31 / 62
3章 学園魔導師大会
第20魔導師 デュアルVSディパーチャー
しおりを挟む
デュアル「……」
あれこれ少し経って、僕の身体は動かせる位に回復したから、決勝戦が始まる時間まで魔法学園内の誰も居ない場所でずっと短剣を振っている
ブレイブ「少しは身体を休めならどうだ?」
デュアル「いえ、もう少しします」
僕は白のフードを被った人に言った
ブレイブ「(此処なら大丈夫だな)」
僕は周りに息子以外誰も居ないから、白のフードを脱いだ
デュアル「ち、父上ッ!?いつから居たんですかッ!?」
僕は驚いて、短剣を落としてしまった
ブレイブ「本戦が始まった時からだな」
僕はデュアルにさっき着ていた白のフードを見せて言った
デュアル「貴方が父上だったんですかッ!?」
ブレイブ「ああ」
デュアル「全然気づかなかったです」
デュアル「……父上、此処に来てどうしたのですか?」
僕は落とした短剣を拾って父上に聞いた
ブレイブ「お前を探してた……けどな」
デュアル「けど?」
ブレイブ「今のお前の実力が知りたくてな」
僕は周りに究極魔法障壁ドームを展開して、言った
デュアル「…本気でいいんですか?」
僕は短剣を構えて言った
ブレイブ「ああ、本気で来い」
デュアル「では、行きます!」
僕はいつも通り踏みこみ、接近した
ブレイブ「(速いな」
普通の人なら見えない速度だが、僕からしたら…
ブレイブ「その速度は直線でしか発揮(はっき)されない」
スローに見えるから、僕はサイドステップで回避した
デュアル「エンペラーキャノン!」
回避されたけど、僕は焦らず、エンペラーキャノンを放ったけど…
ブレイブ「ウルフクロー」
僕は自分の爪でデュアルが放ったエンペラーキャノンを切った
ブレイブ「……威力は僕に近いが、真似だけでは一生勝てないぞ」
僕はそう言って、デュアルとの闘いを止め、白のフードを着てその場を離れた
デュアル「…真似だけでは一生勝てない?」
僕は父上が言った意味が分からなかった
デュアル「……もう時間か……」
あれから僕は父上が言った言葉の意味を考えたけど、ずっと意味が分からず、決勝戦が始まる5分前になったので、僕は控室(ひかえしつ)に向かった
デュアル「遅くなりました」
僕は皆を心配させないように、何時(いつ)もの調子で皆の元に来た
デスタ「遅かったな。寝てたのか?」
デュアル「……まあ、そんな感じです」
僕は嘘を言って、その場を乗りきったけど……
ディパーチャー「デュアル、大丈夫?」
デュアル「…大丈夫ですよ」
僕の嘘はディパーチャーにばれたかもしれない
ディパーチャー「…そう?」
デュアル「はい…」
ディパーチャー「でも、何時もと違うよ?」
デュアル「僕は何時も通りです!」
僕は声を荒げて言ってしまった
ディパーチャー「ごめん…」
ディパーチャー「……行こ…」
デュアル「はい…」
デスタ「……何か言った方がいいのかな?」
イグニス「ああいう時は一人にした方が良いね」
僕の言った言葉に対して、デュアル君とディパーチャーちゃん以外の僕の生徒達が驚いた
デスタ「悩んでたら皆で考えた方が良いっておじいちゃんが言ってたぞ!」
ロザリー「パパもママも分からない事があったら一人で考えない方が良いって言ってた!」
私はデスタに続いて先生に向かって言った
スカル「俺も皆で考えた方が良いと思う」
ブラック「俺も」
イヴ「僕も皆と同じ考え」
イグニス「……確かに、皆の言った考えは間違っていないけど、自分で考え、答えを探す事で成長もする」
イグニス「デュアル君なら大丈夫。デュアル君(彼)を一番知っているのはデュアル君(彼)だけだからな」
デュアル「……」
僕とディパーチャーは今闘技場に居るけど、今の僕は父上が言った言葉の意味がずっと分からなくて、不安な気持ちで闘技場に居る
ディパーチャー「(早く終わらせてあげよ)」
何時ものデュアルと違うから、不安を消すために、私はデュアルを早めに倒すことにした
フィル「お兄ちゃん。デュアルになに言ったの?」
今のデュアルは落ち込んでいて、何時もの明るさはなくなっていて、僕は試合前にデュアルに会っていたお兄ちゃんを少し睨み、聞いた
ブレイブ「少し厳しい事を言っただけだ」
ブレイブ「真似だけでは一生勝てないってな」
僕はフィルに言ったが、フィルからは反論がなかった
ブレイブ「…だから後は、デュアルが正解を見つけるしかないな」
学園長「決勝戦、始めッ!!」
ディパーチャー「……」
私は始まった瞬間に踏みこみ、接近した
デュアル「(遅れた…)」
僕は少し遅れて踏みこみ、接近した
ディパーチャー「はあッ!!」
私は接近してきたデュアルに向かって双剣を振った
デュアル「危な」
僕はバックステップで避け、一旦距離を取った
デュアル「(これで止まってほしい)」
僕は距離を取った時に、足元に魔力で造った地雷を僕の近くに置いた
ディパーチャー「逃がさない」
私は距離を取ったデュアルを追ったけど…
ディパーチャー「…ふぇ?」
デュアル近づくと小さい爆発が起きて、爆風のせいで私は周りが見えなくなった
デュアル「(今なら!)」
デュアル「エンペラーキャノン!」
僕はディパーチャーの頭上からエンペラーキャノンを放ったけど……
ディパーチャー「危なかった」
私はロザリーと戦った時の姿になって、悪魔の翼でエンペラーキャノンを防いだ
デュアル「そんな…」
ディパーチャーにダメージはなく、僕は驚いた
デュアル「だったら!」
僕は驚いたけど、エンペラーキャノンを連発した
ディパーチャー「当たらなかったら意味ないよ」
私は悪魔の翼を動かして飛行し、デュアルが放ったエンペラーキャノンを回避した
デュアル「くっ」
ディパーチャー「お返し」
私はボーッとしているデュアルにデビルバーストを放った
デュアル「今度こそ!」
僕はディパーチャーが放ったデビルバーストに対して、エンペラーキャノンを放ったけど…
デュアル「がは」
僕はデビルバーストをくらった
ディパーチャー「今のデュアルは何時もと違うよ!」
私は闘技場に降りて言った
デュアル「何時もと……違う?」
ディパーチャー「何時ものデュアルは明るくて勝負を楽しんでいたけど、今のデュアルは焦ってるように感じるよッ!!」
私は今のデュアルをほおっておけなくて、デュアルに本音を言った
デュアル「(焦ってる…)」
ディパーチャー「私は今のデュアルじゃなくて、何時ものデュアルと戦いたいのッ!!」
デュアル「何時もの…僕」
ブレイブ「(やっと分かったな)」
僕はデュアルを見たが、デュアルはやっと正解にたどり着いた
デュアル「…やっと正解が分かりました」
デュアル「僕は父上とは違う、真似をしようが、僕は父上にはなれない」
デュアル「僕はブレイブ=インパクトじゃない。僕はデュアル=インパクトだッ!!」
デュアル「…ディパーチャー=セイバー。僕は貴女と本気の勝負をします!」
ディパーチャー「こっちも本気で行くよ!」
私は何時ものデュアルに戻って安心した
あれこれ少し経って、僕の身体は動かせる位に回復したから、決勝戦が始まる時間まで魔法学園内の誰も居ない場所でずっと短剣を振っている
ブレイブ「少しは身体を休めならどうだ?」
デュアル「いえ、もう少しします」
僕は白のフードを被った人に言った
ブレイブ「(此処なら大丈夫だな)」
僕は周りに息子以外誰も居ないから、白のフードを脱いだ
デュアル「ち、父上ッ!?いつから居たんですかッ!?」
僕は驚いて、短剣を落としてしまった
ブレイブ「本戦が始まった時からだな」
僕はデュアルにさっき着ていた白のフードを見せて言った
デュアル「貴方が父上だったんですかッ!?」
ブレイブ「ああ」
デュアル「全然気づかなかったです」
デュアル「……父上、此処に来てどうしたのですか?」
僕は落とした短剣を拾って父上に聞いた
ブレイブ「お前を探してた……けどな」
デュアル「けど?」
ブレイブ「今のお前の実力が知りたくてな」
僕は周りに究極魔法障壁ドームを展開して、言った
デュアル「…本気でいいんですか?」
僕は短剣を構えて言った
ブレイブ「ああ、本気で来い」
デュアル「では、行きます!」
僕はいつも通り踏みこみ、接近した
ブレイブ「(速いな」
普通の人なら見えない速度だが、僕からしたら…
ブレイブ「その速度は直線でしか発揮(はっき)されない」
スローに見えるから、僕はサイドステップで回避した
デュアル「エンペラーキャノン!」
回避されたけど、僕は焦らず、エンペラーキャノンを放ったけど…
ブレイブ「ウルフクロー」
僕は自分の爪でデュアルが放ったエンペラーキャノンを切った
ブレイブ「……威力は僕に近いが、真似だけでは一生勝てないぞ」
僕はそう言って、デュアルとの闘いを止め、白のフードを着てその場を離れた
デュアル「…真似だけでは一生勝てない?」
僕は父上が言った意味が分からなかった
デュアル「……もう時間か……」
あれから僕は父上が言った言葉の意味を考えたけど、ずっと意味が分からず、決勝戦が始まる5分前になったので、僕は控室(ひかえしつ)に向かった
デュアル「遅くなりました」
僕は皆を心配させないように、何時(いつ)もの調子で皆の元に来た
デスタ「遅かったな。寝てたのか?」
デュアル「……まあ、そんな感じです」
僕は嘘を言って、その場を乗りきったけど……
ディパーチャー「デュアル、大丈夫?」
デュアル「…大丈夫ですよ」
僕の嘘はディパーチャーにばれたかもしれない
ディパーチャー「…そう?」
デュアル「はい…」
ディパーチャー「でも、何時もと違うよ?」
デュアル「僕は何時も通りです!」
僕は声を荒げて言ってしまった
ディパーチャー「ごめん…」
ディパーチャー「……行こ…」
デュアル「はい…」
デスタ「……何か言った方がいいのかな?」
イグニス「ああいう時は一人にした方が良いね」
僕の言った言葉に対して、デュアル君とディパーチャーちゃん以外の僕の生徒達が驚いた
デスタ「悩んでたら皆で考えた方が良いっておじいちゃんが言ってたぞ!」
ロザリー「パパもママも分からない事があったら一人で考えない方が良いって言ってた!」
私はデスタに続いて先生に向かって言った
スカル「俺も皆で考えた方が良いと思う」
ブラック「俺も」
イヴ「僕も皆と同じ考え」
イグニス「……確かに、皆の言った考えは間違っていないけど、自分で考え、答えを探す事で成長もする」
イグニス「デュアル君なら大丈夫。デュアル君(彼)を一番知っているのはデュアル君(彼)だけだからな」
デュアル「……」
僕とディパーチャーは今闘技場に居るけど、今の僕は父上が言った言葉の意味がずっと分からなくて、不安な気持ちで闘技場に居る
ディパーチャー「(早く終わらせてあげよ)」
何時ものデュアルと違うから、不安を消すために、私はデュアルを早めに倒すことにした
フィル「お兄ちゃん。デュアルになに言ったの?」
今のデュアルは落ち込んでいて、何時もの明るさはなくなっていて、僕は試合前にデュアルに会っていたお兄ちゃんを少し睨み、聞いた
ブレイブ「少し厳しい事を言っただけだ」
ブレイブ「真似だけでは一生勝てないってな」
僕はフィルに言ったが、フィルからは反論がなかった
ブレイブ「…だから後は、デュアルが正解を見つけるしかないな」
学園長「決勝戦、始めッ!!」
ディパーチャー「……」
私は始まった瞬間に踏みこみ、接近した
デュアル「(遅れた…)」
僕は少し遅れて踏みこみ、接近した
ディパーチャー「はあッ!!」
私は接近してきたデュアルに向かって双剣を振った
デュアル「危な」
僕はバックステップで避け、一旦距離を取った
デュアル「(これで止まってほしい)」
僕は距離を取った時に、足元に魔力で造った地雷を僕の近くに置いた
ディパーチャー「逃がさない」
私は距離を取ったデュアルを追ったけど…
ディパーチャー「…ふぇ?」
デュアル近づくと小さい爆発が起きて、爆風のせいで私は周りが見えなくなった
デュアル「(今なら!)」
デュアル「エンペラーキャノン!」
僕はディパーチャーの頭上からエンペラーキャノンを放ったけど……
ディパーチャー「危なかった」
私はロザリーと戦った時の姿になって、悪魔の翼でエンペラーキャノンを防いだ
デュアル「そんな…」
ディパーチャーにダメージはなく、僕は驚いた
デュアル「だったら!」
僕は驚いたけど、エンペラーキャノンを連発した
ディパーチャー「当たらなかったら意味ないよ」
私は悪魔の翼を動かして飛行し、デュアルが放ったエンペラーキャノンを回避した
デュアル「くっ」
ディパーチャー「お返し」
私はボーッとしているデュアルにデビルバーストを放った
デュアル「今度こそ!」
僕はディパーチャーが放ったデビルバーストに対して、エンペラーキャノンを放ったけど…
デュアル「がは」
僕はデビルバーストをくらった
ディパーチャー「今のデュアルは何時もと違うよ!」
私は闘技場に降りて言った
デュアル「何時もと……違う?」
ディパーチャー「何時ものデュアルは明るくて勝負を楽しんでいたけど、今のデュアルは焦ってるように感じるよッ!!」
私は今のデュアルをほおっておけなくて、デュアルに本音を言った
デュアル「(焦ってる…)」
ディパーチャー「私は今のデュアルじゃなくて、何時ものデュアルと戦いたいのッ!!」
デュアル「何時もの…僕」
ブレイブ「(やっと分かったな)」
僕はデュアルを見たが、デュアルはやっと正解にたどり着いた
デュアル「…やっと正解が分かりました」
デュアル「僕は父上とは違う、真似をしようが、僕は父上にはなれない」
デュアル「僕はブレイブ=インパクトじゃない。僕はデュアル=インパクトだッ!!」
デュアル「…ディパーチャー=セイバー。僕は貴女と本気の勝負をします!」
ディパーチャー「こっちも本気で行くよ!」
私は何時ものデュアルに戻って安心した
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。


結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる