俺とお前、距離が近いか遠いかどっち？

プロローグ

幼なじみと距離が近いような遠いような

優馬「ダンボールまだまだあるな」

優馬はため息を出しながらダンボールを眺めた

優馬「ん？」

優馬はダンボールから落ちたアルバムを見た

優馬「あっこれ学生の時か」

落ちたアルバムには優馬、幼なじみのめぐみ、クラスメイト等が学生の時だったのが入っていたアルバムだった

優馬「懐かしいな」

優馬はアルバムを開いた










優馬「たくっまた学校あんのかよ」

優馬は愚痴をこぼしながら歩いて学校に向かっている

タクヤ「よっ優馬」

優馬「おっタクヤ」

優馬が一人で登校していると、同級生のタクヤが来た

タクヤ「優馬、今日って何曜日だ？」

優馬「…まだ月曜日だよ」

優馬はだるそうにしていると、後ろから女子達の声が聞こえてきた

めぐみ「ねぇねぇ、今日家でさぁ」

優馬とタクヤ達と違い、月曜なのに元気だ

めぐみ「……」

めぐみは会話をしている中､優馬を見たが、優馬を見るだけで､そのまま学校に向かって行った

タクヤ「女子って元気だな」

優馬「確かにな」





クラスは賑わっているが､女子の話で盛り上がってる

タクヤ「女子ってなんで元気なんだろうな？」

優馬「そうだな」

タクヤ「そういやお前の幼なじみって今どうなんだ？」

優馬「変わったな」





優馬「さて、帰るか」

優馬はサッカー部が終わってから正門を出たが、

めぐみ「……遅いじゃん、待ってたんだけど？」

正門を出た場所でめぐみが待っていた

優馬「めぐみ、待ってたって？」

めぐみ「あ……あんたと一緒に帰りたいから待ってたの！」

優馬「そっか」

めぐみ「そっかって」

優馬「どうした？」

めぐみ「なんでもない」

めぐみ「…帰ろ」

めぐみは優馬の隣を歩いた