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2章 夏休み
#8探検と本音
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新「ふわぁ」
新は起きたが、周りを見ている
新「今旅行中だ」
新は寝ぼけていて、一瞬、此処がどこか分かっていなかった
新「ん?」
新のベッドが大きく盛り上がってる。新は掛け布団を剥(は)いだ
燐「あっ」
新「やっぱり」
新が掛け布団を剥ぐと、そこには燐が居た
燐「おはようございます、新さん♪」
燐は見つかった事を気にせず、新に抱きついた
新「おはよう」
新は燐の頭を撫でた
燐「むぅ」
燐はほっぺを膨らませた
新「燐?」
燐「そうじゃないです」
新「分かってるよ」
新は燐を抱きしめた
燐「んん、いたずらはやめてください」
新「はいは~い」
優「新~起きてるか?」
新「!?」
新「う、うん!起きてるよ」
新と燐が二人の世界に入っていると、ドアをノックする音と、優の声が聞こえた
優「んじゃ朝食食いながら待ってるぞ」
新「おはよ~」
あれから少し時間を置いてから、新は皆の元に来た
燐「おはようございます」
続いて燐が皆の元に来た
優・結衣・雫「おはよう」
茜「おはようございます。朝食はできております」
茜は燐と新が座る場所の席を動かした
燐「ありがとう」
新「ありがとうございます」
茜「いえいえ」
燐と新が座ってから、茜は自分の席に座った
新・燐「いただきます」
新「(ちょうどいい朝食)」
新達の朝食はサラダ、コーンスープ、食パンだ
優「なぁ、今日はどうするんだ?」
新「プールで遊ぶとして、次はどうする?」
新は一旦食べ終わるのをやめて言った
結衣「う~ん」
雫「うーん」
優「生徒会長はあるか?」
燐「…副会長が言ったように、プールは考えていましたが、その後は考えておりません」
優「だったらさ!」
優「探検行かねぇか!」
優は待ってました、と言わんばかりに言った
新・燐・結衣・雫「探検?」
茜「探検ですか?」
優の提案に新、燐、結衣、雫、は首をかしげた
優「こんだけ広いんだ。いろんなところも見ねぇか?」
優が言うと、皆うなずいた
優「んじゃ、行くぜ」
優達は水着に着替え、プールに着いてから、水鉄砲を新に向けた
新「行くよ」
新も優に水鉄砲を向けた
燐「お二人とも元気ですね」
燐達は水鉄砲で戦っている新と優を見ている
優「んじゃ、探検に行くか」
新「探検って言ってもどこに?」
新が首をかしげると、近くにある島を指さした
優「あそこだ」
優はそう言って、近くに島に走って行った
新「速!」
結衣「優く~ん待ってぇ」
優「…結衣、皆は?」
結衣「分かんない」
優が振り向くと、結衣しかいなかった
結衣「これ茜さんが水分補給にだって」
結衣は新に水が入ったペットボトルを渡した
優「ありがとな」
優「…ん?」
優は水を飲むと、洞窟を見つけた
優「あそこ行ってみようぜ」
優は洞窟に向かって行った
結衣「あっ待ってよぉ」
新「完全にはぐれた」
燐「仕方ありませんよ。水分補給をしていた瞬間に居なくなってたんですから」
茜「……」
茜はさっきから腕時計をよく見ている
燐「茜?どうしました?」
燐は首をかしげて言った
茜「そろそろ満潮の時間ですので…」
結衣「ねぇ、深くない」
結衣達は洞窟内を歩いているが、水が深くなってきている
優「確かに、ちょっと深いな」
優「ちょっと見てくる」
優「……」
見てきた優は申し訳ない顔をして戻ってきた
優「入口が水で満ちて出れなくなっちまった……」
結衣「仕方ないよ」
結衣「今は此処に居とこ」
二人が居るところには幸い、二人ぐらいが座れるぐらいの場所がある
新「まだ寝れないの?」
あれから時間は経ち、夜の11時になっている
燐「新さんもですか」
新「心配で寝れなくて」
燐「私もです」
優「暗くなってきたな」
優「こんなところに居たら小さいころ思い出すな」
結衣「小さいころ?」
優「ああ」
優「小さいころ、厳しく育てられて成績が悪かった暗い場所で一日過ごしたり、近くの子達と遊ぶことを許されてなかったんだ」
優「だから友達と遊んでみたかったり、探検とかしてみたかったんだ」
結衣「……」
優「…けど、こんなことになるならやめた方がいいのかもな」
優は言いたかった本音を言った
結衣「そんな事ないよ」
結衣は優を抱きしめた
優「結衣?」
結衣「優君は優君のままで良いよ」
優「けど迷惑だろ?」
結衣「それなら私も同じだよ。皆に迷惑かけてるからね」
優「…ははっ確かにそうだな」
結衣「むぅ、そこは否定してよ~」
優「自分で言ったんだろ?」
さっきの調子はなくなり、いつもの優に戻っていた
新「…まだ来ない」
燐「…そうですね」
二人はあまり寝れていない状態で起きて、待っている
優「お~い!」
新・燐「ん?」
二人は声がした方を向くと、優と結衣が居た
新・燐「優(結衣さん)!」
優・結衣「ただいま」
新「心配したよ」
優「悪かったな!」
優は新の首に腕を回した
燐「さあ皆さん。朝ごはんを食べましょう」
優「おう」
結衣「うん」
新は起きたが、周りを見ている
新「今旅行中だ」
新は寝ぼけていて、一瞬、此処がどこか分かっていなかった
新「ん?」
新のベッドが大きく盛り上がってる。新は掛け布団を剥(は)いだ
燐「あっ」
新「やっぱり」
新が掛け布団を剥ぐと、そこには燐が居た
燐「おはようございます、新さん♪」
燐は見つかった事を気にせず、新に抱きついた
新「おはよう」
新は燐の頭を撫でた
燐「むぅ」
燐はほっぺを膨らませた
新「燐?」
燐「そうじゃないです」
新「分かってるよ」
新は燐を抱きしめた
燐「んん、いたずらはやめてください」
新「はいは~い」
優「新~起きてるか?」
新「!?」
新「う、うん!起きてるよ」
新と燐が二人の世界に入っていると、ドアをノックする音と、優の声が聞こえた
優「んじゃ朝食食いながら待ってるぞ」
新「おはよ~」
あれから少し時間を置いてから、新は皆の元に来た
燐「おはようございます」
続いて燐が皆の元に来た
優・結衣・雫「おはよう」
茜「おはようございます。朝食はできております」
茜は燐と新が座る場所の席を動かした
燐「ありがとう」
新「ありがとうございます」
茜「いえいえ」
燐と新が座ってから、茜は自分の席に座った
新・燐「いただきます」
新「(ちょうどいい朝食)」
新達の朝食はサラダ、コーンスープ、食パンだ
優「なぁ、今日はどうするんだ?」
新「プールで遊ぶとして、次はどうする?」
新は一旦食べ終わるのをやめて言った
結衣「う~ん」
雫「うーん」
優「生徒会長はあるか?」
燐「…副会長が言ったように、プールは考えていましたが、その後は考えておりません」
優「だったらさ!」
優「探検行かねぇか!」
優は待ってました、と言わんばかりに言った
新・燐・結衣・雫「探検?」
茜「探検ですか?」
優の提案に新、燐、結衣、雫、は首をかしげた
優「こんだけ広いんだ。いろんなところも見ねぇか?」
優が言うと、皆うなずいた
優「んじゃ、行くぜ」
優達は水着に着替え、プールに着いてから、水鉄砲を新に向けた
新「行くよ」
新も優に水鉄砲を向けた
燐「お二人とも元気ですね」
燐達は水鉄砲で戦っている新と優を見ている
優「んじゃ、探検に行くか」
新「探検って言ってもどこに?」
新が首をかしげると、近くにある島を指さした
優「あそこだ」
優はそう言って、近くに島に走って行った
新「速!」
結衣「優く~ん待ってぇ」
優「…結衣、皆は?」
結衣「分かんない」
優が振り向くと、結衣しかいなかった
結衣「これ茜さんが水分補給にだって」
結衣は新に水が入ったペットボトルを渡した
優「ありがとな」
優「…ん?」
優は水を飲むと、洞窟を見つけた
優「あそこ行ってみようぜ」
優は洞窟に向かって行った
結衣「あっ待ってよぉ」
新「完全にはぐれた」
燐「仕方ありませんよ。水分補給をしていた瞬間に居なくなってたんですから」
茜「……」
茜はさっきから腕時計をよく見ている
燐「茜?どうしました?」
燐は首をかしげて言った
茜「そろそろ満潮の時間ですので…」
結衣「ねぇ、深くない」
結衣達は洞窟内を歩いているが、水が深くなってきている
優「確かに、ちょっと深いな」
優「ちょっと見てくる」
優「……」
見てきた優は申し訳ない顔をして戻ってきた
優「入口が水で満ちて出れなくなっちまった……」
結衣「仕方ないよ」
結衣「今は此処に居とこ」
二人が居るところには幸い、二人ぐらいが座れるぐらいの場所がある
新「まだ寝れないの?」
あれから時間は経ち、夜の11時になっている
燐「新さんもですか」
新「心配で寝れなくて」
燐「私もです」
優「暗くなってきたな」
優「こんなところに居たら小さいころ思い出すな」
結衣「小さいころ?」
優「ああ」
優「小さいころ、厳しく育てられて成績が悪かった暗い場所で一日過ごしたり、近くの子達と遊ぶことを許されてなかったんだ」
優「だから友達と遊んでみたかったり、探検とかしてみたかったんだ」
結衣「……」
優「…けど、こんなことになるならやめた方がいいのかもな」
優は言いたかった本音を言った
結衣「そんな事ないよ」
結衣は優を抱きしめた
優「結衣?」
結衣「優君は優君のままで良いよ」
優「けど迷惑だろ?」
結衣「それなら私も同じだよ。皆に迷惑かけてるからね」
優「…ははっ確かにそうだな」
結衣「むぅ、そこは否定してよ~」
優「自分で言ったんだろ?」
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新「…まだ来ない」
燐「…そうですね」
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新「心配したよ」
優「悪かったな!」
優は新の首に腕を回した
燐「さあ皆さん。朝ごはんを食べましょう」
優「おう」
結衣「うん」
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