終末の運命に抗う者達

ブレイブ

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1章抗う者達

交流

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レイ「朝から呼び出しか…」

あの後5人の新入生を迎え、次の日になると、レイは司令官室に呼ばれた

レイ「失礼します」

レイはそう言って、司令官室のドアを開けると、資料の山があり、そこには人が資料の山で埋もれている

レイ「朱李司令官、大丈夫ですか?」

レイが資料を退かすと、白髪のショートヘアーをした女性が居た

朱李「んん?」

朱李「なんだレイか」

レイ「また寝落ちしていたんですか?」

朱李「ああ。だがそろそろ終わりそうだ」

レイ「……それで、呼び出した訳は?」

レイは対面する形にイスを置き、座った

朱李「レイお前、昨日同級生と戦ったそうだな」

レイ「はい。新入生を襲っていて、守る形で戦いました」

レイ「それがなにか?」

朱李「はぁ~」

朱李はレイの問いに対して、大きくため息を吐いた

朱李「どんな形で戦ったは気にしなくて良いんだ。問題はドゥームズギアを破壊した事だ!!」

レイ「はあ」

朱李「知っての通り、ドゥームズギアは我々が地球外生命体、アースに対抗する最後の手段だ!」

朱李「それを破壊しただとぉッ!!」

レイ「…確かに、私はドゥームズギアを破壊しました。でも同級生が賭けたのはドゥームズギアです」

朱李「な!」

レイ「だから、破壊しました」

朱李「そういう事か」

レイ達が暮らしているセーフティタウン。此処では賭ける行為は優先される事が多い

朱李「だが、今回の行為は少し行き過ぎだ。お前には新人部隊の教育を任せた」

だが度合いはあり、余程(よほど)の事をした場合にはなにか責任を負わなければいけない










レイ「(押しつけられたな)」

レイは朱李司令官から教えてもらった場所に向かっている

レイ「此処か」

レイがドアを開けると、5人の新入生が振り向いた

レイ「今日から教育担当の青山・レイ。よろしく」

翔太「レイさん、昨日ぶりですね」

レイ「そうだね」

レイ「んじゃ、一人ずつ軽く自己紹介を」

翔太「俺の名前は早野翔太(はやのしょうた)。よろしくお願いします」

ツンツンした黒髪と赤い目をしている男の子が言った

望「逢川望(あいかわのぞむ)よろしくお願いします」

短い赤髪と青い目をした男の子が言った

マリ「月野・マリです、よ、よろしくお願いします」

短い金髪で左目が髪で隠れていて、赤い目をしていて、なよなよした女の子が言った

つかさ「星外(せいがい)つかさ、よろしくお願いします」

黒髪で両目が隠れていて暗い雰囲気の女の子が言った

リン「高野リン。よろしくお願いします」

黒髪をポニーテールにしていて、黒目の女の子が言った

レイ「よろしく」

レイ「私は青山・レイ。この学園の二年生だ」

レイ「先ずは皆の体力を知りたい。体育館で体力テストをしよう」










レイ「じゃあ先ずは軽く身体を動かしてからシャトルラン」

レイは準備をしながら言った

マリ「が、頑張ろ」

マリは自分に対して言った

翔太「なあ、勝負しないか?」

翔太は身体を動かしてながら望に言った

望「勝った方は?」

翔太「強いって事だ」

レイ「話してないで線の場所に居て」

翔太・望「あっはーい」











レイ「(皆体力はあるな)」

シャトルランが終わり、レイは記録を見ている。そこには翔太90回、望85回、マリ20回、つかさ25回、リン30回、と書かれている

翔太「俺の勝ちだな」

望「次は負けねぇ」

レイ「10分休憩後全員ドゥームズギアを着て、体育館隣のアリーナに集合」










翔太「一番乗り―」

翔太はドゥームズギアに着替え、アリーナに入ったが…

望「二番乗りだ」

翔太「なッ」

先にドゥームズギアを着た望が居ており、翔太は二番目だった

つかさ「マリちゃん、頑張ろ」

マリ「う、うん」

リン「レイ先生、此処でなにするんですか?」

レイ「君達にドゥームズギアの使い方を説明するため」

レイ「ドゥームズギアは装着者の意志によって、姿を変える」

レイが言うと、ドゥームズギアは刀に変わった

レイ「こんな感じ」

翔太・望「すげぇッ」

二人の目が輝いた

翔太「こんな感じか?」

翔太は考えた瞬間、ドゥームズギアが大剣に変わった

翔太「おお!」

望「なあ、どうやったんだ?」

翔太「武器をイメージしたらできたぞ」

望「なるほど」

望はイメージすると、双剣に変わった

マリ・つかさ・リン「できた」

マリは盾、つかさは銃、リンはハンマーに変わった
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