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5章 鍛冶の国フォージ
31魔導師 隠していたこと
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ビラン「余裕をなくす?できるのかい?人ではなく、強力な兵器を前にしても」
イヴ「僕一人ならできないけど、今は一人じゃない!」
僕は足が四(よっ)つある兵器に向かって走った
ビラン「こっちがその余裕をなくしてやる!」
僕はレバーを前に引いた。レバーを前に引くと、四足歩行の兵器はイヴ達に向かって行った
イヴ「速い」
僕はストームを使い、後ろを取った
ビラン「速い以外もあるよ」
僕は後ろを向き、ボタンを押した。ボタンを押すと、四足歩行の兵器にある砲身(ほうしん)から魔力で作られた弾が発射された
イヴ「魔法障壁」
僕は魔法障壁で魔力の弾を防いだ
ビラン「なッ!?」
僕は防がれて、驚いた
イヴ「デュアル君、デスタ君は僕とムートは一緒に攻撃、スカル君、ブラック君。ノンブル君、ディパーチャーは兵器と兵士を攻撃、ロザリーさんは皆の支援!」
僕は指示を言うと、皆頷き、皆、指示どうりの行動をした
ルチア「(私はどうしたら…)」
私は使える攻撃魔法がないから、どうしたらいいか分からなくて、考えていると…
槍を持った兵士「……」
ルチア「しまった…」
いつの間にか私に向かって兵士が持っている槍が向かってきていた
デスタ「させるか!」
俺は雷脚でルチアに向かってきていた槍を持った兵士にくらわせて、ぶっ飛ばした
デスタ「けがしてないか?」
ルチア「うん。大丈夫」
デスタ「お前は何ができるんだ?」
ルチア「私は守ることしかできない…」
ルチア「(何で私は無力なんだろう…)」
私は自分自身に呆(あき)れた
デスタ「だったらロザリーと一緒に皆を守ってくれ」
ルチア「…え?」
デスタ「どうした?」
俺はルチアにロザリーと一緒に皆を守ってくれ、と言ったら、ルチアは驚いていた
ルチア「私は守ることしかできないけど、いいの?」
デスタ「良いんだよ」
デスタ「俺は守ることなんてできないバカだからよ。お前が得意な守りで俺達を守ってくれ」
ルチア「…うん。任せて!」
ムート「ドラゴンブレス!」
我は兵士が乗っている兵器に向かってドラゴンブレスを放って兵器を破壊したが……
ムート「数が多いな」
我らの攻撃で数は減ってきたが、まだまだ敵がたくさんいる
スカル「めんどいな」
ブラック「そうだな」
ノンブル「おい、後どれぐらいだ?」
デュアル「分かりません。敵はまだまだ居ますし、まだまだ来ます」
ビラン「僕の味方はまだまだ居るよ」
イヴ「(この兵器、もしかして)」
僕は四つの脚がある兵器の弱点が分かった
イヴ「はあッ!!」
僕は四つの脚のうち、一つを剣で斬った
ビラン「え?」
僕が乗っている兵器のバランスがおかしくなり、なぜか兵器が倒れた
イヴ「……」
僕は剣を振り、ビランを残し、兵器だけを斬った
ビラン「ひッ」
ビラン「お、お前達!僕を守れ!」
僕は兵器達に指示をすると、兵士達が兵器に乗ったまま、僕の元にきた
イヴ「今ので攻略は分かったので、無駄な足掻(あが)き」
ビラン「それはどうかな?」
僕は懐(ふところ)から禍々しい色の球体を取り出し、地面にぶつけた
ビラン「これで君達は終わりだ!」
僕達がいる地面から赤黒い光が現れ、地面は割れ、地面から巨大なモンスターが現れた
ビラン「このモンスターはベルゼブブ。暴食しか知らないモンスターだ」
イヴ「なぜ此処にこんなモンスターが?」
現れたモンスターは僕達より遥(はる)かに大きかった…
ビラン「昔あった戦争の時封印されたようだよ」
ビラン「さあ!ベルゼブブ!こいつらを喰らい、イヴ達を殺せ」
僕はベルゼブブに言うと、ベルゼブブは口を開き、僕の兵士と兵士が持っていた武器、魔力、兵士達の生気、兵士が乗っていた兵器を喰らった
デュアル「兵士が…」
ビラン「兵士と言うなの盾ぐらいいつでも増やせるからね」
ベルゼブブ「……足らん」
ビラン「ん?」
ベルゼブブ「喰(く)い足らん」
我は足元にいた向かって口を開き、人間の魔力と生気を喰った
ビラン「なッ!?やめろッ!!」
ビラン「や……め……ろ」
ベルゼブブ「…次はお前達だ」
我は人間の生気を全(すべ)て吸い取ると人間は消えた
ムート「まさか……奴(やつ)が復活するとはな」
デュアル「知っているんですか?」
ムート「…ああ」
ベルゼブブ「……」
我は口を開け、空気中にある魔力を吸収した
ムート「奴の攻撃が来るぞ!」
ベルゼブブ「ドレインバースト」
我は吸収した空気中にある魔力をレーザーとして放った
ロザリー「魔法障壁ドーム」
ルチア「真・魔法障壁ドーム」
私はロザリーちゃんが展開した魔法障壁ドームに続いて、真・魔法障壁ドームを展開した
ルチア「くっ」
ロザリー「うぅ…」
私とルチアはレーザーを防いだけど、一瞬で魔法障壁にひびが入った
ベルゼブブ「ドレインバースト」
我は二発目のドレインバーストを放った
ルチア・ロザリー「そんな…」
私達の魔法障壁は二発目のドレインバーストで砕けた
デュアル「ブラックホール!」
僕は二人に当たる前にブラックホールでドレインバーストをのみこんだが…
ディパーチャー「デュアル…」
私はデュアルを見て、驚いた
デュアル「とんでもない威力ですね…」
僕の右腕はなくなっていたが…
デュアル「……え…」
僕は右腕を回復しようとしたが…既(すで)に右腕は元に戻っていた
デュアル「(…今は集中しましょう)」
僕はいつ戻ったのか分からず、疑問を感じたが、今は集中することにした
ベルゼブブ「(今の魔力はまさか…)」
我は青色の髪の獣人から、一瞬だが、闇の獣人神の魔力を感じた
ベルゼブブ「先ずは貴様の魔力を喰らってやる!」
我は自分の翼を羽(は)ばたかせた
デュアル「簡単にはあげません!」
僕は接近してきたベルゼブブに向かって、言った
イヴ「デュアル君、ベルゼブブは翼を斬れば動けなくなると思う」
デュアル「なるほど」
デュアル「デスタ。同時に攻撃しましょう」
デスタ「ああ」
ロザリー「ベルゼブブの動きは私達が止める」
ルチア「だから二人は自分だけを意識して」
デュアル・デスタ「はい(ああ)!」
ベルゼブブ「貴様の魔力を喰らえば我は神に近くなる!」
我は接近したが…
ルチア・ロザリー「バインド」
私達はバインドで向かってきたベルゼブブを拘束した
ベルゼブブ「なんだこれはッ!?」
我の翼を含めた全身が動かなくなった
ルチア「デスタ君、デュアル君!私達が動きを封じたよ!」
デスタ「だってよ、デュアル」
俺はベルゼブブの左翼(さよく)に乗ると、デュアルは右翼(うよく)にいた
デュアル「では行きますよ!」
デスタ「ああ!」
デスタ「デスブレイカーッ!!」
俺は持っていた戦斧に俺が暴走する寸前(すんぜん)まで破滅の魔力を自分と戦斧に付与し、付与した戦斧を振り下ろした
デュアル「集束・疾風斬!」
僕は疾風斬の斬撃を集束させ、強力な斬撃に変え、右翼に向かって放った
ルチア・ロザリー「解除」
私とロザリーちゃんはベルゼブブの両翼が斬れた瞬間にバインドを解除した
ベルゼブブ「ぐッ」
我の両翼(りょうりょく)は斬られ、我は倒れた
イヴ「良し」
ベルゼブブ「舐めるな」
我は口を開き、周りのドワーフの生気を喰い始めた
フィーリア「くッなんだこれは?」
ベルゼブブって名前のモンスターが口を開いた瞬間、俺の力が抜けてきた
イヴ「フィーリアさん!」
僕はフィーリアさんとドワーフを助けようと走ったが…
イヴ「(これじゃあ間に合わない!)」
僕がストームを使って、走ろうが、間に合わない…
イヴ「(……今は使うしかない)」
ベルゼブブ「はははッ!!これで我は元通りになru」
ベルゼブブ「ぐッ」
我は生気を喰っている時に立ち上がったが、我は見えない何かからダメージをくらった
フィーリア「はあッはあッ」
俺の身体から力が抜けてたが、力が抜けるのが止まってくれた
???「フィーリアさん、大丈夫?」
フィーリア「…お前、イヴか?」
俺の目の前にいた黒髪の獣人の見た目はイヴに似ていたが、紫色の雷がイヴの周りにある
イヴ「そうだよ、詳しくは後で説明するよ!」
僕は踏み込み、ベルゼブブに接近した
ベルゼブブ「貴様のせいか!」
我はドレインバーストを放った
イヴ「それが何か?」
僕はドレインバーストを回避し、剣を構えた
イヴ「久しぶりに使うな」
僕は剣に自分の魔力を付与すると、剣の刀身は紫色になった
ベルゼブブ「なんだその剣はッ!?」
イヴ「紫電剣(しでんけん)。僕のオリジナル武器だよ」
ベルゼブブ「武器が変わっただけで意味はないぞ」
イヴ「うるさい」
イヴ「紫電(しでん)」
僕は剣を振ると、ベルゼブブに紫色の雷が落ちた
ベルゼブブ「ぐッ」
イヴ「皆、こいつは僕が殺るよ」
僕は怯んでいる隙にベルゼブブの背後を取った
イヴ「紫電斬」
僕は紫電剣を振ると、雷を纏ったエネルギーの斬撃がベルゼブブに向かって行った
ベルゼブブ「ぐっ」
イヴ「…こんな攻撃でくたばらないよね」
イヴ「紫電連斬」
僕は紫電剣を連続で振ると、大量の紫電斬撃がベルゼブブに向かって行った
ベルゼブブ「……こ、このままでは…」
我は痛みを無視して、その場から逃げるように去ったが…
イヴ「どこにいくの?」
僕は移動し、一瞬でベルゼブブの前に移動した
ベルゼブブ「なッ!?」
イヴ「お前は此処で消えるんだよッ!!」
僕は紫電剣に僕の魔力を付与すると、紫電剣は紫色の雷を纏った
イヴ「紫電滅斬ッ!!」
僕は強化された紫電剣を振ると、巨大なエネルギーの斬撃がベルゼブブに向かって行った
ベルゼブブ「…まだだ」
我は空気中にある魔力を吸って、身体を再生しようとしたが…
ベルゼブブ「…バカ……な」
我の身体は再生せず、我は消えていった
イヴ「ふぅ」
デュアル「イヴ。それが本当の君何ですか?」
イヴ「……うん、これが本当の僕だよ」
イヴ「こんな力、バケモノだよね…」
フィーリア「お前はバケモノじゃねぇよ」
イヴ「フィーリアさん…」
フィーリア「お前は俺達を守ってくれたじゃねぇか 」
フィーリア「本当のバケモノは他人なんか守らず、自分だけを守る奴だからな」
フィーリア「…イヴ。俺達を守ってくれてありがとな♪」
俺は満面の笑みで言った
イヴ「…うん」
イヴ「どういたしまして」
フィーリア「……」
フィーリア「さて、此処はどう戻すんだ?」
俺は周りを見たが、フォージの半分は壊れていた
デュアル「僕達が復旧を手伝いますよ」
フィーリア「ありがとな。デュアル」
デュアル「いえいえ」
フィーリア「…お前達、復旧が終わったらどうするんだ?」
デュアル「復旧が終わったら僕達は武力の国バトルに向かいます」
フィーリア「…そうか…デスタ。これをお前に渡すよ」
俺は魔力を使って、手元に大剣を呼び出し、デスタに渡した
デスタ「…いいのか?」
フィーリア「ああ。俺が造ったんだが、重くて使えなくてな」
フィーリア「んじゃお前ら、頑張れよ」
俺はそう言って、家に帰った
ディパーチャー「ねぇ、デュアル」
1ヶ月後の夜
フィーリア「親父。ただいま」
パテル「お帰り、デュアル君は達はどうしたの?」
フィーリア「明日旅立つと思う」
パテル「…そっか」
フィーリア「……親父、言いt」
パテル「言わなくて大丈夫」
フィーリア「で、でも俺がいなくなったら親父は家でひとりぼっちになるだろ」
フィーリア「だから、俺は此処で親父と一緒に暮らすんだ!」
パテル「それは本心からの言葉か?」
僕はフィーリアを睨んだ
フィーリア「ああ!」
フィーリア「親父は俺がいなかったら寂しくないのかよ?」
パテル「……そうだね。フィーリアと母さんがいなくなったら僕はひとりぼっちでさみしいけど、フィーリア。やりたいことはやらないと一瞬後悔するよ」
フィーリア「……」
フィーリア「……親父、ありがとな」
俺は玄関近くに前から置いていた荷物を持ち、自分の部屋に向かった
パテル「……」
パテル「一人だと、家が広く感じるな」
僕は一人涙を流した
フィーリア「(此処にいるのかな?)」
朝になり、俺は家の近くにでけぇ馬車はなかったから、先(ま)ずはフォージの入り口を見にきた
イヴ「待ってたよ、フィーリアさん」
フィーリア「…待ってた?」
俺は意味が分からず、首をかしげた
ディパーチャー「貴女がかわいそうな感じがしたから、待ってたの」
フィーリア「ありがとな」
俺はそう言って、でけぇ馬車に乗った
フィーリア「改めて、俺の名前フィーリア=ペアレント。よろしくな♪」
俺は改めて、皆に自己紹介をした
イヴ「僕一人ならできないけど、今は一人じゃない!」
僕は足が四(よっ)つある兵器に向かって走った
ビラン「こっちがその余裕をなくしてやる!」
僕はレバーを前に引いた。レバーを前に引くと、四足歩行の兵器はイヴ達に向かって行った
イヴ「速い」
僕はストームを使い、後ろを取った
ビラン「速い以外もあるよ」
僕は後ろを向き、ボタンを押した。ボタンを押すと、四足歩行の兵器にある砲身(ほうしん)から魔力で作られた弾が発射された
イヴ「魔法障壁」
僕は魔法障壁で魔力の弾を防いだ
ビラン「なッ!?」
僕は防がれて、驚いた
イヴ「デュアル君、デスタ君は僕とムートは一緒に攻撃、スカル君、ブラック君。ノンブル君、ディパーチャーは兵器と兵士を攻撃、ロザリーさんは皆の支援!」
僕は指示を言うと、皆頷き、皆、指示どうりの行動をした
ルチア「(私はどうしたら…)」
私は使える攻撃魔法がないから、どうしたらいいか分からなくて、考えていると…
槍を持った兵士「……」
ルチア「しまった…」
いつの間にか私に向かって兵士が持っている槍が向かってきていた
デスタ「させるか!」
俺は雷脚でルチアに向かってきていた槍を持った兵士にくらわせて、ぶっ飛ばした
デスタ「けがしてないか?」
ルチア「うん。大丈夫」
デスタ「お前は何ができるんだ?」
ルチア「私は守ることしかできない…」
ルチア「(何で私は無力なんだろう…)」
私は自分自身に呆(あき)れた
デスタ「だったらロザリーと一緒に皆を守ってくれ」
ルチア「…え?」
デスタ「どうした?」
俺はルチアにロザリーと一緒に皆を守ってくれ、と言ったら、ルチアは驚いていた
ルチア「私は守ることしかできないけど、いいの?」
デスタ「良いんだよ」
デスタ「俺は守ることなんてできないバカだからよ。お前が得意な守りで俺達を守ってくれ」
ルチア「…うん。任せて!」
ムート「ドラゴンブレス!」
我は兵士が乗っている兵器に向かってドラゴンブレスを放って兵器を破壊したが……
ムート「数が多いな」
我らの攻撃で数は減ってきたが、まだまだ敵がたくさんいる
スカル「めんどいな」
ブラック「そうだな」
ノンブル「おい、後どれぐらいだ?」
デュアル「分かりません。敵はまだまだ居ますし、まだまだ来ます」
ビラン「僕の味方はまだまだ居るよ」
イヴ「(この兵器、もしかして)」
僕は四つの脚がある兵器の弱点が分かった
イヴ「はあッ!!」
僕は四つの脚のうち、一つを剣で斬った
ビラン「え?」
僕が乗っている兵器のバランスがおかしくなり、なぜか兵器が倒れた
イヴ「……」
僕は剣を振り、ビランを残し、兵器だけを斬った
ビラン「ひッ」
ビラン「お、お前達!僕を守れ!」
僕は兵器達に指示をすると、兵士達が兵器に乗ったまま、僕の元にきた
イヴ「今ので攻略は分かったので、無駄な足掻(あが)き」
ビラン「それはどうかな?」
僕は懐(ふところ)から禍々しい色の球体を取り出し、地面にぶつけた
ビラン「これで君達は終わりだ!」
僕達がいる地面から赤黒い光が現れ、地面は割れ、地面から巨大なモンスターが現れた
ビラン「このモンスターはベルゼブブ。暴食しか知らないモンスターだ」
イヴ「なぜ此処にこんなモンスターが?」
現れたモンスターは僕達より遥(はる)かに大きかった…
ビラン「昔あった戦争の時封印されたようだよ」
ビラン「さあ!ベルゼブブ!こいつらを喰らい、イヴ達を殺せ」
僕はベルゼブブに言うと、ベルゼブブは口を開き、僕の兵士と兵士が持っていた武器、魔力、兵士達の生気、兵士が乗っていた兵器を喰らった
デュアル「兵士が…」
ビラン「兵士と言うなの盾ぐらいいつでも増やせるからね」
ベルゼブブ「……足らん」
ビラン「ん?」
ベルゼブブ「喰(く)い足らん」
我は足元にいた向かって口を開き、人間の魔力と生気を喰った
ビラン「なッ!?やめろッ!!」
ビラン「や……め……ろ」
ベルゼブブ「…次はお前達だ」
我は人間の生気を全(すべ)て吸い取ると人間は消えた
ムート「まさか……奴(やつ)が復活するとはな」
デュアル「知っているんですか?」
ムート「…ああ」
ベルゼブブ「……」
我は口を開け、空気中にある魔力を吸収した
ムート「奴の攻撃が来るぞ!」
ベルゼブブ「ドレインバースト」
我は吸収した空気中にある魔力をレーザーとして放った
ロザリー「魔法障壁ドーム」
ルチア「真・魔法障壁ドーム」
私はロザリーちゃんが展開した魔法障壁ドームに続いて、真・魔法障壁ドームを展開した
ルチア「くっ」
ロザリー「うぅ…」
私とルチアはレーザーを防いだけど、一瞬で魔法障壁にひびが入った
ベルゼブブ「ドレインバースト」
我は二発目のドレインバーストを放った
ルチア・ロザリー「そんな…」
私達の魔法障壁は二発目のドレインバーストで砕けた
デュアル「ブラックホール!」
僕は二人に当たる前にブラックホールでドレインバーストをのみこんだが…
ディパーチャー「デュアル…」
私はデュアルを見て、驚いた
デュアル「とんでもない威力ですね…」
僕の右腕はなくなっていたが…
デュアル「……え…」
僕は右腕を回復しようとしたが…既(すで)に右腕は元に戻っていた
デュアル「(…今は集中しましょう)」
僕はいつ戻ったのか分からず、疑問を感じたが、今は集中することにした
ベルゼブブ「(今の魔力はまさか…)」
我は青色の髪の獣人から、一瞬だが、闇の獣人神の魔力を感じた
ベルゼブブ「先ずは貴様の魔力を喰らってやる!」
我は自分の翼を羽(は)ばたかせた
デュアル「簡単にはあげません!」
僕は接近してきたベルゼブブに向かって、言った
イヴ「デュアル君、ベルゼブブは翼を斬れば動けなくなると思う」
デュアル「なるほど」
デュアル「デスタ。同時に攻撃しましょう」
デスタ「ああ」
ロザリー「ベルゼブブの動きは私達が止める」
ルチア「だから二人は自分だけを意識して」
デュアル・デスタ「はい(ああ)!」
ベルゼブブ「貴様の魔力を喰らえば我は神に近くなる!」
我は接近したが…
ルチア・ロザリー「バインド」
私達はバインドで向かってきたベルゼブブを拘束した
ベルゼブブ「なんだこれはッ!?」
我の翼を含めた全身が動かなくなった
ルチア「デスタ君、デュアル君!私達が動きを封じたよ!」
デスタ「だってよ、デュアル」
俺はベルゼブブの左翼(さよく)に乗ると、デュアルは右翼(うよく)にいた
デュアル「では行きますよ!」
デスタ「ああ!」
デスタ「デスブレイカーッ!!」
俺は持っていた戦斧に俺が暴走する寸前(すんぜん)まで破滅の魔力を自分と戦斧に付与し、付与した戦斧を振り下ろした
デュアル「集束・疾風斬!」
僕は疾風斬の斬撃を集束させ、強力な斬撃に変え、右翼に向かって放った
ルチア・ロザリー「解除」
私とロザリーちゃんはベルゼブブの両翼が斬れた瞬間にバインドを解除した
ベルゼブブ「ぐッ」
我の両翼(りょうりょく)は斬られ、我は倒れた
イヴ「良し」
ベルゼブブ「舐めるな」
我は口を開き、周りのドワーフの生気を喰い始めた
フィーリア「くッなんだこれは?」
ベルゼブブって名前のモンスターが口を開いた瞬間、俺の力が抜けてきた
イヴ「フィーリアさん!」
僕はフィーリアさんとドワーフを助けようと走ったが…
イヴ「(これじゃあ間に合わない!)」
僕がストームを使って、走ろうが、間に合わない…
イヴ「(……今は使うしかない)」
ベルゼブブ「はははッ!!これで我は元通りになru」
ベルゼブブ「ぐッ」
我は生気を喰っている時に立ち上がったが、我は見えない何かからダメージをくらった
フィーリア「はあッはあッ」
俺の身体から力が抜けてたが、力が抜けるのが止まってくれた
???「フィーリアさん、大丈夫?」
フィーリア「…お前、イヴか?」
俺の目の前にいた黒髪の獣人の見た目はイヴに似ていたが、紫色の雷がイヴの周りにある
イヴ「そうだよ、詳しくは後で説明するよ!」
僕は踏み込み、ベルゼブブに接近した
ベルゼブブ「貴様のせいか!」
我はドレインバーストを放った
イヴ「それが何か?」
僕はドレインバーストを回避し、剣を構えた
イヴ「久しぶりに使うな」
僕は剣に自分の魔力を付与すると、剣の刀身は紫色になった
ベルゼブブ「なんだその剣はッ!?」
イヴ「紫電剣(しでんけん)。僕のオリジナル武器だよ」
ベルゼブブ「武器が変わっただけで意味はないぞ」
イヴ「うるさい」
イヴ「紫電(しでん)」
僕は剣を振ると、ベルゼブブに紫色の雷が落ちた
ベルゼブブ「ぐッ」
イヴ「皆、こいつは僕が殺るよ」
僕は怯んでいる隙にベルゼブブの背後を取った
イヴ「紫電斬」
僕は紫電剣を振ると、雷を纏ったエネルギーの斬撃がベルゼブブに向かって行った
ベルゼブブ「ぐっ」
イヴ「…こんな攻撃でくたばらないよね」
イヴ「紫電連斬」
僕は紫電剣を連続で振ると、大量の紫電斬撃がベルゼブブに向かって行った
ベルゼブブ「……こ、このままでは…」
我は痛みを無視して、その場から逃げるように去ったが…
イヴ「どこにいくの?」
僕は移動し、一瞬でベルゼブブの前に移動した
ベルゼブブ「なッ!?」
イヴ「お前は此処で消えるんだよッ!!」
僕は紫電剣に僕の魔力を付与すると、紫電剣は紫色の雷を纏った
イヴ「紫電滅斬ッ!!」
僕は強化された紫電剣を振ると、巨大なエネルギーの斬撃がベルゼブブに向かって行った
ベルゼブブ「…まだだ」
我は空気中にある魔力を吸って、身体を再生しようとしたが…
ベルゼブブ「…バカ……な」
我の身体は再生せず、我は消えていった
イヴ「ふぅ」
デュアル「イヴ。それが本当の君何ですか?」
イヴ「……うん、これが本当の僕だよ」
イヴ「こんな力、バケモノだよね…」
フィーリア「お前はバケモノじゃねぇよ」
イヴ「フィーリアさん…」
フィーリア「お前は俺達を守ってくれたじゃねぇか 」
フィーリア「本当のバケモノは他人なんか守らず、自分だけを守る奴だからな」
フィーリア「…イヴ。俺達を守ってくれてありがとな♪」
俺は満面の笑みで言った
イヴ「…うん」
イヴ「どういたしまして」
フィーリア「……」
フィーリア「さて、此処はどう戻すんだ?」
俺は周りを見たが、フォージの半分は壊れていた
デュアル「僕達が復旧を手伝いますよ」
フィーリア「ありがとな。デュアル」
デュアル「いえいえ」
フィーリア「…お前達、復旧が終わったらどうするんだ?」
デュアル「復旧が終わったら僕達は武力の国バトルに向かいます」
フィーリア「…そうか…デスタ。これをお前に渡すよ」
俺は魔力を使って、手元に大剣を呼び出し、デスタに渡した
デスタ「…いいのか?」
フィーリア「ああ。俺が造ったんだが、重くて使えなくてな」
フィーリア「んじゃお前ら、頑張れよ」
俺はそう言って、家に帰った
ディパーチャー「ねぇ、デュアル」
1ヶ月後の夜
フィーリア「親父。ただいま」
パテル「お帰り、デュアル君は達はどうしたの?」
フィーリア「明日旅立つと思う」
パテル「…そっか」
フィーリア「……親父、言いt」
パテル「言わなくて大丈夫」
フィーリア「で、でも俺がいなくなったら親父は家でひとりぼっちになるだろ」
フィーリア「だから、俺は此処で親父と一緒に暮らすんだ!」
パテル「それは本心からの言葉か?」
僕はフィーリアを睨んだ
フィーリア「ああ!」
フィーリア「親父は俺がいなかったら寂しくないのかよ?」
パテル「……そうだね。フィーリアと母さんがいなくなったら僕はひとりぼっちでさみしいけど、フィーリア。やりたいことはやらないと一瞬後悔するよ」
フィーリア「……」
フィーリア「……親父、ありがとな」
俺は玄関近くに前から置いていた荷物を持ち、自分の部屋に向かった
パテル「……」
パテル「一人だと、家が広く感じるな」
僕は一人涙を流した
フィーリア「(此処にいるのかな?)」
朝になり、俺は家の近くにでけぇ馬車はなかったから、先(ま)ずはフォージの入り口を見にきた
イヴ「待ってたよ、フィーリアさん」
フィーリア「…待ってた?」
俺は意味が分からず、首をかしげた
ディパーチャー「貴女がかわいそうな感じがしたから、待ってたの」
フィーリア「ありがとな」
俺はそう言って、でけぇ馬車に乗った
フィーリア「改めて、俺の名前フィーリア=ペアレント。よろしくな♪」
俺は改めて、皆に自己紹介をした
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