
受付嬢「あなたはパーティーを組みますか?」
フィーリア「パーティー?」
フィーリア「パーティーってのは分からないが、あいつらと旅をしてるぞ」
俺はデュアル達を指さした
受付嬢「ではこちらにパーティーの名前が決まり次第(しだい)、また来てください」
フィーリア「お、おお」
俺は受付の人から紙とペンを渡され、一旦、デュアル達の元に戻った
デュアル「その紙は何ですか?」
フィーリアとイヴが僕達の元に戻ってきたけど、フィーリアはギルドカードと知らない紙を持っている
フィーリア「パーティーの名前を決める紙だってよ」
俺はデュアル達がいる場所の近くにあるテーブルに紙とペンを置いた
デュアル「名前、ですか」
デスタ「いきなり言われてもな」
デュアル「僕は前から決めてましたよ」
ディパーチャー「いつから?」
デュアル「僕達の旅が始まった時からです」
デュアル「僕が決めていいですか?」
僕は皆さんに聞いたら、皆さん首を縦に振ってくれた
デスタ「俺は浮かばねぇからな」
ロザリー「私も浮かばないから」
デュアル「ありがとうございます」
僕はペンを使って、紙に前から考えていたパーティーの名前を書いた
デュアル「これが僕達パーティーの名前です」
デスタ「旅する魔導師、か」
デュアル「フィーリア。出してきてください」
僕はパーティーの名前を書いた紙とペンをフィーリアに渡した
フィーリア「了解」
フィーリア「渡してきたぞ」
俺は紙とペンを渡して、戻ってきた
デュアル「ありがとうございます」
ディパーチャー「これからどうする?」
デュアル「今は午後ですから、早めに宿(やど)を探しましょう」
デュアル「宿の場所、分かりますか?」
あれから僕はテンペストホースを連れて、地図を見ながら、皆さんに聞いたら、皆さんなぜか転けていた
デスタ「地図見てんのにわかんないのかよ」
俺は久しぶりに呆れた
デュアル「何ですかその顔は!」
僕は呆れたデスタに少しイライラした
デスタ「呆れただけだが」
デュアル「そうですか!」
僕は地図を見て、宿がある場所を目指して歩き始めた
デュアル「ここですね」
あれから僕達は歩き、大きい宿を見つけてから、馬車を宿にある場所に置いた
デュアル「よいしょ」
僕は宿のドアを開けた
宿の従業員「いらっしゃいませ」
デュアル「部屋は相手いますか?」
宿の従業員「はい。今は大部屋が二つ空いています」
デュアル「良かった」
ロザリー「ねぇ、これ何ですか?」
私は従業員さんに宿のいろんなところに貼っている紙を見て言った
宿の従業員「それは明日から始まる。シュテルクストパーティーグランプリ。武力の国バトルで開始される最強の魔導師のパーティーを決める大会です」
宿の従業員「各パーティーから最大二人で出場し、バトルにある巨大闘技場で戦います」
デュアル「それはどれぐらいの期間あるんですか?」
宿の従業員「一週間ありますね」
デュアル「では一週間泊まります」
宿の従業員「分かりました。皆さんは部屋を分けますか?」
デュアル「はい」
宿の従業員「分かりました」
宿の従業員「お食事はどうされますか?」
デュアル「…食べます」
僕は皆さんを見たら、皆さん、首を縦に振った
宿の従業員「分かりました」
宿の従業員「お食事は朝と昼と夜。おかわりは別料金です」
宿の従業員「一週間の宿泊、お食事を合わせて…銀貨五枚ですね」
デュアル「分かりました」
僕は路銀が入った袋から金貨を一枚出した
宿の従業員「金貨ッ!?」
デュアル「どうしました?」
僕が金貨を一枚出しただけで、従業員さんと周りにいる人達が驚いた
宿の従業員「な、なんでもないです」
数分後
宿の従業員「こちら、おつりの銀貨95枚と、大部屋の鍵です」
デュアル「ありがとうございます」
僕は予備の袋におつりの銀貨を入れてから、大部屋の部屋の鍵を受け取り、一つの大部屋の鍵をデスタに渡した
デスタ「……」
俺はデュアルから渡された大部屋の鍵を受け取り、何も言わず、デュアルとは別の大部屋に向かった
デュアル「結構広いですね」
あれから僕はデスタ達と別れ、僕、ディパーチャー、イヴ、スカル、ムート、フィーリアと一緒にいる
デスタ「結構広いな」
あれから俺はデュアル達と別れ、俺、ノンブル、ロザリー、ブラック、ルチアと一緒にいる
ディパーチャー「…デュアル、仲直りしないの?」
私はベッドで横になっているデュアルに聞いた
デュアル「しませんよ」
僕はディパーチャーに向かって言った
ノンブル「…デスタ、仲直りしないのか?」
俺はデスタに聞いた
デスタ「…しねぇよ」
俺はイライラしながら、ノンブルに向かって言った
デュアル・デスタ「あんなバカ魔導師になんかに、謝る気なんかないですよ(ねぇよ)」
僕(俺)は部屋の中で、愚痴のように言った
フィーリア「イヴ、他にどんな場所があるんだ!!」
俺ははじめて外の景色を見るから、興奮しているか分かっているが、他になにがあるか気になり、イヴに聞いた
イヴ「……」
フィーリア「イヴ?」
俺は窓際に座っていて、さっきの調子とは違うイヴを揺らした
イヴ「ん?フィーリアさん?どうしたの?」
僕はそう言ったけど、フィーリアさんは少し驚いた顔をしていた
フィーリア「ボーッとしてたが、大丈夫か?」
イヴ「ちょっと考え事してただけだから、大丈夫だよ」
ディパーチャー「デュアル、あとどれぐらいで着くの?」
デュアル「そうですね」
僕は地図を開いて、窓から景色を見てから、地図で現在地を確認した
デュアル「今は此処ですね」
僕は現在地を指さしたけど、バトルまでかなり距離がある
ディパーチャー「遠いね…」
デュアル「…野宿するしかないですね」
僕は馬車内にある時計と、窓から外を見たけど、外は暗くなりかけている
デュアル「テンペストホース。止まってください」
僕は森近くまで来てから、テンペストホースに言うと、テンペストホースはちゃんと止まってくれた
デスタ「止まった?」
デュアル「今日は野宿だからです」
フィーリア「野宿っなんだ?」
デュアル「外で寝て夜を過ごすことです」
フィーリア「食べ物は?」
デュアル「此処にあります」
僕は馬車にある扉を開けて、たくさんある食料を見せた
フィーリア「ありすぎないか?」
デュアル「ゼロおじさんがたくさんくれました」
デュアル「それに、少ない方ですよ城(いえ)の備蓄(びちく)に比べれば」
フィーリア「…いろいろすげぇな」
ノンブル「だんだん慣れてくるぞ」
俺は引いているフィーリアに言った
デュアル「どうぞ」
僕は馬車を出て、テンペストホースにご飯を上げてから言った
フィーリア「野宿ってはじめてだが、そんなに難しくないな」
あれから俺達は森に火が移らない場所で火をつけて、飯(めし)を食べている
フィーリア「……てかお前ら、路銀(ろぎん)はあるのか?」
俺は食べ終わって、みんなに聞くと、みんな首を縦に振った
デュアル「あります」
フィーリア「…いくら持ってるんだ?」
俺は奪うつもりはないが、いくら持っているか気になり、デュアルに聞いた
デュアル「…馬車に置いているので、見せますね」
僕はみんなを見たけど、僕含めて、皆食べ終わっていたから、馬車に戻るついでに見せることにした
デュアル「これが、僕が持っている路銀です」
僕は馬車にある小さいテーブルに金貨が100枚入った袋を5袋置いた
フィーリア「こ、これお前一人分の路銀か?」
デュアル「はい。おこずかいから出しました」
僕が路銀を見せたら、デスタ、ロザリー以外はかなり驚いていた
ノンブル「あ、ありすぎないか?」
俺は貴族のことは少し慣れてきたが、目の前にある路銀については驚きを隠せない
デュアル「…確かにそうですね」
僕は今さらだが、持ってくる量が多いと思い、元の場所に路銀を戻した
ディパーチャー「ふわぁ」
ディパーチャー「皆、そろそろ寝よ」
デュアル「そうですね」
僕は馬車が襲われないように、魔法障壁ドームを展開した
ディパーチャー「おやすみ~」
私は窓際に座って寝た
デュアル「僕達も寝ましょう」
僕は馬車の窓にある全てのカーテンを閉めた
デュアル「……やっぱりそうですよね」
僕は窓際とは違う場所で寝てたけど、窓際で寝てたディパーチャーが僕の腕に抱きついたまま、すやすやと寝ているけど、僕の腕がディパーチャーの柔らかくて、大きい胸で挟まれている
デュアル「…少しはこっちのことも考えてください」
僕はディパーチャーを起こさないようにゆっくり腕を抜き、ディパーチャーから離れて着替えた
デュアル「ディパーチャー、起きてください」
僕はいつも通りの方法でディパーチャーを起こし始めた
ディパーチャー「んん」
ディパーチャー「もう朝?」
デュアル「朝です」
僕はカーテンを開けて、言った
デュアル「僕は既に着替えたので、着替えてくださいね」
僕はそう言って、ディパーチャーと自分用の食料を持って、馬車を出ようしたけど…
ディパーチャー「一人にしないで…」
デュアル「…僕はディパーチャーから離れませんよ」
ディパーチャーが僕の服を悲しそうな顔をして、掴んでいるから、一緒にいることにした
ディパーチャー「ほんと?」
デュアル「はい。本当です」
ディパーチャーが僕をキラキラした目で見た
ディパーチャー「デュアル、大好き♪」
私は嬉しくてデュアルに抱きついた
デュアル「そ、それは嬉しいですけど」
ディパーチャー「けど?」
デュアル「早く朝ごはんを食べましょう」
僕はそう言って、抱きしめられてる状態からスルリと抜けた
ディパーチャー「うん♪」
私は服を脱ぎ始めた
デュアル「……」
僕はすぐに後ろを向いた
デュアル「着替えは終わりましたか?」
僕は後ろを向いたまま言った
ディパーチャー「終わったよ」
デュアル「では朝ごはんを食べましょうか」
僕は前を向き、朝ごはんの食料を持って、言った
ディパーチャー「うん♪」
デュアル「皆さん、どうしました?」
僕とディパーチャーが外に出ると、皆いたが、戸惑っていた
デスタ「お前が昨日寝る前に展開した魔法障壁ドーム、あれのせいであんまり動けないんだよ」
デュアル「忘れてました」
僕は指を鳴らして、魔法障壁ドームを解除した
デスタ「やっとかよ」
デュアル「皆さん、朝ごはんは食べましたか?」
僕が皆に聞くと、皆、首を縦に振った
ディパーチャー「デュアル、早く食べよ」
デュアル「そうですね」
フィーリア「なあ、あいつらってお前らと同じ幼なじみって奴なのか」
俺はデスタとロザリーに聞いたが、二人は首を横に振った
ロザリー「ディパーチャーは普段おとなしいけど、デュアルと一緒だと変わるんだよね」
フィーリア「変わる?」
ロザリー「うん。デュアルと一緒だと、デュアルと一緒に行動したり、一緒に寝てたり、一緒にご飯を食べたりって感じでいつもデュアルと一緒なんだよね」
デスタ「いつも距離が近いよな」
デュアル・ディパーチャー「ごちそうさまでした」
デュアル「皆さん、行きましょうか」
僕はテンペストホースにご飯を上げてから、馬車に乗り、言った
デュアル「テンペストホース、行きましょう」
ディパーチャー「デュアル、いつぐらいに着く?」
デュアル「このスピードなら昼にはつきそうですね」
僕は休憩したから元気になったテンペストホースを見ながら言った
デュアル「見えてきました」
あれから数時間後、僕達の次の目的地、武力の国、バトルが見えてきた
デスタ「なんか馬車多くないか?」
俺達の馬車の周りにはたくさんの馬車がいる
デュアル「何かあるのでしょうか?」
僕は疑問に思いながらも、呼ばれる順番を待った
兵士A「次の者」
デュアル「(やっとですね)」
あれから30分ぐらい経って、僕達の馬車がやっと入り口までこれた
兵士A「入国許可証、もしくはギルドカードを見せよ」
デュアル「分かりました」
僕は懐(ふところ)からギルドカードを見せた
兵士A「他に乗っている者はいるか?いるなら他の者も見せろ」
デスタ「お前ら、持ってるよな」
俺は皆に聞くと、フィーリアだけ首をかしげた
フィーリア「ギルドカードってなんだ?」
デスタ「知らねぇのか?」
フィーリア「ああ」
デュアル「持っていない人がいない場合はどうしたらいいんですか?」
兵士A「バトルにあるギルドで発行すればいい」
デュアル「分かりました」
デュアル「此処ですね」
あれから馬車は置き、僕達はバトルの地図を買い、今バトルにあるギルドについた
フィーリア「なあ、お前ら、一緒に来てくれないか?こんな広いところに始めてだから」
俺は皆に聞いたが、皆、首を縦に振ってくれた
フィーリア「結構広いな」
俺は始めてギルドって場所に入ったが、結構広かった
イヴ「あそこで登録ができるよ」
僕はフィーリアさんに言うと、フィーリアさんはすぐに僕が言った場所に向かった
フィーリア「なあ、此処で登録ができるのか?」
受付嬢「はい。こちらで登録できます」
フィーリア「登録ってすぐにできるのか?」
受付嬢「はい」
フィーリア「…これなんだ?」
俺は何かを渡されたか、分からなかった
受付嬢「それはギルドカードです。魔力を付与すれば、カードが変わります」
フィーリア「なるほどな」
俺はギルドカードってやつに魔力を付与すると、ギルドカードにアルファベットのFが現れた
イヴ「できた?」
フィーリア「ああ」
俺はギルドカードをイヴに見せた
受付嬢「あなたはパーティーを組みますか?」
フィーリア「パーティー?」
フィーリア「パーティーってのは分からないが、あいつらと旅をしてるぞ」
俺はデュアル達を指さした
受付嬢「ではこちらにパーティーの名前が決まり次第(しだい)、また来てください」
フィーリア「お、おお」
俺は受付の人から紙とペンを渡され、一旦、デュアル達の元に戻った
デュアル「その紙は何ですか?」
フィーリアとイヴが僕達の元に戻ってきたけど、フィーリアはギルドカードと知らない紙を持っている
フィーリア「パーティーの名前を決める紙だってよ」
俺はデュアル達がいる場所の近くにあるテーブルに紙とペンを置いた
デュアル「名前、ですか」
デスタ「いきなり言われてもな」
デュアル「僕は前から決めてましたよ」
ディパーチャー「いつから?」
デュアル「僕達の旅が始まった時からです」
デュアル「僕が決めていいですか?」
僕は皆さんに聞いたら、皆さん首を縦に振ってくれた
デスタ「俺は浮かばねぇからな」
ロザリー「私も浮かばないから」
デュアル「ありがとうございます」
僕はペンを使って、紙に前から考えていたパーティーの名前を書いた
デュアル「これが僕達パーティーの名前です」
デスタ「旅する魔導師、か」
デュアル「フィーリア。出してきてください」
僕はパーティーの名前を書いた紙とペンをフィーリアに渡した
フィーリア「了解」
フィーリア「渡してきたぞ」
俺は紙とペンを渡して、戻ってきた
デュアル「ありがとうございます」
ディパーチャー「これからどうする?」
デュアル「今は午後ですから、早めに宿(やど)を探しましょう」
デュアル「宿の場所、分かりますか?」
あれから僕はテンペストホースを連れて、地図を見ながら、皆さんに聞いたら、皆さんなぜか転けていた
デスタ「地図見てんのにわかんないのかよ」
俺は久しぶりに呆れた
デュアル「何ですかその顔は!」
僕は呆れたデスタに少しイライラした
デスタ「呆れただけだが」
デュアル「そうですか!」
僕は地図を見て、宿がある場所を目指して歩き始めた
デュアル「ここですね」
あれから僕達は歩き、大きい宿を見つけてから、馬車を宿にある場所に置いた
デュアル「よいしょ」
僕は宿のドアを開けた
宿の従業員「いらっしゃいませ」
デュアル「部屋は相手いますか?」
宿の従業員「はい。今は大部屋が二つ空いています」
デュアル「良かった」
ロザリー「ねぇ、これ何ですか?」
私は従業員さんに宿のいろんなところに貼っている紙を見て言った
宿の従業員「それは明日から始まる。シュテルクストパーティーグランプリ。武力の国バトルで開始される最強の魔導師のパーティーを決める大会です」
宿の従業員「各パーティーから最大二人で出場し、バトルにある巨大闘技場で戦います」
デュアル「それはどれぐらいの期間あるんですか?」
宿の従業員「一週間ありますね」
デュアル「では一週間泊まります」
宿の従業員「分かりました。皆さんは部屋を分けますか?」
デュアル「はい」
宿の従業員「分かりました」
宿の従業員「お食事はどうされますか?」
デュアル「…食べます」
僕は皆さんを見たら、皆さん、首を縦に振った
宿の従業員「分かりました」
宿の従業員「お食事は朝と昼と夜。おかわりは別料金です」
宿の従業員「一週間の宿泊、お食事を合わせて…銀貨五枚ですね」
デュアル「分かりました」
僕は路銀が入った袋から金貨を一枚出した
宿の従業員「金貨ッ!?」
デュアル「どうしました?」
僕が金貨を一枚出しただけで、従業員さんと周りにいる人達が驚いた
宿の従業員「な、なんでもないです」
数分後
宿の従業員「こちら、おつりの銀貨95枚と、大部屋の鍵です」
デュアル「ありがとうございます」
僕は予備の袋におつりの銀貨を入れてから、大部屋の部屋の鍵を受け取り、一つの大部屋の鍵をデスタに渡した
デスタ「……」
俺はデュアルから渡された大部屋の鍵を受け取り、何も言わず、デュアルとは別の大部屋に向かった
デュアル「結構広いですね」
あれから僕はデスタ達と別れ、僕、ディパーチャー、イヴ、スカル、ムート、フィーリアと一緒にいる
デスタ「結構広いな」
あれから俺はデュアル達と別れ、俺、ノンブル、ロザリー、ブラック、ルチアと一緒にいる
ディパーチャー「…デュアル、仲直りしないの?」
私はベッドで横になっているデュアルに聞いた
デュアル「しませんよ」
僕はディパーチャーに向かって言った
ノンブル「…デスタ、仲直りしないのか?」
俺はデスタに聞いた
デスタ「…しねぇよ」
俺はイライラしながら、ノンブルに向かって言った
デュアル・デスタ「あんなバカ魔導師になんかに、謝る気なんかないですよ(ねぇよ)」
僕(俺)は部屋の中で、愚痴のように言った
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。


テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。

異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる