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1章 もう一度
一 またこの世界に
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迅「……どうして……ぼくだけが」
禍々しい世界で幼き迅がボロボロの状態で悲しんでいる
迅「……」
迅はスマホで寮の仲間からのメッセージを見た。迅はスタンプで了解、と伝えた
迅「醤油と塩か」
そう言って、スマホを閉じ、教室を出た
迅「……」
迅は醤油と塩を買い、寮の帰り道を歩いているが、
迅「え?」
迅が帰り道を歩いていると、反対の道に女の子が倒れている
迅「大丈夫か!」
迅は見捨てず、反対の道に向かった
???「ん?」
迅「あ、起きた?」
???「う、うん」
迅「倒れてたから心配したよ」
???「ありがとう」
未来「私は森羅未来(しんらみらい)、君は?」
迅「僕は六道迅(りくどうじん)」
迅「それと森羅さん」
未来「ん?」
迅「そろそろ此処を離れた方がいいよ?」
迅がそう言った瞬間、さっきの空は消え、当たり一面禍々しい世界に変わった
未来「霊界」
未来達が霊界に入った瞬間、周りの異形の悪霊が向かってきた
迅「……」
未来「君は隠れてて」
未来「祓え、我が身に力は宿らん」
未来が言うと、未来の身体に月の紋章が現れた
未来「やあッ!!」
未来は向かってくる異形の悪霊に攻撃をして、祓った
未来「大丈夫?」
未来は迅の方を向こうとした瞬間、地震のような揺れが発生した
未来「……あれは」
揺れの原因は異形の悪霊だったが、さっきとは代わり、未来と迅の二人が米粒ほどに見えるほど巨大だ
迅「大きいね」
迅「ああいう奴は」
迅は未来に言おうとしたが、未来は向かっていた
未来「祓え、我が手に剣があらん」
未来の身体にあった月の紋章が消えたが、手に剣が現れた
未来「やあッ!!」
剣を振ったが、浅く斬っただけだった
巨大な悪霊「……」
巨大な悪霊は斬られた事などを気にせず、腕を振った
未来「!」
未来は腕で吹っ飛ばされ、地面にぶつかった
迅「無事かッ!!」
迅は急いで向かい、未来の無事を確認した
未来「…うぅ」
未来の意識はあったが、立つのは難しそうだ
巨大な悪霊「ハッハッハッ」
悪霊は勝利をしたのを感じたのか、気味の悪い声を出しながら、腕を振り下ろした
未来「くっ」
未来は立とうとしたが、身体が言うことが聞かなかった
巨大な悪霊「?」
腕を振り下ろし、地面にはクレーターができるほどの音がしたが、悪霊は潰れた感触を感じていなかった
未来「え?」
未来が驚いたのは自分が生きてる事もだが、それよりも驚いたのは迅が片手で止めていたからだ
迅「……やっぱり、ほっとけないな」
迅が悪霊を蹴ると、悪霊が吹っ飛んだ
迅「祓え、我が右腕(みぎうで)を喰らい、顕現(けんげん)せよ」
迅が言うと、迅の右腕(みぎうで)は鎖で縛られた禍々しい腕に変わった
未来「なに…あの腕は」
迅「食らえッ!!」
迅は一気に接近し、禍々しい腕で殴ると、巨大な悪霊は祓われた
迅「…ふぅ」
巨大な悪霊が祓われると、霊界は消え、さっき居た世界に戻ってきた
迅「……良し」
迅は未来に応急措置をした
未来「ありがとう」
迅「森羅さん、家は大丈夫?」
未来「分からない。寮の門限を知らないから」
迅「なんて名前の寮?」
未来「祓い寮」
迅「そこ、僕も住んでる寮だから事情を言っとくよ」
未来「ありがとう」
迅「同じ寮にいる者どうしよろしく」
未来「よろしく」
禍々しい世界で幼き迅がボロボロの状態で悲しんでいる
迅「……」
迅はスマホで寮の仲間からのメッセージを見た。迅はスタンプで了解、と伝えた
迅「醤油と塩か」
そう言って、スマホを閉じ、教室を出た
迅「……」
迅は醤油と塩を買い、寮の帰り道を歩いているが、
迅「え?」
迅が帰り道を歩いていると、反対の道に女の子が倒れている
迅「大丈夫か!」
迅は見捨てず、反対の道に向かった
???「ん?」
迅「あ、起きた?」
???「う、うん」
迅「倒れてたから心配したよ」
???「ありがとう」
未来「私は森羅未来(しんらみらい)、君は?」
迅「僕は六道迅(りくどうじん)」
迅「それと森羅さん」
未来「ん?」
迅「そろそろ此処を離れた方がいいよ?」
迅がそう言った瞬間、さっきの空は消え、当たり一面禍々しい世界に変わった
未来「霊界」
未来達が霊界に入った瞬間、周りの異形の悪霊が向かってきた
迅「……」
未来「君は隠れてて」
未来「祓え、我が身に力は宿らん」
未来が言うと、未来の身体に月の紋章が現れた
未来「やあッ!!」
未来は向かってくる異形の悪霊に攻撃をして、祓った
未来「大丈夫?」
未来は迅の方を向こうとした瞬間、地震のような揺れが発生した
未来「……あれは」
揺れの原因は異形の悪霊だったが、さっきとは代わり、未来と迅の二人が米粒ほどに見えるほど巨大だ
迅「大きいね」
迅「ああいう奴は」
迅は未来に言おうとしたが、未来は向かっていた
未来「祓え、我が手に剣があらん」
未来の身体にあった月の紋章が消えたが、手に剣が現れた
未来「やあッ!!」
剣を振ったが、浅く斬っただけだった
巨大な悪霊「……」
巨大な悪霊は斬られた事などを気にせず、腕を振った
未来「!」
未来は腕で吹っ飛ばされ、地面にぶつかった
迅「無事かッ!!」
迅は急いで向かい、未来の無事を確認した
未来「…うぅ」
未来の意識はあったが、立つのは難しそうだ
巨大な悪霊「ハッハッハッ」
悪霊は勝利をしたのを感じたのか、気味の悪い声を出しながら、腕を振り下ろした
未来「くっ」
未来は立とうとしたが、身体が言うことが聞かなかった
巨大な悪霊「?」
腕を振り下ろし、地面にはクレーターができるほどの音がしたが、悪霊は潰れた感触を感じていなかった
未来「え?」
未来が驚いたのは自分が生きてる事もだが、それよりも驚いたのは迅が片手で止めていたからだ
迅「……やっぱり、ほっとけないな」
迅が悪霊を蹴ると、悪霊が吹っ飛んだ
迅「祓え、我が右腕(みぎうで)を喰らい、顕現(けんげん)せよ」
迅が言うと、迅の右腕(みぎうで)は鎖で縛られた禍々しい腕に変わった
未来「なに…あの腕は」
迅「食らえッ!!」
迅は一気に接近し、禍々しい腕で殴ると、巨大な悪霊は祓われた
迅「…ふぅ」
巨大な悪霊が祓われると、霊界は消え、さっき居た世界に戻ってきた
迅「……良し」
迅は未来に応急措置をした
未来「ありがとう」
迅「森羅さん、家は大丈夫?」
未来「分からない。寮の門限を知らないから」
迅「なんて名前の寮?」
未来「祓い寮」
迅「そこ、僕も住んでる寮だから事情を言っとくよ」
未来「ありがとう」
迅「同じ寮にいる者どうしよろしく」
未来「よろしく」
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