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1章 近いような遠いような

#2距離が近い女子

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めぐみの部屋にある目覚まし時計がなった

めぐみ「んん、もうあさぁ?」

めぐみは目を擦りながら目覚まし時計を止めた

めぐみ「…もう一度」

めぐみは目覚まし時計を止めたが、ぬいぐるみで溢れている自分のベッドで二度寝しようとしている

???「お姉ちゃん、また二度寝するの?」

めぐみ「燐?どうしたの?」

めぐみの部屋に妹の燐が入ってきた

燐「今日学校だよ?」

めぐみ「やだ~二度寝するの~」

めぐみは布団で自分を包み、言った

燐「じゃありんも一緒に寝る~♪」

燐はめぐみのベッドに潜り込んだ

めぐみ「わわッ」

燐「えへへ♪」

めぐみ「ふふ」

二人が笑い合っていると、

めぐみ「あっお母さん」

めぐみの部屋に母親の今川南が入ってきた

南「めぐみ、学校は?遅刻するよ?」

めぐみ「あっえっと」

めぐみは二度寝の事を言えないでいると、

燐「お姉ちゃん二度寝するって言ってたよ」

まだ小学生6年生の燐はそのまま言った

南「…めぐみ」

めぐみ「す、すぐに準備するから!」

めぐみは母が何かを言う前に準備した





めぐみ「あの作戦はもう使えないかぁ」

めぐみは一人で学校に向かいながら、呟いている

優馬「いやあそこは回避だろ?」

めぐみ「ん?」

タクヤ「いやあそこは攻撃だ」

めぐみ「(なに話してんだろ?)」

優馬「あのボスは範囲攻撃だから、回避だ!」

タクヤ「いいや、範囲攻撃する前に攻撃だ!」

優馬「脳筋かよ!」

めぐみ「(ダメだぁ~私が入れる話しじゃない~)」

めぐみは話しを聞いたが、何の事が分からなかったので、聞くのをあきらめた





優馬「タクヤ、検証しようか」

タクヤ「そうだな」

二人は休み時間になり、睨みあいながらスマホの、あるゲームアプリを開いた

めぐみ「(あれかぁ)」

めぐみは登校時、二人がなにを言っているか分からなかったが、二人がしているのはスマホのゲームアプリ、イグナイトハンターというスマホゲームだった

タクヤ「こっちは後ボスだけ、そろそろクリアするぞ?」

優馬「こっちも後ボスだけ」

二人は同じタイミングでボスステージに入り、ボスと戦っている

???「二人とも、イグナイトハンターしてるんだ」

優馬「あっ朝倉さん」

梨花「梨花(りか)で良いよ」

二人はボスと戦っていると、クラスメイトの朝倉梨花が会話に入ってきた

タクヤ「朝倉さんもイグナイトハンターしてるのか?」

タクヤはボスと戦いながら、梨花に聞いた

梨花「うん。リリースした時からしてるよ」

優馬・タクヤ「すごッ!!」

二人が驚いていると、

優馬・タクヤ「あッ」

スマホの画面にはゲームオーバーの画面に変わっていた

梨花「あらら」

梨花「ねえねえ、フレンドになろ?」

梨花はスマホを出し言うと、二人はうなずいた

梨花「やった♪」





梨花「優馬く~ん」

優馬「ん?」

梨花「この武器どこで手に入るの?」

優馬「ああ、その武器は」

二人はゲームの話しで盛り上がってる





めぐみ「(距離近くない?)」

めぐみは優馬と一緒に居る梨花を見ているが、梨花は優馬にぐいぐいと詰めよっている

梨花「優馬く~ん、ここの素材はどこでゲットできるの?」

優馬「ああ、その素材は…」

優馬はぐいぐいと詰めよられて、少し引いているが、楽しそうだ

めぐみ「優馬、楽しそう」

めぐみ「…私と一緒に居る時より」
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