最強魔導師の息子

ブレイブ

文字の大きさ
上 下
18 / 62
2章 魔法学園

第7魔導師 入学

しおりを挟む
デュアル「デスタ。デュアル、王都を歩いていますが、魔法学園の場所は分かるのですか?」

デスタ「お父さんから地図をもらったから大丈夫だ」

デュアル「ならよかっ……あれ?」

ロザリー「どうしたの?」

デュアル「地図。逆じゃないですか?」

デスタ・ロザリー「え…」

デュアル「少し借りますね」

僕はデスタが持っている地図を取り、反転させた

デュアル「やっぱり、道を間違えてますね」

デュアル「今僕達は図書館の前に居ますが。地図によると、図書館は魔法学園から離れてますね」

デスタ・ロザリー「てことは…」

デュアル「僕達は別の方に進んでいたって事です」

ロザリー「い、今何時?」

デスタ「8時30分だな」

デュアル「始業式は9時からですから、急がないとですね」

イグニス「スーツって苦手だな…」

僕は慣れないスーツを着てから家を出た

デュアル「どうしましょう。魔法学園に遅刻してしまいます…」

デスタ「い、今から走ったら間に合うんじゃないのか?」

ロザリー「そ、そうだね」

イグニス「君達、魔法学園に行くのかい?」

僕は魔法学園に行く生徒三人に話しかけた

デュアル「はい。今日から魔法学園に入学するので」

デスタ・ロザリー「イグニスおじさん。久しぶり」

イグニス「久しぶり?僕は君達とはあった事がないと思うけど?」

僕は二人を見たけど、知らない子だった

ロザリー「私はロザリーだよ」

デスタ「俺はデスタだ」

イグニス「…ああ!」

僕は子供達の名前を聞いて、成長した、デスタ君。ロザリーちゃんと分かった

デスタ・ロザリー「思い出した?」

イグニス「うん」

イグニス「フードを被っている君は誰かな?」

デュアル「デュアルです」

僕は耳を出さずに、フードから顔を見せた

イグニス「どうしてフードを被ってるの?」

デュアル「えっとぉ……それはですね」

イグニス「…大丈夫。無理に言わなくて大丈夫だよ」

僕はデュアル君がフードを被っている理由を察(さっ)した

イグニス「……隠れてないで出てこい」

僕はデュアル君、デスタ君、ロザリーちゃんとは違う魔力を感じた

レッドドラゴン「…バレましたか…」

デュアル「レッドドラゴン?どうして此処(王都)に?」

僕は突然現れたおじ上の従魔、レッドドラゴンに聞いた

レッドドラゴン「ディノ様に頼まれましてね。道に迷ってたら案内をしろと」

デュアル「おじ上が?」

デスタ・ロザリー「ディノおじさんが?」

レッドドラゴン「はい」

イグニス「魔法学園には僕が案内するよ」

レッドドラゴン「そうですか。でしたら僕は、ディノ様に報告をするために戻ります」

僕は翼を広げ、エンペラー国に戻った

イグニス「…さっ魔法学園に行こうか」

デスタ・ロザリー「おう(うん)」

デュアル「はい」










イグニス「間に合ったね」

僕達は魔法学園に着いたのは8時50分だった

デュアル・デスタ・ロザリー「此処が魔法学園」

僕達は今まで本を見ていた魔法学園を本ではなく、今初めて魔法学園を見て感動している

イグニス「新入生の君達はあそこに並んで」

僕は魔法学園の入学する新入生の指をさした

デスタ・ロザリー「分かった」

デュアル「分かりました」










デュアル「(たくさん居るなぁ)」

学園長「皆さん。入学おめでとう」

デスタ・ロザリー「(長い話しでもするのかな?)」

学園長「魔法学園の先生を紹介し、その後。皆さんが掲示板を見て、クラスを探し、部屋に入ってください」

学園長「では先生がた。お願いします」

私はこの後の事を説明し、後は先生に託(たく)した

イグニス「イグニス=アイン。貴族側の担任兼剣術担当になった。よろしく」

僕が担当を言うと、貴族の子供達のほとんどが、拍手をした

レン「レン=ボルケイノ。平民側の担任になった。よろしくな」

俺が担当を言うと、平民の子供が拍手をした

アルファ「アルファ=ボルケイノ。魔法担当になった。よろしく」

俺が担当を言うと、平民と貴族が拍手をした

学園長「では皆さん。魔法学園に入ってください」










デュアル・デスタ・ロザリー「どこだろ?」

僕達は自分のクラスと部屋を探している

イグニス「君達は此処だね」

僕はデュアル君、デスタ君、ロザリーちゃんのクラス。Aを指さした

デュアル・デスタ・ロザリー「ありがとうございます。先生」

イグニス「僕は先に教室に行くからついて来てよ」

僕は生徒に言った










イグニス「着いたよ」

デュアル「此処が教室」

教室には豪華な装飾がたくさんあり、僕の部屋みたいに綺麗だった

イグニス「席は自由だから、好きな席に座って」

デュアル「(此処にしよ)」

僕は真ん中の席に座った

ロザリー「(じゃあ私は)」

私はデュアルの隣の席に座ろうとしたら……

デスタ「俺は此処だな」

ロザリー「……」

隣の席にデスタが座ったので、私はデュアルの後ろの席に座った

イグニス「出席確認をするから、名前を呼ばれたら反応してね」

イグニス「デュアル=インパクト」

デュアル「はい!」

イグニス「デスタ=ノヴァ」

デスタ「はい!」

イグニス「ロザリー=ディザイア」

ロザリー「はい!」

イグニス「スカル=ボーン」

スカル「おう!」

俺は腕を挙げてから言った

イグニス「ブラック=スカイ」

ブラック「……」

僕は何も言わず、腕を上げた

イグニス「イヴ=アルク」

イヴ「ッ!?は、はい!」

僕はびっくりしてから腕を上げた

イグニス「全員居るな」

スカル「なぁ。何でフードかぶってるんだ?」

デュアル「そ、それはですね」

スカル「見せろよ」

俺はフードを奪う様に取った

デュアル「あっ」

僕はフードを取られたから、獣人の耳と尻尾が飛び出した

スカル「ッ!?お前、獣人なのか?」

デュアル「……はい」

イヴ「……獣人」

デュアル「イヴ君。どうしました?」

イヴ君はずっと僕の耳と尻尾を見ている

イヴ「耳ってどんな感じなの?尻尾は?」

僕は席を立ってから、デュアル君に聞いた

デュアル「はい?」

僕は突然の事で目が点になった

イヴ「何時も手入れとかしてるの?」

ブラック「(うるさい)」

僕は耳を手で防いだ

イグニス「静かに。イヴ君、席に戻って」

イヴ「ごめんなさい。先生、デュアル君」

僕は先生とデュアル君に謝ってから、さっき座っていた一番後ろの席に座った

イグニス「今から各自の部屋に向かうから皆席を立って」

僕が生徒に言うと…

スカル「先生!」

イグニス「ん?」

スカル君に僕は呼ばれた

スカル「今からデュアルとバトルしたいんだ!」

デュアル「え?」

イグニス「い、今から?」

僕は突然の事だったので、僕とデュアル君は困惑した

スカル「ああ!今からしたいんだ!」

イグニス「…別に良いけど、外で戦う様に」

スカル「分かった」

イグニス「万が一があるから、僕が案内するよ」

スカル「ありがとな。先生♪」

デュアル「ありがとうございます」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

性転のへきれき

廣瀬純一
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

処理中です...