クールな生徒会長のオンとオフが違いすぎるっ!?

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1章 生徒会

#5休日

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新「ん?」

土曜日になり、新はベッドでSNSを見ていると、生徒会のグループチャットで燐からメッセージが届いた

燐「(昨日新しい施設を購入しましたので、今から行きませんか?)」

メッセージが届いた後、場所の画像が送られてきた

新「バッティングセンターか」

場所の画像はここから徒歩10分ぐらいにあるバッティングセンターだった。新は着替え、ポケットに小さい呼吸器を入れた

新「行ってきま~す」

新はそう言って、家を出た











新「あっ皆来たんだ」

新がバッティングセンターに着くと、優、雫、結衣と、燐。の生徒会メンバー全員が居た

優「やることないよりマシだからな」

雫「わ、私もは動きたかったから」

結衣「私も身体を動かしたかったから」










新「結構広いね」

新達はバッティングセンターに入ったが、広さは東京ドームと同じぐらいだ

燐「新しくできた場所ですからね」

燐「制限時間はありませんから、楽しみましょう」










新「なかなか当たらない…」

新は運動神経抜群だが、それは人と戦う時だけで、機械が相手の時は弱くなる

優「結構当たるけどな」

優は新より当たっていて、調子にのっていた

優「あだッ!」

調子にのっていたバチが当たったのか、顔面に当たった。幸い、軟式の野球ボールで、速度は20キロで向かってきていたため、目立つほどの傷はできなかった










燐「副会長、ここをこうしたら当たりやすいですよ」

燐は皆がいるため、生徒会長のスイッチをオンにした状態で話している

新「なるほど」

新「(皆がいるからできる限り無心で)」

新の腕は燐の胸で挟まれている

新「……うん!当たりやすい」

新は燐が離れてから、バットを振ると、130kgの球がさっきより当たりやすくなった

結衣「会長~♪私も教えて~♪」

雫「わ、私も…教えて」

燐「…順番に行きますから」

燐は一瞬嫌な顔をしたが、すぐに切り替えた










結衣「会長って野球やってたの?」

結衣は燐の教え方を聞いて、首をかしげた

燐「私はやっていませんが、お兄様が教えてくれて、気づけば覚えていました」

結衣「そうなんだ」










優「もうこんな時間かよ」

優がバッティングセンターにある時計を見ると、夕方5時になっていた

新「そろそろ帰る?」

燐「そうですね。副会長、片付けを手伝ってください」










燐「新さん、手伝ってくれてありがとうございます」

新と二人きりになり、燐は生徒会長スイッチをオフにした

燐「でも今日は何がとは言いませんが、いつもより見てましたね」

新「そりゃ見るよ」

新は燐を見ずに言った

新「それより、今日は何で皆誘ったの?」

燐「一人占めし過ぎもダメですから」

燐「……それで私は…」

燐はつらい事を思い出したのか、悲しい顔をしていると

新「燐らしくないよ」

新は燐を抱きしめた

新「…僕達はあんな事があったけど、今は違う」

新「それに笑ってる燐の方が燐らしいよ」

燐「…はい」

燐は微笑み、新に抱きついた
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