最強魔導師の息子

ブレイブ

文字の大きさ
上 下
20 / 62
2章 魔法学園

第9魔導師 暗闇を照らす光

しおりを挟む
ブラック「今日なにしよ?」

俺は今、俺一人しかいない部屋で頬杖(ほおづえ)をして、呟いた

スカル「ブラック~そろそろ実技だぞ?」

イヴ「は、早くしないとイグニス先生が怒るよ」

ブラック「……分かった」

俺は椅子から立ち、部屋を出た










イグニス「出席確認するよ」

イグニス「デュアル」

デュアル「はい」

僕は手を挙げてから言った

イグニス「デスタ」

デスタ「はい」

俺は手を挙げてから言った

イグニス「ロザリー」

ロザリー「はい」

私は手を挙げてから言った

イグニス「スカル」

スカル「おう」

俺は手を挙げてから言った

イグニス「イヴ」

イヴ「は、はい!」

僕は震えながら手を挙げてから言った

イグニス「ブラック」

ブラック「……」

俺は手だけ挙げて、すぐに手を降ろした

イグニス「全員居るね」

イグニス「今日はみんなの得意な武器や使える魔法を知りたい」

イグニス「武器は用意してるから、やってくれ」

僕は魔方陣を展開し、様々な武器を出した

デスタ「じゃあ俺は」

俺は武器の中で戦斧(せんぷ)を選んだ

デスタ「試すのはどうしたらいいんだ?」

イグニス「それは僕が試す」

イグニス「…全力で
来(き)な」

僕は魔法障壁を展開し、言った

デスタ「それなら!」

俺は全力で戦斧を振った

イグニス「…すごいな」

僕は戦斧の一振を魔法障壁で防いだが、魔法障壁は砕け、僕は吹っ飛んだ

デスタ「せ、先生。大丈夫か?」

イグニス「大丈夫」

僕は吹っ飛んだ瞬間、受け身を取ったから、傷はあまりない

イグニス「次は君の中で最強の魔法を放ちたまえ」

僕は魔法障壁ドームを展開し、言った

デスタ「なら」

俺は破滅の魔力を持った。禍々しい雲を出した

デスタ「破滅の落雷(らくらい)」

俺は禍々しい雲から、禍々しい雷を先生に向かって落とした

イグニス「…避けて正解だったな」

僕は避けたが、さっき居た場所に雷が落ちたが、そこには巨大なクレーターが出来ていた

イグニス「(当たってら僕は消えていたな…)」

僕は少し恐怖を感じ、心の中で言った

デスタ「先生、びっくりしたか?俺の最強魔法に」

イグニス「…そうだね。びっくりしたよ」

イグニス「次、誰かな?」

デュアル「僕がします」

僕は武器の中から短剣を選び、言った

イグニス「来な」

デュアル「行きます」

僕は短剣を持ったまま、イグニス先生に接近した

デュアル「はあッ!」

僕は短剣でイグニス先生が展開した魔法障壁ドームを連続で斬っている

イグニス「(すごいな)」

デュアル君は僕が展開している、魔法障壁ドームを連続で斬っているが、一撃も外す事なく、全て同じ場所を斬っている

デュアル「これで、どうですか?」

僕はイグニス先生が展開した魔法障壁ドーム斬り、内部に入った

イグニス「合格だ」

僕は魔法障壁ドームを解除した

デュアル「次は魔法ですよね?」

イグニス「いや、君の魔法の威力は前に知ったから大丈夫」

デュアル「分かりました…」

僕は少し悲しくなったけど、皆の元に戻った

イグニス「(悪いことをしたな…)」

僕は暗い顔になったデュアル君を見て、心の中で言った

ロザリー「私がする」

私は武器の中から杖を選び、言った

イグニス「遠慮なく来な」

ロザリー「私は攻撃魔法は使えない…」

私の身体は少し震えている

イグニス「(何かあったのか?)」

イグニス「攻撃以外の魔法は使える?」

ロザリー「うん」

イグニス「なら、その魔法を使ってくれ」

ロザリー「分かった」

私は震えを出来る限り抑えてから、杖を構えてから、魔方陣を展開した

ロザリー「レストレーション」

私が魔法を使うと、クレーターは消え、壊れた場所は修復された

イグニス「すごいな」

僕は完璧に修復された事に驚いた

スカル「次は俺がやる」

俺は武器の中から槍を選んでから言った

イグニス「来な」

スカル「おらよ!」

俺は先生に向かって槍を投げた

イグニス「…君の場合、槍より剣の方が良いんじゃないのかな?」

僕はスカル君が投げた槍を掴み、言った

スカル「苦手な武器も慣れないといけないからな」

俺は先生にそう言って、皆の元に戻った

イグニス「魔法はいいのかい?」

スカル「良いんだ。俺はデュアルと戦った時に使った魔法が俺が今使える魔法だからな」

イヴ「……つ、次は僕がします」

僕は武器の中から剣を選んでから言った

イグニス「来な」

イヴ「い、行きます!」

僕は走って、イグニス先生に接近した

イヴ「やあ!」

僕はイグニス先生に向かって剣を振り下ろした

イグニス「いい、重さだ」

僕はイヴ君の剣を中指1歩で止めた

イヴ「ッ!?」

イヴ「つ、次は魔法をします!」

イヴ「フレイムブラスト!!」

僕は一瞬驚いたけど、すぐに切り替えて、イグニス先生に向かってフレイムブラストを放った

イグニス「魔法障壁」

僕は魔法障壁でイヴ君が放ったフレイムブラストを防いだ

イヴ「……」

僕は悲しくなって、皆の元に戻った

ブラック「……」

俺は武器の中から双剣を選んだ

ブラック「……」

俺は双剣を構え、先生に接近した

イグニス「……」

僕は警戒し、ザ・バーストを構えた

ブラック「……」

俺は双剣で先生に斬りかかった

イグニス「くッ」

ブラック君は双剣の連続攻撃は僕を押している

ブラック「バーストソード」

俺は先生に剣を突き刺すと、俺が持っていた双剣の刀身は爆発した

イグニス「…やるな」

僕は爆発をくらい、吹っ飛んだが、受け身をしたので、傷はほとんどない

イグニス「さて、これで授業は終わり、皆。あとは自由時間だよ」

僕はザ・バーストを鞘に納め、生徒に言った










ブラック「……暇になった」

僕はイヴもスカルも居ない部屋で呟いた

ロザリー「入って大丈夫?」

私はイヴ君、スカル君、ブラック君の三人が居る部屋にドアをノックした

ブラック「……入って良いよ」

僕は話相手が居てほしかったから、入って良い、と、言った

ロザリー「ちょうど良かった」

私は部屋に入ると、部屋にはブラック君だけだった

ブラック「え?」

ロザリーは俺達の部屋に入ると、俺を見て、ちょうど良かった、と、言った

ロザリー「ブラック君に用があったから」

ブラック「用?」

ロザリー「うん。魔法学園を一緒に歩こ」

ブラック「……良いよ」

俺はやりたい事がないから、ロザリーと一緒に魔法学園を歩く事にした










ロザリー「魔法学園っていろいろあるんだ♪」

私はブラック君と一緒に魔法学園のいろんな場所を見た

ブラック「……」

ブラック「今更だが、一緒に居るのが俺でよかったのか?」

ロザリー「本当に今更だね」

私はブラック君のベッドに座った

ロザリー「私はブラック君と歩きたかったの」

ブラック「…そうか」

ロザリー「……ブラック君はいつも一人なの?」

ブラック「ああ。一人が好きだからな」

ロザリー「なんか、私みたい」

ブラック「?」

俺は首を傾げた

ロザリー「私も三歳位の時はブラック君みたいに一人で居たいって思う事があったの」

ブラック「……」

ロザリー「その時の私はいたずらをして、皆から注目されたかったの」

ブラック「……俺は」

ブラック「一人で居るのが嫌いだ」

ロザリー「じゃあ、皆と一緒に居たらいいんじゃないの?」

ブラック「……迷惑をかけたくないんだ」

ロザリー「迷惑?」

ブラック「俺の魔法は強すぎるから、俺の周りにいれば、必ずけがをするから…迷惑をかけたくないんだ…」

ロザリー「そんな理由?」

ブラック「そんな理由って俺はお前達の事を思って言ったんだぞ!」

ロザリー「私達は強いから大丈夫。私もデュアルもデスタも英雄の子供だから大丈夫」

ロザリー「それに、魔法学園に居る皆は強い魔導師だから大丈夫」

ブラック「……それでも、俺が皆を傷つけたら…」

ロザリー「大丈夫。私が守るから」

ブラック「…ありがとう」

俺は自分の中にあった不安がなくなったから、嬉しくて、笑った
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】

永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。 転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。 こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり 授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。 ◇ ◇ ◇ 本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。 序盤は1話あたりの文字数が少なめですが 全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。

異世界でネットショッピングをして商いをしました。

ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。 それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。 これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ) よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m hotランキング23位(18日11時時点) 本当にありがとうございます 誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。

処理中です...