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2章 魔法学園
第10魔導師 初めてのダンジョン
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イグニス「皆、今日は実技だけど、別の場所でする」
デュアル「僕とスカル君が戦った場所ですか?」
僕がイグニス先生に聞くと、イグニス先生は首を横に振った
イグニス「今日実技をする場所はダンジョンだ」
僕が実技をする場所を言ったけど、皆、首を傾げた
イグニス「ダンジョンって言うのは自然に出来た洞窟で、ダンジョンの内部にはモンスターが居たり、宝箱がある時もある」
僕がダンジョンの説明をしていると…
デスタ「宝箱ってどんだけあるんだ?」
イグニス「詳しくは分からないけど、たくさんあるね」
僕が宝箱の事を言うと、皆は嬉しかったのか、目が輝いた
イグニス「それと、今日はレン。……レン先生が担当している平民クラスと合同実技だから」
デュアル「分かりました」
イグニス「それじゃ、行くよ」
僕達は教室を出て、魔法学園の正門前に向かった
デュアル「(平民のクラスはたくさん居るんだなぁ)」
僕は別の列に居る、平民のクラスを見ていたら…
デュアル・???「痛」
デュアル「ご、ごめんなさい…」
ボーッとしていて、僕は誰かにぶつかった
???「お前、貴族だよな」
デュアル「はい」
???「ならよ」
俺は魔力刀(まりょくとう)を造り、魔力刀を獣人の貴族に向かって振った
デュアル「ッ!?な、なにするんですか!」
僕は平民クラスの子が振ってきた魔力刀を回避した
???「俺は貴族が嫌いなんだよ」
俺が魔力刀を振り下ろした瞬間…
レン「ノウブル、やめろ」
俺は貴族が嫌いな生徒。ノウブルの魔力刀を止めた
ノウブル「……」
俺はレン先生に止められた魔力刀を消した
レン「列に戻ってくれ」
ノウブル「…分かった」
俺はさっき座っていた列で座った
デュアル「あの、レン先生」
レン「ん?」
デュアル「ノウブル君はどうして僕に魔力刀を振ってきたんですか?」
レン「ノウブルは三歳位の時に貴族によって、親が襲われたんだ」
デュアル「……」
レン「幸い(さいわ)、両親は生きていたが、その一件があって、ノウブルは貴族が嫌いになったんだ…」
デュアル「そうですか…」
僕がさっき居た場所に戻ろうとしたら…
レン「まあ、ノウブルは根は良い奴だからな」
デュアル「それは良かったです」
僕はレン先生からノウブル君の事を聞いてから、座った
ノウブル「(貴族って色んな奴が居るんだな)」
俺が心の中で言っていると……
レン「ノウブル=ヘイト」
ノウブル「……」
レン先生に呼ばれたので、俺は手を挙げた
レン「全員居るな」
俺はノウブル含めた生徒が居るのを確認した
イグニス「デュアル」
デュアル「はい」
イグニス「デスタ」
デスタ「おう」
イグニス「ロザリー」
ロザリー「は~い」
イグニス「スカル」
スカル「おう!」
イグニス「イヴ」
イヴ「は、はい!」
イグニス「ブラック」
ブラック「はい」
イグニス「全員居るね」
僕は生徒が全員居る事を確認した
アルファ「皆、今から外に出るが、迷惑はかけないように」
俺が言うと、魔法学園の生徒全員が頷いた
デュアル「此処がダンジョン」
王都を出て、僕達は今、洞窟の前に居る
イグニス「今からクラス内で二人組を作って、ダンジョンに潜ってくれ」
デュアル「デスタ、一緒に行きましょう」
デスタ「そうだな」
ロザリー「ブラック君、一緒に行こ」
私はブラック君の手を握って言った
ブラック「そ、そうだな///」
俺は少し驚いた
スカル「イヴ、行こうぜ!」
イヴ「う、うん。行こ」
アルファ「さてと」
俺は自分含めてダンジョンに入ってから、ダンジョンの入り口に結界をはった
デスタ「広いな」
デュアル「そうですね」
僕とデスタはダンジョンを歩いているけど、かなり広い
デスタ「……あ?」
歩いていると、俺の足元から、カチッ、と、音がなった
デュアル「デスタ、なにかしましたか?」
デスタの足元からカチッと音がなってから、僕達の周りが揺れ始めた
デスタ「なにか踏んだな」
俺は足元を見ると、足元にはボタンがあった
デュアル「……は、走りますよ!」
僕は後ろを向いた瞬間、すぐにデスタの腕を掴んで、走った
デスタ「い、いきなりなんだよッ!?」
デュアルが不意に俺の腕を掴み、走ったので、俺は転けそうになったが、なんとか転けずに走っている
デュアル「後ろを見たら分かりますよ」
デスタ「なるほどな…」
俺はデュアルが言った通り、後ろを見たが、後ろには巨大な岩が俺達に向かってきていた
デュアル「これ位の距離なら大丈夫ですね」
僕は走りを止めてから、デスタから離れて、巨大な岩の方を向いた
デスタ「なにする気だ?」
デュアル「こうするんです!」
デュアル「カッターエンペラーキャノン」
僕は巨大な岩に向かって新しいエンペラーキャノン。カッターエンペラーキャノンを放った
デスタ「最初からそうしたら良かったんじゃないか?」
デュアル「してもいいですが、デスタがボロボロになってましたよ」
デスタ「ま、マジか」
俺は顔が少し、青ざめた
デュアル「はい。僕の新しいエンペラーキャノンは鋭いので」
デスタ「なるほどな」
俺は巨大な岩を見たが、岩は粉々(こなごな)にならず、岩は斬れていた
デュアル「足元には気をつけてください」
デスタ「まあ、気をつけるよ」
俺がやる気のない返事をすると…
デュアル「絶対……足元は気をつけてください」
僕は軽めの殺気を出した
デスタ「わ、分かった」
俺はデュアルの殺気に怯みながら言った
ロザリー「宝箱ないかな?」
ロザリー「ブラック君、宝箱あった?」
私とブラックはずっと宝箱を探してるけど、宝箱は見つからない
ブラック「一応、あったぞ」
俺はさっき見つけた手のひらサイズの宝箱を見せた
ロザリー「開けてもいい?」
私がブラック君に聞くと、ブラック君は首を縦に振った
ブラック「ほらよ」
俺は見つけた宝箱をロザリーに渡した
ロザリー「えへへ♪」
私は宝箱を開けて、中身を見た瞬間、入ったものが嬉しくて、笑った
ブラック「何が入ってたんだ?」
ロザリー「これ♪」
私は宝箱に入っていた宝石を見せた
ブラック「その宝石はパパラチアサファイアだな」
ロザリー「宝石を知ってるの?」
ブラック「俺の両親が小さい宝石店を経営してるからな」
ロザリー「そうなんだ」
ブラック「その宝石どうするんだ?」
ロザリー「私が持っとく」
私は制服のポケットに宝石を入れた
スカル「イヴ、まだ調べるのか?」
俺とイヴはダンジョンに入ったが、入った瞬間にイヴはダンジョンの奥に行かず、ずっとダンジョンを調べている
イヴ「うん♪まだまだ調べるよ」
僕はメモを書きながら言った
スカル「調べた所で何か分かるのか?」
イヴ「宝箱の場所、トラップの場所が下の階層に繋がる場所が分かる」
スカル「そ、そんなに分かるのか?」
俺は少し引いた
イヴ「うん。魔力の繋がりが分かればね」
僕はそう言って、メモを書き終わった
イヴ「行こ」
僕はダンジョンの奥に向かって走った
スカル「お、おう」
俺は少し驚きながらも、走った
デュアル「此処が最後ですね」
あれから僕とデスタはトラップを回避して、最後の階層に繋がる扉の前に着いた
デスタ「そうだな」
ブラック「あ、お前達が一番か」
俺とロザリーは最後の階層に繋がる扉の前に着いたが、そこにはデュアルとデスタが居た
デュアル「僕達の勝ちです♪」
ロザリー「いつから勝負してたの?」
私は首を傾げた
ブラック「さあな」
俺もロザリーと同じく、首を傾げた
イヴ「遅かったですね…」
僕とスカル君が最下層(さいかそう)に繋がる扉の前に着いた時には僕達以外、着いていた
スカル「お前(イヴ)がすぐに調べ終わってたら一番だったかもな」
イヴ「ごめんなさい…」
ブラック「スカル、言い過ぎだ」
デュアル「……さて、皆さん!」
僕は皆の視線をこっちに向けた
デュアル「行きますよ!」
僕は最後の階層に繋がる扉を開けた
デュアル「……え」
扉を開けた瞬間、僕達は……
デュアル「僕とスカル君が戦った場所ですか?」
僕がイグニス先生に聞くと、イグニス先生は首を横に振った
イグニス「今日実技をする場所はダンジョンだ」
僕が実技をする場所を言ったけど、皆、首を傾げた
イグニス「ダンジョンって言うのは自然に出来た洞窟で、ダンジョンの内部にはモンスターが居たり、宝箱がある時もある」
僕がダンジョンの説明をしていると…
デスタ「宝箱ってどんだけあるんだ?」
イグニス「詳しくは分からないけど、たくさんあるね」
僕が宝箱の事を言うと、皆は嬉しかったのか、目が輝いた
イグニス「それと、今日はレン。……レン先生が担当している平民クラスと合同実技だから」
デュアル「分かりました」
イグニス「それじゃ、行くよ」
僕達は教室を出て、魔法学園の正門前に向かった
デュアル「(平民のクラスはたくさん居るんだなぁ)」
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デュアル・???「痛」
デュアル「ご、ごめんなさい…」
ボーッとしていて、僕は誰かにぶつかった
???「お前、貴族だよな」
デュアル「はい」
???「ならよ」
俺は魔力刀(まりょくとう)を造り、魔力刀を獣人の貴族に向かって振った
デュアル「ッ!?な、なにするんですか!」
僕は平民クラスの子が振ってきた魔力刀を回避した
???「俺は貴族が嫌いなんだよ」
俺が魔力刀を振り下ろした瞬間…
レン「ノウブル、やめろ」
俺は貴族が嫌いな生徒。ノウブルの魔力刀を止めた
ノウブル「……」
俺はレン先生に止められた魔力刀を消した
レン「列に戻ってくれ」
ノウブル「…分かった」
俺はさっき座っていた列で座った
デュアル「あの、レン先生」
レン「ん?」
デュアル「ノウブル君はどうして僕に魔力刀を振ってきたんですか?」
レン「ノウブルは三歳位の時に貴族によって、親が襲われたんだ」
デュアル「……」
レン「幸い(さいわ)、両親は生きていたが、その一件があって、ノウブルは貴族が嫌いになったんだ…」
デュアル「そうですか…」
僕がさっき居た場所に戻ろうとしたら…
レン「まあ、ノウブルは根は良い奴だからな」
デュアル「それは良かったです」
僕はレン先生からノウブル君の事を聞いてから、座った
ノウブル「(貴族って色んな奴が居るんだな)」
俺が心の中で言っていると……
レン「ノウブル=ヘイト」
ノウブル「……」
レン先生に呼ばれたので、俺は手を挙げた
レン「全員居るな」
俺はノウブル含めた生徒が居るのを確認した
イグニス「デュアル」
デュアル「はい」
イグニス「デスタ」
デスタ「おう」
イグニス「ロザリー」
ロザリー「は~い」
イグニス「スカル」
スカル「おう!」
イグニス「イヴ」
イヴ「は、はい!」
イグニス「ブラック」
ブラック「はい」
イグニス「全員居るね」
僕は生徒が全員居る事を確認した
アルファ「皆、今から外に出るが、迷惑はかけないように」
俺が言うと、魔法学園の生徒全員が頷いた
デュアル「此処がダンジョン」
王都を出て、僕達は今、洞窟の前に居る
イグニス「今からクラス内で二人組を作って、ダンジョンに潜ってくれ」
デュアル「デスタ、一緒に行きましょう」
デスタ「そうだな」
ロザリー「ブラック君、一緒に行こ」
私はブラック君の手を握って言った
ブラック「そ、そうだな///」
俺は少し驚いた
スカル「イヴ、行こうぜ!」
イヴ「う、うん。行こ」
アルファ「さてと」
俺は自分含めてダンジョンに入ってから、ダンジョンの入り口に結界をはった
デスタ「広いな」
デュアル「そうですね」
僕とデスタはダンジョンを歩いているけど、かなり広い
デスタ「……あ?」
歩いていると、俺の足元から、カチッ、と、音がなった
デュアル「デスタ、なにかしましたか?」
デスタの足元からカチッと音がなってから、僕達の周りが揺れ始めた
デスタ「なにか踏んだな」
俺は足元を見ると、足元にはボタンがあった
デュアル「……は、走りますよ!」
僕は後ろを向いた瞬間、すぐにデスタの腕を掴んで、走った
デスタ「い、いきなりなんだよッ!?」
デュアルが不意に俺の腕を掴み、走ったので、俺は転けそうになったが、なんとか転けずに走っている
デュアル「後ろを見たら分かりますよ」
デスタ「なるほどな…」
俺はデュアルが言った通り、後ろを見たが、後ろには巨大な岩が俺達に向かってきていた
デュアル「これ位の距離なら大丈夫ですね」
僕は走りを止めてから、デスタから離れて、巨大な岩の方を向いた
デスタ「なにする気だ?」
デュアル「こうするんです!」
デュアル「カッターエンペラーキャノン」
僕は巨大な岩に向かって新しいエンペラーキャノン。カッターエンペラーキャノンを放った
デスタ「最初からそうしたら良かったんじゃないか?」
デュアル「してもいいですが、デスタがボロボロになってましたよ」
デスタ「ま、マジか」
俺は顔が少し、青ざめた
デュアル「はい。僕の新しいエンペラーキャノンは鋭いので」
デスタ「なるほどな」
俺は巨大な岩を見たが、岩は粉々(こなごな)にならず、岩は斬れていた
デュアル「足元には気をつけてください」
デスタ「まあ、気をつけるよ」
俺がやる気のない返事をすると…
デュアル「絶対……足元は気をつけてください」
僕は軽めの殺気を出した
デスタ「わ、分かった」
俺はデュアルの殺気に怯みながら言った
ロザリー「宝箱ないかな?」
ロザリー「ブラック君、宝箱あった?」
私とブラックはずっと宝箱を探してるけど、宝箱は見つからない
ブラック「一応、あったぞ」
俺はさっき見つけた手のひらサイズの宝箱を見せた
ロザリー「開けてもいい?」
私がブラック君に聞くと、ブラック君は首を縦に振った
ブラック「ほらよ」
俺は見つけた宝箱をロザリーに渡した
ロザリー「えへへ♪」
私は宝箱を開けて、中身を見た瞬間、入ったものが嬉しくて、笑った
ブラック「何が入ってたんだ?」
ロザリー「これ♪」
私は宝箱に入っていた宝石を見せた
ブラック「その宝石はパパラチアサファイアだな」
ロザリー「宝石を知ってるの?」
ブラック「俺の両親が小さい宝石店を経営してるからな」
ロザリー「そうなんだ」
ブラック「その宝石どうするんだ?」
ロザリー「私が持っとく」
私は制服のポケットに宝石を入れた
スカル「イヴ、まだ調べるのか?」
俺とイヴはダンジョンに入ったが、入った瞬間にイヴはダンジョンの奥に行かず、ずっとダンジョンを調べている
イヴ「うん♪まだまだ調べるよ」
僕はメモを書きながら言った
スカル「調べた所で何か分かるのか?」
イヴ「宝箱の場所、トラップの場所が下の階層に繋がる場所が分かる」
スカル「そ、そんなに分かるのか?」
俺は少し引いた
イヴ「うん。魔力の繋がりが分かればね」
僕はそう言って、メモを書き終わった
イヴ「行こ」
僕はダンジョンの奥に向かって走った
スカル「お、おう」
俺は少し驚きながらも、走った
デュアル「此処が最後ですね」
あれから僕とデスタはトラップを回避して、最後の階層に繋がる扉の前に着いた
デスタ「そうだな」
ブラック「あ、お前達が一番か」
俺とロザリーは最後の階層に繋がる扉の前に着いたが、そこにはデュアルとデスタが居た
デュアル「僕達の勝ちです♪」
ロザリー「いつから勝負してたの?」
私は首を傾げた
ブラック「さあな」
俺もロザリーと同じく、首を傾げた
イヴ「遅かったですね…」
僕とスカル君が最下層(さいかそう)に繋がる扉の前に着いた時には僕達以外、着いていた
スカル「お前(イヴ)がすぐに調べ終わってたら一番だったかもな」
イヴ「ごめんなさい…」
ブラック「スカル、言い過ぎだ」
デュアル「……さて、皆さん!」
僕は皆の視線をこっちに向けた
デュアル「行きますよ!」
僕は最後の階層に繋がる扉を開けた
デュアル「……え」
扉を開けた瞬間、僕達は……
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