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3章 学園魔導師大会
第18魔導師 ロザリーVSディパーチャー
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ブレイブ「どうしてブラック君(彼)と闇狼さんの魔力がほとんど同じなんだ?」
ブレイブ「……ともかく、これは皆に言うしかないな」
僕はブラック君と闇狼さんの魔力がほとんど一緒な事に疑問を持ったが、一人で考えず、先ずは皆に言う事にした
ブレイブ「もう夜だったのか…」
城を出ると、いつの間にか夜だったので、僕は驚いた
カムイ「もう行くの?」
ブレイブ「あ、ああ」
僕は大量の書類を持ったカムイに話しかけられた
カムイ「あっこの書類はブレイブ君がいない間に来た報告の書類だよ」
ブレイブ「わ、悪い…」
カムイ「気にしなくて良いよ」
カムイ「それより、早く王都(おうと)に行った方が良いよ」
ブレイブ「…ありがとな」
僕はカムイに礼をしてから、白のフードを被り、王都に向かった
ブレイブ「(流石に無人だな)」
王都の門番から入国許可をいただき、王都に入ったが、夜のため、僕以外の人は居なかった
???・ブレイブ「痛って」
ブレイブ「あっすまない」
王都に誰も居ないと思って、油断(ゆだん)して歩いていたら、僕は白と黒が混(ま)ざったフードを被った男性とぶつかった
???「大丈夫だ」
???「こちらもすまなかった」
私は白のフードを被った男性に謝罪して、その場を離れた
ブレイブ「…待ってくれ」
僕は離れた男性を呼び止めたが……
ブレイブ「居ないか…」
僕が後ろを見ると、男性は居なかった
闇狼「……あれほど強くなっていたとは」
私は路地裏でフードを脱ぎ、呟いた
闇狼「来(きた)るべき時(とき)が楽しみだ」
デュアル「……ん」
デュアル「今日から本戦ですね」
僕はベッドで横になったまま、部屋のカーテンを開けて、日の光で目を覚ました
ディパーチャー「そうだな。頑張(がんば)ろ」
デュアル「わッ!?」
僕はかなりびっくりしてベッドから落ちた
デュアル「起きてたのですかッ!?」
背後(はいご)からディパーチャーの声がしたので、僕はかなりびっくり、ベッドから落ちて、腰が抜けた
ディパーチャー「大丈夫?」
私は倒れたデュアルに手を伸ばした
デュアル「大丈夫です」
僕はディパーチャーの手を掴んで、立った
デスタ・ロザリー「……ん」
デュアル「おはようございます」
デスタ・ロザリー「おはよう」
イグニス「皆。そろそろだよ」
僕はデュアル君達が居る部屋に入り、言った
ロザリー「じゃあデュアルとデスタと先生は部屋を出て」
イグニス「分かった。デュアル君、デスタ君、一旦部屋を出るよ」
デスタ「分かった」
俺が部屋を出ると、イグニス先生も出たけど…
デュアル「どうして部屋を出るのですか?」
僕は首を傾げた
デスタ「え?」
俺はデュアルの言葉に驚いた
ロザリー「私とディパーチャーちゃんが着替(きが)えるから」
ロザリー「ディパーチャーちゃんも男子に見られたらいやでしょ?」
ディパーチャー「見られるのはいやだけど、デュアルになら見られても良い」
ロザリー「そ、そう」
ディパーチャー「うん。だから、デュアルだけは居ても良いよ」
デュアル「いえ、ロザリーが出てと言われたので、一旦出ます」
ディパーチャー「そっか…」
デュアル「着替え終わったら言ってください」
僕は部屋を出てから、部屋のドアを閉めた
ロザリー「ディパーチャーちゃん、どうしてデュアルになら良いの?」
私はパジャマを脱ぎながらディパーチャーちゃんに聞いた
ディパーチャー「分かんないけど、デュアルになら見ても良いって思う」
私はパジャマを脱ぎながら、ロザリーに言った
ロザリー「そうなんだ」
ロザリー「……ディパーチャーちゃんって、綺麗だね」
ディパーチャー「どこ見てるの?」
ロザリーは私のことを綺麗って言ってくれて、嬉しかったけど、ロザリーの視線が、大きくて時に邪魔(じゃま)な私の胸にきている
ロザリー「……見てないよ?」
私はパジャマを脱いで、服を着た
ディパーチャー「そっか」
私はパジャマを脱いで、服を着た
ロザリー「(ディパーチャーの胸ママみたいに大きくてうらやましい…)」
私はちょっと嫉妬した
デュアル「終わりました?」
僕はドアをノックしてから聞いた
ディパーチャー・ロザリー「大丈夫」
デュアル「(良かった)」
僕はドアを少し開けてから、ロザリーとディパーチャーが着替えたか見て、大丈夫だったからドアを開けた
イグニス「10時から闘技場で学園魔導師大会の本戦が始まるから、それまでに闘技場に入っていてよ」
ロザリー・ディパーチャー・デスタ「分かった」
デュアル「分かりました」
デュアル「10時まで時間があるけど、なにします?」
あれから僕とデスタは着替えて、本戦のまでの暇の時間をどうしようか考えている
デスタ「10時まであとどれ位(ぐらい)だ?」
ロザリー「1時間位あるね」
ディパーチャー「余裕(よゆう)を持って、10分前の50分には闘技場に行こ」
デュアル「そうですね」
デスタ「早く行ったら暇じゃね?」
ロザリー「暇になるよ!」
デュアル「父上が言ってましたが、少し早めに行くと、相手からの印象が良くなるって言ってました」
ディパーチャー「前にパパも同じこと言ってた」
デスタ・ロザリー「じゃあ早めの方が良いのかな?」
ディパーチャー「うん」
デュアル「はい」
デュアル「10分前になったので、行きましょう」
僕はそう言って、部屋のドアを開けた
ディパーチャー「うん」
私が立って、デュアルの後に続くと、ロザリーとデスタもついてきた
デュアル「イグニス先生。来ました」
イグニス「お、早いね」
僕、レン、アルファさんの三人で闘技場を魔力で補強(ほきょう)していると、僕の生徒達が早めに来た
デュアル「なにをしてるのですか?」
先生達が闘技場に魔力を流しているけど、魔力を流している意味が分からず、僕は首を傾(かし)げた
イグニス「魔力を流して、闘技場の強度を強くしてるんだ」
僕は闘技場に魔力を流しながら言った
デュアル「僕もお手伝いします」
僕はそう言って、闘技場に魔力を流そうとしたけど……
イグニス「僕達だけで大丈夫だから」
デュアル「……分かりました」
イグニス先生に僕は止められた
イグニス「今日は君達がメインだからね」
僕はそう言って、闘技場に魔力を流し終わった
イグニス「レン先生、そっちは終わった?」
僕は観客席側を補強しているレンに聞いた
レン「ああ。ちょうど終わったぞ」
レン「兄さんは終わったか?」
俺は別の場所を補強している兄さんに聞いた
アルファ「ああ。終わったぞ」
イグニス「君達は闘技場の控室に居てね」
僕は生徒達に言うと、生徒達は控室に向かった
学園長「ただいまより、学園魔導師大会本戦を始めます」
学園長「一回戦、ロザリーVSディパーチャー!」
ロザリー「負けないからね」
ディパーチャー「それは私も」
私はそう言って、ロザリーと私は控室を出た
スカル「(ディパーチャー、頑張れよ)」
俺は観客席から、試合を見ることにした
学園長「始めッ!!」
私が開始の合図をした
ロザリー「ブリザードランス!」
私は始まった瞬間に、ディパーチャーに向かってブリザードランスを放った
ディパーチャー「ッ!?冷(つめ)た」
私は防ごうと、ブリザードランスを掴んだけど、私の左腕はブリザードランスを掴んだことで、私の左腕が凍った
ロザリー「(これで一つ封(ふう)じた)」
私はディパーチャーの行動を封じたと思ったけど……
ディパーチャー「邪魔」
私は凍ってしまった左腕が邪魔だから、凍っていない、右手で左腕を壊した
ロザリー「え…」
私はディパーチャーのとんでもない行動を見て、息を呑(の)む程、驚いた
ディパーチャー「……どうしたの?」
私はロザリーと観客席に居る皆を見たけど、皆、驚いていた
ロザリー「あ、あんた、腕は大丈夫なの?」
ディパーチャー「大丈夫」
ディパーチャー「……元に戻ったから(再生)したから、大丈夫だよ」
ロザリー「……そう」
ディパーチャー「だから、全力で行くよ」
私は双剣を構えて言った
ロザリー「…分かった。私も全力で行くよ」
私は拳(こぶし)と脚(あし)に氷を纏った
サラ「いつの間に…」
私は娘の成長に驚いた
フィル「ロザリーちゃんの姿変わったね」
サラ「あれは氷纏いって言って、私が接近戦の時に使用するの」
サラ「その代わり、魔法による遠距離ではなく、接近戦メインの戦い方になるの」
ロザリー「(接近戦は苦手だけど、ディパーチャーに勝つにはこれしかない!)」
私は踏みこみ、一気に接近した
ディパーチャー「……」
ロザリーちゃんが向かってきてるけど、私もロザリーと同じタイミングで踏みこみ、接近した
ロザリー「アイスナックル」
私は氷を纏った拳で、ディパーチャーちゃんを殴ったけど…
ディパーチャー「(やっぱり強い)」
私は魔法障壁で防いだけど、防いだ瞬間、魔法障壁が砕けた
ロザリー「アイスレッグ」
私は攻撃を止めず、次は足で蹴ったけど…
ディパーチャー「攻撃の軌道が見えるよ」
私はロザリーちゃんの蹴りをバックステップで回避した
ロザリー「しまった…」
ディパーチャーちゃんに回避されて、私は無防備な状態になった
ディパーチャー「バーストサーベル」
私が闘技場に双剣を刺すと双剣の刀身が爆発して、爆発した時にできた爆風によって、爆風が煙の様になった
ロザリー「くっ」
私はディパーチャーちゃんの近くに居たから、至近距離で爆風をくらったから、怯んだ
ロザリー「…ぐッ」
私が怯んだ瞬間に身体に切られた痛みができた
ロザリー「あれは…」
煙がはれて、私が見たディパーチャーちゃんはスカル君と戦った時の姿に似ていたけど、今のディパーチャーには悪魔の翼があった
ディパーチャー「本気で…行くよ」
ロザリー「…分かった」
私は諦めず、構えた
ディパーチャー「行くよ」
私は生やした翼で、空に向かった
ディパーチャー「デビルバースト」
上空に到達した私は手から極太(ごくぶと)の禍々しいレーザーを放った
ロザリー「アイスシールド」
私は氷纏いを解いて、氷で盾をつくり、極太の禍々しいレーザーを防いだけど……
ロザリー「はあ…はあ…」
私は一部しか防げなくて、今の私はボロボロだ…
ディパーチャー「大丈夫?」
ロザリー「大丈夫」
ロザリー「今から放つ魔法でディパーチャーちゃんを倒すよ」
ディパーチャー「それは楽しみ」
ロザリー「行くよ!」
ロザリー「螺旋氷山!!」
私はディパーチャーちゃんに向かって螺旋氷山を放った
ディパーチャー「それが私を倒す予定だった魔法?」
私が指を鳴らすと、螺旋氷山って魔法が消えた
ロザリー「嘘…」
ディパーチャー「これで終わり」
ディパーチャー「デビルキャノン」
私は極太ではなく、キャノン程度の大きさの禍々しいレーザーを放った
ロザリー「……」
私はレーザーをくらって、場外まで落ちた
学園長「そこまで!」
学園長「勝者、ディパーチャー!!」
ロザリー「負けちゃった」
私は負けたけど、精一杯頑張ったから、悔しくはない
サラ「ディパーチャーって子、強いね」
ロック「だな」
ロック「ディパーチャー(彼女)は人間なのか?」
俺は隣に居るサラ、フューチャーさんに聞こえない程度の声で言った
ロザリー「デスタ、頑張ってね」
私とディパーチャーちゃんは控室に戻って、私は二人に言った
デスタ「ああ」
俺は頷(うなず)いて、言った
ディパーチャー「デュアル、頑張って」
デュアル「はい」
僕は頷いて、言った
ブレイブ「……ともかく、これは皆に言うしかないな」
僕はブラック君と闇狼さんの魔力がほとんど一緒な事に疑問を持ったが、一人で考えず、先ずは皆に言う事にした
ブレイブ「もう夜だったのか…」
城を出ると、いつの間にか夜だったので、僕は驚いた
カムイ「もう行くの?」
ブレイブ「あ、ああ」
僕は大量の書類を持ったカムイに話しかけられた
カムイ「あっこの書類はブレイブ君がいない間に来た報告の書類だよ」
ブレイブ「わ、悪い…」
カムイ「気にしなくて良いよ」
カムイ「それより、早く王都(おうと)に行った方が良いよ」
ブレイブ「…ありがとな」
僕はカムイに礼をしてから、白のフードを被り、王都に向かった
ブレイブ「(流石に無人だな)」
王都の門番から入国許可をいただき、王都に入ったが、夜のため、僕以外の人は居なかった
???・ブレイブ「痛って」
ブレイブ「あっすまない」
王都に誰も居ないと思って、油断(ゆだん)して歩いていたら、僕は白と黒が混(ま)ざったフードを被った男性とぶつかった
???「大丈夫だ」
???「こちらもすまなかった」
私は白のフードを被った男性に謝罪して、その場を離れた
ブレイブ「…待ってくれ」
僕は離れた男性を呼び止めたが……
ブレイブ「居ないか…」
僕が後ろを見ると、男性は居なかった
闇狼「……あれほど強くなっていたとは」
私は路地裏でフードを脱ぎ、呟いた
闇狼「来(きた)るべき時(とき)が楽しみだ」
デュアル「……ん」
デュアル「今日から本戦ですね」
僕はベッドで横になったまま、部屋のカーテンを開けて、日の光で目を覚ました
ディパーチャー「そうだな。頑張(がんば)ろ」
デュアル「わッ!?」
僕はかなりびっくりしてベッドから落ちた
デュアル「起きてたのですかッ!?」
背後(はいご)からディパーチャーの声がしたので、僕はかなりびっくり、ベッドから落ちて、腰が抜けた
ディパーチャー「大丈夫?」
私は倒れたデュアルに手を伸ばした
デュアル「大丈夫です」
僕はディパーチャーの手を掴んで、立った
デスタ・ロザリー「……ん」
デュアル「おはようございます」
デスタ・ロザリー「おはよう」
イグニス「皆。そろそろだよ」
僕はデュアル君達が居る部屋に入り、言った
ロザリー「じゃあデュアルとデスタと先生は部屋を出て」
イグニス「分かった。デュアル君、デスタ君、一旦部屋を出るよ」
デスタ「分かった」
俺が部屋を出ると、イグニス先生も出たけど…
デュアル「どうして部屋を出るのですか?」
僕は首を傾げた
デスタ「え?」
俺はデュアルの言葉に驚いた
ロザリー「私とディパーチャーちゃんが着替(きが)えるから」
ロザリー「ディパーチャーちゃんも男子に見られたらいやでしょ?」
ディパーチャー「見られるのはいやだけど、デュアルになら見られても良い」
ロザリー「そ、そう」
ディパーチャー「うん。だから、デュアルだけは居ても良いよ」
デュアル「いえ、ロザリーが出てと言われたので、一旦出ます」
ディパーチャー「そっか…」
デュアル「着替え終わったら言ってください」
僕は部屋を出てから、部屋のドアを閉めた
ロザリー「ディパーチャーちゃん、どうしてデュアルになら良いの?」
私はパジャマを脱ぎながらディパーチャーちゃんに聞いた
ディパーチャー「分かんないけど、デュアルになら見ても良いって思う」
私はパジャマを脱ぎながら、ロザリーに言った
ロザリー「そうなんだ」
ロザリー「……ディパーチャーちゃんって、綺麗だね」
ディパーチャー「どこ見てるの?」
ロザリーは私のことを綺麗って言ってくれて、嬉しかったけど、ロザリーの視線が、大きくて時に邪魔(じゃま)な私の胸にきている
ロザリー「……見てないよ?」
私はパジャマを脱いで、服を着た
ディパーチャー「そっか」
私はパジャマを脱いで、服を着た
ロザリー「(ディパーチャーの胸ママみたいに大きくてうらやましい…)」
私はちょっと嫉妬した
デュアル「終わりました?」
僕はドアをノックしてから聞いた
ディパーチャー・ロザリー「大丈夫」
デュアル「(良かった)」
僕はドアを少し開けてから、ロザリーとディパーチャーが着替えたか見て、大丈夫だったからドアを開けた
イグニス「10時から闘技場で学園魔導師大会の本戦が始まるから、それまでに闘技場に入っていてよ」
ロザリー・ディパーチャー・デスタ「分かった」
デュアル「分かりました」
デュアル「10時まで時間があるけど、なにします?」
あれから僕とデスタは着替えて、本戦のまでの暇の時間をどうしようか考えている
デスタ「10時まであとどれ位(ぐらい)だ?」
ロザリー「1時間位あるね」
ディパーチャー「余裕(よゆう)を持って、10分前の50分には闘技場に行こ」
デュアル「そうですね」
デスタ「早く行ったら暇じゃね?」
ロザリー「暇になるよ!」
デュアル「父上が言ってましたが、少し早めに行くと、相手からの印象が良くなるって言ってました」
ディパーチャー「前にパパも同じこと言ってた」
デスタ・ロザリー「じゃあ早めの方が良いのかな?」
ディパーチャー「うん」
デュアル「はい」
デュアル「10分前になったので、行きましょう」
僕はそう言って、部屋のドアを開けた
ディパーチャー「うん」
私が立って、デュアルの後に続くと、ロザリーとデスタもついてきた
デュアル「イグニス先生。来ました」
イグニス「お、早いね」
僕、レン、アルファさんの三人で闘技場を魔力で補強(ほきょう)していると、僕の生徒達が早めに来た
デュアル「なにをしてるのですか?」
先生達が闘技場に魔力を流しているけど、魔力を流している意味が分からず、僕は首を傾(かし)げた
イグニス「魔力を流して、闘技場の強度を強くしてるんだ」
僕は闘技場に魔力を流しながら言った
デュアル「僕もお手伝いします」
僕はそう言って、闘技場に魔力を流そうとしたけど……
イグニス「僕達だけで大丈夫だから」
デュアル「……分かりました」
イグニス先生に僕は止められた
イグニス「今日は君達がメインだからね」
僕はそう言って、闘技場に魔力を流し終わった
イグニス「レン先生、そっちは終わった?」
僕は観客席側を補強しているレンに聞いた
レン「ああ。ちょうど終わったぞ」
レン「兄さんは終わったか?」
俺は別の場所を補強している兄さんに聞いた
アルファ「ああ。終わったぞ」
イグニス「君達は闘技場の控室に居てね」
僕は生徒達に言うと、生徒達は控室に向かった
学園長「ただいまより、学園魔導師大会本戦を始めます」
学園長「一回戦、ロザリーVSディパーチャー!」
ロザリー「負けないからね」
ディパーチャー「それは私も」
私はそう言って、ロザリーと私は控室を出た
スカル「(ディパーチャー、頑張れよ)」
俺は観客席から、試合を見ることにした
学園長「始めッ!!」
私が開始の合図をした
ロザリー「ブリザードランス!」
私は始まった瞬間に、ディパーチャーに向かってブリザードランスを放った
ディパーチャー「ッ!?冷(つめ)た」
私は防ごうと、ブリザードランスを掴んだけど、私の左腕はブリザードランスを掴んだことで、私の左腕が凍った
ロザリー「(これで一つ封(ふう)じた)」
私はディパーチャーの行動を封じたと思ったけど……
ディパーチャー「邪魔」
私は凍ってしまった左腕が邪魔だから、凍っていない、右手で左腕を壊した
ロザリー「え…」
私はディパーチャーのとんでもない行動を見て、息を呑(の)む程、驚いた
ディパーチャー「……どうしたの?」
私はロザリーと観客席に居る皆を見たけど、皆、驚いていた
ロザリー「あ、あんた、腕は大丈夫なの?」
ディパーチャー「大丈夫」
ディパーチャー「……元に戻ったから(再生)したから、大丈夫だよ」
ロザリー「……そう」
ディパーチャー「だから、全力で行くよ」
私は双剣を構えて言った
ロザリー「…分かった。私も全力で行くよ」
私は拳(こぶし)と脚(あし)に氷を纏った
サラ「いつの間に…」
私は娘の成長に驚いた
フィル「ロザリーちゃんの姿変わったね」
サラ「あれは氷纏いって言って、私が接近戦の時に使用するの」
サラ「その代わり、魔法による遠距離ではなく、接近戦メインの戦い方になるの」
ロザリー「(接近戦は苦手だけど、ディパーチャーに勝つにはこれしかない!)」
私は踏みこみ、一気に接近した
ディパーチャー「……」
ロザリーちゃんが向かってきてるけど、私もロザリーと同じタイミングで踏みこみ、接近した
ロザリー「アイスナックル」
私は氷を纏った拳で、ディパーチャーちゃんを殴ったけど…
ディパーチャー「(やっぱり強い)」
私は魔法障壁で防いだけど、防いだ瞬間、魔法障壁が砕けた
ロザリー「アイスレッグ」
私は攻撃を止めず、次は足で蹴ったけど…
ディパーチャー「攻撃の軌道が見えるよ」
私はロザリーちゃんの蹴りをバックステップで回避した
ロザリー「しまった…」
ディパーチャーちゃんに回避されて、私は無防備な状態になった
ディパーチャー「バーストサーベル」
私が闘技場に双剣を刺すと双剣の刀身が爆発して、爆発した時にできた爆風によって、爆風が煙の様になった
ロザリー「くっ」
私はディパーチャーちゃんの近くに居たから、至近距離で爆風をくらったから、怯んだ
ロザリー「…ぐッ」
私が怯んだ瞬間に身体に切られた痛みができた
ロザリー「あれは…」
煙がはれて、私が見たディパーチャーちゃんはスカル君と戦った時の姿に似ていたけど、今のディパーチャーには悪魔の翼があった
ディパーチャー「本気で…行くよ」
ロザリー「…分かった」
私は諦めず、構えた
ディパーチャー「行くよ」
私は生やした翼で、空に向かった
ディパーチャー「デビルバースト」
上空に到達した私は手から極太(ごくぶと)の禍々しいレーザーを放った
ロザリー「アイスシールド」
私は氷纏いを解いて、氷で盾をつくり、極太の禍々しいレーザーを防いだけど……
ロザリー「はあ…はあ…」
私は一部しか防げなくて、今の私はボロボロだ…
ディパーチャー「大丈夫?」
ロザリー「大丈夫」
ロザリー「今から放つ魔法でディパーチャーちゃんを倒すよ」
ディパーチャー「それは楽しみ」
ロザリー「行くよ!」
ロザリー「螺旋氷山!!」
私はディパーチャーちゃんに向かって螺旋氷山を放った
ディパーチャー「それが私を倒す予定だった魔法?」
私が指を鳴らすと、螺旋氷山って魔法が消えた
ロザリー「嘘…」
ディパーチャー「これで終わり」
ディパーチャー「デビルキャノン」
私は極太ではなく、キャノン程度の大きさの禍々しいレーザーを放った
ロザリー「……」
私はレーザーをくらって、場外まで落ちた
学園長「そこまで!」
学園長「勝者、ディパーチャー!!」
ロザリー「負けちゃった」
私は負けたけど、精一杯頑張ったから、悔しくはない
サラ「ディパーチャーって子、強いね」
ロック「だな」
ロック「ディパーチャー(彼女)は人間なのか?」
俺は隣に居るサラ、フューチャーさんに聞こえない程度の声で言った
ロザリー「デスタ、頑張ってね」
私とディパーチャーちゃんは控室に戻って、私は二人に言った
デスタ「ああ」
俺は頷(うなず)いて、言った
ディパーチャー「デュアル、頑張って」
デュアル「はい」
僕は頷いて、言った
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